闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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バトルピラミッドの行方!

 

「え〜っと……」

 

「遺跡だな」

 

バトルピラミッドが間もなくというところで遺跡に立ち寄った。

遺跡に迷ったというのが正しいんだろうが、コレも1つの経験だ……遺跡を見るがかなり古いな。

 

「アーロン様と居た頃よりは新しいな」

 

「お前が実際どれくらい封印されてたのか知らねえから反応に困る」

 

ルカリオがアーロンと居た頃よりは新しいと造形から感じ取れるものを言う。

アーロンが居た頃が実際のところどれくらいなのか全くと言って分からない、数百年以上前なのは事実だろうが。

ともかく反応に困る。

 

「来た道を戻るか。明らかな迷子だしな」

 

「そうだ、ぬぅおぁ!?」

 

「サトシ!?」

 

タケシが道を間違えているし道を戻るかと言えば足場が崩れた。

この状況で出来る最善手はセレナとハルカとタケシを無事に生還させることだと空中でバランスをキープしてゆっくりと地面に降りる。

 

「サトシ、大丈夫!?」

 

「ああ、大丈夫だ……ただそこからの救援は止めておいた方がいい、脆くなってる」

 

ハルカが上から覗き込んでくる。大丈夫かどうかの確認をするので大丈夫と返事をするがそこからの救援は望まない。

どうもオレ達が居た場所は地盤が緩くなっているみたいで下手に救助活動をすれば危険だ。

 

「どうやらここは遺跡の中の様だな」

 

「ルカリオ、お前」

 

「お前を1人にするほど薄情ではない」

 

セレナとハルカとタケシを助けたがルカリオはついてきている。

ルカリオならば足元の崩壊からどうにかする事が出来ただろうに、ルカリオは迷いなくついてきた。

オレを認めてくれているのだなと思いながらもどうするのかを考える。

 

「ここが遺跡の中ならば何処かに正規の入るルートがある筈だ、そこに向かおう」

 

「タケシ!2人と一緒に正規のルートを探してくれ!」

 

正規のルートが何処かにあるとルカリオが言うのでそれを頼りにすることに。

正規のルートが何処にあるかは分からないが一応は遺跡だろうからあるだろうとルカリオと一緒に歩き出す。

ガチの神殿……なんちゃってとかじゃないガチの神殿……この世界にはこういうオカルトみたいなところが多々ありそこはポケモンと密接に繋がってる感じか。

 

「壁画か……ん?」

 

遺跡をとりあえず歩いていると壁画に辿り着いた。

古代の人って絵が上手いのかそれとも下手なのか……写真という技術がある以上は模写は勝てねえってピカソとか言ってたような言ってなかったような。

 

「にじいろのはねが光っているな」

 

「そんな物を持っていたのか……」

 

「ぶっちゃけもう使い道ねえんだよな……」

 

久しぶりに輝いたにじいろのはね。

ルカリオがそんな珍しいお宝を持っていたのかと驚くのだが、ぶっちゃけ使い道が無い。

エンテイとライコウに一応は出会ったがその2体はオレに対して挑戦権を与えなかった。オレに対して挑戦権を与えたのはスイクンだけ、伝説の3犬を集めるかテンセイ山辺りに向かわねえとホウオウに確実に会うことが出来ねえ。

 

「ほぉ、にじいろのはねが輝いているとは……選ばれしトレーナーの様だな」

 

「…………選ばれしトレーナーね……」

 

にじいろのはねが輝いているがどういう風に処理したら良いのかを考えていると1人の男、バトルフロンティア最強のフロンティアブレーン、ピラミッドキングのジンダイが現れた。

ホウオウのにじいろのはねを見てにじいろのはねに選ばれたトレーナーだと言う……選ばれたって言うならばオレがなんでかサトシになっていた。その時点で選ばれた人間だろう。

 

「コイツが輝いているって事はここにはホウオウ縁のなにかがあるのか?」

 

「ああ、少年の予想通り……ここには嘗てホウオウの力を使い世界を征服しようと企んでいたポケランティス王の遺跡だ。ポケランティス王はホウオウを操ろうとしたが失敗に終わり逆に滅ぼされたと聞く」

 

「……だったらよ、コレはなんだ?」

 

ここが古代の遺跡でどういう遺跡なのかの説明を受け終えた。

古代の遺跡でどういう文明とかそういうのの詳細は分かった……ただそれだけでは分からない事がある。

ホウオウのにじいろのはねが今もまだ光り輝いている。スイクン達が居れば輝く物だが今回はその3体は見当たらない。

 

「ふっ、少年よ焦っては答えには辿り着くことは出来ん……それがなんなのかを探りにここまで来たのだ。っと、自己紹介がまだだったな。私こそがバトルフロンティア最後のフロンティアブレーン、ピラミッドキングのジンダイだ!」

 

「フフフ……素性を知った上でかよ……まぁ、構わねえんだが……この奥になにかがあるのか」

 

「ホウオウのにじいろのはねが輝いているという事は何かがあると言っているも同然だろう」

 

オレの素性、ジンダイに挑みに行く挑戦者だと分かった上で自己紹介をしてきた。

ジンダイは奥になにかがあるのだろうとポケランティス王の遺跡を見る……冷静に考えれば考古学は罰当たりな仕事だが古代の謎には浪漫が溢れているからなんとも言えねえ。

急いで出口に!と言いたいところだがなにかがあるんだろうなとジンダイと一緒に進む

 

「この手は……なんかパスポートみたいなのがねえとダメな感じだな」

 

「ほぉ、分かるのか?」

 

「ちょっと前に似たような所に冒険してきた」

 

マナフィの一件で専用のアイテムが無いと突破できない、もしくは罠が作動するそんな所にやって来た。

このまま進めば確実に罠が作動する……だが奥にお宝か何かがあるのは確かだ……。

 

「まぁ、行くしかねえよな」

 

戻るという選択肢を取れない以上は行くしかない。

先ずはと一歩を踏み出せばカチリとなにかが作動した。するとルカリオが動き出して転がってくる巨大な岩の玉に向かって『インファイト』を叩き込んで破壊した。

 

「ほぉ、よく鍛えられているルカリオだな」

 

「まぁ、色々と特別だから……後2つぐらいか」

 

生死に関わる系の罠を後2つほど起動する。

そうすることで最短で行くことが出来る……罠の仕掛け無しで突破することは不可能だ。

2つの罠を起動させてルカリオと一緒に破壊していき……ポケランティス王の間に辿り着いた。

 

「ふむ……ほぉ……実に興味深いな……」

 

「……アレがポケランティス王がホウオウを封印した古代のモンスターボールか」

 

遺跡に書かれている文字は読めねえが如何にもお宝な古代のモンスターボールを見かける。

古代の石のモンスターボールは何度か見てきた……モンスターボールってホントになんでもありな万能アイテムだなと思いながらも手に取る。

 

「おい、サトシ!!」

 

「ん、なんか出たな」

 

手に取った古代のモンスターボール、ホウオウを封印しているとかジンダイから聞いている。

にじいろのはねが反応してたってことはホウオウがマジに封印されているのかと思っていると黒い靄の様なものが出現してオレの中に入った

 

『我』

 

「うるさい」

 

『っぐ、っが、がぁああああ!?』

 

頭の中にルカリオとは違う誰かが語りかけてくる。

邪悪な感じがする。コレはポケランティス王の悪しき魂と悪しき力で悪しき魂がオレの意識を奪おうとした。

だが……オレの意識を奪うだなんて100年早い。杉浦開智だった頃ならば意識を奪うことが可能だったかもしれねえ……だが、今のオレでは無理だ。今のオレはオレとして生きる、命よりも自分を大事にする。堕落していた惰性に生きていた自分から変わったんだ。

感じる……オレの中の邪悪な気配が……意識が……オレはイメージする。そこに力を流し込む、すると徐々に徐々に意識だけが消える……

 

「オレはオレだ……生きるにせよ死ぬにせよ勝つにせよ負けるにせよ、オレはオレなんだ」

 

揺るがない絶対的なまでの強い意志。

余計な事は考えない、オレはオレだという強い意識を残しておき……相手の意識だけを飲み込んだ。

 

「飲み込んだ……だと……」

 

「どうした?」

 

「どうしたじゃない、邪悪なあの意識を飲み込んだんだ!なにか異変は」

 

「んなもんはねえよ……邪悪な魂を食ってやった」

 

おそらくはポケランティス王である邪悪な魂を食った。

ルカリオは大丈夫なのかと言ってくるが……オレの感覚がより鋭利に研ぎ澄まされる。

開花した……中途半端だった波動の資質が今、完全に開花した……波動がなんなのかとか波動の識別とか波動で空間認識とかそういうのが一気に出来るようになった。

 

「はぁああああ」

 

ものは試しだと力を込める。

黒色のモヤが、オーラがオレを包んでいる……邪悪な力でなく邪悪な力から生み出される純粋な闇、闇属性の力。

ゲンガーが放っている『シャドーボール』やヘルガーの『あくのはどう』に似ている。邪悪な力でなく純粋な闇の力を手に入れる。

 

「ハーッハッハッハ……いや、コレじゃあ獏良了か」

 

「だ、大丈夫か少年」

 

「ああ、大丈夫……ちょっと一気にパワーアップして興奮しているだけで……それよりも目当てのものは?」

 

ポケランティス王の邪悪な魂が入っている石のモンスターボールはオレがポケランティス王の邪悪な魂を食ったせいで壊れた。

目当ての物が見つかったのか、それを聞けば石碑を見つめる。アンノーン文字でも何でもない古代文字だが読めるみたいで成果はあったみたいだ。互いに得られるものは得る事が出来たので一緒に遺跡を出ていきセレナ達と再会し、バトルフロンティア最後の施設バトルピラミッドに向かった。

 

「やぁ、待っていたよ」

 

バトルピラミッドにはエニシダさんが居た。

ジンダイと一緒に遺跡を探検して色々と成果があったことを報告しておく。

 

「サトシくん、君は6つのフロンティアを制覇してここで最後だ。バトルピラミッドを制覇した者は……新たにバトルフロンティアのフロンティアブレーンにしたいんだ」

 

「悪いな、エニシダさん。オレはバトルピラミッドを終えればシンオウリーグに挑むつもりなんだ」

 

エニシダさんがバトルピラミッドを攻略すればバトルフロンティアを制覇したことになり、制覇者には新たにフロンティアブレーンとしてと招待してくれる。だがオレはチャンピオンリーグを蹴ってバトルフロンティアに挑戦しただけであってフロンティアブレーンになりたいからバトルフロンティアに挑戦したんじゃねえ。エニシダさんにオレは最初からバトルフロンティアを勝ったと言う証が欲しいだけだと言うのは知っていたからそう言うと思ったと特に驚かれなかった。

 

「さて、少年よ……ルールはそちらが決めてくれ。私はどんなルールでも構わない」

 

「…………使用ポケモンは6体のフルバトルだ」

 

「ほぉ、フルバトルか」

 

「そして……あんたも交代がありだ」

 

バトルピラミッドのルールはそっちが決めていいと言ってくるので遠慮なく言う。

使用ポケモンは6体、今まで1体とか2体とか3体とかだったが今回は6体のフルバトルを要求する。

フルバトルを要求すれば意外そうにするジンダイだがそれは面白いなと笑みを浮かび上げているが追加のルール……フロンティアブレーン側のポケモンの交代ありのルール……四天王格のトレーナーと戦って勝っているがまだ交代ありのルールで勝っていない。

チャンピオンリーグで優勝すれば出場している地方リーグの四天王、四天王の制度が無いなら直でチャンピオンに挑める……そこではお互いが交代ありのルールだ……だからお互い交代ありのルールで行く。

 

「ふむ…………少し、待ってくれないか?」

 

「待ってくれってどういう事だよ?」

 

「少年よ、君は全身全霊を込めて戦ってくる。それに対して本気で応えたい……あの遺跡でとあるポケモンをゲットする為のヒントを見つけた。そのポケモンをゲットしてから全身全霊本気のフルバトルをしたい」

 

「…………一応、コレ終わればシンオウリーグ挑むつもりなんだけど」

 

「なに、時間はかけん……フェンネル谷に向かってくれ……そこで君と戦おうじゃないか」

 

……フルバトルすることが出来るように仕上げてきたんだがな……。

原作知識を引っ張り出してどっちがガチガチのバトルなのかを考えた結果、フェンネル谷でのフルバトルの方がお得だと出た。

エニシダさんはここでバトルが見れないのかと残念そうにするが、レジロックだけだったら確実に攻略できる。レジスチルやレジアイスも居るガッチガチのパーティを相手にしたい。




サンドパン

Lv61(セキエイ大会時)→Lv64(シロガネ大会時)→Lv69(サイユウ大会時)

主な技

ストーンエッジ
じしん
ステルスロック
いかりのまえば

ゲッコウガ

Lv59(セキエイ大会時)→Lv68(シロガネ大会時)→Lv74(サイユウ大会時)

主な技

みずしゅりけん
あくのはどう
つじぎり
れいとうビーム

リザードン

Lv60(セキエイ大会時)→Lv66(シロガネ大会時)→Lv76(サイユウ大会時)


主な技

かえんほうしゃ
ソーラービーム
エアスラッシュ
ブラストバーン

ジバコイル

Lv55(セキエイ大会時)→Lv60(シロガネ大会時)→Lv62(サイユウ大会時)


主な技

10まんボルト
ラスターカノン
ミラーコート
でんじは

ゲンガー

Lv53(セキエイ大会時)→Lv59(シロガネ大会時)→Lv66(サイユウ大会時)

主な技

ほろびのうた
みちづれ
シャドーボール
サイコキネシス

トゲキッス

Lv57(セキエイ大会時)→Lv62(シロガネ大会時)→Lv64(サイユウ大会時)

主な技

エアスラッシュ
でんじは
わるだくみ
はどうだん

コノヨザル

Lv51(セキエイ大会時)→Lv58(シロガネ大会時)→Lv61(サイユウ大会時)

主な技

ふんどのこぶし
ドレインパンチ
ビルドアップ

ケンタロス

Lv60(セキエイ大会時)→Lv61(シロガネ大会時)→Lv64(サイユウ大会時)

主な技

のしかかり
じしん
ギガインパクト
じわれ

ベトベトン

Lv54(セキエイ大会時)→Lv58(シロガネ大会時)→Lv60(サイユウ大会時)

主な技

どくづき
とける
どくどく
どくびし

オーガポン

Lv60(セキエイ大会時)→Lv65(シロガネ大会時)→Lv69(サイユウ大会時)

主な技

ツタこんぼう
ニードルガード
アンコール

ラプラス

Lv49(シロガネ大会時)→Lv57(サイユウ大会時)

なみのり
ふぶき
ほろびのうた
かみなり

カビゴン

Lv62(シロガネ大会時)→Lv64(サイユウ大会時)

主な技

はらだいこ
あくび
ねむる
れいとうパンチ

エアームド

Lv52(シロガネ大会時)→Lv57(サイユウ大会時)

主な技

ドリルライナー
てっぺき
ボディプレス
はがねのつばさ

ヘルガー

Lv51(シロガネ大会時)→Lv55(サイユウ大会時)

かえんほうしゃ
わるだくみ
みちづれ
あくのはどう

ヘラクロス

Lv57(シロガネ大会時)→Lv63(サイユウ大会時)

メガホーン
インファイト
じしん
じごくづき

マニューラ

Lv53(シロガネ大会時)→Lv57(サイユウ大会時)

主な技

ねこだまし
つじぎり
こおりのつぶて
けたぐり

スイクン

Lv75(シロガネ大会時)→Lv76(サイユウ大会時)

主な技

ねっとう
しんそく
エアスラッシュ
めいそう

ラティアス

Lv55(サイユウ大会時)

めいそう
りゅうせいぐん
ミストボール
りゅうのはどう

バンギラス

Lv62(サイユウ大会時)

ステルスロック
じしん
ストーンエッジ

ジュカイン

Lv66(サイユウ大会時)

主な技

エナジーボール
リーフブレード
ソーラービーム
ソーラーブレード

ミロカロス

Lv57(サイユウ大会時)

主な技

ねっとう
れいとうビーム
じこさいせい
ミラーコート

コータス

Lv58(サイユウ大会時)

かえんほうしゃ
だいばくはつ
てっぺき
ボディプレス

メタグロス

Lv60(サイユウ大会時)

主な技

コメットパンチ
バレットパンチ
れいとうパンチ

ルカリオ

Lv70(シンオウ地方上陸時)

主な技

はどうだん
しんそく
りゅうのはどう
インファイト
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