人外だからなんとかなりそうだと思った時代が俺にもありました   作:みずみずしいもなかの皮

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会話文が!!!!少なすぎる!!!
亜黒くんまだ1言しか喋ってないが!?!?!?
と、言うわけで(?)綾小路清隆さん視点です。
普段喋らない分こちらで会話成分を補おうと思います


人類は平等か否か【綾小路清隆】

突然だが、少し考えてみてほしい。

人は平等であるか否か

社会は皆、平等平等と訴える

ある偉人が、『天は人の上に人を造らず、人の下にも人を造らず』と…

もはやお決まりの書き出しになりつつある文を独り、脳内で呟く

……強引だが、兎にも角にも、人間は考える事のできる生き物だ。

しかし…

 

 

 

 

隣の席で、首を傾げながらこちらを見つめてくる可愛い生き物を見た時、人間は思考を続けることが出来るのだろうか?

答えは否だ。実際、どう行動したら良いものか全くわからん。

とりあえず、可愛いは正義と言うことははっきりした。

そう思案している間にも、そいつはこちらを見つめ続けている…いや、観察されている?

相手に気付かれないように相手の方を見る

オレにはその目が、人間では無いナニカに見えた。人間の皮を被った、感情の無いバケモノに

……いや、この考えになるのはまだ早いか。初めての刺激に脳がバグを起こしているのかもしれない。

とにかく、オレにはまだ、この刺激は強すぎる。オーバーキルだ。頼むから目を逸らしてほしい。ポーカーフェイスのできる男でよかった。

そろそろオレの心臓が持たないので、行動を起こす事にした。

清「…オレの顔に何か着いてるか?」

話しかければ、相手はビックリしたように目を少し見開き

『あ、悪い』

とだけ言って目を逸らす。男っぽい喋り方のようだ。そして、同じ制服を着ている事から同じ学校に通う生徒だと言うこともわかる

……うん?ネクタイ…だと…!?

これから行く学校では女はリボン、男はネクタイと決まっていたはずだ

いや、リボンに結べていないだけかもしれん。決めつけるには早い。まだ女の可能性がある

男である可能性から目を逸らすようにあたりを見回せば、1人の女子生徒がおばあちゃんに席を譲ってくれないかと座っている人たちに向けて話しかけている

大体の人が見て見ぬ振りをし、あるいは迷っている素振りを見せる人の2極だ

ちなみに隣のやつは…寝たふりをしている。そして制服はズボンのようだ

ここでオレの、女であってくれと言う願いは消え失せた。軽く絶望した。こう言う時はなんと言うのだろうか?ぴえん?

と、しょうもない考えをしていると、異様な少女が目につく

この騒動の中、まるで場に流される事なく無表情で過ごしている

一瞬目が合った気がしたが、気のせいだろう。多分

それはともかく、この騒動はOLが席を譲る事で収束した

そしてバス停に到着する。そこで隣のやつ…まあ少年を起こす

少女であってほしかった…と、いう欲望は一旦頭の隅に移動させ忘れ去ろう。南無南無

こう言うものは時間が解決してくれるとはよく言ったものだ

少し遅れながらも、バスから降りる

今日からここに通うのか…

東京都高度育成高等学校。政府が作り上げた、未来を担う若者を育成する学校

この学校は就職率、進学率100%を謳い、国主導の徹底した指導により希望する未来に全力で応えるらしい

ごちゃごちゃと難しく説明したが、要するに国の作ったエリート育成学校だ

それはともかく、先ほどの少年と顔見知りになっておきたい。話しかけるために先ほど立ち止まったことで空いた距離を詰めようとする

?「ちょっと」

と、誰かに呼び止められる

なんだ、手っ取り早く済ませてくれ、彼が行ってしまうだろう

黒髪の少女「バスの中で私の方を見てたけど、なんなの?」

清隆「あー、悪い。ちょっと気になっただけだ。どんな理由があっても、あんたは老婆に席を譲ろうなんて考えはなかったんじゃないかって」

黒髪の少女「ええそうよ。私は譲る気なんて無かった。それがどうかしたの?」

清隆「いや、ただ同じだと思っただけだ。オレも席を譲る気は無かったからな」

彼の隣に座れたと言う幸運をドブに捨てる趣味は無いからな

清隆「それじゃあオレはこれで…」

黒髪の少女「あなたと同じにしないで。私は信念を持って席を譲らなかったの。失礼ね」

いや、俺より酷くないか?

清隆「悪かったな。それじゃあ俺はこれで…」

黒髪の少女「相手に失礼な事言ったらきちんと謝罪するものじゃ無いの?」

こ、コイツ……勘弁してくれ、彼が先に行ってしまうだろう

清隆「大変申し訳ございませんでした…じゃあ俺は急ぎの用事があるので…」

黒髪の少女「ちょっと?誠意が感じられないんだけど?」

ちょっと面倒くさい女すぎないか??ちょ、本当にやめてほしい。て言うかもう彼は行ってしまった

おまけに面倒くさい女に絡まれ始めた。どうやら幸運の女神は俺の事が嫌いな様だ

相手をあしらい、さっさと入学式に参加する。俺の右隣にはさっきの面倒くさい女がいる

おそらく同じクラスだろう。どうやら幸運の女神はとことんオレのことが嫌いらしい

左隣を見てみれば、先ほどの彼が居た。どうやら幸運の女神は重度のツンデレの様だ。ありがとう

式の最中に話しかけるわけにもいかないので、式が終わってから話しかけようと思ったが生憎オレにそんなコミュ力は無い

隣だったのでおそらく同じクラスだろう。そうであれ

オレのクラスは1ーDだ。席は…窓際の1番後ろ。これがあれか、主人公席と言うやつだろうか

もしかしたらオレは主人公…!?と思ったが本当にそうならばオレには強大なコミュ力が備えられていなければ可笑しい

まあ主人公なんて目立つ役をやりたくは無いしな

現に、俺は誰にも話しかけられずに孤立しているわけだ

おまけに隣はさっきの面倒くさい女。やはり幸運の女神はオレが大嫌いのようだ。オレは親でも殺したのだろうか?

そうならばオレは神殺しになる訳だ、少しカッコイ…なんでもない

すると、目の前の空席に人が座る。どうやらさっきの少年のようだ

………幸運の女神は情緒不安定なのか?

それはともかく、話しかけよう。何度もシュミレーションした。行ける!

そう思い、オレは話しかけると言うミッションをこなすために重い腰を上げる

すると、隣のやつと話始めた

『俺は流塊亜黒って言うんだけど、君は?』

なるほど、亜黒か。とりあえず名前が知れただけでも大きな収穫だ。ずるいぞ隣の男。

ええい仕方がない。このままでは急に立ち上がって座った変人になってしまう。誰かに話しかけよう

当たって砕けろの精神で、ギリギリ話しかけられそうなメガネの男子へ話しかけようとする

ところが、別の男子生徒に話しかけられてしまう。先を越された…………!?

思わず深いため息が腹の底から出てくる。そこで隣の面倒な女に煽られる

コイツは俺のことが嫌いな様だ…。オレが何をしたって言うんだ……




そすみません原作より数倍堀北ちゃんがめんどくさい女になってます
あと結局亜黒くん1言増えただけやんけ!!!
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