TSネコ少女おじさんは百合の間に挟まらない(叶わぬ願い)   作:TSの聖地(性地)ハーメルン巡礼者N

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――え、地の文が見づらいって?
ばかやろう、ロリが漢字使ってたらかわいくねーだろうがウソですそれはそれでかわいいです。
ともかく、ひらがなオンリーの方がさ、より幼女っぽさがでてかわいいんだから仕方ないんですね。かわいいは正義。
あ、ちなみに作者はロリコンじゃねーです(真顔) ホントダヨ-。




1章 閑話③(最年少の女の子視点)

 

 

『――』

 

「ふぉぉ……! ねこしゃんだぁ!」

 

『――』

 

「ねこしゃん! ねこしゃんはどこからきたのぉ? あ、はじめましてのときは自己紹介(じこしょーかい)しましょうってクー(くー)にぇーちゃがいってたの! えっとねー」

 

 はい! というわけで、きゅおはキュオン(きゅおん)っていいます! 6(しゃい)だよぉ。わんわん!

 しゅぞくは犬さん(いぬしゃん)のじゅう……はん? はんじゅ……く? うん! はんじゅくたまごはおいしいね!!*1

 

 あれ? なんのおはなし……あ、そーだ。じこしょーかい。

 えっと、かぞくはたくさん(たくしゃん)だよ。くーにぇーちゃ、ラナ(らにゃ)にぇーちゃ、それから――*2

 

 あ! あとね! あとね! クロ(くりょ)にぇーちゃ!!

 くりょにぇーちゃはね、ん~っと……20にちくらいまえにきた居候さん(いそーろーしゃん)? なんだってぇ。

 くりょにぇーちゃっておもしろいんだよ! おにんぎょうしゃんでおしゃべりしたり、らにゃにぇーちゃにおこられたり、とつぜんばくはつしたり――あれ、どうしたの?

 

 ん~っと、もしかして、ねこしゃんもほかのねこしゃんとおんなじで、くりょにぇーちゃに会いに来た(あいにきた)のかなー?

 あのねあのね? くりょにぇーちゃがきてから(むら)にねこしゃんがいーっぱいくるようになったんだよぉ。ねこしゃんでねー、たぶん5にんめくらいかなー。でもね、みんなもねこしゃんみたいに()かないんだよー、ふしぎー。

 すごいよねー? でも、きゅおにはなんでいぬしゃんがあいにきてくれないんだろぉ……。くりょにぇーちゃだけ、ずるーい。

 

 ……なぐしゃめてくれるのぉ?

 えへへ、ありがとー! じゃあ、おれいにきゅおがくりょにぇーちゃのところまでつれていってあげるねー?

 

 あ、でもそのまえにね? ほかにも(みどり)居候さん(いそーろーしゃん)が2り――え!? ま、まって~! そんなにきょうみないの~!?

 はーい、わかりましたー! ねこしゃんはきゅおがだっこして~。

 

「それじゃ、しゅっぱついたしま~す! わんわん!」

 

『────』

 

 

 

 

 

 

 

「おや? そこをゆくのはキュオンさんではありませんか」

 

「あー! こんにちは! レオ(りぇお)にぇー……じゃない。えっと、そんちょーだい……だいりぃ?」

 

「はい、こんにちは。ふふ、今まで通りに “レオねーちゃ” でかまいませんよ。それと……ふむ、また無口な猫のお客様ですかね」

 

『――』

 

「うん! それでね、このこもきっとくりょにぇーちゃにあいにきたんだとおもうの。だからね、あんないしてあげるんだ!」

 

「おお、それはお利口さんですね。きっと、そちらのお客様も喜んでくれていることでしょう。────たぶん?

 

 きゅおたちの(おうち)にかえるために(むら)のなかをあるいてたら、りぇおにぇーちゃにあいました!

 

 ねこしゃん、あのね? りぇおにぇーちゃはね、なーんでもしってるすごいひとなんだよー!

 らにゃにぇーちゃのしんゆーで、くーにぇーちゃもね、とーってもたよりになる大好き(だいすき)なひとって「ブッフォオ!?」――どーしたのぉ?

 

 なんでもない? ふ~ん??

 ま、いっかー! それでね、ねこしゃん。りぇおにぇーちゃがね? 最近(しゃいきん)あんまり(おうち)にきてくれなくて(しゃび)しいの……。

 

「あ……そ、それは申し訳ありません。確かに以前と比べると減少していますね。なにぶん、村の仕事が大幅に増えてしまったもので」

 

「ううん、きゅおもわかってるの。くりょにぇーちゃがくるまえのほうがおかしかったって。やりたいこと、きゅおたちのせいでできなかったんでしょ?」

 

「……少なくとも、キュオンさんたちのせいではありませんよ。でも、そうですね。クロコさんが来てから随分と変わりました。みな、前向きになったように思います。……兄は除きますが」

 

「きゅおもまいにちたのしーの! りぇおにぇーちゃもたのしー? えっとね、まえはこう……い~~~~ってかんじだったの!」

 

「ぷっ、ふふふ。そんなに眉間にシワが寄っていましたか。――ええ、今は毎日が充実していますよ」

 

 やったね! これもくりょにぇーちゃのおかげかな? しゅっごいね!

 

 じゃあ、そろそろいこっかー。ばいばーい、またねー! わんわん!

 

 

 

 

 

 

 

「あら~? キュオちゃんじゃない。お散歩してたのかしら~?」

 

「あー! くーにぇーちゃだー! なにしてるのー?」

 

「これはね~、今日とれた鳥さんや木の実、キノコのあまりをパンとかと交換してるのよ~」

 

「おにく!!!! くだもの!!!!」

 

「あらあらまあまあ~、うふふ~」

 

 そうそう、あのね! 最近(しゃいきん)、ごはんがとーーーーーっても豪華(ごうか)でね、いーーーーーっぱいになったんだよぉ! お(ひる)ごはんにオヤツ(おやつ)までたべられるの!

 まえはね、おにくなんてたべられなかった。くだものもぱんも、ほとんどたべられなかったの。

 お野菜(やしゃい)もね……はたけつくったの、に…………ふ、ふええぇぇぇん!

 

「あ、あらあらもう……つらいことを思い出しちゃったのね。よしよし、ほら、木苺さんあげるから泣き止んでね~?」

 

「ひっ、えぐっ……わうん」

 

『────』

 

「だいじょぶ……ねこしゃんもありがとー」

 

 もぐもぐ――わふぁ、あまずっぱくておいしーね♪

 うん、きゅおはだいじょーぶだよ。まえのお野菜(やしゃい)はざんねんだったけど、あたらしいはたけ、みんなでまたつくってるんだもん。

 おっきなほうのいそーろーしゃんのちからでね、ざっくざっくできるし、おっきい(いし)もとってもらえるんだー。すごいよねー!

 

 えっと……? あ、ごはんのはなしだったっけ。

 あのね、おにくとかたまご、くだものにきのことかはね? くーにぇーちゃとくりょにぇーちゃが(もり)からとってきてくれるんだよぉ!

 

「う、う~ん。私が先にきちゃうか~。あのね、キュオちゃん。今の私たちがおいしいご飯をお腹いっぱいに食べられるのは全部クロちゃんのおかげなのよ~?」

 

「えー、ちがうよー。だって、くーにぇーちゃがおにくの担当(たんとー)。きのことかがくりょにぇーちゃのたんとー。くりょにぇーちゃがいってたもん!」

 

「う~~~ん、間違ってはいないんだけど~。クロちゃんがいないと何もできない私が……。まあ、これは私の気持ちの問題か~。もう、しっかりしないと」

 

「ん~?」

 

「うふふ、ごめんね~。なんでもないわ~。――さあ、キュオちゃんはお客様のご案内中かしらね~? クロちゃんは気まぐれだからどこにいるかわからないけど~、がんばってね~」

 

「うん! くーにぇーちゃもがんばってねー! ばいばーい、わんわん!」

 

 えへへ、おうえんしゃれちゃった! よーし、がんばるぞー!

 

 

 

 

 

 

 

 そうそう、さっき(しゃっき)くーにぇーちゃがいってたけどね。くりょにぇーちゃって、まいにち行動(こーどー)バラバラ(ばらばら)なんだよー。ほんとのねこしゃんより、きまぐれだよねー?

 

「……ダカラッテ、ヤツノ居所(イドコロ)(ワレ)ラニキクノカ」

 

今日は朝に出かけるのをみたけど(ブンゴブブゴブンブ)あとは一度も会ってないなー(ガブゴブリンゴブブー)

 

「ワレラハシラン。ホカヲアタレ」

 

「そっかー」

 

 この2りはね、(みどり)居候さん(いそーろーしゃん)。くりょにぇーちゃのお友達(おともだち)で、おうちのうらにすんでるんだよぉ。

 なにかの病気(びょーき)(はだ)隠さ(かくしゃ)なくちゃいけなくって、そとにでるときはいつもローブ(ろーぶ)全身(ぜんしん)すっぽり。あつそーでかわいそーなの……。

 

「ダレガヤツトトモダチカ、マッタク……。ホレ、イマカラ火の魔法(ヒノマホウ)ヲツカウカラ離れ(ハナレ)テオレ」

 

「わーい! おっふろ♪ おっふろ♪ ……あれ? でもまだおひるまえだよー?」

 

「フロデハナイ。コレハ……煮沸消毒(シャフツショウドク)トイッタカ。飲水用(インスイヨウ)ダ」

 

ミーが水を汲んできたんだぞー(ビーゴブンゲブー)えっへん(ゴッブ)!」

 

「……コレガ支配階級(シハイカイキュウ)姿(スガタ)カ? コレガ??」

 

 えっとね、ちいしゃいほうのいそーろーしゃんは、ひのまほーつかいなんだって。

 おふろ、おりょうりのおてつだい。あとね、むらに火種(ひだね)のていきょーもしてるって、りぇおにぇーちゃがいってたよぉ!

 

 おっきいほうのいそーろーしゃんは、ちからしごとをぜーんぶやってくれるんだ。

 はたけをざっくざっく、井戸(いど)でのみずくみ、くーにぇーちゃが()った()(いし)をはこんだりいろいろ。みぎてがないのにすごいよねー!

 

 この2りがきてからね、まいにちおふろとお洗濯(おせんたく)ができるようになったんだ。

 だからね! きゅお、くちゃくないのー! これでもうロトム(ろとむ)おじちゃんにくちゃいっていわれないね!

 あ、でもね? きゅおたちをクンクン(くんくん)してたくりょにぇーちゃはなんだか残念(ざんねん)そーだったの……。らにゃにぇーちゃは害虫G(ご◯ぶり)をみるようなお目々(おめめ)してたけど、なんでだろーね?

 

「マア、ナンダ。ヤツノイドコロヲキクナラバ、()()()()()()()()()()()()ダロウ? イエニモドッテキイテミヨ」

 

「うん! じゃあ、おしごとがんばってねー! わんわん!」

 

ばいば~い(ゴブリ~ン)

 

「ネコモドキ曰く(イワク)、コヤツミタイナノヲ “キャラ崩壊(ホウカイ)” トイウノダッタカ? ハァ……」

 

 よーし! おうちへ、ごー!!

 

 

 

 

 

 

 

「で、アタシのところに聞きに来たってわけね。その猫といっしょに」

 

「あいー! ただいま、らにゃにぇーちゃ!」

 

『────』

 

「はい、おかえり。それと、ご丁寧にどうも。いらっしゃい」

 

 このひとはね、らにゃにぇーちゃ!

 きゅおたちの2ばんめのおにぇーちゃで、えっと……家事万能(かじばんのー)良妻賢母(りょーしゃいけんぼ)なんだよぉ!

 

「誰が母で妻か! まったく……誰よアンタにそんなデタラメ教えたヤツは」

 

「くりょにぇーちゃ!」

 

「っ!? あんのアホネコ~~~~っ!! 料理中じゃなければとっちめてやるのにぃ!」

 

 おかおをまっかにして「うが~っ!」ってしてるの、とってもかわいいよねぇ。

 きゅお、まえとちがっておかおがころころかわる、いまのらにゃにぇーちゃのほうがしゅきぃ~♪

 

「ええと、家の周りと中は見たけどいなかったんだっけ? ってことは、まーたどっかぶらついて遊んでるか、芸を見せてるのか……猫らしく昼寝か日向ぼっこでもしてるんでしょうね」

 

「くりょにぇーちゃ、しゃいきんよくねむってるよね。ぽけ~っとしてることもおおいし……だいじょーぶなのかなぁ?」

 

「……そうね。でも、大丈夫よ。レオーネちゃんが調べてくれているし、クロコ本人も食欲あるし問題ないって言ってたでしょ?」

 

「うん……」

 

『――』

 

 そうなんだよね……しゃいきんのくりょにぇーちゃ、あんまりちょーしよくなしゃそうなんだぁ。

 てんしちゃんは『……きっと、ただの平和ボケでございますにゃん』。あくまちゃんは『……ざこニートが急に動いたから疲れが出ただけニャ』っていってたけど、しんぱい。あと、にーとってなぁに?

 

「ほらほら、そんな顔してないで。お客さんを案内するんでしょう?」

 

「! わ、わうん、きゅおがんばるの!」

 

「ん、それじゃあ……そうねぇ、う~ん? ────あぁ、たぶんアッチの方にいると思うわ」

 

「しゅごーーい! ねぇ、なんでいつもわかるのー?」

 

「さあ? きっと、あのおバカがまたろくでもないこと考えてるからじゃないの? まったく、毎度毎度と叱りつけるコッチの身にもなってほしいものよねぇ。あはは」

 

 人差し指(ひとしゃしゆび)(くち)にあて、「んー?」と首を傾げ(くびをかしげ)ていたおにぇーちゃ。

 何秒(なんびょう)かするとぱっとおめめをひらいて、ひとしゃしゆびで村外れ(むらはずれ)のほうをゆびしゃしたの。

 あのほうこうは……あ、わかったぁ!

 

「むらはずれの大木(たいぼく)! くりょにぇーちゃのおひるねばしょの1つだぁ!」

 

「でしょうね。さ、それじゃいってらっしゃい。もうすぐお昼ごはんだから叩き起こしてでも連れてくんのよ」

 

「はーい! ねこしゃん、もうすぐあえるからね! いってきまーす! わんわーん!」

 

『────』

 

「はいはい、そんな大げさに感謝しなくてもいいのに。別に気にしなくていいわよーっと。あ、そうだキュオン! 前みたいに転ばないように気をつけなさいよーーっ!!」

 

 わぅっ……わ、わかってまーす!

 

 

 

 

 

 

 

「しゅ、しゅごーーい! ねこしゃんがいつのまにかもう10にんにふえてるー!」

 

『――』

 

 たいぼくにはたしかにくりょにぇーちゃがいました。たいぼくのねもとでまるくなって、すやすやおひるねしてたよ。

 でもね、びっくり! なんにちかまえは5にんくらいしかいなかったはずのねこしゃんがね、なーんと10にんもいたのです!

 くりょにぇーちゃのまわり、たいぼくの枝の上(えだのうえ)とかで一緒(いっしょ)におひるね。かわいいー♪

 これならこのむらがねこしゃんのむら……ううん、ねこしゃんのおうこくになるひもちかいよね! たのしみ!

 

 

 こうしてきゅおの午前(ごぜん)お役目(おやくめ)である、ごあんないはおわりました。

 ごごはなにをしようかな?

 

 えへへ、きょうもきゅおはしあわせだよ!! わんわーーん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっぐ……えぶぅ、ふわああぁぁん……!」

 

「まったくもう! キュオンはクロコ起こすの忘れて一緒に寝ちゃうし! クロコは寝ぼけてキュオン抱え込んで2度寝しちゃうし! アンタが昼メシ昼メシうっさいから用意してるのに、スープ冷めちゃうでしょうが!」

 

「――本当に申し訳にャい――エムティーエルエムエヌ――にャ」

 

「罰として2人とも今日のオヤツは抜きだからね! しっかり反省なさい!」

 

『そ、そんニャアアアァァ!?!?』

 

 ご、ごめんなしゃーーいっ!? おやつぬきはゆるして、らにゃにぇーちゃーー!!

 

 きゅお、いまだけふしあわせー……わんわあああぁぁぁん!!!!

 

 

*1
もろちん日本語じゃないけど気にしたら負け。作者が泣きます

*2
以下、キュオン以外の子どもたちの名が続く

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