闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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水のめやこの護神

 

「……どうすんだ?」

 

ジョウトリーグ・シロガネ大会を無事に終えた。

ウツギ博士からヨーギラスの一件のお礼だとアルトマーレのチケットを貰ったがアルトマーレに行く前にシロガネ山の自然保護区に来た。3週間ぐらいヨーギラスはバンギラスと一緒に暮らしていた。ヨーギラスにとっては楽しい日常だった……だからこそヨーギラスに問い掛ける。これからどうするのかを

 

「……ヨギ!」

 

「クククッ……言っとくが、ポケモンバトルの日々が待ってるからな」

 

ヨーギラスはオレのポケモンになるとオレのモンスターボールの中に入った。

バンギラスはそれを見てヨーギラスを頼んだとヨーギラスが入っているモンスターボールをオレに渡してくる。

ヨーギラスはオレのポケモンになった……ならばシロガネ山にはもう用事は無いのだとシロガネ山を後にしてアルトマーレに向かった。

 

「いや〜……海外だな」

 

「サトシ、なにを言ってるの?ここはジョウト地方よ?」

 

アルトマーレは確かヴェネツィアをモチーフにした街だった筈だ。

生まれてから一度も海外旅行をしたことがない身なので今回は実に貴重な経験をしている。

中学高校の頃は寺だ相撲だあんまり興味を抱かねえところに修学旅行で連れて行かれた……今にして思えば行かない方が良かったと後悔している。積立金でUSJや夢の国か草津温泉辺りに旅行した方が良かったと思う……だが、今はもう大人だ。観光名所、見物の楽しさを知っている。

 

「あ、水上レース……飛び入り参加が出来るみたいね」

 

「水上レースか……念の為に持ってきたゲッコウガが生きるか」

 

アルトマーレをブラリと巡っていると水上レースが行われるとポスターが貼ってあった。

今日、水上レースが行われるので是非とも出たいなと思いゲッコウガを出せばゲッコウガは分かったと承諾する。

セレナもこういう大会ならば喜んで参加するとウーラオスで挑む。

 

「……ん?……」

 

「どうしたの?」

 

「いや、ちょっと視線を感じるなって」

 

「サトシが今年のシロガネ大会のチャンピオンになったから……また有名になったのよね……」

 

間もなくポケモン水上レースが始まるのだと思っていると視線を感じる。

なんなのかは大凡の見当がつくのだが今は触れないでおくかと水上レースに挑み……セレナが優勝する。

オレはホントにポケモンバトルしか向いてねえな……2位じゃなくて3位なので若干だが凹む。

 

「いや〜……まさか今年のシロガネ大会のチャンピオンと水上レースのチャンピオンを乗せるだなんて夢にも思わなかったよ」

 

「ふふ、私のおかげよ!」

 

「はいはい、セレナが1番だよ」

 

優勝賞品は手漕ぎのボートでアルトマーレを一周すること。

2位の男こと声が山寺さんな男がチャンピオン2人を乗せてアルトマーレを案内することが出来て光栄だと言う。

セレナが優勝する事が出来たからこのアルトマーレ一周が出来るのだと思っているとセレナはアルトマーレの柱に気付く。

正確にはアルトマーレの柱の上に居るラティアスとラティオスの像……………やべ、ラティオスとラティアスの銅像だからどっちがラティアスでどっちがラティオスか分からねえ。シルエットで見分けづらいからホントに分かんねえ。

 

「この街の護り神さ……と言っても居るかどうか怪しいんだが」

 

山寺さんがラティアス達の説明をしてくるがオレにはどっちがラティオスの像でどっちがラティアスの像なのか分からない。

セレナはアランがラティアス達をゲットしている事に関しては言わない……と言うかアイツ、ホントに色違いのラティアス達を何処でゲットしたんだ。

 

「綺麗なところね……」

 

「ああ…………長かったな………………」

 

アルトマーレをグルリと一周しながら気持ちを落ち着かせる。

脳を休ませると言うのが正しいのか?シロガネ大会で色々と無茶をやったが無事に勝ち抜くことが出来た。

サトシゲッコウガが相変わらずぶっ壊れた性能をしているのだと実感しながらもセレナと一緒にアルトマーレを一周する。

 

「サトシ……今回はチャンピオンリーグまで修行時間が無いのよね……ここに来ておいてなんだけども大丈夫なの?」

 

「今の自分をぶつけるしかねえ……と言ってもサトシゲッコウガでぶっ倒れて使い物にならないのは二度とごめんだがな」

 

アルトマーレを一周しながらも今後のことについてセレナは語る。

前回のセキエイ大会は終わってからチャンピオンリーグまで間があったが今回は無い。セレナはアルトマーレで遊んで大丈夫なのかと聞いてくるが今の自分をぶつけるしかねえのだと言う……サトシゲッコウガでぶっ倒れて使い物にならないのは二度とごめんだ。

アルトマーレをグルリと一周して見物を満喫したので今度は食事を満喫しようかと思っているとアリアドスに襲われている女の子がいた。

 

「いけ、スイクン。『ぜったいれいど』だ」

 

「クォオオオオン!!」

 

「アリ!?」

 

「なっ、ス、スイクン!?」

 

「クククッ……随分と酷え事をしてるおばさん連中だな」

 

「おばっ……誰がおばさんだこのクソガキぃ!!」

 

「スイクン、『れいとうビーム』アレはぶっ飛ばしても問題ねえ」

 

アリアドスを『ぜったいれいど』で倒せば2人組のおばさんが驚いていた。

随分と酷え事をしていると笑いながら煽ればキレる金髪のよくわからない髪型のおばさん。

スイクンにアレは倒しても問題は無い、状況と雰囲気で相手が悪人だと察してくれたのか『れいとうビーム』で攻撃して乗っているモーターボートごと2人組の女を捕まえた。

 

「テールナー、軽く燃やして」

 

「テル!」

 

「……」

 

「大丈夫……酷い人達も居るのね……。でも、安心して……サトシが解決してくれるわ」

 

「とりあえず……警察に」

 

「俺、参上!」

 

「…………………おい」

 

2人組の女を警察に突き出すかと考えているとアランが現れた。

颯爽と現れたのでコイツは狙っていたのかと思っているとアランが小型の船に乗っていた。と言うか運転していた。

今までの行動を全部見ていたのか、見ていたんだったらどうにかしろよと言いたいのだが一先ずは言葉を飲み込めば……ボートの助手席に座っている男性が頭部以外をカチンコチンに氷漬けにされている2人組の女を見る。

 

「む……間違いない!この2人組は世界をまたにかける怪盗姉妹だ!」

 

「え……泥棒なんですか……いや、それよりも貴方は?」

 

「失礼、私はハンサム……国際警察だ」

 

「……引っ張り出すのに時間がかかったんだ。すまん」

 

氷漬けにされている女が怪盗姉妹だと声を荒げる男性。

セレナが泥棒なのかと聞くがそれ以前に貴方は誰なのかと聞けば警察手帳を見せる……コードネーム、ハンサムの国際警察だ。

アランがどうして登場に遅れたのか、国際警察にこいつらを突き出す為に色々と裏でやってた……そんなところか。

 

「ハンサムさん、逮捕云々の後始末はお願いしますね」

 

「ああ……情報をリークしてくれてホントに助かったよ。今、増援を呼ぶから待っていてくれ」

 

ハンサムさんに怪盗姉妹の後始末を任せるアラン。

ハンサムさんは情報をリークしてくれて事に感謝した後に携帯を取り出して増援を呼んだ。

 

「……一応はコレで終わり、でいいのか?」

 

「…………………………」

 

「どうした?終わりだろ?」

 

「…………………………いやぁ………………………う〜ん……………」

 

劇場版案件はコレにて一件落着だ。事件を巻き起こす悪党達を悪事を働く前に撃退した。

ミュウツーの時とは異なるのだと言うのだが……アランがどうすればいいのかが分からないという顔をしている。

どういう事だと疑問を抱いていると女の子がオレの手を握って振ってくる。お礼を言ってきているんだと思ったのだが、オレの手を引っ張ってついてきてくれと言ってくるのでついていけば……女の子が壁抜けをした。ハリー・ポッターの列車みたいに壁抜けをしたのでオレ達も一緒に行けば壁抜けが出来た。

 

「アルトマーレにこんなところが……ガイドブックに載ってなかったわね……」

 

「秘密の箱庭みたいなところだろう……ちょ、引っ張るな」

 

秘密の箱庭的なところに辿り着いたら女の子が腕を引っ張ってくる。

何をしたいんだと思えばブランコに乗れとジェスチャーをするのでブランコに乗れば女の子が眩く光……ラティアスになった。

ラティアスは思いっきりオレの背中を押してきてブランコを漕がせる。

 

「ラティアスだったの!?」

 

「なんだ、この街の伝承を聞いてないのか?」

 

「……さっき聞いたばかりだけど……人間の姿に化ける事が出来るのね……」

 

女の子がラティアスだった事に気付いていなかったセレナ。

アランはラティアス達の伝承を聞いてないのかと聞いたのだがセレナはホントに人の姿に化ける事が出来るとは思っていなかったみたいで驚いている。

 

「キューン」

 

「……ったく、仕方がねえな……」

 

遊ぼうと言ってくるラティアスの誘いに乗る。

久しぶりのブランコだと思いっきり漕いでいると『りゅうのはどう』的なのが飛んできたのでブランコから飛んでムーンサルトを決めて攻擊を回避する。

 

「貴方達、ここでいったいなにをしているの!!」

 

「…………なにって言われたら………遊んでるとしか言えねえな」

 

「クォーン!!」

 

突如として現れたラティオスとさっきラティアスが変身していた女の子と瓜二つの女の子。

ラティオスは威嚇してきているのでどうしたもんかと思っているとラティアスがオレの前に立った。

どういう事なのかと困惑する女の子とラティオス、ラティアスはラティオスに近付けば念話の様な事をしている。

 

「貴方達、いったい何処から入ったの?」

 

「私達はラティアスに案内されてここに来たの……ガイドブックに載ってないけど……ここっていったいなんなの?」

 

「ここは秘密の箱庭よ……私達の一族とラティアスとラティオス以外は立入禁止なの!」

 

「つってもオレ達はラティアスに案内されて……………ラティアス、事情説明は出来たか?」

 

「キューン」

 

女の子が立入禁止の聖域的なことを言っているのだがラティアスに案内されたから来たとしか言えない。

ラティアスに事情説明が出来たのかを聞いてみれば出来たと頷いてオレに頬擦りをしてくるラティアス。

さっきまで威嚇してきてラティオスもすまなかったと頭を下げてきた。そこまで怒る事じゃねえからと気にしないでおくのだがアランがなんかしてる。

 

「アラン、なにやってんだ?」

 

「ちょっと闇サイトをググってる……あ〜……コレはヤバいな」

 

「アラン、さっきからヤバいとかマズいとか言ってるけど……どうしたの?」

 

「さっきの怪盗姉妹が捕まったのが裏社会の連中にバレた」

 

「……さっきの怪盗姉妹……目的ってなんなの?」

 

「アレだろ?」

 

さっきの怪盗姉妹が逮捕された事が裏社会に流れた。

さっきの怪盗姉妹が結局のところ目的はなんだったのかをセレナが聞くのでオレは目的だった物の前に向かう。

 

「それに触れてはならん!!」

 

「触れねえよ……いわくつきのお宝には興味ねえ」

 

怪盗姉妹の目的のお宝、こころのしずくの前に立てば爺さんが現れる。

こころのしずくに触れてはいけないと言ってくるのでこころのしずくには触れないでおく。

 

「いや……どうしたもんか……」

 

「なにを焦ってるの?悪い奴等は逮捕されたんでしょ?」

 

「……今回の一件が裏社会の連中にバレた。それはつまりここにラティオスとラティアスが生息しているのだと証明された……ラティオス達は稀少なポケモンだ……その上でこころのしずくの存在もバレた。こころのしずくとこの2体を密猟した場合の闇の相場はこんな感じ」

 

「クククッ……おいおい、冗談だろ?」

 

「冗談じゃない」

 

女の子が悪い奴等は逮捕されたから無事に事件は解決したのだと言ってくる。

アランは今回の一件がヤバい事に繋がっているのだと……ポケモンの密売の闇サイトでラティオスとラティアスの相場を見せる。

幻のポケモンだけあってか値段が物凄くエグい。単体でも0が多すぎるしセットとなれば物凄く高い。

 

「ここに来ればラティアスとラティオスとこころのしずくの3つが手に入る…………爺さん、博物館は何処にある?」

 

「博物館……ま、待て!こころのしずくには」

 

「大丈夫だ。自前の物がある」

 

「なんで持ってんだよ」

 

「メガストーン発掘の過程でゲットしたんだ」

 

博物館が何処にあるのかを聞けばまさかと爺さんは叫ぶ。

こころのしずくには触れさせないと言うがこころのしずくはアランが自前で持っているのだと見せる。

どういうルートでゲットしたんだと思いながらも爺さんに博物館に案内してもらった。

 

「いけ、ラティオス」

 

「クォーン」

 

「なっ……色違いのラティオス……」

 

「ものは試しだ……やるぞ」

 

大聖堂みたいな博物館にこころのしずくを嵌め込む台座があった。

アランは色違いのラティオスを出して自前のこころのしずくをセットすればラティオスがよくあるリング型の装置に閉じ込められた。

ラティオスは驚かないがアランは装置を動かし……化石として展示されていたポケモン達を復元したが直ぐにもとの姿に戻した。

 

「…………1人のポケモン研究家としてはコレがどういう原理なのか、ラティアスやラティオスの生体エネルギーを吸い上げてそれで一時的に化石ポケモンを蘇らせているのかと気になるが……この街に仕掛けられた地雷は思った以上に大きい……」

 

こころのしずくを外してこの街に仕掛けられていた秘密を暴くアラン。

爺さんも女の子もラティオス達とこころのしずくを守っていたがこんな仕掛けがあるのは知らなかったみたいで言葉が出ていない。

 

「…………アラン、結局のところなにが言いたいの?」

 

「…………この街にこれ以上ラティオスとラティアスは住んでいられない。過激なポケモンハンターが狙ってくる可能性がある」

 

「むぅ……確かに今までの話通りならばこのアルトマーレにラティアス達が生息しているという事が証明された……そしてこころのしずくを狙う悪党が現れた。今回はこころのしずくだったからまだよかったが、ラティアス達が目当てならば…………」

 

ラティアス達はこれ以上ここに居たら過激なポケモンハンターに狙われる可能性がある。

少なくともさっき出会った怪盗姉妹はそれの亜種みたいなものだ。狙っていたのがラティアス達じゃなくてこころのしずくだった。

爺さんは言っていることは理解することが出来るのだとラティアスとラティオスに視線を向ける。

 

「キューン?」

 

「……………………悪いのは過激なポケモンハンターなのに……」

 

ラティアスはまだ意味が分かっていないがラティオスは意味が分かっていた。

これ以上ここに居るのは自分達の身も危なければこころのしずくの管理をしている爺さん達の身の安全も保証できねえ。

テロリストが平然といる世界だから身の安全の保障なんて出来るわけねえ。セレナが悪いのはポケモンハンター達なのにとボソリと呟いた。

 

「クククッ……有名なポケモンってのはホントに厄介だな」

 

「サトシ、笑い事じゃないわよ!」

 

「……だがコイツは幻や伝説と呼ばれるポケモンや色違いのポケモンに課せられた有名税だ……」

 

「キューン?」

 

「過激なポケモンハンターは逮捕しても逮捕しても溢れ出てくる。中にはロケット団をはじめとする悪の組織が狙っているポケモンもいる……お前達がこのままこころのしずくを持って去っていくんだ……この街はもう充分に栄えた。お前達が護り神をしなくてもいい」

 

「…………クォーン!!」

 

ラティオスはラティアスに何かを伝えると飛び去った。

なにをしてるんだ?と思えばオレ達の頭の中にラティオスが見ているものが映像として流れ込んでくる。

このラティオスとラティアスが出来る特殊な技術かと……ラティオスはアルトマーレを飛びまくりグルリと一周した。

 

「…………キュン…………」

 

「やっと意味が分かった……ん?」

 

「クォオン!」

 

ラティアスもこれ以上はこの街に居れば危険だと理解してくれた。

やっとかと思ったらヘビーボールから勝手にスイクンが出てきた……

 

「オレにゲットしろってか?」

 

スイクンが出てきたのはなにか意味があるのだろうと思い聞き返せばスイクンが頷いた。

スイクンはラティアスとラティオスに近寄り……頷くのだが……どういう反応をすればいいのかが分からない。

ラティオスはアルトマーレのこころのしずくを台座から引き抜いた。この街にはもう不要な物だとこころのしずくにそっくりに加工したしんぴのしずくを台座に設置する。オレにこころのしずくを渡してきたのでオレはゲッコウガを出した。

 

「ゲッコウガ……」

 

「コウガ……」

 

気持ちを落ち着かせる……ゲッコウガと1つになる。

するとどうだろうか。こころのしずくは眩い光を放ち砕け散り……2つのメガストーンが誕生した。

 

「コレは……ラティオスナイトとラティアスナイト!」

 

メガストーンを見てなにナイトかをアランは当てた。こころのしずくがラティアスナイトとラティオスナイトに変わった。

もしかしてとアランは自分のこころのしずくを取り出すがうんともすんとも言わない。

 

「……絆現象の力、そんなところか」

 

サトシゲッコウガになる力が何らかの形でこころのしずくに作用された。

こころのしずくはラティオスナイトとラティアスナイトに生まれ変わった。アランは自分のこころのしずくはメガストーンになってないのかと落ち込む。

 

「ラティアスとラティオスか……………お前等、どっちかがオレのポケモンになれ」

 

「キュン?」

 

「もう片方はセレナのポケモンになるんだ」

 

「……………え!?」

 

「ラティオスとラティアス、オレは同時に2体もめんどうは見きれない……だから、どっちかがオレのポケモンに、もう片方がセレナのポケモンになれ……」

 

「えっと……………ラティアス、私と」

 

「キューン!!!」

 

「……ラティアスはサトシがいいみたいだな」

 

2体も同時にめんどうは見れない。

どっちかがと言えばセレナはラティアスに声をかけるのだがラティアスはオレにしがみついた。

ラティアスはオレの方がいいのだとアランは汚い笑みを浮かび上げ……オレとセレナにモンスターボールを出すように言えばモンスターボールを取り出してラティアスはオレが、ラティオスはセレナがゲットし劇場版は終わった……。

 

「サトシ……ちょっとお前のラティアスに頼みたい事がある……」

 

「キューン?」

 

「お前のラティアスは人に化ける能力を持っているだろう……その技術を俺のラティアスに教えてくれないか?」

 

「………………………………お前、なに考えてんだ?」

 

「いやいやいや……面白そうだからなと……ラティアス、とりあえず人間に化けてくれ」

 

これからはラティアス達が居ない感じで幕が引いたのかと思えばアランがラティアスの変身を自身のラティアスに覚えさせたいという。

面白そうの一言で済ませようとしているがなんか企んでいる。なんだなにを企んでいるんだ?忘れることが多いがコイツはどちらかと言えばロクでなしな野郎なんだが。

 

「キューン」

 

「ダメよ、ラティアス。カノンに化けたら」

 

ラティアスに変身してくれと頼めばラティアスは女の子もといカノンに化ける。

変身しやすい姿だから変身したんだろうがセレナはそれはカノンに迷惑をかけるから他の姿に変身しなさいと言い……ポケスペのラティアスが変身した女の子に変身した。

 

「ラティアス、(ここ)はもう少し大きめにしたほうがぁっ!!|

 

「お前は人のポケモンになに吹き込んでんだ?」

 

「ふっ……決まってるじゃないか……愉悦だよ、愉悦……他人の不幸を嘲笑いたいんだよ、俺は」

 

ポケスペのラティアスが変身した女性の姿にラティアスは変身した。

胸をもう少し大きくしたらいいという変なアドバイスを送ってくるのでアランに腹パンを入れるのだがアランは倒れない。

愉悦に浸りたいと嘲笑いたいと言っているから何事かと思っているとラティアスはオレに頬擦りをしてきた。

 

「ふっ……同性同士の泥沼!しかし種族は違う!だが、一方は変幻自在に見た目を弄くれる!!……」

 

「お前はホントにロクでなしだな!!」

 

「おい、人聞きの悪いことを言うなよ……ラティアスがお前を大好きだって思う気持ちは偽りじゃないんだぜ★……でも、コレだと擬人化なんだよな。モンスター娘じゃないんだよな……っち」

 

とりあえずアランにはバックドロップを叩き込んだ。

アランは修羅場を見て愉悦に走りたいと思っていた。アランにバックドロップを叩き込んだのでスッキリとしたが……この時は知らなかった。ここから段々と修羅場が増えていくのを。




先に言っておこう。今回はチャンピオンリーグを書かない!
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