なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる? 作:YY:10-0-1-2
小大唯がヒロインの話! 流行れ!!!
No.1 幼なじみとの────
とある中学校。その図書室で僕は本を読んでいた。
夕暮れと言うのに、まだ図書室で本を読んでいる僕は、熱心すぎるのか、はたまた馬鹿なのか、他人から見たらどう見えるんだろうか?
すると、ガラガラと図書室の扉が開く。
入ってきたのは同じクラスで幼なじみの小大唯ちゃんだ。
なんで見てないのに分かるかだって? まぁ、細かいことはいいじゃないか。
「ん(また本読んでる)」
僕は本を閉じて、唯の方を向く。
「唯にも読めると思うけど?」
「ん」
唯は、首を横に振って、全力で否定してる。僕はあっはは、と苦笑いを浮かべて本を仕舞う。
唯は僕の隣に座って、本を覗き込んでいる。こう近づくと、ちょっといい匂いするからドキドキするんだよね。やめてくれない?
僕は自身の中にあった疑問を唯に聞いてみる。
「やっぱり、雄英高校に行くの?」
「ん(行く)」
やっぱりか…。
僕もニッコリと笑って「そっか」と呟く。
「なら、僕も行くよ!」
「…ん(無理についてこなくても…)」
「いや、僕だってヒーロー志望なんだから!」
僕が拳を掲げて言うと、唯は小指を立てた。
「ん(指切り)」
「…分かった。絶対に2人でヒーローになろうな!」
指切りげんまん。中学生がやると恥ずかしいものがあるが、今の僕たちには大切なものであった。
「それで━━━……」
僕の言葉を聞いて、唯は……。
■
事の始まりは中国、軽慶市。軽慶市の病院にて誕生した、光る赤子誕生したとのニュースだった。
以降世界各地で”超常”は発見され、原因も判然としないまま時は流れた。
いつしか”超常”は”日常”に、”架空”は”現実”になった。
そんな世界で暮らしている僕、
様々な生徒がいる中、僕はふぅ…とため息を着く。
雄英高校ヒーロー科の偏差値は79、倍率は300倍。
はぁぁぁ???
倍率300??
そんな数字どこに行っても聞かないし、聞いたことないし、むしろすごいんだけれども。
たくさんの人がいる中で、受験するのか…。勉強は精一杯してきたし、多分大丈夫なはず。
すると、誰かがポンッと僕の背中を叩いてきた。
振り返ってみると、知っている顔がそこにあった。
「唯、来てたんだ」
「ん(受験会場だしね)」
「せやなぁ…あ〜緊張する〜〜」
「ん!(掌に人って文字書いて!)」
それ、来る前に100回ぐらいやったよ僕…。
すると、前の方で、ワカメみたいな髪型の子が、面白いぐらい足震えながらこけた。
あっ、通りかかった女の子に助けられた。
「ん(大丈夫かな?)」
「まぁ、大丈夫でしょ。ほら、速く行こう」
「ん(分かった!)」
僕と唯は、一緒に雄英高校へと歩みを進めるのであった。