とある偶像の造形神   作:一般通過龍

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唐突に新約リバースに出てきたもう一人の上条当麻神浄討魔さんが幻想入りとアイデアが降ってきた。
奴は人間の祈りでそう在れと生まれた幻想の如き偶像の存在で戦闘時は暴力的な言動になって悪辣な動きが出来るから幻想郷の住人達との相性はいいはず!

━━もう誰かそういうの書いているかな?


『橋架結社』の領事館へようこそ!

1月2日、同じ冬休みであっても1月1日とは空気が分かりやすく違っていた。

社会現象のコタツシンドロームがまだ続いているとはいえ、通常の初詣に近い空気が蘇ってきたからだ。

 

初詣のラッシュ期間は超絶者埴安神袿姫とアリス=アナザーバイブルの影響で起こったコタツシンドロームの空気に呑まれてなくなったのも同然の状態になったが、この休憩時間とも言えるどこか緊張の糸が切れたような、谷の時間が終わって、三日や四日になれば帰宅の混雑も始まってまた初詣が賑やかになるかもしれない。

 

 

 

上条達が住んでいる学生寮で突撃訪問をしてきた超絶者達と一緒におせち料理を皆で食べて正月を祝おうというイベントが発生したが、無事に切り抜けて初詣を済ました上条当麻は、変な初夢を見て1月2日を迎えた。

 

初夢の内容を説明すると、摩天楼な風景がある畜生界と呼ばれる場所で古墳の形をしている霊長園という場所に住んでいる人間霊と言う存在を守るべく、埴安神袿姫の指揮下の元で杖刀偶磨弓が率いる埴輪軍団と一緒にオオカミ霊、カワウソ霊、オオワシ霊という動物霊達の軍勢と戦う夢だった。

 

 

しかも夢の世界の自分は12月19、20日にウィンザー城で戦ったもう一人の自分と同じような言動をして、弾幕ごっこという戦闘ルールに適応する為にドラゴンを従える程度の能力の持ち主の上嬢さんという美少女の存在になるという機能を持っていた。

 

夢の世界の埴安神袿姫曰く、祈りの力で作られた貴方という存在を土と水で美しく造り直してそういう変幻自在に女体化する機能を付け足した。

お前は一点の瑕もなき偶像アイドルとして未来永劫語り継がれるだろう!らしい。

 

そして最終的にショッキングピンクとエメラルド色のドラゴンやスカイブルーとレモンイエロー色のドラゴン、両方のドラゴンの特徴が混ざったドラゴン態になって、空を飛ぶ不思議な巫女さんや金髪の魔法使い、人魂らしきモノを傍に漂わせている剣士と空中戦を展開するところで上条当麻は目が覚めたのであった。

 

 

 

なんとも変な夢を見て起きた上条当麻はトーストと目玉焼きにサラダを添えたお正月気分ゼロの朝ご飯を作って、インデックス達と仲良く朝ご飯を食べるアリスと一緒に食べていた。何故、アリス=アナザーバイブルがいるのかという理由を本人に聞いてみると、昨日お年玉をせんせいから貰うのを忘れていた&秘密基地という名の橋架結社領事館に案内しにきたのですし!らしい。

 

その言葉を聞いた上条当麻はリアクションに困っていた。

 

「(・・・・・おい人間)」

 

「(一応分かっている、って言いたいけど、戦争の神様とおんなじ目で状況を眺めていられる自信はないぞ)」

 

 

お年玉はともかく橋架結社学園都市内領事館という名の秘密基地に行っても大丈夫だろうか?

オティヌスの話では、領事館の中は領事館のルールがあるはずだ。それこそ領事館の敷地内で犯罪が起きても橋架結社のルールが優先されて、学園都市のルールが通じないという話があったはずだが━━━。

 

黙っていても、この平穏は守れない。昨日、おせちを食べ終わった後、初詣で外出した時にこの目で確認したコタツシンドロームという自分達も影響を受けて被害にあった社会現象に『橋架結社』がどういう思惑で絡んでいるのか確認しないといけないのだ。

 

何もしなければじわじわと見えない手で学園都市が握り潰されていくのをただ眺めるだけになる。

上条当麻は深く考えた結果、アリスの誘いにのるという決断をした。

 

「アリス、秘密基地まで案内してくれ」

 

「分かったですし!」

 

 

せんせいたる上条当麻が秘密基地に行くと決断をして、ついでにお年玉も貰えて上機嫌で笑顔を浮かべているアリスと一緒に上条当麻達は第十二学区にある『橋架結社』の領事館に向かったのであった。

 

 

 

 

 

「ようこそ!少女達の秘密基地、第十二学区にある領事館へ!!」

 

 

『橋架結社』の領事館は他の学区なら間違いなく目立っていた外観をしていた。だけど巨大なピラミッドや五重塔が節操なく同居している遊園地みたいな第十二学区では自然にその雰囲気と同化していた。

 

『橋架結社』の領事館の外観を具体的に説明するとサッカーグラウンドより広い芝生の庭園に、敷地内側にある門の奥には白い大理石を基調とした遊園地のお城みたいな建物があった。

 

しかし上条当麻は全体的に現実味がない建物だと思ってしまった。領事館内に足を踏み入れた瞬間、まるで自分が知らない不思議な国に来てしまったような空気を感じてしまったのだ。

 

 

季節外れの改良種の黒と黄色のミツバチが飛び交う白と赤の造花で出来た薔薇だけで構成された薔薇園を見ている上条当麻の肩の上にいる戦争と詐術の神のオティヌスが領事館のある歪さに目を付けた。

 

「(・・・・・領事館という話だったが、これだと構造的には要塞か、あるいは前線に設営する攻めの城だな。となるとやはり敵地の内側に作った橋頭堡か。普通の国だったら設置された時点でゲームオーバーといえる堅牢ぶりだな。異界、神域のレベルに入っている拠点と呼べるかもしれん)」

 

「おや」

 

 

領事館に来た上条達に気付いたのは黒髪に燕尾服。時代がかった黒の外套、それからまだ若そうな見た目をしているのに地面をついてる黒い杖を持ちながら庭園の手入れをしていた青年だった。

 

 

青年の正体は昨日、アリスと埴安神袿姫とアラディアを迎えに杖刀偶磨弓という少女と一緒に学生寮にある上条当麻の家まで来た陰鬱な印象のある青年執事だった。

 

 

ちなみに埴輪を模しているとはいえH・T・トリスメギストスと同じように杖を持っている、杖刀偶磨弓と自分を紹介した挂甲を着た少女は黙々とこちらをいないように扱いながら庭園の作業を続けていた。

 

「・・・・アリスを直接突きつられて逃げ場を失ったとはいえ、まさか本当にのこのことこんな所へやってくるとは予想外でした」

 

「アンタは・・・・・」

 

「H・T・トリスメギストス」

 

懐から革の手帳を取り出し、青年執事は静かに語った。

 

「そういえば昨日、お宅の家に来た時はわざわざ名乗りませんでしたね。一般的に考えたら超絶者の一人ですよ」

 

握手はなかった。手帳のせいかどうかはっきりしない。

 

彼もまた『橋架結社』の一員。つまり世界をより良い方向へ変化させるために超絶者同士で会議を重ねて動いている特別な魔術師だ。そしてアリスの気紛れと埴安神袿姫の行動に振り回されている苦労人とも呼べる人物だ。

 

「・・・・・トリスメギストス?」

 

トリスメギストスの名前を聞いた瞬間、頭に三毛猫を乗せたインデックスは眉をひそめて、それから口の中で何か呟いていた。

 

「H・T・トリスメギストスはすごいですよっ、紅茶を淹れたら世界一なのですし!あと少女の服を綺麗に畳んでくれますし、脱いだ靴も揃えてくれるんですし!」

 

「それくらい自分でやってくださいよ、アリス」

 

言いながら青年執事は膝を折り、今のぴょんぴょんしながら自分の説明をした結果、泥が跳ねて汚れてしまったアリスのスカートを素早く綺麗にした。

しかも律儀にハンカチや洗剤はもちろんドライヤーで乾かしてアイロンを押し当てるという律儀ぶりだ。

 

「もしかしてアリスの教育係なのか?」

 

「まさか。私なんて所詮は下働きの一人に過ぎません、敬愛する我が主君の一人にそこまで影響を与えられるというおこがましい考えは持っていませんよ」

 

当のH・T・トリスメギストスは魔術の全てを暴く魔道図書館の視線を受けても、涼しげに受け流して上条達に微笑んでいた。

 

上条としては、聞き忘れていたが超絶者に聞いてみたいことがあった。これは上条の顔色を見て、いくらでも答えを変えてしまいそうなアリスでは逆に頼りにならない質問だ。

 

「ボロニイサキュバスは大丈夫なのか・・・・?」

 

「中にいますよ。『旧き善きマリア』と埴安神袿姫の治療のおかげで殺しあった仲のアラディアとも元気に仲良くやっているほど」

 

一昨日とはいえ上条当麻救出派と殺害派に分かれて殺しあったとはいえ、すぐに水に流せて仲良くできるとは『橋架結社』の超絶者達は元から仲良しだったからそれをできたのだろうか?

それとも単にそれはそれと割り切ることが出来るドライさを持っているのだろうか。

 

上条当麻がアラディアとボロニイサキュバスのことを考えていることを気にせずにアリスが笑顔でトリスメギストスに遊びの提案を持掛けた。

 

「H・T・トリスメギストス!少女はせんせいに秘密基地を案内したいのですし。でもただ見て回るだけじゃつまらない!!何か面白い遊びはありませんか?ほらほら宝探しとかっ、陣取りゲームとか!みんなで遊んでいると自然と施設を全部回っている系のヤツなので!!」

 

それを聞いたトリスメギストスは手品師のように先程出したハンカチや洗剤等みたいに鬼ごっこや隠れんぼ等の色々な遊びが書いている本やRPGのルールブックをいつの間にか大量に出してアリスに紹介した。

 

案外H・T・トリスメギストスという超絶者は杖を持っている青年執事の姿をしているおかげなのか魔術師である以前に手品師が似合っていると思える。

 

「それなら一般的に考えて、こう言って遊んでみると良いですよ。『おれの秘密か・・・・?欲しけりゃくれてやるぜ・・・・。探してみろ。この世の全ての秘密を置いてきた』と」

 

「おおー、面白そうなのよ。じゃあ少女の力とか分け与えちゃおうっかなー?H・T・トリスメギストスは相変わらず凄いですし」

 

「いえいえ。一般的に考えて主君の望みが叶うように従者がそっと支えるのが当たり前ですよ」

 

「じゃあざっくりと世界の半分あげちゃおう!」

 

アリスがそういうのと同時に、

 

「杖刀偶磨弓。今すぐに埴安神袿姫を呼んできてください。例え、造形作業に夢中になっていても無理矢理連れてきてください」

 

そういう女性の声が聞こえたと思うといつの間にか杖刀偶磨弓と呼ばれた少女が庭園から消えていた。

 

声の主は『旧き善きマリア』だった。

いつの間にかアリスの隣に立って小さなアリスのほっぺを指先で摘んで、痛みがないように軽く引っ張っていた。

その行為はちょっと待ってという意思表示に見えた。

 

一瞬で現れた『旧き善きマリア』は責めるようにH・T・トリスメギストスを見ると、すぐに上条当麻に向けて声をかけてきた。

 

「・・・・・アリスは、このテンションになって兆候が出てきたら羽交い締めにしてでも止めてください」

 

「えっ、俺?これ俺の話なの?」

 

「今のママ様達には無理で、唯一対処できる存在の埴安神袿姫はアリスに対して甘すぎる。だからアリスに厳しく行動できるであろうな部外者のあなたに頼んでいるのですよ」

 


 

 

「ねえ、磨弓ちゃん。畜生界という場所で自分達が暴れ回る変な初夢を見た?」

 

 

「確かに変な初夢は見ましたけど・・・・。袿姫様、これはなんですか?」

 

『橋架結社』領事館にある埴安神袿姫の工房と化した部屋で自分の主人にアリスが帰ってきて、今すぐアリスのとこに来てくださいと伝えようとした杖刀偶磨弓が初夢に関する質問を主人に答えたと同時にあるモノを見ながら、それを造ったのであろう埴安神袿姫にその正体を尋ねた。

 

 

 

「これはFIVE_Over.Modelcase_”RAILGUN”.饕餮Verファイブオーバー、モデルケース・レールガン、トウテツバージョン、よ。磨弓ちゃん」

 

それは全体的にカマキリに似た特異なシルエットをしていた。鎌の代わりにレールガンの砲身をガトリング状に束ねていた。

 

だが一番特徴的な要素がそのモノにあった。それはオリジナルのファイブオーバー、モデルケースレールガンと違って、カマキリだけでなく羊の要素もあったことだ。特に分かりやすい違いは昆虫の触覚ではなく特徴的な羊の角らしきモノが頭部にあって、いかにも何かを捕食するための牙がたくさんある『口』があったことと、片方の腕はガトリングレールガンではなく先割れスプーンらしき形状をしていたことだった。

 

 

「饕餮━━━。中国神話に出てくる四凶の一柱ですね。不吉だし、なんかこの機体は自分達とは相容れなさそう名前をしているから壊しましょう。袿姫様」

 

 

「壊すなんてもったいない。この機体は食らったダメージを自分の電気エネルギーに変えてパワーアップする防御システム。スプーンが当たった場所を電熱で液状化させてエネルギーとして取り込むという機能。何もなくても半永久的に活動可能。レールガンがあるから不要だと思うけど体内に貯めた電気エネルギーはそのまま角から放射することで攻撃に転用可能。磁力を出して周りの金属を操作、破損しても磁力操作で周りの金属を取り込み自己再生&巨大化。おまけにそのまま角が伸びて対象を拘束からの捕食コンボで自分のエネルギーに変えるという行動が可能な結構、応用力が効く素敵な高性能AIを積んだ機体なのよ。勿論、電子戦も可能で人が乗るということも考慮しているから無人機でもあるし有人機でもあるロマンも兼ね備えているわ」

 

 

「袿姫様、貴方様は一応魔術サイド所属なんですよ。科学サイドの領分にガンガン首を突っ込んで大丈夫なんですか?記録で見たグレムリンやR&Cオカルティクスは魔術と科学を併用して『橋架結社』と違って好き勝手に暴れていたように見えた魔術結社でしたが、この二つの魔術結社のように『橋架結社』が科学サイドと魔術サイドの二つの勢力に喧嘩を売る羽目になるという事態が発生して、袿姫様や『橋架結社』に所属する皆の身に危険がふりかかってしまわないかと思うとこの磨弓は不安です」

 

サイバネティックなエレクトリック空間にいつの間にか変貌していた埴安神袿姫の部屋を見つつ、機体説明で早口になりつつある自分の主人を落ち着かせるために魔術サイドと科学サイドの関係の話を埴安神袿姫に持ちかけた杖刀偶磨弓だったが、その話は失敗に終わった。

 

「問題ないわ。だって私はものづくりの神、埴安神よ。人間達が築き上げた科学が同じように人間達が造った文明の化身とも言える『造形神』との関係を切り捨てることが出来るとも?出来ないに決まっているわ。実際にテレマ僧院でもあるけど科学信仰の街でもある学園都市に来てから何故か妙に調子がいいのよ。まるでこの学園都市そのものが私を科学の神として信仰している感じがするわね。今の私なら真のグレムリンという集団に所属している魔神を正面戦闘で普通に撃破出来て、そのまま日本神話兼科学サイドの魔神になれそうなくらい造形術が絶好調だわ」

 

この埴安神袿姫が喋った言葉に含まれてある単語に反応した杖刀偶磨弓は辛辣な言葉をいきなり自分の主人に向けて放った。

 

「今から不快に思う言葉を言います。不敬だと感じたら磨弓の命を今すぐ奪ってください・・・・。お言葉ですが成長が止まっているように見える。無駄に有り余った力だけしか取り柄がない、ただ単に強いだけの戦闘狂のバカとも言える魔神という存在になってどうするんですか?袿姫様?しかも世界の表層にみっともなくへばりついていて、別にいてもいなくても世界には問題ないように見える、あんな存在に袿姫様がなることはこの磨弓はとても嫌です」

 

 

杖刀偶磨弓の魔神に対する評価は奇しくも大悪魔コロンゾンやクリファパズル545が魔神に下した評価と似たようなモノだった。

 

 

「だったら魔神とは別ベクトルのさらなる超越存在になることを目指すことにするわ、磨弓ちゃん。しかし随分と魔神に嫌悪感を持っているわね?ただのイエスマンな存在は駄目だと思って私に対して意見を言ったりする行為等を働くことを許していたけど、突然どうしたの?」

 

「はい。袿姫様が魔神という存在の情報をこの磨弓めに入力した時に傍迷惑な存在だと印象を持って嫌悪感を感じるようになりました」

 

何かあった時の避難先のシェルターとしてあらかじめ造形術で造っていた隠世に近い世界に『橋架結社』の皆と一緒に避難していた時に見た、黒一色の世界にいた魔神オティヌスの振る舞い。そして学園都市で魔神僧正が引き起こした惨状を情報として知っている埴安神袿姫は、自分の従者が言った言葉に思わず納得してしまった。

 

 

 

 

 

「さぁ、さっさとアリスの元に行きますよ。袿姫様!」

 

「ちょっと待って、磨弓ちゃん。転んじゃう!」

 

「無理矢理椅子から立ち上がらせたのは謝ります。でもこちらは急いでいるんですよ!」

 

座っていた作業用の椅子からいきなり立ち上がされたことでバランスを崩した主人が転ぶ前に上手く背負って床に倒れるのを防いだと思うと、杖刀偶磨弓は手遅れになる前に埴安神袿姫を背負いながら、庭園にいるアリスの元に急いで向かった。




この世界に住んでいる人間達の祈りで生まれた埴安神袿姫は特殊な生まれ方のおかげで位相操作による世界改変耐性を持っています。

ただ偶像という概念と偶像崇拝という考えに密接に関わっているため、同じ祈りの産物の幻想殺しより他者に夢を見させるためにキャラを演じるサンジェルマンの方が性質的には近いかもしれません。

そして自分の中のいるアリスに『ライブアドベンチャーズインワンダーランド』を使わせて、変速カバラ式創作ブリッジ連結作業で日本神話や東方Projectの埴安神関連とセレマ神秘主義と禁書世界を無理矢理絡めて独自解釈をしてこの話を作っています。



変速カバラ式創作ブリッジ連結作業をこれから開始します。

御城プロジェクトで学園都市は神に仕えるモノのシスター風な姿で擬人化した。学園都市の正体は科学信仰の街以前に形を変えたテレマ僧院だからシスターの姿をしていると推測出来る。
だがもう一つの擬人化ともいえる姿が学園都市にはある。それは禁書シリーズとバーチャロンの公式クロスで生まれた作品、とある魔術の電脳戦機で富良科凛鈴ふらしなりりんというブルーストーカーと呼ばれた黒幕の手で生み出された学園都市の擬人化がいる。
その存在は機械仕掛けの神とも呼べる時空因果律制御機構タングラムと繋がることが出来る。

学園都市=巫女
その巫女と繋がる存在でもある神=タングラム

そしてタングラムが公式クロスで禁書世界に接近した時に、このような事態が発生しかけた。

それは、超高度化された予測行為で一切無駄の無い完璧な人生を皆歩まされ、誰も彼も定型で個性が無い、ただ幸福を配給される世界になる事態だ。

その世界になったら、決まったレールから外れるのを極端に恐れる、自由意志を放棄した弱い人間が発生する。つまり人類全員がタングラムの奴隷になってしまうわけだ。


これを埴安神袿姫に無理矢理絡めようと思う。
埴安神はものづくりの神様で文明の力を象徴する『造形神』でもある為、科学と普通に相性がよくて信仰されている。
そして埴安神袿姫というキャラのモチーフにデウス・エクス・マキナと管理社会要素が入っている。

しかし人間霊達は今の管理社会に文句を一切言わない。それどころか埴安神袿姫の為なら自機に特攻して、鬼形獣のエンディングの一つで一緒に地上に進出してくるほど慕っている様子が見られる。鬼形獣の後の時間軸にある東方獣王園のあるエンディングで鬼形獣に登場した自機達や動物霊達の襲撃があったのにかかわらず、埴安神袿姫は畜生界を完全制圧し天下を取って、完全管理社会を築き上げたという情報が明かされる。

埴安神袿姫というキャラに入っている元ネタの一つを考えると本当にユートピアな管理社会を築き上げたと推測される。

これにて変速カバラ式創作ブリッジ連結作業を終了します。

つまりタングラム=埴安神袿姫ということですし!
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