なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる?   作:YY:10-0-1-2

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No.4 個性が強いA組担任!

 

 

「ん(一緒に行こう)」

「お、おぉ……部屋まで上がってくるとはね……しかも腹の上乗りながらとは…」

 

 目が覚めたので、目を開けるとそこには、唯の姿が。

 既に制服を着ていて、発達した体が目に入る。その瞬間、男である僕は何かを察した。

 

「……唯、どいてくれ」

「ん(ヤダ)」

「どいてくれないと僕が、僕の理性が死んでしまう!」

 

 真剣な目付きで言ったのと、理性という言葉を聞いて、唯は少しだけ体をビクつかせ、すぐさま部屋から出ていった。

 

 ……さて、とりあえず収めなきゃだよな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまん唯、待たせた」

「ん(大丈夫)」

 

 制服に着替え、朝食を食べ終えた僕は、1階に降りて唯の方を見る。

 ……すまんかったって。僕だって健全な男子なんだよ?

 

「ん……(襲ってくれても……)」

「はは、冗談はよして……冗談だよね?」

「何してんだ2人とも」

 

 僕と唯が話していると、母さんが朝食を持ってきてくれた。

 

「ん(お義母さん)」

「ブッ!?」

「あ〜なんて?」

 

 

 母さんに向かってぺこりと頭を下げる唯。母さんは、唯の言葉をまだ翻訳出来ていないめ、頭を搔いている。

 変なこと言わないでくれるかなぁ唯!!?

 

 僕は朝食を直ぐに平らげ、バッグを持って玄関に向かう。

 

「ん(行こう)」

「うん。行ってきます母さん!」

 

 僕と唯が母さんの方を向いて、ニッコリと笑うと、母さんは少しだけホッとしたような、安心した笑みを浮かべて、手を振った。

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 雄英高校ヒーロー科。

 なりたい職業ランキング第1位のヒーローになる為の科で、他の学科を凌いで人気ナンバーワン。

 

 僕は何とか乗り越えられた大きい壁である。

 唯も乗り越えられた……。これで夢に1歩近づけた。

 

「そういえば、唯は何組なの?」

「ん(B組)」

「あっちゃ〜。僕A組だから、別のクラスになっちゃったね…」

 

 残念そうにシュンとした顔をする唯。

 そんな唯を見て、僕は、いつでも会えるからさと宥める。

 

 その後、唯とは別れて、A組の前へ来る。

 

 大っきい…扉。

 バリアフリーってことなのかな?

 

 意を決して、開けてみると!

 

「机に足をかけるのをやめたまえ!先輩方への失礼だとは思わないのか!?」

「思わねーよ!端役(モブ)が!!」

 

 ヴィラン育成所???

 

 いかんいかん、状況整理……。あの真面目な子は……多分叱ってるって事だよな?

 で、あの爆発頭がヴィランか。そうかそうか。えぇ……?(困惑)

 

「か、かっちゃん……」

「ん? あ、入試前にコケかけてた…」

 

 ワカメ頭の少年が後ろから来て、声を発したのでそちらを見る。

 なるほど。影の者だったか。パニくる数秒前だな?

 

「僕は筒美(つつみ)羅符素(らふす)。よろしく」

「え、えと……緑谷出久です。よ、よろしく…」

「あー!」

 

 緑谷君の後ろから聞こえてきた声に、緑谷君はビックリして、僕はそれを見て苦笑いする。

 このホンワカ系女子の名前は麗日お茶子さんと言うらしい。

 

 お、おう……凄いグイグイくるねこの子。ほら、緑谷君が困ってるから……。

 

 

「失礼、俺は聡明中学出身の飯田天哉だ。よろしく頼む」

「筒美羅符素です。よろしく」

 

 圧倒的ヴィランっぽそうな感じの子と話し合っていた(?)子がこっちに来る。聡明中学校……え、凄いエリートのところじゃん!

 

 そんな感じで入口でワチャワチャしていると、緑谷君とお茶子さんの後ろに寝袋を着た誰かがいるのを視線に入れる。

 

 僕はびっくりして勢いよく飛び退ける。

 

「お友達ごっこがしたいなら他所に行け。ここは……雄英だぞ」

((((((なんかいるーーー!?))))))

 

 多分全員の心の声がハモったはずだ。

 

 寝袋から出てきた小汚いオッサンの名前は相澤消太、僕達の担任だそうで……担任!? 不審者って言われても納得の風貌してるけど?!

 

 相澤先生は、体操服に着替えてグラウンドに集合と言った後、どこかへと行ってしまった。

 

 あれが……担任…か。

 

 とりあえず僕たちは体操服に着替えてグラウンドに向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、これから個性把握テストを行う」

「「「「個性把握テストォ!?」」」」

 

 なんだって?! ガイダンスはどうするんだ?!

 

 色々と話してはくれたが、要は個性を使っての体力テストだそうで……。え、僕めっちゃ不利じゃん。僕だけ個性ないようなものだよ?

 

 いや、鍛えてはいるけどさ…。

 

 すると、実技試験1位のヴィランっぽそうな感じの子がボールを手渡される。

 個性を使って投げろとのこと。デモンストレーションみたいな感じなのかな?

 

「死ねェ!!」

 

 BOOOOOMB!!!!!

 

 

 今死ねって……。

 暴言の嵐だねこの人……。

 

 記録は705.2m。個性不使用の体力テストではまず見かけない数値。個性を使うとこんなにも飛距離を伸ばせるんだね。

 

 「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」

 「何だこれ!すっげぇ面白そう!!」

 

 その言葉がまずかったらしく、相澤先生が面白そうか……と呟く。

 すると、ニヤリと笑ったような顔をしてこちらを見てくる。

 

 【トータル成績最下位の者が除籍処分される】

 

「はぁぁぁっ?!?!」

 

 僕はつい大声を出してしまって、咄嗟に口を塞ぐ。その様子を見て、相澤先生も緑谷君も、全員がこちらの方を向いてしまう。

 

「……あ、相澤先生…? ほ、本気で言ってます…?」

「? 何が…あぁ、お前は未来が見えるんだったな」

「何それスゴッ?!」

 

 クラスメイトがそう言ってからやれやれと先生が首を横に振る。

 

「羅符素は分かるだろうが……トータル成績最下位の者は見込みが無いと判断し、()()()()といこうか」

「「「はああああ!?」」」

 

 やっぱり、全員が同じ言葉を口に出す。

 こ、この先生…この先生やべぇよ……。

 

 

「生徒の如何は先生の自由……これが雄英高校ヒーロー科だ」

 

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