今回からトリコ編になりますが、最初は3100文字なので短めになりました
後書きに現在の主人公のステイタスとスキルなどを書いておきますので、興味がある方は見てみてください
人間界や魔界を行き来して、ケンカ友達の雷禅とケンカしたり、一緒に飯を食べたりして過ごした日々。
ケンカには時折浦飯なども混じったりして、親子でケンカもしていた浦飯と雷禅。
何だかんだで親子の関係は悪くない浦飯と雷禅は、よく似た親子だったのかもしれないな。
忙しい日々の最中に、成人した桑原と雪菜が結婚したりもしたが、一応師匠として祝いの金と品はちゃんと贈っておいた。
結婚してからしばらくして、桑原と雪菜の子どもが産まれ、雪菜だけではなく何故か飛影にも似ていた子どもに若干桑原が落ち込んだりもしていたが、浦飯から雪菜の兄が飛影だと聞いた桑原は「それで似てたのか」と納得していたみたいだ。
桑原の息子が大きくなって結婚したのも見届けて、息子の結婚式で男泣きしていた桑原にハンカチを渡したりもしたが、家族と一緒に過ごしていた桑原は幸せそうではあったな。
それから産まれた桑原の孫の顔を見てからも更に長く生きた日々にも終わりが来て、迎えたのは穏やかな死。
死が近付いていた時に雷禅や浦飯にコエンマなどの長い寿命を持って生きている連中には、俺が死後に霊界に行くことなく転生することは伝えておいたんで、霊界に俺の魂が行かなくても、困惑することはない筈だ。
寿命で死ぬという老衰で死んだ俺は、また新たな世界に生まれ変わることになる。
前世と違って捨てられることはなく大事に育てられたが、今生は何故か産まれた瞬間から新たなスキルが1つ発現していた。
【美食細胞】
・どの世界でも身体にグルメ細胞を宿して生まれるようになる
・適合する食材を食べることでグルメ細胞は進化が可能となる
・食事をすることで傷を再生することも可能
どうやら俺の身体には、産まれた時からグルメ細胞という細胞が宿っていたらしく、新たなスキルとして発現したことで、今生が終わってもグルメ細胞を宿した状態で再び生まれ変わるようだ。
新たに生まれ変わったこの世界での今生の父は、食林寺の師範である珍鎮々で、今生の母は雲隠れ割烹という料理店の女将の千代。
そして珍鎮々と千代の息子として生まれた俺の今生の名は、千利。
今生の両親が言うには、グルメ時代とまで言われるこの世界の今の時代。
この世界には美味なるものが世界中に溢れているそうで、凄腕の料理人である母が作ってくれた料理は、美味な食材を更に美味しく調理した料理であったが、凄まじく美味しかったことは確かだ。
母が作ってくれる美味い食事を食べて、父が教えてくれる食の礼儀作法を学ぶ日々を過ごしていると、産まれた弟。
優しい子になるようにと両親から千優と名付けられていた弟は、産まれた時から病弱で、治療が難しい病を患っており、病院に居ないと生きられないと医者から言われていた。
母の料理を食べることも出来ないくらいに弱っている千優の身体には、グルメ細胞は宿っていない。
今生の両親はグルメ細胞を宿しているようだが、それが子どもに必ず遺伝する訳ではないみたいだ。
栄養の補給は点滴だけになると医者から言われており、ちゃんとした食事も出来ない千優を見た俺は、千優の病を治して病弱な身体も健康にすることを決める。
「【全てを癒す聖なる力を此処に】【病めるものに光よ注げ】【蝕むものをその輝きで退けよ】【放つ光は癒しの調べ】【満ちる月は何よりも輝く】【残らぬ傷】【癒える病】【消え失せる毒】【解かれる呪詛】【光と共に聖なる癒しを与えよう】」
小声で唱えるのは、全治魔法の詠唱。
「【セイクリッド・ハイネスセラピア】」
小さな声で魔法名を唱え、繰り出すのは全ての病を治す魔法。
全治魔法の眩く輝く光が赤子の千優に降り注ぎ、千優の身体の病が完全に消え去ったことを確認した俺は、続けてスキル【肉体変化】を用いて千優の病弱な身体を健康な身体に変化させておく。
「奇跡だ!」と医者が物凄く驚いていたりもしたが、病が完治して健康な身体になったことで、病院を出られるようになった千優。
弱っていた千優が元気になると、大粒の涙を流して喜んでいた今生の両親は優しい人達だ。
それからは家族全員で一緒に過ごし、育っていく千優を見守りながら、食の礼儀と料理の技術を両親から教わっていた俺。
千優にも歯が生え揃い、離乳食以外も食べれるようになったところで、特製の料理を用意してくれた母。
俺と千優が並んで料理を食べている姿を、幸せそうに眺めていた母は、とても優しい顔をしていた。
子どもにちゃんと愛情を与えてくれる今生の両親が、いい人達なのは間違いない。
幼い頃から学んでいた食の礼儀作法と、この世界の食材を扱った料理の技術。
今生の俺が14歳になる頃には、食の礼儀作法である食義をマスターすることができて、食没という奥義も身に付けることができた。
真に食事に没頭する時にのみ発動する奥義である食没を用いると、胃やその他の臓器が身体の許容を超えて食料を受け入れることが可能になる。
食った分だけ食料をエネルギーとして充電することができる食没。
食べる前や食べている最中ではなく、体内に入った食材の動向をも敬い感謝し、血肉になった後も感謝し続けることこそが、食に没頭するということだ。
食没にて体内に吸収した食材は、今度は食材の方が食べてくれた者に感謝し、ありったけの栄養を身体に注いでくれる。
食べれば食べるだけ、身体のエネルギーとなる食没を修得した俺には新たなスキルが発現していた。
【食奥義】
・食没をどの世界でも使用可能
・食材への感謝が高まるごとに、食没の効果増大
数多の美味なる食材が存在するこの世界では、食に関するスキルが発現しやすいのかもしれない。
父から食の礼儀作法である食義を教わり、食没という奥義まで修得することができてからは、母から料理について教わることが増える。
母に教わった包丁捌きもそれなりに様になってきた俺は、両親にこれまでの感謝を込めた料理を作ってみることにした。
母から料理を学んできたことで母が得意としていたシャボンフルーツの調理ができるようになっていた俺は、薄皮を剥いて茹でることで味が深まり旨みが増したシャボンフルーツを使って、ぜんざいを作っていく。
今生の母のフルコースのデザートでもあるシャボンフルーツのぜんざいは、母の得意料理の1つだ。
何回も食べたことがあるシャボンフルーツのぜんざいの味は、とてもよく覚えているが、その味を再現するのではなく、母のシャボンフルーツのぜんざいとは違うぜんざいを作っていく俺。
ぜんざいに入れる餅には色米を用いることに決め、米の配合や蒸す時間を調節して、茹でたシャボンフルーツに最高に合う味へと調理していった餅。
シャボンフルーツと色米を使った餅に合う調味料で味付けをしたモアイモの餡と栗ー夢を用いたクリームを組み合わせ、味が調和したところで完成したシャボンフルーツのクリームぜんざいを、両親と弟に食べてもらったが「美味しい」と喜んでくれた両親と弟の3人。
自分の作った料理で誰かが喜んでくれると嬉しいと思えた俺は、この世界では料理人として頑張ってみようかと考えた。
母が経営する雲隠れ割烹で働いて、更に料理人として腕を磨いていった俺は、様々な特殊調理食材を調理することができるようになり、母から厨房を任されるようにまでなる。
母が父と協力して行っていた食材の仕入れも手伝うようになったことで、数多の食材とも出会うことが増えた。
食材には捕獲レベルというものが備わっており、猛獣の場合はその強さ、植物の場合は入手の難易度によって捕獲レベルは変動するらしい。
美味なる食材を求めて、食材を手に入れる為に活動する美食屋という職業もあるそうだ。
料理人兼美食屋になってみるのも面白いかもしれないな。
現在のジーンのステイタス
千利(ジーン・グライペル)
Lv13
力:S999
耐久:S999
器用:S999
敏捷:S999
魔力:S999
鍛冶:SSS
精癒:S
魔導:S
治療:S
彫金:SSS
拳打:S
治力:S
堅守:S
連攻:S
魔防:S
閃斬:S
幸運:S
《魔法》
【ライト・オブ・ブレード】
・付与魔法
・光属性
・詠唱式【光剣抜刀】
【セイクリッド・ハイネスセラピア】
・全治魔法
・傷病回復、あらゆる毒の解毒、呪詛の解呪
・詠唱式【全てを癒す聖なる力を此処に】【病めるものに光よ注げ】【蝕むものをその輝きで退けよ】【放つ光は癒しの調べ】【満ちる月は何よりも輝く】【残らぬ傷】【癒える病】【消え失せる毒】【解かれる呪詛】【光と共に聖なる癒しを与えよう】
【スターダスト・オーバーリミット】
・超絶強化魔法
・光属性
・強化対象は、自分自身を含めた1名のみ
・精神力の消費量により強化率増加
・使用者の階位に応じて強化率増加
・詠唱式【星屑よ】【その輝きを示せ】【放つ光は星の息吹】【進むべき道を切り開く道標となれ】【覆す力を】【折れぬ心を】【立ち上がる強さを】【星屑の輝きは宿す】【最果てに至る時】【鮮烈な光と共に限界を越えよ】【我が全身全霊を持って輝きと成す】【星の光よ降り注げ】
《スキル》
【天性肉体】
・鍛えれば鍛える程、肉体が頑強になり力強くなる
・状態異常無効
【鍛冶鍛錬】
・鍛冶をする度、全ステイタスの熟練度微上昇
【若年長期】
・老化を大幅に遅らせ、肉体の若々しい全盛期を長く保つ
【斬拳走輝】
・斬撃と拳撃の強化
・疾走時、脚力と敏捷に補正
・魔法【ライト・オブ・ブレード】の威力上昇
【極大治療】
・任意発動で【セイクリッド・ハイネスセラピア】の治療効果を極大まで高める
・【セイクリッド・ハイネスセラピア】による治療速度上昇
・【セイクリッド・ハイネスセラピア】発動時の精神力消費低減
【英雄錬鉄】
・能動的行動に対するチャージ実行権
【超越名匠】
・発展アビリティ鍛冶と彫金の最大上限値がSよりも上となる
・様々な属性や耐性に効果を、作成する武器や防具に付与することが可能
【夜帝王】
・夜に体力と精力の高速自動回復発動
・夜に耐久と器用の超高補正
【魔書作成】
・魔導書の作成方法が思い浮かぶようになり、高度な魔導書を作成することが可能になる
・魔導書の作成時のみ、最高ランクの発展アビリティ神秘の一時発現
【完全破壊】
・完全不壊の物を壊そうと思えば破壊することが可能になる
・物を破壊する時、最高ランクの発展アビリティ破砕の一時発現
【祝福巡継】
・器力共鳴
・発現者の一定範囲内に存在する全眷族への能力加算
・常時発動
・加算値及び効果範囲は階位反映
【神愛伴侶】
・発現者と相思相愛の女神が相手なら子どもを作ることが可能
【肉体変化】
・肉体を自在に変化させることが可能となる
・発現者以外の肉体を変化させることも可能
【自由更新】
・能力値が上昇した場合や階位の昇華が可能となった時、背の恩恵を発現者自身の意思で自由に更新することが可能
【輪廻転生】
・発現者の死後、発動
・記憶と全ての能力を引き継いで転生することが可能
【刀槍殺法】
・どの世界でもアバン流刀殺法と槍殺法を使用可能
【竜紋章】
・竜の騎士となり、竜闘気の使用と竜魔人化を可能とする
【大剣豪】
・剣を装備した時、最高ランクの発展アビリティ剣士の一時発現
【竜探呪文】
・習得したドラゴンクエストの呪文をどの世界でも使えるようになる
【道具袋】
・所持した物を異空間に収納し、自由に取り出すことが可能
・異空間に収納したものは、どの世界にも持ち込むことができる
【自在金属】
・体内の脂質を用いて数多の金属を生成し、数多の金属を自在に操ることを可能とする
【霊光波動拳】
・どの世界でも霊光波動拳を使用可能
・どの世界でも霊光波動拳の指導と霊光玉の作成が可能となる
【聖光気】
・聖なる属性を宿す闘気となる聖光気を、どの世界でも使用可能
・聖光気を高めることで気鋼闘衣を、どの世界でも纏えるようになる
【美食細胞】
・どの世界でも身体にグルメ細胞を宿して生まれるようになる
・適合する食材を食べることでグルメ細胞は進化が可能となる
・食事をすることで傷を再生することも可能
【食奥義】
・食没をどの世界でも使用可能
・食材への感謝が高まるごとに、食没の効果増大
ダイの大冒険の世界で、ソルだった頃に身に付けた魔法
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