闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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決戦! 6vs6 フルバトル(前編)

 

「いや〜……スゴいことになってるな」

 

「……なにが?」

 

ジョウトリーグ・シロガネ大会の決勝戦にまで駒を進めた。

今日は3位決定戦で休みなのだがアランがパソコンを片手に何かをしておりアランは笑っている。

 

「このジョウトリーグ・シロガネ大会の決勝戦のオッズだよ」

 

「オッズって……賭博してるの!?」

 

「ああ……あ、大丈夫だぞ。公認の賭博だから」

 

「サッカーくじみてえなものか」

 

アランはジョウトリーグ・シロガネ大会の決勝戦のオッズを確認していた。

賭博しているのは違法じゃない公認の博打でサッカーくじみてえなものなのかと認識を変えパソコンを見る。

アランは……大丈夫なのか?違法じゃねえのか?な怪しい匂いがするサイトを利用してやがる。

 

「おいこれ、ホントに大丈夫なんだろうな?」

 

「このサイト自体は闇サイトだ」

 

如何にもな感じなので聞いてみれば案の定闇サイトだった。

そういうのを平然と利用している……まぁ、公式が出してないアニメの動画を載せたりしてるYouTubeも実質闇サイトだからセーフ。

 

「オッズは……サトシが数字が低い……サトシが負けるって思われてるってこと!?」

 

「違う、逆だ……オッズが低いってことは倍率が低いってこと。オレの方が勝てるって予想されてんだ」

 

セレナもサイトを観覧する。

オッズはシゲルの方が高い、それはシゲルが期待されている証じゃない。むしろ逆、オッズが低いということはそれだけ勝てると安定した強さを秘めていると思われている証拠だ。

 

「そっか……じゃあ、このサイトの利用者の多くはサトシに賭けてるのね!」

 

「忘れがちだがコイツは去年のセキエイチャンピオンだ。1回優勝したっていう実績は紛れもなく本物……決勝戦限定の優勝はどっちかの賭けのオッズじゃ昨日の試合で大暴落だ」

 

「昨日……もしかしてスイクン?」

 

「ああ。サトシにはスイクンがいる。決勝トーナメント1回戦開幕サトシゲッコウガ、2回戦の他を寄せ付けないメガリザードンY、準決勝で実力こそ見れなかったが姿を見せたスイクン……決勝戦にはこの3体が全て導入される、持てる最高の手を出すのが決勝戦だと予測されてる」

 

されてるね………コイツのことだろうからオッズを裏で操作するなんて事は……しねえだろうな。

1000円賭けても110円ぐらい返ってくるぐらいの倍率だからたかが知れている。

 

「シゲルの方もオーキド博士の孫でポケモンリーグ・セキエイ大会ベスト3って言う情報があるからそれも強い」

 

「正当な評価か……因みにだがセキエイ大会の時はどうだったんだ?」

 

「最初の優勝は誰かの賭けはお前に100円賭けたら数万円で返ってくる倍率だった……お前が勝つって信じてたから最初の誰が優勝するかの大穴狙いでお前に賭けたからおかげさまで懐が潤った」

 

テメエ、結局のところ賭けてるじゃねえか。

当時のデータだと見せてくれるが……まぁ、大会初出場者だから甘く見られるのは極々普通の事だろうな。

こういうのを見るのは実に楽しい……掲示板で色々と語られているが掲示板に本人降臨なんて福本先生ぐらいしかしねえだろう。

 

「今回はドクターストップは無し……前回はトゲキッスを欠いていたけども温存してたサトシゲッコウガで乗り切れた。だが、今回の相手はそうはいかない」

 

「クククッ……今ならば言えるぞ……シゲルは熱い一流になっているって」

 

相手の手持ちは3体予測出来る。対するこちらも3体予測されてる。

どっちも互いに温存していくのがセオリー通り……今回はこのセオリーに則らないといけねえ。

3位決定戦はシンジの勝利で終わった……が、シンジは優勝以外に価値は無いのだと去っていった。

 

『さぁ、全国100万人のポケモンバトルのファンの皆様!ジョウトリーグ・シロガネ大会、いよいよ決勝戦です!』

 

「やぁ、皆さん!どうもどうも!」

 

『赤コーナーより現れしはマサラタウンのシゲル選手!ここまで危なげなく快調に勝ち進んできました!過去の成績はポケモンリーグ・セキエイ大会3位、確かな実力を持ちなんとオーキド博士の孫とのこと!』

 

「クククッ……3世タレントは辛いねぇ」

 

『緑コーナーより現れしはマサラタウンのサトシ選手!彼もまた決勝戦にまで危なげなく快調に勝ち進んできました!そして過去の成績はポケモンリーグ・セキエイ大会優勝!その実力は本物と言えましょう!そして驚くことにシゲル選手とサトシ選手は同い年!同じ日にポケモンを貰い旅立ったという言わばライバル関係!ポケモンリーグ・セキエイ大会では運悪くシゲル選手は決勝戦にまで勝ち進むことが出来ずサトシvsシゲル選手の対決は実現は出来なかった!しかし!1年の時を経てサトシ選手とシゲル選手がぶつかり合おうとしています!』

 

決勝戦になり……実況は物凄く盛り上げている。

オレ達が同胞で同期ならばそれをネタにしないわけにはいかねえととことん盛り上げている。

会場も最高潮までボルテージが高ぶっている

 

「ここだ……この時を待っていたんだ!僕は」

 

「この時を待ってたのはオレもだ……ここで負ければ全てが終わる。よくやったと褒めてくれる言葉が屈辱的になる。ここで負けちまったら全てが終わる……だからこそ滾る……生きてるって感じれる」

 

充実していなかったあの頃とはもう違う。惰性に生きていた自分とは違う。

生きているって生を感じることが出来る。楽しいと心の底から思うことができる……そして勝利をして本物になる。

 

『ルーレットが止まりました!バトルフィールドは岩のフィールド!サトシ選手、シゲル選手両者共に1度も戦っていないバトルフィールド!』

 

「…………岩か……」

 

「水のフィールドじゃなくてよかったよ」

 

オレの読み通り最後の最後に出てきたのは岩のバトルフィールドだった。

まさに決勝戦に相応しいバトルフィールドだ。シゲルは水のフィールドじゃなかった事を安堵する。

 

『先攻後攻を決めるルーレットが今止まった!先にポケモンを出すのはサトシ選手!』

 

「なにが出て来ようが一番手はお前だ、カビゴン!」

 

「カンビ!!」

 

「カビゴンか……いけ、ニドクイン!」

 

「ニドォ!」

 

『サトシ選手の1体目はカビゴン!それに対しシゲル選手はニドクインだ!タイプの相性は意味を成さない!だがニドクインは技のデパートの異名を持つ程に様々なタイプの技を覚えれる!しかし『ノーマル』タイプのカビゴンも様々なタイプの技を覚えれる!コレはいったいどういうバトルが展開されるのか!』

 

「試合開始!」

 

「ニドクイン『にどげり』だ!」

 

「カビゴン『あくび』だ!」

 

「っ!!」

 

開幕と同時に早速シゲルが仕掛けてきた。

ニドクインに『にどげり』を指示すればニドクインは高くジャンプしてカビゴンのお腹目掛けて『にどげり』を叩き込もうとする。

それよりも前にカビゴンは『あくび』の泡を吐いた。あくびの泡は複数吐いておりニドクインに命中してニドクインは眠たそうな顔をしているが眠る前に『にどげり』を炸裂。普段ならば攻撃を弾き返すカビゴンのお腹もニドクインの『にどげり』の前では上手くいかないのだとカビゴンは蹴られる……が、ケロッと起き上がる。

 

「『はらだいこ』だ」

 

「っ……戻れ、ニドクイン!」

 

体力自慢のカビゴンを倒すことが出来なかった。

ニドクインは眠りにつくかつかないかの状態で『はらだいこ』を使えば攻撃力を最大にまで上げる。この状態のカビゴンを相手にするのはヤバいとシゲルはニドクインをボールに戻した。悪くはない判断だ……次のポケモンはなんだ?

 

「いけ、バンギラス!!」

 

「バァン!!」

 

「っ!!」

 

『シゲル選手の2体目はバンギラス!そして特性は『すなおこし』だ!フィールドが『すなあらし』状態に切り替わったぞ!』

 

「バンギラス『ばくれつパンチ』だ!」

 

「カビゴン『れいとうパンチ』、拳にぶつけろ!」

 

シゲルの2番手はバンギラス……2番手にバンギラスかと違和感を感じながらもバトルを実行する。

バンギラスは『ばくれつパンチ』で殴ってくるのでそれに対抗して『れいとうパンチ』をぶつける。互いに殴り合うボクシングでよくある両者顔面に拳が入るパンチじゃない。バンギラスの『ばくれつパンチ』をカビゴンの『れいとうパンチ』でぶつけると……バンギラスが押されて弾かれる……が、バンギラスは倒れない。

 

「カビゴン、大丈夫か?」

 

「カンビ!」

 

ここで一番心配しなきゃならねえのがカビゴンだ。

『はらだいこ』と『にどげり』で体力が通常の半分以下になっている……その上で『ばくれつパンチ』をくらえば負ける可能性がある。

オレのカビゴンならば一撃は耐えてくれる……ただ問題は『ばくれつパンチ』の追加効果の『こんらん』状態、コレだけは避けないといけねえ。『ばくれつパンチ』と『れいとうパンチ』がクロスカウンターの様に互いに殴れた状態ならばカビゴンは『こんらん』状態になる。それはまずい。

 

「バンギラス『じしん』だ!」

 

「カビゴン、飛べ!」

 

「なっ……なんて身軽さだ!」

 

「オレのカビゴンは軽量級ぐらいの素早さがあるんだ!カビゴン『れいとうパンチ』だ!」

 

バンギラスの第二の技は『じしん』だった。

カビゴンは衝撃波を受ける前にと高くジャンプするのでシゲルは驚く。普通のカビゴンならば出来ねえだろうな。

軽々と『じしん』を回避したカビゴンは落下する勢いに身を任せて『れいとうパンチ』をバンギラスに叩き込んだ

 

「バァン!!」

 

「っ……コレでもまだか」

 

『はらだいこ』で最大にまで威力を高めている状態での『れいとうパンチ』は強い筈だ。

だが、それでもバンギラスは耐えた……バンギラスは一撃で沈めるの難しいってアランが前に言っていたな。『かくとう』タイプの技でも高確率で、それこそローブシンレベルのポケモンでも余裕で耐える。『すなあらし』状態ならば特殊攻撃で攻めて落とすのは難しいって……

 

「カビゴン『あくび』だ」

 

「この時を待っていた!バンギラス『ドラゴンテール』だ!」

 

「なに……!」

 

『おおっと!サトシ選手のカビゴンが放った『あくび』の泡をシゲル選手のバンギラスが『すなおこし』で巻き起こした『すなあらし』状態のフィールドのせいでバンギラスに当たる前に弾けた!』

 

先ずは倒さなきゃいけねえとカビゴンに『あくび』を使わせればシゲルは笑みを浮かべた。

カビゴンの『あくび』の泡が砂嵐に飲み込まれてしまいバンギラスに当たることはなくバンギラスは『ドラゴンテール』で攻撃した。

やられたと直ぐに感じればボールにカビゴンは戻される。

 

『おっと、コレは『ドラゴンテール』の追加効果!相手のポケモンを強制的に入れ替える、コレでカビゴンが使った『はらだいこ』の効果は切れてしまった!2番手に登場するのは!』

 

「ェアウ!!」

 

『サトシ選手の2体目はエアームド!エアームドは『はがね』タイプを持つポケモン、この状況下でどう動くのか!』

 

「『ドラゴンテール』を隠しているとは……」

 

「君の一昨日の『ほえる』作戦を見て急遽思いついたんだ……君の手持ちの内3体は予測がつく。だが残り3体だけはどうしても読み切れない。その為の『ドラゴンテール』……と言ってもカビゴンはもう使えないだろう」

 

「クククッ……そいつはどうだろうな」

 

「バンギラス『ストーンエッジ』だ!」

 

「エアームド『てっぺき』だ!」

 

カビゴンがもう使い物にならないのだとシゲルは予測するのだがそれはまだなんとも言えない。

バンギラスは地面から生えるタイプの『ストーンエッジ』を使ってきたのでエアームドは『てっぺき』で受ける。

『てっぺき』で受けたエアームドは少しだけだがダメージがあった……600族のパワーは凄まじいなと思えばここで『すなおこし』の『すなあらし』が消え去った。

 

「バンギラス、『ばくれつパンチ』だ!」

 

「エアームド、避けろ!」

 

「フフフ……流石に『ばくれつパンチ』には『てっぺき』が使えないようだね」

 

「だが……コイツがあるぞ!エアームド、空を飛ぶんだ!」

 

『ばくれつパンチ』を受ければ『こんらん』状態になる。

『てっぺき』で攻撃を受けるという戦法は使えないがエアームドには空を飛ぶことが出来るという武器がある。

エアームドは空を飛ぶことでバンギラスの攻撃が届かない範囲にまで移動した。

 

「ナメるな!バンギラス『ストーンエッジ』だ!」

 

「『てっぺき』だ!次に来る『ドラゴンテール』にも『てっぺき』だ!!」

 

「っ、『ドラゴンテール』で打ち上げろ!!」

 

高く飛ばれては攻撃する術が無いように見えるがシゲルならば直ぐに答えを出す。

『ストーンエッジ』で地面から岩を生やしたと思えば『ドラゴンテール』を叩きつけて岩を打ち上げた。

それは読めていると2連続で『てっぺき』を積んだエアームドは岩の破片がぶつかるのだが全くと言ってダメージを受けていない。

 

「読んでいたのかい『ストーンエッジ』を『ドラゴンテール』で打ち上げるのを」

 

「オレならばそうする……こっちはこれで全開だ……エアームド『ボディプレス』だ!」

 

「『ドラゴンテール』だ!」

 

「技の選択を誤ったな!」

 

「なに……しまっ!」

 

「エァウ!!」

 

『てっぺき』を積みに積みまくったエアームドは危険だ。

『ドラゴンテール』で強制的にリセットさせてやろうと考えているのだがそれは遅い。『ドラゴンテール』は発動するのに少し時間がかかる。真っ向からぶつかり合うことは不可能だと先にエアームドの『ボディプレス』が炸裂し……バンギラスが倒れた。

 

「バンギラス、戦闘不能!エアームドの勝ち!」

 

『決まったぁ!サトシ選手、先ずは1体目!シゲル選手の強力なバンギラスを撃墜した!』

 

「戻れ……『ドラゴンテール』の発動の時間を計算していなかったよ……だったら……いけ、ニドクイン!」

 

「ニド!」

 

シゲルの1体目をやっと撃退することが出来た。2体目に出てきたのはニドクインだった。

ニドクインは『にどげり』を使った後に『あくび』で早々に退場したがダメージを一切負っていない。

前半戦の山場はここだなと気を引き締めてニドクインに挑む。

 

「ニドクイン『かえんほうしゃ』だ!」

 

「エアームド、地面に向かって『ドリルライナー』だ!」

 

『かえんほうしゃ』を撃ってくるニドクイン。

『ほのお』対策ならば出来ていると『ドリルライナー』で土砂を巻き上げて『かえんほうしゃ』を防いだ。

 

「君は攻撃技も防御に使うのか……面白い……ニドクイン、地面に向かって『いわくだき』を連発しろ!」

 

「ニドォ!ニドォ!ニドォ!」

 

「エアームド『ドリルライナー』だ!」

 

「無駄だ!『かえんほうしゃ』だ!」

 

地面に向かって『いわくだき』を連発するニドクイン。

何かを狙っているのだろうがその前に倒すしかねえと『ドリルライナー』で攻めればシゲルは無駄だと言った。

なにが無駄なのかと思えばニドクインに通じるルートを『いわくだき』で地面を裂かれており『ドリルライナー』で巻き上げる事が出来る土砂を作り出すことが出来なかった。エアームドは土砂を巻き上げない『ドリルライナー』で突っ込んでくるのでニドクインは『かえんほうしゃ』を浴びせた。

 

「エァ……」

 

「エアームド、戦闘不能!ニドクインの勝ち!」

 

『コレはフィールドを活かした上手い戦法だ!コレでサトシ選手も1体ポケモンがやられた!サトシ選手、どう出るか!』

 

「いけ、カビゴン!」

 

「カンビ!」

 

エアームドが倒された。バンギラスを倒すという充分な仕事をしたのだと再びカビゴンを出す。

 

「ニドクイン、間合いを開け!『かえんほうしゃ』だ!」

 

「カビゴン『ねむる』だ!」

 

「カァア……ビィイイ……」

 

さっきは『あくび』をくらって交代を余儀なくされたニドクイン。

今度は同じことをしないと『かえんほうしゃ』で攻擊をするのだがカビゴンは『ねむる』を使って眠った。

それを見たシゲルは苦しそうな顔をする。『はらだいこ』『すなあらし』『ばくれつパンチ』で半分以下に減らしたカビゴンの体力もコレで一瞬にして回復させられる。『かえんほうしゃ』を浴びせるが『あついしぼう』なので大してダメージにはならない。

 

「ニドクイン『にどげり』だ!」

 

「ニドォ!」

 

「ゴォオオオ」

 

「っく……1回でダメなら2回で2回でダメならば3回で!ニドクイン連続で『にどげり』だ!!」

 

熟睡しているカビゴンに『にどげり』を連発させる……が、カビゴンは倒れない。

シゲルは『にどげり』で何度も何度も攻める。少しずつだがダメージを蓄積していき……カビゴンが目を覚ました。

 

「カビゴン『あくび』だ!」

 

「カァビ」

 

「…………………ニドクイン『はかいこうせん』だ!」

 

「カビゴン『ねむる』」

 

「っ……」

 

目を覚ましたカビゴンが最初にやったのは『あくび』だ。

『あくび』を受けたニドクイン、またポケモンを入れ替えるのかと思ったがシゲルは『はかいこうせん』撃ってくる。

カビゴンに特殊攻撃は悪手だとカビゴンは耐えてみせ……再び眠りについた。

 

「どうだ……カビゴンの耐久力は……」

 

「……君のイメージが逆転したよ。君は怒涛の攻めやリスクが大きいがその分リターンが大きい戦術を取るイメージがあった……だが、ここに来ての耐久戦だなんて」

 

カビゴンに声を掛けるがカビゴンは目を覚まさない。ニドクインに声を掛けるがニドクインは目を覚まさない。

どっちも互いに引くに引かない……オレの3体目はゲンガーだ。『みちづれ』や『ほろびのうた』で1体を確実に仕留めれるようにしてある。シゲルの3体目はなんだ?『でんき』と『みず』タイプは無いのは分かっている。

 

「クワァアアア……カンビ!!」

 

「カビゴン『はらだいこ』だ!」

 

「カンビ!」

 

先に目を覚ましたのはカビゴンだった。

『はらだいこ』を使わせて再び攻撃力を最大限にまで高めていけば今度はニドクインが目を覚ました。

 

「ニドクイン『にどげり』だ!」

 

「カビゴン『あくび』だ!」

 

「っ!!……ニドクイン『はかいこうせん』だ!」

 

「カビゴン、受けてから『ねむる』だ!」

 

「カァアアビ……ゴォ……」

 

「っく、クソぉ!!」

 

さっきと同じ展開になった。

いや、カビゴンは『はらだいこ』で攻撃力を最大限にまで高めている。その上で『ねむる』を使っている。

ただ『ねむり』状態になっているニドクインと異なり体力が回復している。最大限の攻撃力で『れいとうパンチ』を叩き込む。

 

「カンビ」

 

「カビゴン『れいとうパンチ』だ!」

 

「っ!」

 

先に目を覚ましたのはカビゴンだった。

『れいとうパンチ』をニドクインに叩き込めばニドクインは倒れた。

 

「ニドクイン、戦闘不能!カビゴンの勝ち!」

 

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