闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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ライディングバトルアクセラレーション

 

「う〜ん……」

 

「どうした?」

 

「この前ポケモン相撲があったでしょ……ポケモンバトル以外にもああいうものがあるなら他になにがあるかなって」

 

道中に立ち寄ったポケモンセンターでセレナは頭を悩ませていた。

ポケモンバトル以外にも色々とあるのだと知ったので他にもなにがあるのかを確認している。

 

「実際に体験してみなきゃ分からねえ事は多いぞ……とにかくやってみる見てみる、それが1番だ」

 

「そうね……なににしようかしら……あれ、アランじゃないの?」

 

とにかくやってみる事が1番大事だと言えばセレナはどれにしようかなと悩む。

そんな中でアランがテレビ電話をしていることに気付く。プラターヌ博士になんか報告しているのかと思っていると通話が切れた。

何処か嬉しそうにしているアラン。席を立ったと思えばオレ達に気付いたのだがなんかキョドってる。

 

「アラン、なに驚いてるの?」

 

「…………見てないのか。なら良かった……」

 

なにに対してキョドってるのか分からねえがアランはホッとしている。

見てないのか……それはつまりさっきの通話の相手だろう。プラターヌ博士以外に連絡すると言えばカエンジシぐらいか?カエンジシが悪役なのは理解しているからあんまり協力したくねえって言ってたし見られたくないところを見られた感じか。

 

「この辺まで来ているって事はアサギジム目当てか……………問題は解決しておいたぞ」

 

「んだよ……無駄になっちまったじゃねえか」

 

「?」

 

アサギジム目当てなのをアランが見抜けば問題は解決しておいたぞと言った。

それはつまりアサギジムのジムリーダーのミカンが病に侵されたデンリュウのアカリちゃんの看病をしているからそのデンリュウの病気を治す為にひでんのくすりを使ったということ……折角ツボの爺さんからひでんのくすりと同じ成分の薬を買ったのが無駄になっちまったじゃねえか……まぁ、何処かで使い道は出てくるか。

 

「あ、そうだ。アラン、ポケモンを使う競技ってなにかないかしら?」

 

「唐突だな」

 

「セレナが熱中できるやりたいことを見つけてねえんだ……そいつを探しながらジム巡り中だ」

 

「……お前……いや、今シーズンは無理か」

 

ポケモンコンテストやトライポカロンがあるだろうと言いたいアランだがオレの口から直接は言わねえ。

アランはオレのやり方に呆れていながらもなにか面白いものはないのかというセレナの質問に対してどう答えるべきか考える。

 

「俺の研究テーマはポケモンバトル学だからな……どうしてもポケモンバトルと繋がってしまう……ポケモンバトル以外でポケモンを使う云々だったら動画をネットに上げるとかだな」

 

「動画ってポケチューバーってこと?」

 

「そうだ……なんでもいいからポケモンの記録を更新する……因みにだが俺のリザードンは2分12秒間『かえんほうしゃ』を吐き続けた記録を持ってるぞ」

 

地味にスゲえ記録を持ってるな。ユーチューバーもといポケチューバーの道があるとアランは勧めてくれる。

だがポケチューバーは口が上手くないと出来ない。後は企画をする為の知識とか色々と居る。ゲーム実況は普通に無理。

 

「実際に機材を使ってないが俺は青バージョンで30分台に乗った……」

 

「ガッチガチの廃人め………………とりあえずポケチューバーは無理だろう。動画編集出来ねえ」

 

「じゃあ、この近くにあるポケ子園でも見に行くか?ポケベースの聖地だぞ」

 

「いや、ポケベースは勘弁願う……オレも色々とやってみてえからなんかバトル要素とかあるのねえのか?」

 

「………………1つだけあるな……………」

 

ポケベースは無理だと言えばアランは他になにか無いのかと考える。

競い合う系でも戦う系でもいいからなんかないのか、アランは必死になって考えた結果1つだけ心当たりがあるという。

 

「俺の研究テーマはポケモンバトル学だ。ポケモンバトルには色々な種類がある」

 

「それってダブルバトルとかトリプルバトルとかタッグバトルのこと?」

 

「いや、違う……スカイバトルと言って空を飛ぶことが出来るスーツを着て空を飛べるポケモン同士でバトルするバトルがある。他にも酸素ボンベを背負って水中の中で戦うバトルもある………空と水と来れば陸のバトルも必要だろ?」

 

「陸のバトルって……それって普通のバトルじゃないの?」

 

陸海空の3つのバトルがある……なんかそういえば原作知識に水中で戦うジムがあったな。

空のバトルと海のバトルについてセレナは納得が行くが陸のバトルは何時もオレがやっているバトルじゃないのかと疑問を抱く。

 

「いや……実はあるんだ……陸のポケモンバトルが。と言ってもまだまだ色々と試作段階でな、俺も色々と意見を述べているんだが」

 

「なんか面白そうね……行ってみましょう!」

 

「ああ、近くでやってるから案内するよ」

 

アランが陸海空の陸のポケモンバトルがあると言い、セレナが興味を抱いた。

陸のポケモンバトルは何時もやっているポケモンバトルと異なるのならば何処が違うんだと思いながらもアランに連れられて……サーキット場に辿り着いた。

 

「サーキット場?……も、もしかしてポケモンレース!?……アラン、その……」

 

「待て待て……ちゃんと見てからだ」

 

サーキット場に辿り着いたのでポケモンレースが待ち構えているんじゃないのかとセレナは慌てる。

ポケモンレースは嫌になるほど身についているのだとセレナはパスしたがるがアランは大丈夫だと言えばチリンチリンと音が鳴り響き……自転車に乗った男が現れる……アレだな……遊戯王のラーイエローの……誰だっけな……とにかくラーイエローの男に似ている。

 

「お〜い、アラン。珍しいな、お前が人を連れて来るだなんて」

 

「ミサワ、俺も色々とあるんだよ」

 

あ、そうだ。三沢だ。ラーイエローの地味な男ことミサワが自転車に乗ってきた。

アランが人を連れてやってくるだなんて珍しいという……アランの交友関係がどうなっているのか気になるな。爆弾の解体方法とかアローラでククイ博士から色々と教わってるらしい。

 

「やぁ、オレはミサワ……ライディングバトルを作っているんだ!」

 

「…………そう来るか……………」

 

「ライディングバトル?」

 

ミサワが軽く自己紹介をした後になにをしているのかを教えてくれる。

サーキット場の時点でレースをするのだと思っていたがそう来たかとなる……陸のポケモンバトルとなればそれぐらいしかねえよな。

 

「そう!レースをしながらポケモンバトルをするんだ……オレが色々と試行錯誤を繰り返していてな、今は乗り物について考えていたんだ」

 

「乗り物ね……」

 

「乗り物をポケモンにするか機械にするか……ポケモンにすればサーキット場みたいな整備されてる道は不利だけど山道なんかは有利だ。でも、逆に機械にすればサーキット場なんかの道では有利だ……どっちがいいと思う?」

 

「そうね……………ポケモンによって差が出ちゃうから機械の方が」

 

「オレはポケモンの方だな……機械って事はバイクだろ?それに乗りながら運転しながらだから厳しいぞ」

 

「あ……それもそうね」

 

機械で走るのかそれともポケモンに乗って走るのか、機械の方が素早いが凸凹道が不安定で更には運転に集中しないといけねえ。

ポケモンならばポケモンの意思で走ることが出来る……とはいえそれをやればポケモンレースとなんら変わりはねえ気もするが。

 

「俺は機械派だ……サーキット場前提でバトルするならな」

 

「そっちのルール整備もしないとな……荒野とかを走りやすいのはマウンテンバイクだし…………よし!今回は機械でやってみるか!」

 

「待って!自転車とかサトシがぶっちぎりで」

 

「バイクだから問題は無い!」

 

「お前彼女にも化け物スペックだと思われてんぞ」

 

「るせぇ」

 

自転車を漕いで競うならば確実に負けるとセレナは断言する。

アランは化け物認定されていると煽ってくるのだが大きなお世話だとアランを小突く。

ミサワは問題は無いと言えば……子供でも乗ることが出来るバイクを出した。

 

「私有地内だから免許云々は気にしないでくれ……運転はすごく簡単だ、マニュアルタイプじゃなくてオートマチックタイプだからな」

 

「いや〜……………怒られないか?」

 

「大丈夫だろう……ルールが若干だが異なるし……」

 

明らかなDホイール的なのが出てきた。見た目からしてもうジャックが使ってるタイプのバイク、普通は出てこねえだろう。

いや、確かにジャックが乗っているホイール・オブ・フォーチュンみたいな見た目のバイクが実在しているのは知っているがなんで置いてあるんだよ。ああいうの絶対に特注品だろう。

 

「よし、じゃあライディングバトルの説明をするぞ」

 

セレナがレース服に着替えたらミサワがライディングバトルの説明をしてくれる。

ライディングバトルはレースとポケモンバトルを合わせた感じのバトルであり先ずはポケモンを出さずにサーキットを1周する。この1周勝負で負けた方が先にポケモンを出す。ここまで聞けば通常のポケモンバトルと変わりは無いように見えるがここからがややこしい。

使用していいポケモンの数は6体……と言いたいところだがセレナの手持ちが3体なので3体で挑むことになり、問題は一度にポケモンを何体使っても構わないというルールだ。今回の場合はポケモンを3体同時に使っても許されるルールだ。

問題はその後で、ポケモン達もレースに参加する……要するにポケモン達も移動しながらバトルしなければならず、走っている自分のトレーナーと2周以上の周回差が生まれればその時点で失格になる。

常にポケモンはフィールドに1体はだしておかなければならず負けると同時に交代は禁止、負ける前にフィールドに出しておかなければならない。フィールドに戦えるポケモンが居なくなれば負け、更にトレーナーへの直接攻撃は禁止でトレーナーはサーキットを12周して先にゴールをしたら勝利する。同着だった場合は残っているポケモンの数で決める。それも同じならば最初の1周で勝った方が勝利する…………

 

「ルール自体は難しくはねえが……リアルタイムでの処理はキツいな」

 

ライディングデュエルに近い感じのルールだ。

途中でスピードスペルという名のスピーダーをキメる行為をするのかと思ったがそういうのもない。

ルール自体はセレナもあっさりと飲み込むことが出来る……が、問題はバイクの運転をしながらポケモンバトルをしないといけない事だ。ポケモンバトル専用のフィールドでバトルをするのでなくサーキットでバトルをする。まんまライディングデュエルだが攻撃の余波の衝撃なんかを上手い具合に受け流し更には走るコースを意識しながらポケモンバトルに頭を割かねえといけねえ。並列処理がどれだけ上手いのか……乗り物に乗って速く走るはセレナは得意だろうが他が怪しい。

 

「空で戦うスカイバトルと水中で戦うマリンバトルと比べて難易度が高いな……」

 

「そりゃあ陸のバトルだからな……並列処理がどれだけ出来るかとかが鍵になるな」

 

陸海空の空と海のバトルと比較して難易度が高い。

まだ色々と試行錯誤を繰り返してルールの整備なんかをしているが明らかに2つのバトルよりも難易度が高い。

陸のバトルだから多少は難題を押し付ける。アランはどれだけ並列処理ができるかどうかと考える……

 

「この勝負だとZワザとか使えねえな」

 

「あの手のものを使いたいなら公式戦で使えばいい……それよりも始まるぞ……ミサワから口上を言ってくれと頼まれてる」

 

コレを読み上げてくれとアランはメモ用紙を渡す……ホントに怒られねえか?

 

「速き戦いの殿堂に集いしポケモントレーナーが!」

 

「加速し新たなる世界に至り!」

 

「未知なる境地を切り開く!」

 

「クリアマインド!」

 

「「ライディングバトル!アクセラレーション!!」」

 

オレ、アラン、オレ、アランで最後は一緒に掛け声を合わせる。

ライディングバトルアクセラレーションに関して見せられたのでオレはもう諦めた。

セレナとミサワはバイクを走らせる。ポケモンに乗るのは馴れているがバイクに乗るのははじめてなので大丈夫かと思ったがアクセルを回すだけでクラッチ云々を気にしなくていい。S字カーブみたいなやっかいなところもないのでスムーズに進んでいく……が、ミサワの方が年季が入っている。ライディングテクニックの差でミサワが余裕を持ってセレナを抜いてセレナからポケモンを出さなければならない。

 

「出てきて、ウーラオス!リザードン!」

 

「ウラ!」

 

「グォウ!!」

 

「……テールナーは出さないか……いや、出さないじゃなくて出せないか」

 

セレナが出したのはリザードンとウーラオスだった。

リザードンはバイクで走るセレナを追いかける。ウーラオスは置いていかれたと慌てるのだが俊敏な動きを見せる。

走っているバイクと並走する事が出来るリザードンもウーラオスも中々に素早いなと思いながらもミサワはモンスターボールを1つ取り出した。

 

「いけ、マルマイン!」

 

「ルルル!」

 

「アレは……ヒスイ種か。珍しいな」

 

ミサワが出したのはマルマイン……原種のマルマインでなく絶滅危惧種に近いヒスイのマルマインだった。

この時代では中々にお目にかかれない珍しいポケモンだと思っているとマルマインはミサワ達に追いつく為に転がっていく。

 

「ウーラオス『アクアジェット』!リザードン『かえんほうしゃ』よ!」

 

「あ」

 

「言うな」

 

高速で回転しているマルマインに対して『アクアジェット』と『かえんほうしゃ』で攻める。

移動しながら攻撃をすることが出来る『アクアジェット』と変な動作をしない『かえんほうしゃ』は使える手に見えるがアランは声を上げる。『アクアジェット』で突っ込んでいくウーラオスに対して『かえんほうしゃ』を浴びせて『アクアジェット』の水をかき消した。

 

「甘いな!対象が1体だけでこの状況ならば冷静に判断するものだ……マルマイン『ころがる』で前進しろ!」

 

「おい、追い抜いたぞ」

 

「ルール上問題無い……ポケモントレーナーと2周以上の周回差がついたら負けだから1周先に多目に回ってポケモンバトルをする余裕を作り出す。立派な戦術だ」

 

マルマインが『ころがる』で一気に前に突き進んでいく。

ポケモンの中でもトップレベルのスピードは伊達じゃないのが分かるが追い抜いて問題無いのかアランに聞けば2周以上の周回差がついたらであってポケモンが先を越してはいけないというルールじゃない。

 

「だったら、リザードン『ニトロチャージ』ウーラオス『アクアジェット』で先に行って!」

 

「マルマイン『ほうでん』だ!」

 

ルール上なにも問題は無いと分かればセレナは同じ真似をする。

しかしマルマインは既に一周先回りしておりリザードン達が前に突き進むのを邪魔してくる。

 

「戻って、ウーラオス!リザードン『ニトロチャージ』よ!」

 

ウーラオスとリザードンのバトルとバイクの運転の並列処理が出来ないと限界を感じたセレナはウーラオスをボールに戻した。

『ニトロチャージ』をリザードンに指示しマルマインを追い越した……が1周分の周回遅れがある。幸いにもポケモンが12周したら終わりというルールはねえからどうにかなる……と思えば先ずは互いにサーキットを一周した。これで一周していたマルマインのアドバンテージが無くなった……が、マルマインは直ぐに『ころがる』でサーキットを一周しようとするのだがセレナはそれを待っていた。

 

「リザードン『オーバーヒート』よ!」

 

一周して攻撃する余裕を稼ごうとするマルマインに対して『オーバーヒート』を放った。

『くさ』『でんき』タイプのヒスイマルマインは『ほのお』タイプの『オーバーヒート』は効果は抜群……だが、倒れない。

『ころがる』でかなりの速度で回転をしていたみたいで『オーバーヒート』の炎を上手い具合に拡散させる事が出来ていた。

 

「っく、この熱量は!」

 

「クククッ……こういう要素があるから面白えな」

 

先にいるマルマインとリザードンの戦闘をしている場所をミサワは通る。

『オーバーヒート』の熱に思わずくらっと来て速度が落ちていく……攻撃をバトルフィールドじゃなくてサーキット上で行うのが意外とミソになっているな。

 

「リザードン『ニトロチャージ』で一周して!」

 

「…………………意外としっかりしてるな……………」

 

「面白いがルール整備がまだまだだ……『トリックルーム』使われれば大変な事になる」

 

ライディングデュエルのパチモンだと思っていたが予想以上に盛り上がるライディングバトル。

ルール自体もしっかりとしてるしセレナ自身も盛り上がってるからいいことだがアランは使えば確実にブーイングを喰らう手を言った。

このレースバトルで『トリックルーム』を使うのは色々と反則だろう。確実に何かしらの制限はいるだろう。

セレナとミサワのライディングバトルは続いていくが……先に限界を迎えたのはセレナだった。8周目でセレナはバイクをピタリと止めた。なんとかミサワに喰らいつこうとしていたセレナは被っていたヘルメットを外した。

 

「ごめんなさい……もう、無理……」

 

「お、おい、大丈夫か!?」

 

「……頭がオーバーヒートしただけだ……」

 

バイクを運転しながら普段とは異なるバトルを展開する。

周回遅れや先に進みすぎる云々を気にしなければならないライディングバトルはセレナには向いておらず、セレナの思考が停止した。

8周目までむしろよくやった方だなとセレナを抱き抱えて観客席のベンチに座らせては膝枕をする。

 

「やっぱりライディングバトルは無理なのか……」

 

「いや、コレは単純にセレナの方に問題があった……ミサワがライディングバトルに馴れているのとセレナの情報処理能力が限界を迎えたからこうなった……後は周回数だな。初心者に12周は厳しいから周る回数を減らすとか」

 

「成る程……彼女で8周が限界だったから……先ずは半分の6周から?いや、それだと戦略性が薄まるな……」

 

ライディングバトルが不可能なのかとミサワは落ち込んだが12周が問題だとオレは意見を述べる。

普通のバイクのレースが何周かは知らねえが12周は流石にキツい。多分だがオレもアランもバトルをしながらのそれは経験を積み上げておかなきゃ12周のライディングバトルは出来ねえ。頭がパンクをする。

 

「なんか……悪いな……合わないのを紹介して」

 

「いや、色々と挑戦をすることが大事なんだ」

 

ミサワがバイクを戻しサーキットの整備に向かった。

アランがセレナに合わないのを紹介したことを申し訳ないように言うのだが何事も挑戦するという意志が大事なんだ。

 

「でもまぁ、コイツが実装されたら面白そうだな…………」

 

「こういう感じのポケモンバトルもあるからポケモンバトル学はやめられないんだ…………って、彼女にも言ったりするけども自分の体の事を少しは心配しろって……基本的には働いている状態だからな」

 

「……え?」

 

「あぁ、言ってなかったか……今はメガストーン発掘とそれに対応したポケモンの育成で色々と歩いてるけど俺は彼女いるぞ」

 

「それは……」

 

「原作とは全く関係無い人だよ。プラターヌ博士の研究所で色々とやってた時に合コンで出会った……サトシ、想像してみてくれよ……ラブライブとかアイドルマスターとかアズールレーンとかサクラ大戦の様に男がさもハーレム状態になってもおかしくない立ち位置でハーレム築き上げた。好意をめちゃくちゃ向けている状態で『え、既婚者ですけど?彼女いますけどなにか?』とか言って笑顔を曇らせるのを!!」

 

「お前、ホントにどうしようのねえ屑だな」

 

「大丈夫だ。俺は彼女しか愛さない……それに俺に好意を向ける相手なんて居ないだろう」

 

見事なまでにフラグを建てるな馬鹿野郎

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