なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる?   作:YY:10-0-1-2

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No.51 ヴィランアタックというRTA

 

 

 メリッサさんの案内もあり、とあるステージの中に入ると空中モニターには丘の上に立つ切島君の姿が映し出されていた。

 

 『クリアタイム、33秒! 第8位です!』

 「切島君!?」

 「緑谷君……あれ!」

 「えぇえ!? かっちゃん!?」

 

 僕が指さした方向には、なんと、爆豪君が。

 その事に、緑谷君は大きく驚いていた。

 

 『それでは! 次のヴィランアタック! レディ……ゴー!!』

 

 岩山のような場所を爆発と共に飛び出す爆豪君。

 所々にいるロボット型の機械を破壊しながら、頂上まで目指す。

 

 そして、最後にいたロボットを「死ね!!」と叫んで壊した。

 ……死ねって……。

 

 『これは凄い! クリアタイム15秒! 現在トップです!!』

 

 「ふん…「あれ?あそこにいるの緑谷じゃね?」…あ?」

 「あはは…」

 

 ここで切島と爆豪が緑谷に気付く。

 すると爆豪は爆破で吹っ飛んで来て、険しい顔で緑谷に吠える。

 それに、緑谷君が後ずさりする。

 

 「ん(怖いね)」

 「……ま、まぁ……そういう性格だから……」

 

 白目を向きながら唯にそう声をかける。

 どうやら、爆豪君は雄英体育祭で優勝したので招待券を、切島君は、その付き添いらしい。

 

 すると、緑谷君が飛び入り参加するとの事。とは言っても、爆豪君に脅されてやっただけなんだけどね。

 

 「ん?(やるの?)」

 「……ちょっと、気になるかも……」

 

 いけないな、僕、不敵な笑みを浮かべてるかも。

 直ぐに笑顔を取り繕い、緑谷君を見る。

 

 さて、緑谷君の記録は16秒と二位という結果だった。

 緑谷君の結果に爆豪君が「ありえねぇ!?」と叫んでる時に氷結がフィールドごとロボットを覆う。スタート地点にいたのは白い息を小さく吐き出すのは轟君だった。

 

 ……うん、もう驚かないぞ……。

 

 『ひゃー! すごい! すごーい! 記録は…14秒! 現在トップです!!』

 「てめぇ! この半分野郎!」

 

 今度は爆豪君が轟君に向かって吠えた。

 

 「いきなり出てきて俺スゲーアピールか、コラ!」

 「緑谷達も来てんのか」

 「無視すんな! 大体なんでテメーがここにいんだよ!」

 「招待を受けた。親父の代理…」

 

 一方的にギャーギャー騒ぐ爆豪君に司会の人は次があるために速く退場して貰おうと声をかけるが、怖い顔で言い換えされ怯えてしまいソレを見た飯田君、緑谷君、切島君の3人が止めに行く。

 僕は前に出て爆豪君がカメラに映らないように何とか立ち回る。

 

 こんなの見せちゃ行けません!!

 

 『さて、気を取り直して……今度も飛び入り参加です!』

 

 「……やるだけ、やってみるか」

 

 僕は目を閉じて、集中してから、【個性】を使う。

 因果律は、様々な結果を覗ける。つまり、どれが最適化が分かるわけだ。

 

 【右から左と順々に駆け上がる、タイムは17秒】

 【最初に衝撃波で目の前の敵を散らして上る、タイムは16秒】

 【真上に飛んで、ステージ全体に衝撃波、タイム15秒】

 【先に上に飛んでから雷のように駆け下りる、タイムは15秒】

 

 

 「なら……」

 『ではヴィランアタック! レディ……ゴー!!

 

 上に飛んで、腕を持ち上げる。

 腕は痛めない、『因果集中本気律力強(アンリーシュドパワフルリメイク)』で……!!

 

 「行ッッけェェェェェッッ!!!!!!」

 

 凄まじい風圧が、フィールドどころか、ステージ全体を襲う。

 勿論、腕を壊さない程度だが……それでも、一掃するのには充分だったようだ。

 

 「す、凄い……!」

 『な、なんと! タイムは15秒! 同率2位です!!』

 

 多分、『因果集中限界律突破(アンリーシュドオーバーリミット)』なら、もっと早く倒せただろうけど……まぁ、そこまでやる必要は無いだろう。

 

 「ん……(流石私の……)」

 「なんで唯がドヤ顔するの……?」

 

 

 施設を思いっきり楽しんだあと、18時を回り、そんなこんなで、今日の来園は幕を閉じるのだった。

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