闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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冒険のアドバイス

 

「キノココ、ゲットかもぉ!!」

 

ハルカがキノココをゲットした。無事にキノココをゲットすることが出来たのだと大喜びでモンスターボールを構える。

次のジムことカナズミジムは『いわ』タイプのジム、ハルカの手持ち的にも『いわ』タイプは厳しいのだと手持ちを増やそうとした結果、キノココと出会いキノココをゲットした。

 

「キノココか……」

 

キノガッサが中々に壊れた性能をしているで第5世代で猛威を振るっていたな。

『はやてのつばさ』が原因で『かくとう』タイプのポケモン殆ど第6世代で使い物にならないゴミと化したが。

オレはこの前キモリをゲットしたばかりだから『くさ』タイプのポケモンをゲットしようっていう気にはならねえ。

キノココの進化系のキノガッサが強いポケモンなのは知っているが、オレにはキモリとオーガポンが居るのでゲットしようっていう気にならねえ。

 

「ゲットしたの喜ぶのはいいがデータを確認しておけよ……目当ての『くさ』タイプの技を覚えてない可能性があるしキノココらしさを活かす技を覚えてない可能性だってあるんだ」

 

「……キノココらしい技を覚えてない?」

 

「……ミュウと言うポケモンを除けばポケモンは全ての技を覚えられるわけじゃない、ポケモンも種族としての個性がある。その個性を理解しておかねえと意味が無い。宝の持ち腐れだ」

 

キノココらしい技についてよくわからないと言った顔をするハルカ。

ポケモンに関する知識がまだまだ低いのでポケモンの個性を活かさなければ意味が無いのだと言っておく。

 

「う〜ん、よく分からないかも」

 

「そうだな……出てこい、キモリ」

 

「キャモ!」

 

「キモリは『くさ』タイプのポケモン……お前がさっきゲットしたキノココと同じ『くさ』タイプのポケモンだ。同じ『くさ』タイプのポケモンだがやれることが異なっている…………キモリは粉系の技を使えねえんだ」

 

よくわからないのでハルカにレクチャーする。キノココもキモリも同じ『くさ』タイプのポケモンだが役割が大きく異なる。

ハルカはポケモン図鑑を取り出してキモリが覚えるけどもキノココが覚えない技を、キノココが覚えてキモリが覚えない技を確認する。

コレが違いかとハルカは直ぐに納得と理解がいった。

 

「さて……流石にゲットしたばっかのポケモンじゃジムリーダーに勝つことは出来ねえ」

 

「うん……皆、パパみたいに強いんでしょ」

 

「強いだけじゃないわよ、知識も経験も豊富なの……だから、何かしらの手段を用意しておかないといけないわ」

 

「つーことだ……キモリ、お前もジム戦に導入だが今のお前は『くさ』タイプの技を1つも覚えてねえ。だから、コイツを呼んどいた」

 

「ゲンガ!」

 

「キャモ?」

 

これからポケモンを鍛えなければならないのだとなり、どういう風に鍛えるのか……既に決めているとゲンガーを呼んでおいた。

ゲンガーが出てきた。『くさ』タイプの自分と『ゴースト』『どく』タイプのゲンガーは大きく異なるのにどうして呼んだんだと疑問を抱くのでゲンガーに『ギガドレイン』を使ってもらう。

 

「次のジムは『いわ』タイプのジム、『いわ』タイプのポケモンの大半は物理攻撃に強いが特殊攻撃に弱い。キモリには最終的に『ギガドレイン』を目指して」

 

「キャモ!」

 

「クククッ…………そう言うと思ったぜ」

 

「キモリ……どうして覚えたくないの?」

 

ゲンガーから『ギガドレイン』を伝授して貰うのだと言えばキモリは嫌だと言った。

『ギガドレイン』は強力な技で『くさ』タイプのキモリは覚えておいて損は無いのだがそれでもキモリは嫌がる。

どうしてキモリは『ギガドレイン』を覚えたくないのかが分からないのでセレナは聞いてみれば他人の体力を奪って自分の物に変えるのが自分らしく無いから嫌らしい。

 

「キャモ、キャモキャーモ!」

 

「他になにか無いかって?……あるにはある……ただしその前にお前にはあるポケモンと戦ってもらう」

 

「キャモ?」

 

「別に負ければ『ギガドレイン』を覚えろとかそういうことは言わねえよ……ただ、ちゃんと考えてオレはポケモンをゲットしている……いけ、オーガポン!」

 

「ガォッ!!」

 

他の『くさ』タイプの技を覚えたいと言う……このキモリならばそういう事を言ってくると思っていた。

だからオーキド博士の研究所に連絡を入れてオーガポンを呼び寄せておいた。みどりのめんのオーガポンでキモリは同じ『くさ』タイプのポケモンだからとバリバリの対抗意識を燃やしている。

 

「キャモ!」

 

「ガォッ!」

 

攻撃の技は指示しない。互いに自分の持つ戦法で戦う。

キモリは自慢の素早さでオーガポンを撹乱しようとする……が、オーガポンに先回りされていた。

オーガポンは『ツタこんぼう』でキモリを殴り飛ばせばキモリは起き上がろうとする……しかしオーガポンとの間に大きなレベル差があったが為にキモリは倒れた。

 

「キャモ……」

 

「あのキモリを一撃だなんて……サトシ、まだまだポケモンを持ってるのね」

 

「いや『くさ』タイプはキモリを除けばオーガポンだけなんだよ」

 

戦闘不能になったとキモリはゆっくりと起き上がる。

負けたという事実を素直に受け入れるのだがキモリは悔しそうにして拳を握っている。

 

「オーガポンは『くさ』タイプのポケモンだ……それでいて物理攻撃をメインにして戦わせている。だからお前には特殊攻撃をメインに技を覚えてもらいたい」

 

「キャモ……」

 

「大丈夫だ、この技がある……『エナジーボール』だ!」

 

特殊アタッカーとして育てたいと言えばキモリは理解は出来たが受け入れることが出来なかった。

だが問題は無い。『くさ』タイプの特殊攻撃にはこの技があると『エナジーボール』をゲンガーが見せてくれる。

 

「この技ならば問題はねえだろ?」

 

「…………キャアモ」

 

『ギガドレイン』や状態異常にさせる系の技なんかを好まないキモリ。

無理にさせるつもりは最初から無いのだと『エナジーボール』を用意している。それならば受け入れることが出来るとキモリは頷いた。

 

「ポケモンにも色々と個性があるのね……」

 

「ええ……だからちゃんと手懐ける事が出来なきゃダメなのよ……私も最近になってやっと出来た……って言っても私自身の力じゃないのよね」

 

「え、どういうこと?」

 

「出て来て、ギャラドス」

 

「ゴォオオオ!!」

 

「え……ギャラドス!?……え、あ……あれ、図鑑と色が違うかも!」

 

「この子は色違いのギャラドスなのよ……」

 

少しだけ落ち込んでいる姿を見せるセレナ。

ギャラドスに対して見た目が怖いからと一歩引いているが赤いギャラドスは何かをしてくるわけではない。

見た目が怖いだけで温厚な赤いギャラドス……セレナに頭を下げて額を撫でられると心地良さそうな顔をしている。

 

「どうして落ち込んでるの?ギャラドスって凶暴なポケモンなのに静かでセレナの言う事を聞いてるかも」

 

「この子ね、フレンドボールでゲットしたのよ」

 

「…………フレンドボール?」

 

「ゲットしたらポケモンを懐かせやすくする特殊なモンスターボールだ……ギャラドスは獰猛なポケモンで扱うのが難しい。言うことそのものを聞かない時もある……現にゲットしたての頃はセレナの言う事を全く聞こうとしなかった」

 

「でも、今はセレナと仲が良さそうよ?」

 

「フレンドボールの効果が発揮したのか、それともセレナに対して心を開いたのか……どっちなのか、少なくともセレナはフレンドボールの効果が発揮したんだと思っている」

 

獰猛で扱うのが難しいギャラドスをしっかりと言う事を聞かせる事が出来ている。

それは1人前の証だがセレナは果たして自分をポケモン達に惚れさせたのかと疑問を抱いている。フレンドボールの効果で言う事を聞いているんじゃないのかという疑問を抱いている。オレ個人の意見ではセレナがじっくりと時間を掛けてギャラドスの心を開かせたのだと認識しているが、セレナはそうは思っていない。なにせまだ自分が何かを成し遂げたわけではなくオレと一緒にいるだけで一人前かどうかと聞かれれば微妙だと認識している。

 

「なんだかポケモンを扱うって難しいかも……ゲットしてくれたらすんなりと言う事を聞いてくれるってわけじゃないのよね」

 

「場合によっちゃ言う事を聞かない時もある……現にオレのポケモンで言うことを聞かなかった時もあった」

 

「サトシでもそんな事があるの!?」

 

「ああ……最終的には言うことを聞いてくれる様になったから問題はねえ……逆になんで言うことを聞いてくれるか分からねえポケモンも居るがな」

 

スイクンとか特にそうだ。オレを何度かストーキングして試した後に真正面からバトルを挑んできた。

スイクン自身の最終試験的なのだろうがオレはそれを無事に突破してスイクンをゲットすることが出来た……が、スイクンがすんなりと言う事を聞いてくれるのは違和感を覚える。シゲルのサンダーみたいなツンデレなところがあるのかと思えば違うし、スイクンはよく分からねえ。

 

「まぁ、とにかく……ポケモンを鍛えねえと…………キモリ、先ずは『タネマシンガン』の練習だ」

 

『エナジーボール』を覚える為には先ずは『タネマシンガン』を会得しないといけねえ。

オレはサトシと違って自ら進んで技を学んでいる。新しい技を覚えたやったぜ!な能天気な馬鹿とは違うんだ。

『エナジーボール』をゲンガーはお手本を見せる。キモリは真似てみるのだが緑色のエネルギー弾を作れるには作れるが直ぐに消失してしまいスゴくノロマだった。コレじゃあダメだと『エナジーボール』の練習をしようとするがいきなりの『エナジーボール』は難しいと『タネマシンガン』の練習に勤しむ。

 

「う〜ん……う〜ん……う〜ん…………サトシ……」

 

「そこを自分でやってこそポケモンを育てる醍醐味だろう」

 

キモリが種的なのを飛ばせるようになっているとハルカはどうすればいいのかが分からず頭を抱えていた。

キノココをゲットしたがキノココをどういう風に育てていけばいいのかが分からないのでオレに助けを乞う。

そこを自分でやってこその醍醐味だと言うのだがハルカはオレの両肩を掴んでグワングワンと揺らしてくる。

 

「お願い!どうすればいいのかサッパリなの!セレナにも色々と教えてるんだし私にも教えて!」

 

「ったく…………キノココ」

 

「キノ?」

 

「お前は進化するつもりはあるか?」

 

「ノコ」

 

ハルカに頼まれたから仕方がねえなとキノココと向き合う。

キノココに進化をするつもりがあるのかを聞けば進化をするつもりがあると頷いた……だったらやることは決まりだ。

 

「『キノコのほうし』を覚えさせろ」

 

「『キノコのほうし』……ええっと……相手を『ねむり』状態にする技ね……………『エナジーボール』とか『ソーラービーム』とかじゃなくていいの!?」

 

「キノココの段階で『キノコのほうし』を覚えさせたらさっさとキノガッサに進化させる……キノガッサに進化すればバトルのスタイルが大幅に変わる……言っておくが『キノコのほうし』を馬鹿にするなよ。この技で苦しめられる光景をオレは幾度となく見てきた」

 

主にモロバレルだが『キノコのほうし』で相手を確実に眠らせる戦法がある。

今は『ダークホール』がダークライ専用技になったがドーブルが使ってくる『キノコのほうし』は回避率を上げない限りは確定で当たる技だ。『キノコのほうし』よりも『エナジーボール』とかの方が良いと言うのはアレだな、遊戯王とかでいう攻撃力しか見てない系の三下と似たような考えを持っているな。

 

「それと……もう1体はなににするつもりなんだ?」

 

カナズミジムは使用ポケモン2体のジムだ。もう1体のポケモンをなににするのかを聞いていなかったので聞いてみる。

 

「そうだったわ……キノココだけで勝てるほど、甘くはないわよね……『いわ』タイプのポケモンだから物理攻撃に強い……ヨマワルとラルトスってどっちが物理攻撃なの?」

 

「ヨマワルはどっちかといえば物理攻撃型だ……ラルトスは特殊攻撃型だ……」

 

「じゃあ、ラルトスに決まりかも!」

 

いいのか、そんなにあっさりと決めてしまって……まぁ、ハルカにアドバイスを送っている以上は下手な事は教えれないか。

他にもポケモンをゲットするのかと思ったりもしたが今のところはポケモンをゲットするような素振りを見せていない。

 

「欲しいポケモンは見つけとけよ」

 

とりあえずは言っておく……なんかハルカ、ノープランでポケモンをゲットしてるイメージがある。

今のところタイプ被りとか色々とややこしいことは起きてねえがこのポケモンが欲しいというイメージの1つや2つしておいた方が良い。

 

「よし……リザードン『おにび』よ!」

 

ハルカにアドバイスを送ったので今度はセレナにも送らねえといけねえなとセレナを見る。

セレナはリザードンを出していた。リザードンに『おにび』を使わせて怪しげな炎を出現させておりそれを自由自在に動かす特訓をしている。

 

「イメージ通りに出来ている感じか?」

 

「……う〜ん…………私のポケモンって……テールナーとラティオス以外ゴツいじゃない……なんとかして頑張ってるのだけど……」

 

「クククッ……陥りやすいミスを犯してるな」

 

「え?」

 

「ポケモンコンテストに魅了されたが、アレはポケモンを魅せる場所だ……だが、ただ魅せるって言っても大抵は煌びやかに魅せるもんだ……そこがいけねえよ」

 

セレナは自覚している。リザードン、ウーラオス、ギャラドスの3体がゴツいポケモンなのを。

どうにかして煌びやかに3体を魅せようと考えているのだが行き詰まっている……オレから言わせれば、なにに行き詰まるかだ。

多分、セレナは勘違いしているんだと思う。ポケモンコンテストは煌びやかなものだが魅せる方法がキラキラと輝かせることだけだと思っているんだ。

 

「でも、ポケモンコンテストはポケモン達の魅力を引き出すもので皆、煌びやかに」

 

「煌びやか、って言葉に囚われている……1回だけ魅せてやるからしっかりと頭に叩き込め」

 

「う、うん」

 

「ゲンガー」

 

「ゲン!」

 

「先ずは『あやしいひかり』だ」

 

煌びやかにポケモンを魅せなければならないと言う概念に囚われてしまっているので手本を見せる。

ゲンガーは『あやしいひかり』を放てばゲンガーの辺りが薄暗くなり奇妙な光が出現しゲンガーが消えた。急にゲンガーが消えた、コレじゃあパフォーマンスが出来ていないんじゃとなるのだが次の手を打つ

 

「『こごえるかぜ』だ」

 

「……っ!」

 

「ほぉら……もうゲンガーから目を離せないだろう」

 

『こごえるかぜ』を使い冷たい風を吹かせる。

これからなにかが起きてしまうんじゃないのかというドキドキが待ち構えており、セレナはゲンガーに魅了される。

 

「空中に浮かびながら『おにび』からの『おどろかす』」

 

「ゲンゲロゲェ〜」

 

「ヒィッ!?…………ああ……来る……心に来るわ!!綺麗に魅せる事ばっかりだけどこういうのもあるのね!!」

 

『おにび』を浮かべて恨めしや〜とゲンガーは背後から『おどろかす』を使う。

セレナは思わず叫んでしまったのだがセレナの心の中にグッと来て印象的に残ったのだとセレナはポケモンを魅せる方法は煌びやか以外にも方法があるのだとセレナは目を輝かせていた。

 

「因みにだがもう1つパフォーマンスがあるが……コレに関しては賛否両論だったりするわけで教えるに教えれない」

 

「…………サトシ、コーディネーターは目指さないの?」

 

「クククッ……オレはポケモンバトル一筋さ……自分の力で真剣勝負が出来るからな」

 

他人の評価とかそういうのが加わってくるポケモンコンテストは向いてねえんだ。

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