歓楽街の帝王の再転生   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回も4200文字になりました


幽☆遊☆白書編その2 暗黒武術会

幻海から霊光波動拳を学び、継承者となる道を選んだ幻戸くん。

 

実の息子であるからこそ、霊光玉の継承に耐えられるような身体作りとして、過酷な肉体鍛練を幻戸くんに行わせた幻海と戸愚呂。

 

霊光玉を受け継ぐ為だということは幻海と戸愚呂から事前に幻戸くんに伝えられていたので、幻戸くんは過酷な肉体鍛練にも根を上げることはない。

 

およそ5年にもなる肉体鍛練の日々を経て、ついに霊光玉を受け取った幻戸くんは、5日間ほど苦しんだそうだが、霊光玉を継承することに成功。

 

霊光波動拳の新たな伝承者となった幻戸くんは、自身の性格的に肉親を厳しく育てるのは向いていないと考えたようで、霊光波動拳継承者を選ぶ時は外部から弟子を取ろうと考えたみたいだった。

 

霊光波動拳次代の弟子は中々見付かっていないようだが、弟子を気長に探すつもりである幻戸くんは、焦ってはいない。

 

修行の旅をしていた俺が森で修行していたある日、究極の闘気と言われる聖光気に辿り着くことができた。

 

【聖光気】

・聖なる属性を宿す闘気となる聖光気を、どの世界でも使用可能

・聖光気を高めることで気鋼闘衣を、どの世界でも纏えるようになる

 

こうして新たなスキルとして刻まれた【聖光気】は、人間が住まう世界で使うには強力過ぎる力のようだ。

 

俺が聖光気を修得してから数時間後、勝負を挑んできた妖怪が居たが、強い妖戦士田中を名乗る妖怪は、俺が抑えていた霊気を放出すると泣き叫びながら逃げていく。

 

何だったんだあの妖怪、とは思ったが、特に気にすることなく修行に励んだ俺は、霊力を更に高めることができた。

 

それから更に月日が流れて、幻戸くんが48歳になった頃、門下生選考会を開くことになり、かなり大勢集まった弟子入り志願者達。

 

次々と試験でふるい落とされていった弟子入り志願者達は数も減り、最後に残った2人の内、もう1人は乱童という妖怪だったが、他人の技を盗むことにのみ執着し、技の本質を掴めなかった乱童は、まだまだ未熟者。

 

最後に幸運を掴んで、乱童に勝った浦飯幽助こそが霊光波動拳を受け継ぐに相応しいと考えた幻戸くんは、浦飯を弟子にするつもりのようだ。

 

とりあえず俺は乱童と戦って、全身の骨を折られていた桑原という少年の治療を魔法で行っておき、折れた骨を完治させておく。

 

幻戸くんへの弟子入りが認められてからは、みっちりと毎日修行させられていた浦飯。

 

そんな浦飯に負けたくないと思ったのか、桑原は俺に弟子入りを志願してくる。

 

やる気には溢れていたので桑原の弟子入りを受け入れた俺は、霊光波動拳を教えることはなかったが、霊能関係の技術については教えてみることにした。

 

特に霊感能力が優れているが、霊気を物質化させて霊気の剣を出すことも出来る桑原。

 

桑原の霊能者としての才能は高く、しっかりと鍛練を積めば、かなり強力な霊能者となることも可能だろう。

 

霊気の剣を伸ばして形状を変えたり操ったりすることは可能でも、放出するタイプの霊能は苦手なようで、霊気の刃を手裏剣のように放出して飛ばす技は消耗が激しかった桑原は、得意な分野を伸ばせるだけ伸ばした方が良さそうだ。

 

修行を積み重ねていくと桑原が出せる霊気の剣は、質を変えることが可能にもなった。

 

霊気を吸収するタイプの妖怪も少なくはない為、吸収されないような霊気の剣へと質を変えることにも成功し、剣以外に霊気を変化させて物質化させることも可能となった桑原。

 

剣技なども教えたことでかなり強くなった桑原は、毎日真面目に修行をしていたので、以前よりも優れた霊能者になれていたのは確かだ。

 

それからしばらくして浦飯と桑原が他の仲間と共に四聖獣とやらを倒したという噂が広まり、裏で名が広まった浦飯と桑原。

 

霊界からの依頼で霊界探偵として働いている浦飯の仕事を桑原が手伝うこともあるらしい。

 

忙しい日々を過ごしていた浦飯と桑原に幻戸くんが暗黒武術会のゲストとして招待されたそうだが、何故か俺や幻海と戸愚呂にも届いていた暗黒武術会の招待状。

 

どうやら暗黒武術会の開催側としてはゲストチームを2つ作ってほしいようで、息子と戦える機会があるなら、と乗り気になった幻海も暗黒武術会への参加を決める。

 

俺と幻海に戸愚呂で1つのチームとなり、浦飯と桑原のチームを会場で待つことになったが、予選会を勝ち抜いた浦飯と桑原のチームが初戦を戦うことになっていた。

 

六遊怪チームと浦飯と桑原に幻戸くんを含めたゲストチームその1の戦いは、ゲストチームその1の勝利。

 

1回戦最後の試合である4試合目に回ってきたゲストチームその2の試合。

 

俺達のチームの相手は魔界狂戦士チームとなったが、対した相手でもない敵にやる気が無くなっていた幻海と戸愚呂の2人。

 

仕方なく俺が魔界狂戦士チーム5名全員を1度に相手にすることにして、5対1での戦いを手早く終わらせておく。

 

翌日は2回戦第1試合がゲストチームその2となっており、苦戦するような相手でもなかった敵チームを、やはり俺1人だけで全滅させて終わらせた2回戦第1試合。

 

それから2回戦第2試合、ゲストチームその1とDrイチガキチームの試合が始まる。

 

試合は3対3の戦いとなり、桑原が作り出した霊気の網で相手選手3人の動きを止めている間に、Drイチガキに操られていた選手達を幻戸くんが霊光波動拳の奥義を用いて倒すという連携を行っていた。

 

操られていた3人は無事で、その3人の師匠も蔵馬と飛影によって助け出され、Drイチガキの悪事は暴かれたようであり、最終的には浦飯にぶん殴られて粉々になったDrイチガキは、最早身体の欠片しか残っていない。

 

とりあえず黒龍波を無理に放った影響で右腕を負傷している飛影も含めた全員を【ベホマズン】の魔法で治療して体力の回復もさせておくと、右腕が全快したことに驚いていた飛影。

 

大会運営側の勝手な都合でゲストチームその1は連戦となり、魔性使いチームと戦うことになってしまう。

 

それでも負傷が回復し、体力も全快しているゲストチームその1が負けることはなかったようだ。

 

翌日、裏御伽チームとゲストチームその1が戦うことになったが、3名だけしか居ないゲストチームその1。

 

遅れて現れた幻戸くんは浦飯に霊光玉を渡してきたようで、幻戸くんが内包している霊力が弱まっていたのは間違いない。

 

そうだとしても残り4名で勝ち抜いたゲストチームその1が、決勝で俺達が戦う相手になりそうだ。

 

ゲストチームその2と、五連邪チームの戦いが始まり、今回も5対1で俺が戦って勝利し、終わらせた試合。

 

決勝まで戦うつもりがなかった幻海と戸愚呂も、ようやくやる気になってくれたようで、幻戸くんとどちらが戦うかをジャンケンで決めていた2人。

 

ジャンケンに勝ったのは幻海であったので、これで幻戸くんは幻海と戦うことになるだろう。

 

戸愚呂は浦飯と戦ってみたいそうで、明日を楽しみにしていた。

 

迎えた暗黒武術会決勝戦の当日。

 

ゲストチーム同士の戦いという異例の決勝戦になるが、観客はそれなりに多い。

 

「まずはオレが行こう」

 

そう言い出した幻戸くんが1番手で出てきたところで、俺は霊光波動拳の応用技術を用いて高めた霊波動を幻海に流すことで細胞を活性化させ、3時間程若返った状態を保てるようにしておき、幻海が若い身体で戦えるようにしておいた。

 

「いやそれ使うのはズルイでしょ林道さん」

 

苦笑いしながらそんなことを言っていた幻戸くんに「いい歳して甘えたこと言ってんじゃないよ幻戸」と言う幻海は息子相手にも容赦がない。

 

どちらも霊光波動の使い手で、互いの手の内を両者が知っている戦いは、相手の予想を上回った方が勝つような勝負となる。

 

霊撃力を瞬時に高めた幻海の打撃を叩き込まれた幻戸くんが、崩れ落ちるように倒れ「やっぱそれズルイって」と言い残して気絶したことで終わった決勝戦の第1戦。

 

ゲストチームその2が初戦を勝利で終わらせ、次の試合が始まることになったが、次に出てくるのは浦飯となり、戸愚呂が第2戦に出ることを決めた。

 

幻海と同じく、戸愚呂も俺の霊波動で若返らせておき、ついでに超絶強化魔法を重ねがけして強化してから送り出す。

 

霊光玉を受け継いだ浦飯と戦っていき、呪霊錠を外した浦飯を圧倒した全盛期以上の強さな戸愚呂は「今のお前には足りないものがある。危機感だ」と言うと、浦飯の腹部にボディブローを叩き込んだ。

 

「お前もしかしてまだ。戦いの中だろうと自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」

 

戸愚呂からの問い掛けに答える余力も無さそうな浦飯へと、攻撃を続けていった戸愚呂。

 

戦っていく内に少しずつ強くなっていった浦飯を厳しく指導するような形で戦い続けた戸愚呂は「お前は何の為に強くなる?」と問い掛け続けていった。

 

打ちのめされても立ち上がり戦い続ける浦飯は、自分なりの答えを得ることができたらしく、迷いが晴れて吹っ切れた様子を見せると、今の戸愚呂と互角の戦いが出来る強さとなり、激しい戦いを続けた両者。

 

最終的にはリングが完全に消し飛ぶ程の激闘で、両者がノックアウトとなった結果、引き分けで終わった戦い。

 

最後に俺の番が回ってきたが「残り3名全員の相手を俺1人でしよう」と言った俺は、ある程度まで霊力を高めて3人の相手をした。

 

桑原、飛影、蔵馬の3名には才能があり、きっとまだまだ強くなるだろう。

 

浦飯と桑原からいい影響を受けている今の飛影と蔵馬なら悪さをするようなことはないと判断し、気絶させておくだけにしておいて、終わらせた最終戦。

 

「浦飯達をぶっ殺せ!」等と言い出した観客の妖怪達を高めた霊力の圧力で黙らせた俺は「大会が俺達の優勝で終わったんなら俺の願いでも叶えてもらおうか」と言っておく。

 

霊力の圧力を更に高めて誰にも文句を言わせない状態にしてから「2つのゲストチームのメンバー全員を今後暗黒武術会に呼ばないことが、俺の願いだ」と俺は暗黒武術会運営者に伝えた。

 

その願いは叶えられたようで、今後暗黒武術会が開かれても、浦飯達を含めた今回のゲストメンバー全員が、ゲストとして呼ばれることはないそうだ。

 

暗黒武術会は終わったが、強くなった浦飯は戸愚呂とひたすら戦って更なる強さを求めていた。

 

力不足を感じた桑原も俺に「また修行がしたい」と言ってきて、再び俺は桑原に修行をつけることになる。

 

修行を続けている内に、通常の霊気の剣とは違う剣を出せるようになった桑原。

 

次元すらも切り裂く剣に次元刀と名付けた桑原は、確実に強くなっていた。

 

まだ狙って次元刀を出せるようにはなっていないが、修行を積み重ねれば、自在に次元刀を出せるようになるかもしれないな。




四聖獣の白虎と戦った桑原は、霊気を吸収されないような霊剣を作り出して、白虎を真っ二つにして倒せるぐらいに修行で強化されていました
暗黒武術会の決勝で、若返った戸愚呂と戦った浦飯幽助は、守る為に強くなると決めたようです

暗黒武術会が終わってから、ほぼ毎日戸愚呂と戦っている浦飯と、主人公と修行している桑原はかなり強くなっていますね
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