なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる? 作:YY:10-0-1-2
短めになってしまった。
授業が終わり、僕達はコスチュームは脱いでいた。
コートなので余計暑く、脱ぎ終わったあとの開放感は凄いものだ。
すると、峰田君が何かしているのを見た。
またろくでもないことをやっているのだろうか…?
「おい緑谷! とんでもないことが発覚した! こっちゃ来い!」
「ん?」
緑谷君が近づくと、穴のようなものを指さす峰田君。
隣の部屋って確か…………女子の更衣室!?
「見ろよこの穴! ショーシャンク! 恐らく諸先輩方が頑張ったんだろう!」
「峰田君やめたまえ! ノゾキは立派な犯罪行為だぞ!!」
「オイラのリトル峰田はもう立派なバンザイ行為なんだよォォォ!!」
こいつほんとマジで…。
僕は目を細めて拳をわなわなと震わせて睨みつけた。
「八百万のヤオヨロッパイ! 芦戸の腰つき! 葉隠の浮かぶ下着! 麗日のうららかボディに蛙吹の意外オッパ───」
すると、穴からプラグのようなものが峰田君の耳に突き刺さり、ドックンと爆音を鳴らした。
明らかに耳郎さんのプラグが……お、恐ろしい……。
「耳郎さんのイヤホンジャック……! 正確さと不意打ちの凶悪コンボが強み……!!」
「なんてこった……まぁ、妥当な罰だな」
まぁ、塞いでおくのには賛成かな…。
……唯、見られてないよな…? 大丈夫だよな……?
■
時は流れ、六月最終週……期末テストまで残すところ一週間を切っていた。
だが、教室内は阿鼻叫喚としていた。何故なら……
「全く勉強してねー!!」
「体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー!!」
「確かに」(常闇:15/21位)
「中間はまー、入学したてで範囲狭かったし、特に苦労しなかったんだけどなぁ……」(砂藤:13/21位)
「…!」(口田:12/21位)
目を見開いて悲鳴のように叫ぶ上鳴君(21/21位)と、諦めたかのような笑みを浮かべる芦戸さん(20/21位)
まぁ、期末テストの結果によっては補習地獄という罰が待ち受けているのだから必死にもなるだろうし。
勉強出来なかったのは、行事が重なったのもあったのもあるけれど……。
「演習試験もあるのが辛えところだよな……」(峰田10/21位)
峰田君って実は勉強出来たんだね。初めて知ったよ。
峰田君の言う通り、演習試験があるのである。流石はヒーロー科。
というか、演習試験が1番ではないのか……?
「あんたは同属だと思ってた!」
「お前みたいなやつは馬鹿で初めて愛嬌が出てくるもんだろ……! どこに需要あんだよ!」
世界かな、とか意味の分かんない事を言っている峰田君はさておき。
励まそうとして逆効果になっている緑谷君(4/21位)と飯田君(2/21位)
そして、普通に受けてれば赤点取らないだろと辛辣な言葉を突き刺す轟君(6/21位)
君たちは多分あれだ。人を褒めないで手を差し伸べてた方がいいと思うんだ。
ん? 僕? 僕は5位だったよ。
とはいえ、雄英に入ったってことは凄いことなのである。
しかしそれ相応に雄英高校の授業が難しい為、努力が不足すれば……お察しである。
結果的に、上鳴君と芦戸さんは友である八百万さん(1/21位)に頼むことにしていた。
二人に続いて耳郎さん(8/21位)と瀬呂君(18/21位)と尾白(9/21位)も声をかける。
「この人徳の差よ…」(切島:16/21位)
「俺もあるわ、テメェ教え殺したろうか」(爆豪:3/21位)
爆豪君は意外にも僕より頭がいいらしい。ビックリしたよ。いや、見た目で判断しちゃいけないとは思うんだけどさ。
すると、携帯が着信を知らせるために鳴り出す。
見れば、唯と心操から勉強をやろうとメールが来ていた。
『じゃあ、今度一緒に勉強するか。唯はすぐ近くだし、僕の家に来てくれる?』
と、唯にメールを送っておいて、心操にも家でやるとメールしておく。
心操の事迎えに行かなくちゃだよね?
僕は静かに週末の勉強会に胸を踊らさせているのだった。
実は頭が良い羅符素。