2年Z組銀時先生!~変人生徒でクロスオーバーだ コンチキショー~   作:雄大

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今回の話は皆の大嫌いなあれです!
ていうかあれを好きな人いるなら教えてほしいくらい。
では読んでやってください。


第6話 ゴキブリを見たら三十匹どころか三百匹はいると思え

「ぎゃああああああああ!!!!」

 

クロス高校Z組、普段から喧騒に包まれたクラスである。

しかし教室から響く叫び声から普段のボケ倒す生徒たちと様子が違うことがわかった。

教室内から響くその悲鳴に銀時は少し驚く。

 

「なんだあいつら? 騒ぎまくって」

 

教室の引き戸を開けようとするとその前に引き戸が勢いよく開かれZ組の生徒たちと先に来ていた宴が血相を変えて飛び出してきた。

「あ、銀時先生! ヘルス、ヘルスミー!」

 

くりむが涙を流しながら銀時に抱きつく。

おかげで服がグショグショになる。

 

「ヘルプミーな、どうしたんだよお前ら」

 

口をパクパクとさせるくりむの代わりに六花が答える。

 

「漆黒の鎧を纏いし邪悪なる甲蟲……!」

 

「わかんねーよ」

 

「ゴキブリだよ! ゴキブリ!」

 

珍しく宴が体を震わしながら言った。

ゴキブリ。その名前を聞いた銀時は、はっと鼻で笑うと、

 

「なんだよ道楽、お前普段はあんな気つえーくせに、ゴキブリだめなの?」

 

「ダメに決まってんだろ! シェイプ! シェイプアップ乱!」

 

「ヘルプミーな」

 

ゴキブリごときに揃いも揃って乱れまくる生徒たちに銀時は呆れながら、

 

「お前らなぁ、東京で生きていくって事は、ゴキブリと同じ学園に通うことと同じことだぜ。見ときな東京人の生き様を」

 

銀時は持っていた名簿張を武器代わりにし、教室の引き戸を開けた。

 

 

 

「危ない危ない。時間ぎりぎりだったな」

 

廊下を走るな! と昔から言われてきたが遅効するよりはましとダッシュで教室へと向かうのは小鷹。

あと一分でHRの時間となるがもう既に教室は間近。

余裕だなと思い歩きに変えると教室の前で銀時を含めたZ組メンバー全員が怯えたように震えている。

 

「先生、皆もどうしたんですか?」

 

小鷹が不思議そうに聞くと銀時が歯をガチガチと鳴らしながら言う。

 

「ゴッ…… ゴキブリ! ものそっいゴキブリ!」

 

「パルプ! パルプフィクション!」

 

「ヘルプミーな」

 

震えていても宴のボケにツッコム銀時。

 

「はあ? ゴキブリ? 何を今さら言ってるんですか。東京で生きていくって事はゴキブリと共に食卓を囲むのと同じなんですよ」

 

小鷹はバックから不要となっていた多数のプリントを丸め武器にし、引き戸を開ける。

 

「それでゴキブリはどこですか?」

 

小鷹は教室内を見渡すがゴキブリらしき虫はいない。

「こ、小鷹…… 後ろ……」

 

「え?」

 

夜空にしては珍しい怯えた声に反応した小鷹は首だけを後ろに向ける。

そこにはいた。

小鷹の背中にその六脚虫でがっしりと掴み触覚をピクピクと揺らす通常ならばあり得ないサイズの黒光りした虫。

ゴキブリが。

 

「ぎょおえらぁぶぁああああ!! ヘル…… ゴートゥヘル!」

 

「ヘルプミーな」

 

 

 

テレビ局のスタジオで行われる番組ではとある第一級危険生物について語られていた。

 

「現在学園島を中心に東京で異常発生している巨大ゴキブリについて徹底討論していきたいと思います」

 

人気司会者藤さんは、内容について発表すると顔を太った男へと向ける。

 

「それにつきましてはクロス高校の校長であり生物学者でもあるハタ様に色々とうかがいたいと思います」

 

太った男はハタ校長だった。

ハタは無類の動物好きであり一介の教師でありながら生物学の資格を取っていたのだ。

藤さんからゴキブリの正体について聞かれハタは答える。

 

「ゴキブリには違いないがの、あれは日本の虫ではない。外来種じゃ。元々あのゴキブリは某国の実験によって作られたものだったんじゃがとある事故で逃げ出しての。問題となっとるんじゃ」

 

「そのゴキブリが日本に入りこんでしまったと」

 

「ま、そういうことじゃな。ほら、最近ゴキブリってなにかと話題じゃん。テラフォーマーとかヤングジャンプ的な」

 

「なるほど、つまり火星ゴキブリというわけですね」

 

「いや、別に火星に送り込んではいないぞ。しいていうならば怪獣ゴキブリーじゃな」

 

「いや、火星ゴキブリでよくね」

 

「なんでタメ口? やんのかコラ、ちょっとカメラ止めろ」

 

 

「なんすか…… あれ……」

 

なんとかゴキブリをふりはらった銀時たちは教室前で戦闘体制をとりつつも動けずにいた。

小鷹の疑問に銀時は神妙な顔つきになり、

 

「こいつぁ、仮説だが俺ぁ、恐らくコレが関係していると思う」

 

先程教室に入った時に手にいれた板チョコを取り出した。

 

「あぁ! それは私のチョコレート!」

 

ショコラが目に涙を浮かべながら喚く。

チョコにかじられた跡があったからだ。

 

「恐らくチョコを食することによって奴らの中で何か予測できない超反応が起こり…… あんなことに」

 

「嘘っ!?」

 

明久を始めとし生徒たちがにわかに騒ぎ始めた。

 

「まずいですよ、あんなものを誕生させた上、もしアレが街に逃げたら袋叩きです」

 

小鷹も額に汗を浮かべ恐らく今後起きるであろう最悪の事態を想像した。

 

「わーってるよ。そうなる前に俺たちで駆除するんだ」

 

「駆除つったってあんなものアタシたちだけで倒せんのかよ」

 

宴が訝しげに言った。

 

「やるしかねーだろ。確か教室に殺虫剤が置いてあったよな? 効くかどうかわかんねーが、ないよりはましだ。羽瀬川とってこい」

 

「なんで俺!?」

 

いきなり無茶ぶり頼まれた小鷹は叫ぶが、銀時たちは聞かない。

それどころかバカにしたように、

 

「お前よぉー、ヤンキーみたいな顔してんだなら殺虫剤くらいとれないでどうすんだよー。ホントお前は小鷹だな」

 

と銀時。

 

「だからテメーは大鷹じゃなくて小鷹なんだよ」

 

と宴。

 

「だからお前は友達が少ないんだよ」

 

と夜空。

 

「だからお前はプリン頭なんだよ」

 

と鍵。

 

「なんだお前ら、さっきから! 暴言はきすきだろ! つーか頭は関係ない!」

 

しかし小鷹はその後突っつかれたり蹴られたり貶されたりと攻撃を受け、渋々殺虫剤を取りにいくことなった。

 

「くそ…… こいつら…… 絶対許さん」

 

不満をもらしながら引き戸を開け、華麗な動きで教室へと侵入する。

即座に殺虫剤がしまわれたロッカーへと走り、取りだし速攻で構える。

が、

 

「ゴキブリが…… いない?」

 

さすがにあれだけのデカいゴキブリが狭い教室内で身を隠せるとは思えない。

いったいどこにいったのだろうか。

考えていてもわからない。いつでも噴射できるよう殺虫剤のロックを解除し、とりあえず教室の外へと向かう。

その時だった。

小鷹は十七年間生きてきた事によって研ぎ澄まされた感覚により気づく。

天井から感じる奴の気を。

 

「……!」

バッと天井を見上げたその瞬間、

 

「ぎゃあああああああ!!!」

 

小鷹の悲鳴が響いた。

 

 

 

場面は変わって再びテレビ局。

藤さんは、渡された書類に目を通し、そのまま口に出して言う。

 

「えー、巨大ゴキブリの被害にあわれた方から次々とFAXが送られてきています」

 

《ペットがゴキブリに喰われちまった!》

 

《ゴキブリに襲われた! 死ぬかと思った!》

 

《なんでや! なんでゴキブリがこんなデカイんや!》

 

《ゴキブリに襲われました。ムラムラします》

 

《私の桃マンがゴキブリに食われたのよ! 風穴あけてやるわ!》

 

「えー、といったように様々な所でゴキブリが多発していますが、東京に所属する武偵と警察が協力して治安維持に出ていますので皆さん慌てずにゴギブリから身を守ってください。それにしてもゴギブリは人を襲うようですが、どうですかハタさん?」

鼻血を垂らしたハタは説明を始める。

 

「ゴキブリは肉食じゃからの~、皆さん気をつけてたもれ。あと、絶対に殺したりするなよ、マジでヤバイから」

 

「なぜ殺してはいけないのですか? このままでは東京が肉食ゴギブーリに壊滅させられてしまうのですよ?」

 

「それも説明するが…… その前に名前はゴッキブリじゃ」

 

「いや、ゴギブーリでいくから」

 

「ゴッキブリって言ってんだろ。もっかいやっか? あん?」

 

 

 

「「「「「死ね、コラあああああああ!!」」」」」

 

小鷹の悲鳴をききつけ教室へと流れ込むように入ってきた銀時たちは目の前にいた巨大ゴキブリに勇気を出して全員攻撃をかけていた。

ゴキブリはZ組たちの猛攻になすすべなもなくいる。

ある程度攻撃を加えた銀時たちは息を切らしながら気づく。

 

「おい、銀時。そういや羽瀬川のやつどこいった」

 

「確かに、いねーな。まるで煙みてーに消えちまった」

 

「あの…… 先生……」

 

加納が不安そうに銀時に言う。

 

「もしかして小鷹のやつ、ゴキブリに……」

 

食べられたんじゃ、という言葉は思わず飲み込み口には出せなかった。

しかしゴキブリに、というだけで銀時たちは加納が何を言いたかったのか理解した。

しかし信じたくはなかった。

誰もがありえねーよと自分に言い聞かせた瞬間、

 

ゲボォ。

 

ゴキブリの口から胃液と共に小鷹が首に着けていたメンズネックレスのチョーカーが出てきた。

 

「「「「「「小鷹あぁぁぁ!!!!」」」」」」」」

 

銀時は再び一斉に攻撃をしかける。

連続でゴキブリは腹に蹴りを入れられ苦しそうに呻くが銀時たちは容赦しない。

 

「「「「「「出せやあぁぁぁ!!」」」」」

 

「いったい何味だったぁ! プリン味だったのか! コラぁ!」

 

「美味しかったか! 孤独を生きる小鷹は美味しかったか!」

 

『キシャアアアアアアア!!!』

 

たまらずゴキブリは奇声を上げる。

 

「おやおや、こいつ泣きやがったぜ」

 

宴は死にかけのゴキブリに強気で言った。

銀時も調子に乗って言う。

 

「泣いてすむならポリスと武偵はいらねーんだよ」

 

「こいつどうしてやりましょうか兄貴?」

 

大河もヤンキーのうように首を曲げて言った。

銀時たちが最後のとどめをしようとした時、教室の引き戸が破壊された。

見るとそこには、大量の黒い害虫ゴキブリが群がっていた。

 

 

 

みたび場面変わってテレビ局。

藤さんは視聴者に向かってゴキブリについての忠告をしていた。

 

「えー、繰り返しお伝えします。ゴギブーリを見ても絶対に殺さないでください。仲間を呼ぶ恐れがあります。絶対に殺さないでください」

 

忠告をおえた藤さんはハタに質問をする。

 

「東京、特に学園島にばかりゴギブーリが集中するのはどういった理由があるのでしょうかね? バ…… ハタさん」

 

「おい! 今バカって言おうとしたな! お前絶対後で殺すからな!…… いや、そんなことせんともお前たちは、余たちは全員、このままいくと死ぬな」

 

「……! それはどういうことですか!」

死ぬという言葉に藤さんは血相を変えて立ち上がる。

 

「よくきけ、東京に奴等が集まるのには理由がある。恐らく東京に奴等の女王がいるからじゃ。奴等は全て一匹の雌から生まれた兄弟。まず女王がある一定の地区に巣食いそこで大量の子を産む。そして女王はゴキブリたちを使ってその国を滅ぼすのじゃ」

 

「そ、そんな……」

 

「女王が生きている限り奴等は制限なく増え続けるぞ。ゴキブリともから国を救いたきゃ女王を殺すんじゃ」

 

女王を倒せば助かるという微かな希望があるという事実を知った藤さんは興奮ぎみに言う。

 

「女王を判別する目印のようなものはないのですか!」

 

「無理じゃな。女王は普通のゴキブリの大きさでしかも見た目もまったく同じ…… いや、待てよ。判別する方法はあったぞ」

 

「それはいったい!」

 

「背中に五郎って書いてある」

 

一瞬スタジオに流れる時間が止まった。

五郎……?

ゴキブリと関係なさそうな名前に唖然としつつも藤さんはハタに叫ぶ。

 

「なんですかその五郎というのは!」

 

「余がつけた名じゃ。五郎の奴、あんなに可愛がってやったのに逃げだしおって」

 

「おいてめぇ…… なんつった……!」

 

「え? 余、なんかまずいこと言った? あっ!」

 

自身起こした失言に気づいても時すでに遅し、額に汗を浮かばせチラリと横目で見る。

そこにはお茶の間、ニュースの顔である優しげな藤さんとはうって変わり鬼の形相をした藤さんがいた。

その次の瞬間、テレビ画面に少々お待ちくださいのテロップが流れた。

 

 

「だー! こっち来んな!」

 

銀時たちは周りの机を固めその上に乗り籠城状態となっていた。

男たちは各々の持つ物を使ってゴキブリを追いはらうがいっこうに消える様子はない。

 

「先生! なんか女子たちが現実逃避を!」

 

雄二に言われ後ろを見ると宴を始めとした女たちが背中を丸め何やらぶつぶつと呟いている。

 

「うふふ、ゴキブリが一匹、ゴキブリが二匹、ゴキブリが三匹」

 

雪平は集点のあってない目になっている。

 

「ゴッキッブリブリブリ~」

 

雪平の隣で目だけ笑ってない顔で千和は歌い、さらにその隣では六花が虚ろな表情になり、

 

「我は邪王心眼の申し子…… 使い魔ゴキブリと共に混沌を生き抜く……」

 

「おいぃぃぃ!! お前らそんなことしてたらゴキブリの花畑見ちゃうよ!」

 

 

「背中に五郎ぅぅぅ!!! 背中に五郎です! 五郎を退治すれば東京は……日本は救われます!」

 

「痛い! 痛い!ギブギブ!」

 

ハタにスリーパーホールドをかけながら藤さんは視聴者へと必死に呼びかける。

 

「警察、武偵、パンピー! 誰でもいい! 五郎を退治し、日本を救ってください!」

 

 

 

 

「なんだこれ? 五郎?」

 

女たちを励ましている間に銀時は五朗と白い文字でかかれたゴキブリを見つけた。

いつもならば即座に殺しているがこの巨大ゴキブリに囲まれた状況下において今更こんな小さなゴキブリを殺す気にはなれない。

「運がいいぜ、お前。蜘蛛の糸ならぬゴキブリの糸だ」

 

きっちり恩返ししてくれよ、と言いながら五朗ゴキブリを巨大ゴキブリの大群の中へと放り投げた。

「あれ? 先生、今なんか捨てました?」

 

鍵がゴキブリを蹴り飛ばしながら言った。

 

「あー、実はな……」

 

「ぬおおおおおお!!!!」

 

「「「「「「っ!」」」」」」

 

雄叫びと共に現れたのはゴキブリに喰われたと思われていた男、小鷹だった。

小鷹は巨大な殺虫剤を手にゴキブリを押し退け銀時たちのもとへと駆け寄る。

 

「先生! 大量の強力殺虫剤買ってきました!」

 

「羽瀬川! お前生きてたのか!」

 

「いくら俺でもゴキブリなんかに殺られませんよ! さっきゴキブリに襲われそうになった時、咄嗟にベランダに逃げたんです!」

 

小鷹は銀時たちが教室に強襲を仕掛ける直前にベランダに出、別の窓から室内へと入りいったん強力殺虫剤を購入しに走っていたのだ。

小鷹の生存と強力殺虫剤という武器が来たことに銀時たちは皆、顔を明るくする。

 

「よっしゃ! これで形勢逆転だ!」

 

「秀吉、僕の後ろにさがってて! 女の子は守らないとね!」

 

「わしは男じゃ、明久!」

 

「お前ら、こんなときにまでボケるな! それと先生! なんか外偉いことになってますよ!」

 

「どういうことだ羽瀬川」

 

「この学園島、それに東京もチョコゴキブリがウジャウジャで大騒ぎですよ! 放送で知らせようにもゴキブリに占拠されたようで情報も全てに伝わりきっていません」

 

「やべーな、俺らのせいだってバレたらぶっ殺されっぞ」

 

「あ、あとなんか変な噂も流れてますよ! なんかこいつらが日本を破滅に追い込む危険生物だとか、人喰いゴキブリだとか! 背中に五郎って書かれたゴキブリを殺せば助かるとか! もう勝手に話が大きくなってますよ!」

 

その時、銀時は手を止め制止した。

自然と震える唇でなんとか声を発する。

 

「…… 小鷹君。もっかい言って」

 

「いや、だから背中に五郎って書かれたゴキブリを殺せば日本はゴキブリの魔の手から助かるらしいんですよ! もう笑っちゃいますね!」

 

「ははは…… いやー笑っちゃうなー。俺、日本を滅ぼした魔王になっちゃったよ。笑うしかねーよ。なー小鷹君」

 

「「「「「え?」」」」」」

 

銀時のぶっちゃけに小鷹も戦いながら話をきいていた男たちもすっとんきょうな声を上げる。

そして言葉の意味を理解し喚きだす。

 

「ちょっ、先生! 見たんすか! 五郎みたんですか!」

 

小鷹は自身の血の気が引いていくのを感じながら銀時に聞いた。

「まさかさっき捨てたのって五郎!?」

鍵も驚き、周りの男子たちも慌てふためき始めた。

 

「どこだぁ! 見つけろぉ!」

 

「無理無理、もうどっか行っちゃたって。それよりステーキ食いに行こうぜ。死ぬ前に食おうぜ」

 

「先生! あんた何現実逃避してんの、おいぃぃ!!」

 

 

 

クロス高校の生徒相談室に置かれたソファーに寝そべっている銀髪の美少女がいた。

シスター服に身を包んだ彼女の名は高山ケイト。

15歳という齢でありながら学校の教職員を勤める彼女はその美貌に似つかわしくない大口を開け、欠伸をし屁をこく。

 

「ふわぁー、よく寝た…… ん? なんだゴキブリか?」

 

起き上がると床に背中に五郎と書かれたゴキブリが止まっていた。

それを見たケイトはその場にあった雑誌を手に取り、

 

「えい」

 

と躊躇なく叩きつけた。

こうして日本は救われたのであった。

 

「ふわぁー、もう少し寝よ」




名簿を作りました。活動報告にあるのでよければ足を運んでください。
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