闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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これの続きを早く書かないといけない!の一方その頃の作者はサトシと同期の子供に転生した系をセキエイ大会まで書いちまってたよ。
需要が無いのは分かっているのだが、書きたい欲求には勝てなかった。

パスワードは
毟れるなら毟り取る倍プッシュだ
です


シンオウリーグ・スズラン大会!堅固破り!

 

「ふふふ…………どうしましょう」

 

シンオウリーグ・スズラン大会の3回戦の相手はコウヘイだ。

王道的なバトルでなく変則的なバトルをしてきており、今まで王道的なバトルをして勝利してきた奴を奇策に嵌める中々に芸達者なトレーナーだ。そんなコウヘイは選手ならば誰でも見れる大会参加者のデータをチェックし、頭を悩ませる。

理由は言うまでもなく、オレだ。

 

「クククッ……悩んでるな」

 

「ええ、悩んでますよ。今大会の優勝候補筆頭と言われているマサラタウンのサトシ、全てに置いてこの僕を越えています」

 

オレもオレでコウヘイの持っているポケモンのチェックをしている。

王道的なポケモンバトルに対して策を練ってぶつかる、意外とこういうのがやりづらい。1から5段階評価の意外性、つまりは奇策があるかどうかなんかのパラメーターは文句無しの5,何時もの自分のバトルや自分の持っている知識をひっくり返すとんでもねえ厄介な奴だ……ただ残念なことに他のパラメーターがやや低い。純粋な攻撃や防御だけならばナオシが上だろう。

 

「全てのタイプのポケモンを持っていて、どれでも臨機応変に対応可能。例えば同じ『くさ』タイプでもオーガポンとジュカインでは役割が違う。おそらくはドダイトスも役割が違うのでしょう」

 

「オレは今、頑丈で壊せない金庫だ。そいつを開く為の鍵はお前は持っていない」

 

「……僕が勝てないと?」

 

「それこそまさかだ。サイユウ大会の時はつまらなかったが今回は1人1人の質が違う。オレは今、頑丈な金庫だ……ただの力技じゃ突破は出来ない。正規の手順で開こうにもその力は無い……だから、頼るしかない。偶然ってやつをよ」

 

「……ポケモンバトルを運で決める?……ありえない」

 

理不尽を押し付けるクソゲーになれないのならば、ヤマをはる。理詰めでも限界があるのならば最後に偶然ってやつを頼る。

この世にあるのは偶然でなく必然と言うが、その必然は幾つも存在しているようで存在していない。偶然が確定してしまえばそれを必然と言う。コウヘイは奇策も強い、王道的なバトルをさせても中々だ。だからこそ、理詰めじゃ理解出来ない人智を越えた世界に足を踏み入れる事が出来ない。器用なせいでバカになれねえ。

 

「サトシ、決めたのか?」

 

「ああ、出すポケモンは決めた」

 

コウヘイの持っているポケモンは見れたのでポケモンを選んだ。

ルカリオはまだ出ない事を伝えれば少し残念そうにする……シゲルとシンジが居る以上は下手にルカリオクラスのポケモンにドクターストップをくらえば手持ちで負ける。そう考えればゲッコウガとスイクンのタイプ被りで若干だが扱いづらいってのが利点になる。スイクンのおかげでゲッコウガをゲッコウガのおかげでスイクンを温存出来る。

 

「リザードン『ドラゴンクロー』だ!」

 

「ライコウ、攻撃が来る前に『しんそく』だ!」

 

ポケモンの登録を終えればアランがタケシとバトルをしていた。

アランは自慢のリザードン、タケシはライコウ。アランはリザードンをメガリザードンXにメガシンカさせていない。

なんでこんな事をしているかと言えばタケシにライコウの使い方を教える為……タケシは決して弱くないどころが強えがそれでもやっぱりクラウンライコウのスペックに引っ張られてるところがある。アランはシロナ戦に向けてのウォーミングアップ、タケシはライコウをちゃんと使いこなせるように、Win-Winな関係性に見えているがアランの相手は難しい。

 

「ライコウでも苦戦するのね……」

 

集団リンチだ追い込み作戦だなんだで追い詰められていたクラウンライコウはそれでもゲットされなかった。

伝説のポケモンに相応しい実力をしっかりと持っている……そんなクラウンライコウを相手にアランのリザードンは互角に渡り合っている。それがなにを意味するのか分からないセレナではない。アランがリザードンをメガリザードンXにメガシンカをさせれば一瞬で形勢がひっくり返る。

 

「そりゃシンジにエンテイの使い方を教えたりしてたからね……伝説のポケモン、メガシンカ無しでどうこう出来るよ」

 

あまりのアランのリザードンの姿に出す言葉が無いのだがスズナがデカい胸を張る。

サラリとシンジにエンテイの使い方をと言っているが驚かない。あの状況でアランに弟子入りしたのならばシンジ以外にクラウンエンテイはゲット出来ない。そしてゲットしたとしても言うことを聞かせられない。

エンテイの正しい使い方のレクチャー……それに加えてシンジにはクレセリアが居る。

 

「おい、サトシ!」

 

「ん……あぁ、すまんすまん」

 

珍しく興奮をしちまったから抑えているポケランティス王から奪った闇の力が出ちまった。

ルカリオが邪悪な力を感じ取ったので指摘されたので闇の力を封じ込めれば……セレナはタケシに対してクラウンライコウのレクチャーをしているのをジッと見ている。

 

「…………アレが出来るレベル……遠いけど、どれだけなのか知りたいわね……」

 

セレナがボソリと呟いたが、気にしない。

アランになんの前準備もなしに挑んで勝てるトレーナーは多分居ない。ポケットモンスターと言うゲームで戦った場合、確実にアランに負ける。アニポケのポケモンバトルだからこそなんとか互角以上に渡り合えている。

 

「これよりシンオウリーグ・スズラン大会3回戦を行います!……サトシ選手、裏ですか表ですか?」

 

「表で頼むわ」

 

セレナが何を考えているかはさておいて、シンオウリーグ・スズラン大会の3回戦が開幕する。

シンジは原作ならばジュンにぶつかるがオレの影響かアランの影響かは知らないがぶつからない。ジュンは3回戦を突破したのでフルバトルでぶつかる可能性もある。まぁ、ジュンとぶつかったからってどうしたって話だからそこは置いておく。

 

「表が出たのでコウヘイ選手から!」

 

「いけ、ハピナス!」

 

「ハピ!」

 

「また随分と……いけ、ゴウカザル!」

 

「ウキャウ!」

 

コウヘイが出したのはハピナス、時々ポケモンセンターでラッキーの代わりに見ることがあるがポケモンバトルでは中々に見れない。

変わったのを出した……変わったのを出したってことは変則的なバトル……コイツは実に厄介だが、これでいいのだとゴウカザルを出した。

 

「ハピナス『どくどく』です!」

 

「…………っ!!」

 

「ウキャァ……」

 

「ゴウカザル『インファイト』だ!」

 

何をしてくるのかと思えば『どくどく』を使ってきた。初手『どくどく』からのコウヘイのトリッキーなポケモンバトルのスタイル、そこから連想されるのは倒すのがクソややこしいやつだと気付きゴウカザルに『インファイト』を叩き込んでもらう……だが、ゴウカザルはハピナスを倒せなかった。かなりのレベルに育ててるし、ちゃんと想定している。

 

「戻れ、ハピナス……いけ、クレベース」

 

「……戻れ。いけ、エアームド」

 

「っ!!」

 

「クククッ……どうする?」

 

『もうどく』状態のゴウカザルは放置出来ないとボールに戻し、エアームドに切り替えた。

エアームドを出せば明らかに焦っている。クレベースにハピナスと来れば大体は読める……圧倒的な攻めでなく圧倒的な耐久力で攻めてくるのを。だが1つのミスをした。

 

「それはこちらのセリフです。クレベース『てっぺき』」

 

『はがね』タイプ故に『どく』状態にはならないエアームド、そいつを前にしてループが潰れるかと思ったが潰れなかった。

ここで3体目のポケモンにもハピナスにも挑まずに『てっぺき』を積んだ……悪くはない、悪くはない事だ。

 

「悪いな、それはオレも可能なんだ。『どくどく』だ」

 

こっちも同じ事をすることが出来る。いや、違うな。こっちの方が少し上だろう。

エアームドは上空から『どくどく』をクレベースに浴びせる。足の遅いクレベースは回避することが出来ず『もうどく』状態になる。

ゴウカザルの『インファイト』を見て物理防御が売りのクレベースに交代、仮にあの状態で『かえんほうしゃ』なんかを使う事をしたらハピナスで続行。

 

「戻れ……いけ、ロトム!」

 

「ロトト!」

 

「抜かりねえな……」

 

「『はがね』タイプを想定していないわけがありません……とは言え出したくはなかったのですが」

 

コウヘイの3体目はロトム、ヒートロトムだ。

受けループをする上で厄介な『はがね』タイプをどうにかするためにロトムをヒートロトムにしている。出そうと思えば出せたのだがエアームドを前にヒートロトムを持っていると見せたくなかった。オレのエアームドが『がんじょう』個体なのを知っているから。

 

「エアームド『どくどく』」

 

「ロトム、『オーバーヒート』で全てを焼き尽くすのです!」

 

ヒートロトムが相手だろうが関係無い。

『どくどく』を浴びせるが『もうどく』の液体をヒートロトムは『オーバーヒート』で焼き尽くした。

焼き尽くした上で『オーバーヒート』を当てるが『もうどく』を焼き尽くすのに少し炎を使いすぎており本来の火力が出ない。

 

「ロトム『でんじは』です!」

 

「エアームド『ボディプレス』だ!」

 

自分を強化するバフでなく相手を弱体化させるデバフ系の変化技を使ってくるトレーナーはやっぱり一癖あるな。

ロトムは『でんじは』を放つ。この状態で『どくどく』は無理だと判断したので『ボディプレス』で攻める。『でんじは』を浴びて『まひ』状態になるものの『ボディプレス』を叩き込めた。

 

「ロトム、『オーバーヒート』」

 

「『ボディプレス』」

 

「っく……やはり最初に仕留めきれなかったのが……『オーバーヒート』」

 

「そんな低火力な『オーバーヒート』ならもう1発は……っ!」

 

「ふふふ……今の貴方はとても強い、だから偶然を頼るのみ……『ボルトチェンジ』」

 

3発目の『オーバーヒート』でボロボロになるが倒れない。もう1発『ボディプレス』を叩き込むかと考えていれば『まひ』の痺れを引いた。ここで来るとは思っていなかったが……コウヘイはこれを見越してあえて『おにび』を使わなかった。『でんじは』で足を止めて『オーバーヒート』の連打、そして『ボルトチェンジ』で手元に戻った。

 

「エアームド、戦闘不能!」

 

「この場合はどうなるんだ?」

 

『ボルトチェンジ』でボールに戻ったヒートロトム、今まで積み上げたのがチャラになっちまったのが痛いがそれなりにダメージは与えているから問題は無い。ただエアームドが戦闘不能になった。コウヘイの残りのポケモンはハピナスとクレベース、どっちが出てくるかとなれば予想は簡単だ。ただこの場合はどちらが先にポケモンを出すのかを聞けばオレがポケモンを出すみたいだ。

 

「いけ、ミロカロス」

 

「ロォ!」

 

「ミロカロスですか、ならばハピナス!頼みましたよ!」

 

「ハピ!」

 

「……ミロカロス『ねっとう』だ!」

 

「ハピナス『めいそう』です!」

 

クレベースが『もうどく』である以上はハピナスしか出せない。ただしコウヘイはそれを損とか不幸とは考えていない。

クレベースが使えないのは確かに痛い、痛いがハピナスがまだ生きている。ハピナスならばミロカロスを倒せると信じている。

ハピナスに対して『ねっとう』を浴びせるミロカロスだがハピナスはピンピンとしている。

 

「ハピナス『めいそう』」

 

「ミロカロス『ねっとう』」

 

ミロカロスは『ねっとう』を浴びせる。ハピナスは『めいそう』を積み上げる。

こっちの方がかなり不利な状況でありハピナスはピンピンとしている。だがそれでも手は緩めない……。

 

「『めいそう』は『ドわすれ』とは違い特殊攻撃力も高めるもの、ですが攻めません!ハピナス『タマゴうみ』」

 

「ハピ!」

 

「コレは……全くと言って攻めない!ただただ己を強化し守るのに徹しているぞ!」

 

「コイツはガチだな……」

 

ガンガン攻めようぜ!って考えを持ってるトレーナーは多く見るが、コウヘイみたいな戦術を使ってくるトレーナーは早々に見ない。

普通ならばここで何かしらの攻めに欲を出す。だが、コウヘイは己を律している。無敵要塞なハピナスを作り上げている。

 

「ゴウカザルを出さないのですか?」

 

「クククッ……そいつが狙いだろ?」

 

「ええ……そして貴方が『ねっとう』の追加効果である『やけど』を狙っているのも!先に言っておきます!僕のハピナスは『しぜんかいふく』のハピナス!」

 

「だろうな!『ねっとう』」

 

「っ……戻れ!」

 

ここで一番引いてはいけない追加効果の『やけど』を引いたのだが、コウヘイは直ぐに対応をする。

『しぜんかいふく』で下手に欲張らない、今まで積み上げたのがリセットされるがコウヘイには算段がある。

 

「いけ、ロトム!」

 

そう、ヒートロトムだ。先程何度も何度も『オーバーヒート』を連打したが交代したことで『オーバーヒート』の特攻ダウンがリセットされた。

 

「『10まんボルト』」

 

「ミロカロス『ねっとう』だ!」

 

ロトムには当然『でんき』タイプの技はあると『10まんボルト』をミロカロスに浴びせる。ミロカロスは『ねっとう』を浴びせれば互いに苦しむ。流石はロトム、強い……だが、届かないわけじゃない。

 

「ミロカロス『ねっとう』だ!」

 

何度も放つ『ねっとう』にミロカロスはスタミナは、減らない。何度も何度も使っても問題はないようにしっかりと鍛え上げている。

ロトムに『ねっとう』を浴びせればロトムは飛ばされる。そしてロトムは戦闘不能になった。

 

「ロトム、戦闘不能!ミロカロスの勝ち!」

 

「戻れ……では、再び参りましょう!いけ!ハピナス!」

 

「……」

 

ヒートロトムを倒されてもコウヘイは慌てない。ミロカロスにそれなりのダメージを与えることが出来た。

だから再び悪夢が舞い戻るのだとハピナスが出てきた。観客達はまたハピナスが怒涛の攻めを耐えるのかと、どうすればあのハピナスを突破出来るのかを悩ませる。

 

「ハピナス『めいそう』」

 

「ミロカロス『じこさいせい』」

 

「……『めいそう』」

 

ヒートロトムで与えたダメージを『じこさいせい』でリセット、コウヘイは一瞬だが思考が停止した。

だがそれでも己を律する。ここで欲望のままにバトルをしても負けてしまうのだと自信を律して堅実に『めいそう』を使う。

ここで欲望が出ないのが中々だ。

 

「ミロカロス『しんぴのまもり』」

 

「っく……」

 

『どくどく』の耐久ゲームをしようと考えているだろうが、こっちにはこの技がある。ハピナスが『どくどく』を使うよりも前に『しんぴのまもり』を使うことが出来る。こうなった以上は『もうどく』状態にするのがすごく難しい。

 

「なんというバトル!スピーディーでなく辛抱強く耐える!この様なバトルがあったのだろうか!」

 

「ハピナス『めいそう』だ!」

 

「クククッ……『ねっとう』だ」

 

「…………」

 

動かない、自分の守りを主体にした戦闘スタイルを前にして派手に動かない。

とにかく攻めて攻めて攻めまくる、Zワザの様な理不尽な一撃をお見舞いするぐらいしか攻略法が無いのかと思っている。

実際それは間違いじゃない、受けループは必中で高威力のZワザやダイマックスのせいで使えなくなった。ダイマックスとZワザはそれだけ脅威な力だ……その力が無ければ戦えない相手に力以外で挑む。

 

「…………ハピナス『シャドーボール』です!」

 

「ミロカロス『ミラーコート』だ!」

 

「っ…………受けを主体にしているハピナスの攻めを……ですが、詰めを誤りましたね!ハピナスは体力も自慢なのです!『シャドーボール』」

 

「ハピ!」

 

「ロォ……」

 

「ミロカロス、戦闘不能!ハピナスの勝ち!」

 

ハピナスが攻めてくるのを待っていた、辛抱強く耐えているミロカロスにも限界はあった。

『ドわすれ』ならいいんだが『めいそう』だからパワーも上がる。『ミラーコート』で倍返しにしたものの体力自慢のハピナスには届かない。

 

「いける……神域の天才と呼ばれていたサトシを……」

 

「いけ、ゴウカザル」

 

「ウキャウ!!……ッ……」

 

オレの背中に手が届いた、後もう少しで追い抜くことが出来る。

コウヘイはそう感じ取っている中でゴウカザルを出した。ボールに居た間は『もうどく』が回っていなかったがフィールドに出れば回る。

 

「ゴウカザル『インファイト』」

 

「ウキャキャキャキャ!!」

 

「ハピナス『タマゴうみ』」

 

「ハ、ピィ!?」

 

「っは、早い……」

 

ゴウカザルの『インファイト』のラッシュを叩き込めば『タマゴうみ』で回復しようとするがそんな隙があると思うな。

ゴウカザルの『インファイト』を前にハピナスはどうすることも出来ずに殴り飛ばされた。

 

「ハピナス、戦闘不能!ゴウカザルの勝ち!」

 

「戻れ……フフ、ハハハ!勝利の方程式は完成されました!」

 

ハピナスが戦闘不能にされて最後に残ったのはクレベース、クレベースは『もうどく』状態になっている。

先に『もうどく』状態になっているのはゴウカザルでゴウカザルの方が長くフィールドに出ている。そしてクレベースは圧倒的な防御力が売り、更には『インファイト』で防御力がゴウカザルが下がっている。

 

「いけ、クレベース!」

 

「クゥ……ゥ」

 

「大丈夫です、クレベース」

 

「この一撃さえ当てれば、後はゴウカザルは勝手に倒れる……か?」

 

「ええ、そうです!この状況をひっくり返すなんて不可能…………なっ!?」

 

「ウキャアアアアアアウ!!」

 

「やっとだな……コウヘイ。お前は今、堅固な金庫だ。ガチガチに固められている……正しい手順を用いても開けれるか分からない。そんな奴を相手には他の力を借りる……偶然ってやつをよ」

 

「それは『もうか』……ですが、明らかに……」

 

「ゴウカザル『ブラストバーン』」

 

『もうどく』が回ったことで『もうか』の発動範囲に入った。その状態ならゴウカザルの異常な『もうか』が生きる。

ここで『だいふんげき』を使っても意味は無い、クレベースに余裕で耐えれる。クレベースを確実に倒す特殊攻撃で最強の一撃『ブラストバーン』をゴウカザルはクレベースに叩き込み……クレベースは戦闘不能になった。

 

「クレベース、戦闘不能!ゴウカザルの勝ち!よって勝者、マサラタウンのサトシ選手!」

 

「……何時から……何時からなのです!!」

 

「なにがだ?」

 

「ここまで想定をしたのを!ゴウカザルでの大逆転!それは早々に引き当てられない!」

 

「それはどうかな……少なくともオレはハピナスを見て直ぐにゴウカザルの『もうか』が必要だって気付いた。ただ、厄介な事にクレベースがいる。ハピナスが残れば『だいふんげき』でクレベースが残れば『ブラストバーン』で……ここで一番あってはならない事はどっちも生き残る。次にどちらか生き残りロトムも残る。だからオレはどっちかを確実に倒せるように仕込んだ……ミロカロスの『ねっとう』『しんぴのまもり』『じこさいせい』『ミラーコート』、エアームドの『どくどく』……ホントに厄介なのはロトム、コイツだけはゴウカザルじゃ突破出来ないからな、多少の無茶はした」

 

「っ…………」

 

コウヘイは守りを主体にした戦闘をしてくる。オレもそういうバトルは出来なくもないが、相手に合わせる必要は無い。

クレベースとハピナスの2枚看板、そして登録したポケモンから考えてゴウカザルの『もうか』が必要だ。それを発揮する場所を作る為に薄皮を1枚1枚捲る戦闘をする。

 

「やろうと思えば『ドラゴンテール』でハピナスを交代させれた、だがそれはしない……最後にゴウカザルで決める為に……」

 

「…………レベルが…………違いすぎる……」

 

ゴウカザルをボールに戻し、ポケモンセンターに向かう。

 

「おいおい、鬼だなお前も……守り主体の相手にそれを破る高火力で破るって……心、折れかけてたぞ?」

 

コウヘイはオレとの間にある大きなレベルの差を感じ取った。

アランはそれに気付き心が折れかかっているのを見抜いた。見抜いたがなにも言えない……なにせ、オレと同じ立ち位置ならば手持ちならば同じ事をしていたからな。

 

3回戦を無事に突破し、準々決勝……ここは少し歯応えが無かった。

コウヘイやナオシがかなり強いトレーナーなのが思い知らされる中で準決勝

 

「はぁ……残念だね……」

 

「いや、潰しあいにならねえだけいいさ」

 

準決勝の対戦カード、シンジはジュンが準決勝の相手だった。オレの相手はシゲルだ。

シゲルはオレと決勝戦で戦いたかったが今回は無理だった。オレはジュンに当たらないだけいいと考えている。ジュンと当たっても消化試合になるだけ。シゲルvsシンジは見てみたいと思う世紀の一戦なんだがな……まぁ、それは遠い未来でどうにかなるだろう。




アニポケ増えたけど、サトシ憑依系が多いので今度はサトシと同期とか色々と書かなければ。
サトセレが多いからもう、ハルカとかカトレアとかスズナとかをヒロインというか絡ませるのオリ主じゃないと厳しいこの頃。
書いてはみたがアニポケ要素はあれどもオリジナリティを出そうとして失踪しないかとか色々と悩む。

どっちにしよう

  • でんきテラスタルヌケニン
  • メガリザードンX
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