なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる? 作:YY:10-0-1-2
「ごめん! 少し無茶するけれども、2人ともジャンプして!」
僕は手を少しだけ離して腕を噛み、
ジャンプしたのを確認してから、全員の体重を支えるのように持ち、爆豪君から逃れる。
「!!?」
「痛ゥゥゥゥ〜〜〜ッッ!!!」
流石に無茶のし過ぎで、腕と脚に痛みが鋭く走る。
だが、まだ倒れては無い……行ける!!
『オイオイ! 今、羅符素が3人を抱えて走ったぞぉぉ?!! スゲェ力と体力だなぁ! っていうかアリなのかそれは!? 』
「テクニカルなので……ギリギリオッケー! 次は無いわよ!」
なるほど……次は無し……か。
咄嗟の回避だったけれども、許されてよかった。
「ん!(無茶し過ぎ!)」
「今、グワッて上がって、ビリッってなってたけれども大丈夫?!」
「それよりも、来るよ〜!」
「吹出君、もう1回障害物! 唯もそれをデカくして! 作戦は変わらな……!?」
吹出君達にそう指示しようとした時に、爆豪君の手が目に入る。
【爆豪勝己が目の前で爆発を起こし、ハチマキを取っていく】
ヤバい! ヤバいヤバいヤバい!!!
何か、何か策! 何か策は……!!
「! 吹出君、横に障害物! それと、凡戸君は全力で横っ飛び! 吹出君も!」
「!!?」
吹出君が出したのを確認して、全力で地面を蹴り、横っ飛びする。
僕の横にあった為に、勢いよく障害物に当たってしまったが、倒れてはない!
『おおおっ!! 爆豪の攻撃を避けたぞ!!』
『羅符素の全力横っ飛びで爆発のダメージを最小限に。さらに、横に物を置くことで倒れるのを防いだか…』
これはセーフだろ!
だが、体にかかる負担がデカすぎた。僕はこれ以上動けない羽目になってしまった。
だが、タイミング良く、テープが引かれ、爆豪君は舌打ちをしてから戻っていく。
浮いてた時間は……!? 1分にも満たないって嘘でしょ!?
だけれども、これほど暴れたんだ…。
隣から、すごい声が聞こえてきたと思ったら、終了の合図がなってしまった。
どうなったんだろうか?
1位は……1000万を取った轟君達のチーム。そして、2位は…
「小大チームだぁ!!」
「よっしゃ!!」
1575ポイントでなんと2位だ!!
やったぞぉぉ!!
3位は爆豪チーム……4位は、心操チーム……ではなく、緑谷チームであった。
緑谷君が涙のせいで、地面に膝をめり込ませて泣いている。
君それどうなってるの……??
「ん…?(あれってどういう意味で…?)」
「どうしたの唯?」
「ん!(なんでもないよ!)」
そっか。
さてと……次は確か、昼休みか。
「腹減った〜」
「あ、漫我君! これから唯と一緒にご飯食べるんだけれども、一緒に食べる?」
「おおっ! 僕もうお腹がグーグーって鳴っちゃってさ!」
「ホントに鳴ってるね…」
僕の言葉にアッハハと笑う漫我君。
僕たちは食事の準備をするために、その場を離れた。
■
「! あれって…」
僕が飲み物を買うために自動販売機まで歩いていると、途中で1人の生徒に目が止まる。
確か、普通科の…。
名前を思い出そうとしていると、こちらに気づいたのか、顔を向けてきた。
「! えっと……これから飲み物買うんだけどさ、自動販売機ってどこにあるか分か…」
【心操人使が洗脳を使ってくる】
「ッ!?」
「? どうしたんだ?」
僕は口を閉じて、心操君を見る。
心操君は、僕の態度を読み取ったのか、チッと舌打ちをする。
「何にもしないよ…」
「……どうして洗脳なんてしようとしたんだ?」
「…」
黙りこくってしまった。
僕がヒーロー科だと知ってての行動なのかな…? それとも、ただ単純に……?
「洗脳して、棄権してくれればさ、繰り上がれるかも知れないだろ?」
「……そんなので上がっても、君自身が傷つくんじゃ…」
「良いよな! 最初から
僕の言葉に反発するように、叫んできた。
僕は言葉を寸前で止め、飲み込む。
「…知ってるよ……普通科でも凄く有名になってたし。未来が見れる青年って」
「…君は、ヒーロー科に編入したいんだったよね…君の個性なら、出来るはずだよ」
「…何がわかるんだお前に…!」
若干のイラつきも混じりながらこちらを睨んできた。
「分かるよ。僕もそうだから…」
【洗脳】と【因果律】は能力的には違う。
けれども、本体に特徴的な性能を付けてくれるものでは無い。つまり、本体自体は無個性だ。
心操君は、多分、
「だけれども、君の個性は、強いよ!」
「っ……!」
「僕のは、未来を……因果律を見るっていう個性だけれども、君のは……相手が反応したら、勝ちじゃないか! とっても強い!」
驚いたかのように目を見開いて、聞く心操君。
「君の個性は、もしかしたら
僕は、畳み掛けるかのように言った。
「君ならきっと! ヒーローになれる!!」
目の前で、まるで新しいおもちゃを手に入れた子供のように、キラキラと目を輝かせて、そいつはそう言った。
だけど、目の前のやつは、そんなものを怖がらず、寧ろ歩み寄ってくれた。
警戒してなのか、それともただ単純に馬鹿なのか。
だけれども、気付かされた。
自分の力なのに、なんで自分でそれを恐れていたのだろう。
まさか、陥れようとしたヤツに、気付かされるなんてと思った時には、嬉しくって、跳ねそうな勢いだった。
俺は顔をそいてから見えなくするように背けた。
「!? 僕なんか酷いこと言ったかな?」
「……いや、ありがとう」
「? そりゃどうも……?」
感謝の言葉を言ったのに、そいつは首を傾げて言ってきた。
「って、違う違う……自動販売機の所!」
「あぁ……そこにある…」
角を曲がって、と言おうとして、気付いた。
そいつは、まるでなんでこっちに来ないの? と言いたそうな顔をしてそこに立っていた。
すると、俺の考えに気づいたのか、それとも未来を見たのか、あっ、と呟いて駆け寄ってくる。
「これから飯じゃん? 一緒に食おうよ! 一人は寂しいでひょ?」
「……そうだな…えっと……」
「筒美羅符素! よろしく! 心操君!」
「……あぁ。それと、君付けじゃなくてもいいぞ?」
どうしても癖で……と照れ臭そうに笑ったそいつの顔は。
もしかしたら、俺の本当に欲しかった顔なのかもしれないな。
1位:轟チーム(原作通り1000万を取ったので確定)
得点は1000万305P
2位:小大チーム(鱗チーム、葉隠チーム、鎌切チーム、鉄哲チームが犠牲になったのだ…)
得点は1575P
3位:爆豪チーム(物間チームが犠牲になったのだ…)
得点は930P
4位:緑谷チーム(常闇君の影の活躍により、轟チームの頭のポイントに、拳藤チームが犠牲に)
得点は800P
……計算は、多分でやってます。間違えてたらすみません…。多分これで合ってるんです……。
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本戦出場出来なかった人たち+α
心操「」
拳藤「」
物間「」
鉄哲「」