「再来週には投稿したいなぁ」という前回の言葉はどこ行った???
前回の投稿から一か月以上がたっているという事実に私自身驚愕が隠せません。
言い訳をするならば私自身が遅筆ということもあるのですが、予定が重なった挙句データも消し飛びかけてわたわたしてしまったというものでして…。
ハイパー不定期更新ですが、何を書いていくはもう決まっていますので、エタることはないと思います。
それでは、本編です。
あ、ブルアカ始めました。
「オレとゲントが出会ったのは、偶然だった。」
「ゲント?」
「ああ、ヒルマゲント。オレと、ずっと、一緒にいた。」
「この人です。」
アースガロンが空中に写真を投影する。そこに映っていたのはSKaRDの集合写真だった。
「この写真の中央にいる人が、ヒルマゲント、です。」
「この人が…。」
「オレと一つになって、一緒にいたんだ。…オレは、ゲントのおかげで、たくさんのことを知ったんだ。」
「この人が、あなたの原点なのですね…。優しそうな人ですね。」
優しそうな人…そう、ゲントは優しいんだ。ちょっとけんかしてしまったこともあったけど、それでもともにいた。…なんだか、うれしい。
すると、連邦生徒会長は静かに目を細めてほんのりとほほ笑んだ。
そして、「続きを、聞きたいわ。あなたオレに続きを促した。
今でも思い出せる。あの渦の中から二人、手を伸ばしてつかんだこと。そして、その後に起こったいろんな戦いと、出会い。
「燃える炎の中に、オレは、手を伸ばしたんだ。ゲントを助けようとして…手を、伸ばして、掴んだ。」
ゲントの方も、オレを助けようとして手を伸ばしたらしい。
そこから多くのことを話した。巨大なエビから始まり、丸焼きにした深海魚、天候を操る虹の神、圧倒的な防御力を誇る機械の怪物。…そしてあの爆弾を生み出すヤツと圧倒的な再生力を誇るヤツ。
とにかくいろんなことを話した。聞いている連邦生徒会長は相槌を打ちながら静かに聞いてくれていた。
「…それで、その強大な怪獣を倒した後は、特に強力なのは出てこなかったのかしら?」
その言葉に、オレは、首を振った。出てきたのだ。今までの奴がかすんでしまうほどに凶悪な存在が。
「一番、強いのが、出てきた。…今でも、あれは、ほかの怪獣と同じとは、思えない。」
「ただ、あれは、あの真っ黒な、すべての色を混ぜ込んだような、あれは、全部を狂わせて、滅茶苦茶にして、壊しつくすものだった。」
それだけは、はっきりとしているのだ。あれは、そういう存在だった。
「まって、”すべての色を混ぜ込んだ”ですって?!…それについて、詳しく教えてもらえるかしら?」
急に真剣な顔になったと思えば、詳しく教えろと言ってきた。それは別に構わないが、
「なんで、知りたいんだ?」
「…それは、言えません。ですが、私は、それを知る必要があるのです。」
それと同時に頭を下げる彼女。その姿を見て、理由を聞く必要は、もうなくなった。
「わかった。話す。」
「ッありがとうございます。」
そう、あれは、突然やってきた。
なんの前兆も予兆もなく、突如空が赤く染まったかと思えばひび割れて、それは現れた。
それは、真っ黒な存在だった。だが、その黒は悪趣味のようにも感じた。まるであまたの色を六りやり合わせることでその姿を成り立たせているような、黒。
「失礼、V99とは?」
「
「なるほど…感謝するわ。続けて問題ないわ、ブレーザー。」
…この異常事態にすぐにオレたちは動き出した。すぐさま、各国から軍が集められてどうにかできないかと試みた。だが、あれにはあらゆる攻撃が通じなかった。アースガロンの攻撃も届いていなかった。
ゲントはすぐさまオレになって、応戦した。そこにファードランとV99が表れ、さらに今まで戦った怪獣も出現。彼らの協力もあって侵攻を多少遅らせられたが、それは止まらなかった。
さらにはそれ自身が光線を放ってこちらに攻撃してきた。その威力は圧倒的でたった一発でこちらは大損害を受け、あたりは火の海となった。
しかし、同時に、あれの弱点が発覚した。
やつは、攻撃をする際にあたりへの浸食を停止させる。つまり、オレたちの攻撃がとおりやすくなるということ。
そしてオレたちはヤツの攻撃を誘い出し、反撃。
それぞれの持つ最も強い攻撃でヤツを押し返そうとするも、それはかなわずにこちらが押し負けそうになった
その瞬間
揺れた。空が、空間が、ヤツが、揺れた。とたん抵抗が弱くなって、
「ッ今だぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁーーーーーー!!!!!」
その言葉を叫んだのは誰だったか。その言葉と同時により力を高めて、ヤツを押し込んでいく。
やがてヤツは空の奥に完全に押し込まれて、消えた。
不気味なほど赤く染まっていた空はその澄み渡るほどの青を取り戻した。
ねじ曲がった塔はいつも見ていた姿を戻した。
勝った。勝ったのだ。オレたちは、勝ったのだ。
「…そこから、ヤツは姿、を見せることは…なかった。」
「あれの対策のために必死に研究して調べましたが…あれが何だったのか、我々はわからなかったのです。」
「そう…そう、そうなの…。」
連邦生徒会長は顔を覆って天を仰いだ。
「なら、あなたがここに来たのも、必然だったのかもね…。」
「それは、いったい」
オレの言葉をさえぎって、彼女は立ち上がった。そして静かに微笑んで
「今日はありがとう、ブレーザー。あなたのおかげで、私も、覚悟が決まったわ。」
と言った。覚悟?覚悟とはなんだ?何かを決めかねていたのか?迷っていたのか?
「そして、ごめんなさい。あなたにも、託すことになってしまった。」
その言葉の後にまた、謝った。「あなたに重いものを背負わせてしまう。でも、私にはもう、どうにもできないから。…ごめんなさい、本当に…」
両目から透き通ったものが静かに、流れ落ちたのが分かる。
彼女が何を背わせようとしているのか、託そうとしているのか、オレにはわからない。その涙のわけも、彼女がどうにもできないこととは、なんなのか。どれもわからないことばかりだ。
………でも、ゲントなら、きっと。
「…わかった。オレが何とかしてみせる。」
それを聞いた彼女は目を見開いて、涙をぬぐって微笑んだ。
「ありがとう。…では、私はここで。」
そして、ドアを軽くたたいて声をかける。
ドアが開いて、カスミが入ってきた。
「終わったのかい?」「ええ、もう大丈夫よ。」
「そうかい。では、見送ろう。」
「あ、カスミ!オレも、オレも行く!」
「ん?おお、ブレーザー大丈夫かい?何も変なことはされなかったようだね。安心したよ。」
「それで、ブレーザーも一緒についていきたいんだね?一緒に行こうじゃないか。」
そうして、オレ達は連邦生徒会長を見送った。
「カスミ、オレ、この島の外にも行ってみたい。」
「…なにか、言われたのかい?」
「見てみたい。知りたい。背負っていたものがどんなものか。」
連邦生徒会長の背負っていたものが何なのか、わからない。だから、島の外に、行ってみたい。
島の外を見てみたい。知りたい。
………………カスミは、「いいよ」と言ってくれるだろうか。
「…そうか、わかったよブレーザー。今度、一緒に行こうか。」
「あ、ありが、とう!」
「ふふっ構わないとも。」
カスミは優しい。外ではなんだか犯罪者と言われているらしいが、やっぱり、優しい人だ。
「だが、いいかいブレーザー。君が一人で背負わなくていいんだ。」
「君の周りには、たくさんの味方がいるから、頼れる人がいるから、ね。」
「一人で、背負わなくて、いい…。」
「ああ、そうさ。例えば、私とかね?」
「…ありがとう、やっぱり、カスミは、優しい。」
…オレだけじゃない。そうだ、あの時もゲントと一緒にいたときだって、一人じゃなかったのだから。
だから、オレ達で、やるんだ。
「では、戻ろうか、ブレーザー。」
「うん、戻ろう。カスミ。」
静かに会話をして、オレ達は、中に戻った。カスミはしばらく一緒にいて*1帰っていった。
そして、月が回り、夜が明けて、星が巡って。
『速報です。連邦生徒会長が失踪したという情報がただいま入ってきました!番組の予定を急遽変更し…』
全てが、動き出した。
はい、色彩さん強化入りましたー。味方側にウルトラマンと怪獣いますからね、めっちゃ強化しました。
ちなみに、急に抵抗が弱くなったのはですね…ほら、ウルトラシリーズにいたじゃないですか、絆大好きなあの巨人が。
つまりそういうことです。