なぁAFO……ラプラスの悪魔って知ってる?   作:YY:10-0-1-2

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 今回は短め。


No.9 戦闘訓練のその後

 

 戻ってきた僕たちは、早速講評へと移行するのであった。

 

「今回のMVPは……筒美少年だ! なんでかわかる人!」

「はいオールマイト先生」

 

 

 オールマイトの質問に手を挙げたのは一回目の講評と同じく、八百万さんであった。

 

「まず、羅符素さんは個性を使って、味方二人を凍りつかせないようにして、的確な判断の元、行動していました。さらに、味方二人にも的確な命令を出して敵の行動を対策していたり、巻き込まれかけていた仲間を救出したりと行動が速かったのもあります」

「……そ、そうだね! 完璧だよ! くぅ…!」

「いや、僕も焦った部分は多々ありました。尾白君を投げるなんて……一歩間違えたら大怪我に繋がりますし…ごめん尾白君…」

 

 改めて尾白君の方を向いて、謝罪する。

 尾白君は手を振って、別にいいよと言ってくれる。やはり持つべきものは友達だね……。

 

 

 そんな感じで僕らの講評は終わり、第3回戦、4回戦へと続いていくのであった。

 

 3回戦や4回戦も特に変わったこともなかった。

 オールマイトの質問に、八百万さんが答える。それに、オールマイトが唸る。

 

 そんな感じのものが何回も続いていた。

 時々、みんなで話しながらも、誰かの技を盗んでみようとして、出来ないなと苦笑いするのであった。

 

 みんな個性が強すぎるよ……。

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業も終わってコスチュームから着替えて、放課後になると話題はやっぱり戦闘訓練になった。

 

 主に、僕の個性の話だけどね。

 

「羅符素の個性ってどんな風に見えてるの?」

「ん? あぁ……なんかね……こう、目の前が光って……視界が黄色っぽくなって、先の行動を見ているって言うか……そんな感じ」

「……???」

 

 それはそうなるだろうな…。

 

 ただ、そうとしか言えないんだよな…。ほんとに。

 昔の古いテレビ、みたいな感じ。本当にそんな感じなんだよね。

 

「そもそも、『インガリツ』ってなんだ?」

「簡単に言えば、こうすればあーなる……身近の言葉で言えば、自業自得……かな…」

 

 上鳴君の頭の上に大量の『?』が浮かぶ。ダメだこりゃ。

 僕の因果律は説明がしずらいんだよね。

 

「未来が見れるのは普通に強いよな!」

「いや、そうでもないよ?」

 

 切島君の言葉を僕は否定する。

 

「だって、言ってしまえば()()()()()()()だから、対策を考えないといけないし、肉体的変化は無いから、自分の力で戦わなきゃだし……」

「お、おぉ……そうか……」

「まぁ、僕自身鍛えてはいるから、明らかに困ったってのはさほど無いね…」

 

 僕の言葉に切島君がなるほど……と頷いてくれる。

 

 例えば包丁が勢いよく飛んできても、それを回避する術が無ければどうしようも無い。

 だからこそ、僕自身が強くなり、そしてすべての危険を回避出来るようにしないといけない。

 

 どうしようもない時は……そのときはそのときだけどね。

 

 そんなことを話していると。

 

「ん!(こっち!)」

「あぁ、唯! 来てたんだ!」

 

 扉の前に、唯がひょこっと顔を出しているので、クラスのみんなに帰ることを伝えてから、鞄を手に持ち、クラスの外に出る。

 

 唯は帰りの支度をほとんど終えたようで、いつでも帰れるらしい。

 

「ん?(早速クラスの人気者?)」

「いや、まぁそんなことは…………場所移動しようか。後ろから刺されそう」

 

 後ろからヒシヒシと感じる殺気に怯えながらも僕と唯は移動する。

 峰田君……君が多分いちばん怖いよ……。

 





 サー・ナイトアイ → コマみたいな感じ

 羅符素君 → テレビ画面を見てるような感じ
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