ディケイドになったので、世界を巡ります   作:SoDate

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Re:2000 クウガの世界〘4〙

 士は未確認との戦闘を終えた後、ビートチェイサーの反応が会った場所まで向かうと、身体に傷を負ったユウスケの姿を確認できた

 

「! おい、大丈夫か!?」

「問題ない、かすり傷────ッ!?」

「それで大丈夫な訳ないだろ、ほら」

 

 強がっている様子のユウスケを士は無理矢理立ち上がらせる

 

「とりあえず、あの刑事に連絡するぞ。携帯出せ」

「いい……自分でやる」

 

 ユウスケは携帯を取り出して操作をすると、少しして携帯の向こうから音が聞こえてくる。詳しく聞き取ることができなかったが声を聞いていくと少しずつ顔色が悪くなっていく。それからしばらくすると、項垂れた様子で電話を切る

 

「こってり絞られたみたいだな」

「……お前には関係ないだろ」

「そうだな」

 

 そのまま会話がなくなるのもどうかと思ったのか、士は軽く頭を掻くと周りを見回した。そこで目に入ったのは積み上げられてる材木。丁度人が座れそうな高さに積み上げられたそれを見つけると、士はユウスケの肩を叩きそちらを指さす

 

「とりあえず、座っても良いか? ひと仕事終わって疲れた」

「勝手にしろよ、俺は帰る」

「まぁそう言うな……その傷ならもう少し休んだ方がいいだろ、行くぞ」

「おう! なに勝手に──」

 

 ユウスケの手を引っ張って材木の場所まで向かった士は、彼の事を無理やり座らせるとパンッと手を叩いた

 

「それじゃあ、少し話でもするか」

「話って……何を……」

「そうだな、それじゃあお前の物語を教えてくれ」

「俺の……物語?」

「あぁ、お前がどんな風にその力を得たのか……そして、どんなふうに戦って来たのか」

 

 それを聞いたユウスケは、少し顔を俯かせた後、バッと顔を上げて空を見上げる

 

「俺の……物語、改めて思い返すと大変な事ばっかりだった」

 

 そう言うと、ユウスケはぽつりぽつりと話を始めた

 

「俺さ、この力を手に入れる前は将来の事とか、何をすればいいのか全然考えてなかったんだ。ずっと何となくで過ごしてた……けどさ、この力を手に入れて未確認と戦って、これが俺のやらないといけない事なんだって思えたんだ」

「何となくから脱却したって事か」

 

 士のその問いを聞いたユウスケは軽く頷いた後、言葉を続ける

 

「そうなんだろうな、これが俺のやるべきことなんだって思ってた。けど……未確認が出なくなって、一緒に戦ってた人たちとも少しずつ疎遠になって言ってさ、元通りの生活に戻ったんだけど……また何をすればいいのかわからなくなっちまった」

「それがお前の焦ってた理由か」

「あぁ、また未確認が出るようになっちまったから、なんとなしなきゃってさ」

 

 自嘲気味に話しをしているユウスケを見た士は、ライドブッカーからクウガのカード取り出し、ユウスケに差し出す

 

「クウガのカード?」

「そのカードは、今のお前と同じだな……自分じゃ気付けない部分が、ぼやけちまってる」

「自分じゃ、気付けない部分……」

「そのカードは預けといてやるから、もっかい最初から思い返してみると良いんじゃないか? お前が最初に、戦おうと思った理由とかをさ」

 

 それだけ言うと、士は立ち上がり身体を伸ばしてからバイクの方へと歩いて行ってしまった。その後ろ姿に視線を向けたユウスケもまた、立ち上がると止めていたビートチェイサーの方へと向かっていった

 

 

 

 

 

 それから数日の間、これまで連続していた被害が嘘のように止まり、不気味なほどに平和な時間が過ぎていった

 

「なんか、ここまで何も起こらないと変に不気味だね」

 

 鏡月丸内部に存在する、休憩スペースにいたイオナからそう言われた士は手に持っていた麦茶を一度机に置き、言葉を返す

 

「本当なら、平和なのはいいことなんだけどな……そう言えば、あの刑事さんから連絡は?」

「ないね、一回こっちから連絡して聞いてみたけど、本当に事件が起こってないみたい」

「そうか……まぁ、こっちから探す手立てがない以上、今は待つしかないか」

 

 そんな話をしていると、鏡月丸内部にアラームが鳴り響く

 

「警戒用のアラート!?」

「何かあったのか?」

「わかんないけど、とりあえず艦橋に行こう!」

「あぁ」

 

 2人で艦橋まで向かおうとしたところで、イオナの携帯から着信音が鳴る。画面を見ると映っていたのは佐城刑事の名前、士もそれを確認すると彼女はスピーカーにしてから通話を始める

 

「はい、イオナです」

『良かった、繋がった! 緊急事態だ!』

「緊急事態って……何かあったんですか?」

『あぁ、実は未確認が出現したとの通報があったんだ』

「未確認が……場所は?」

『九郎ヶ岳──クウガのベルト……いや、棺が見つかった場所だ』

 

 

 

 

 それから数十分後、イオナと別れた士は一人で九郎ヶ岳の中に居た。理由は単純でイオナたちが目的地まで到着する間、未確認たちが標的にしているであろう場所を守る人物が必要があるのと、もう一つ

 遺跡の入口で待っていると、複数の足音共に異形の怪人たちが木々の影から姿を現す

 

「数、多すぎるだろ」

 

 理性のないゾンビのような挙動で向かってくる未確認たちがその場に立ち止まった直後、ライオン型の未確認が姿を現した

 

『貴様、あの時の……』

「よぉ、リベンジマッチをしに来たぜ」

『……無駄な事を』

「無駄かどうかを決めるのはお前じゃない、俺だ────」

 

 ディケイドライバーを腰に装着した士は、バックルを回転させるとカードを装填する

 

KAMEN RIDE

 

「──変身」

 

DECADE

 

 バックルを再び回転させると同時にその場から駆け出した士の周囲に24の鏡像が出現し、一つに重なる。そしてベルトから出現した複数枚の板が立ち止まっていた未確認へと衝突し、火花を散した後ディケイドの仮面に装着され、灰色の姿に鮮やかな色が付く

 

「はぁっ!」

 

 流れるような動作でライドブッカーをソードモードにしたディケイドがライオン型の未確認に斬撃を放つと、未確認はその刃を腕で受け止める

 

『無意味な攻撃を』

「だから、それを決めるのは俺だって言ってるだろッ」

 

 未確認に蹴りを放った直後、ディケイドへと向けて襲い掛かって来た未確認を斬撃で蹴散らすと、再びライオン型に視線を向ける────その瞬間ディケイドへ向けて放たれたのは青白い炎による攻撃、咄嗟に防御体勢をとったディケイドだったがその一撃は周囲にいた未確認諸共で装甲焼いていく

 

「ッ! この程度────」

 

 ライドブッカーを振るうことで炎を散したディケイドは周囲の惨状を確認する、茂っていたはずの木々は炎によって焼かれ、山火事が起こった直後のような様相になってしまっていた。

 受けた攻撃が自分の想像以上のものだったことに驚きつつも、彼は言葉を紡ぐ

 

「良かったのか? せっかく揃えた手駒を焼いちまって」

『問題ない、すぐに蘇る』

「蘇る────!?」

 

 目の前に居る未確認の言葉に疑問を持った瞬間、近くに倒れ、焼き尽くされたはずの未確認に足首を掴まれる。咄嗟の事に驚いたディケイドだったがそれが大きな隙に変わり死んでいたはずの未確認に組み付かれ身動きが取りずらくなっていく

 

「くそっ、このっ」

 

 何とかそれを振りほどこうとするディケイドだが、自分に組み付いてくる未確認の数はどんどん増えていき、身体の動きが鈍くなっていく

 

「くっそ……この野郎ッ!」

 

 どうにかするためにもがいているディケイドを他所に、ライオン型は悠然とした様子でゆっくりと遺跡の入口へと近づいていく。そうして入口の直前まで立った瞬間、ライオン型は足を止め、バックステップをする──直後、上空から足にエネルギーを集中させた白のクウガが未確認目がけて降ってきた

 

「くそっ、外した」

『奇襲……小癪な手を』

「馬鹿みたいに頭数を揃えたお前に言われたくないね」

「同、感……だぁッ!」

 

 纏わりついていた未確認を引きはがしたディケイドは円形に斬撃を放つと周りにいた未確認はその場に崩れ、ドロドロに溶ける

 

「はぁ……はぁ……」

「お疲れだな」

「当たり前だ、まさか纏わりつかれるとは思ってなかった」

 

 クウガの横まで戻ったディケイドは改めて目の前に居るライオン型に視線を向け、2人で遺跡の入口を守るように立ちふさがる

 

「それじゃ、反撃開始と行くか」

「あぁ」

 

 目の前に居るライオン型へ向け、クウガは突っ込むとそれに合わせてディケイドはライドブッカーをガンモードに変形させて銃撃をする

 

『ふん』

 

 ライオン型は自分へ向けて放たれた銃弾を拳から放出した炎で焼き尽くすと、クウガが放って来た拳を受け止めると流れるような動作で手首を掴み思い切り投げ飛ばす

 

「このっ!」

 

 投げ飛ばされたクウガは何とか空中で体勢を直すと近くにあった木を掴んで滑るように地面へと着地した

 

『貴様等では俺には勝てん』

「そんなのやってみないとわかんないだろ」

『わかる、貴様等は俺に負けているからな』

「あぁ、そうだな。けど……あの時とは違って今は2人だ」

 

 その言葉と同時に、2人は目の前のライオン型に対し同時攻撃を仕掛ける。ディケイドはソードモードへと変形させたライドブッカーを振るい、クウガは腹部目がけて蹴りを叩き込む

 

『何度も無駄な事を』

「あぁ、そうだな」

「お前にとっちゃ無駄でも、俺たちにとっては無駄じゃないんだよ、士!」

「わかってる!」

 

FINAL ATTACK RIDE

DE・DE・DE・DECADE

 

 ディケイドがカードをベルトに読み込んだ瞬間、ライドブッカーの刀身にエネルギーが集中し、少しずつライオン型の身体に火花が散り始める

 

『貴様ッ!』

「俺だけじゃねぇぞ、駄目押しだ──ユウスケ!」

「あぁ!」

 

 その言葉を聞いたクウガもまた、受け止められていた方とは逆の足にエネルギーを集中させ刀身を側の腹部に蹴りを叩き込む

 

『ぐぅ……ッ!?』

 

「はぁぁぁぁぁぁぁッ!」

「おりゃぁぁぁぁぁッ!」

 

 力づくで2人が攻撃を叩き込むと、ライオン型は大きく後退しバチバチと身体から火花を散し始め、少しずつ身体にヒビが入っていく

 

『この程度で……俺を、殺せると思うなァ!』

 

 怒号にも似たその声と共に身体中に入ったヒビから青白い炎が噴き出て身体を修復していった────否、それだけではなく修復された箇所から未確認の身体は灰色の皮膚が覆い隠しはじめ、完全に修復される頃にはその身体は本来の未確認とはまったく別の物に変化していた

 

「なんだ、ありゃ……」

「身体を強化する未確認はいたけど、あんなのは見た事ない」

 

『あ、アァァァァァァァァ────!!』

 

 自身の身体に起こった変化に対応できなかったのかライオン型は絶叫をすると。地面に拳を叩き込む。瞬間、2人の立っていた地面から青白い炎が噴き出しその身体を焼いていく

 

「く、あぁぁぁぁぁ──ッ!」

「いっ────!!!」

 

 炎による一撃を受けた2人の変身は解かれ、生身の状態でその場に膝をつく。そんな2人の事に目を向けなかったライオン型未確認は遺跡に向かって青白い炎を放つと遺跡の中から闇が溢れ出す

 

「これは──―!!」

「なんだ、闇?」

 

 溢れ出した闇はライオン型の元まで向かうと身体に吸収されていった。身体の一部だった灰色の皮膚は全身に変わり、肩や首元には黄金の装飾が追加される、そうして闇の中から現れたのは本来の姿とはまったくの別物となったナニカ

 ソイツは言葉を発することなく膝をつく2人の方を見ると、手をかざした

 

「ッ! マズい」

 

 その動きにうすら寒いものを感じた士はユウスケの首元を掴むと身体を動かしてその場から移動し物陰へと隠れる、次の瞬間には2人のいた場所に青黒い炎が放たれた

 

「あっぶねぇ、おいユウスケ。大丈夫か?」

「あ、あぁ……けど、なんなんだアイツ」

「さぁな、ただわかるのは今ここでアイツを倒さないとヤバいって事だけだ」

「……そうだな」

「とりあえず、お前は休んでろ」

「いやっ、俺も────」

「手、震えてるぞ」

 

 そう言われたユウスケが自分の手に視線を落とすと確かに手が震えていた

 

「どうして……」

「怖いんだろ、いくら慣れれても……怖いものは怖い」

「それじゃあ、お前も」

「あぁ、もちろん怖い……さっきは啖呵切ったけど、本当は怖くてしかたない。けど、逃げたらヤバそうだし、お前が復帰するまでの時間は稼いで来てやるよ」

 

 そう言って立ち上がろうとした士の手を、ユウスケは掴み。一緒に立ち上がる

 

「余計なお世話だ」

「そうか?」

「あぁ、それに、さっきの言葉で思い出せたよ。俺も……何とかできる力を手に入れたから、怖くても戦ってきたんだって、だから俺は、俺に出来る精一杯の事をやる」

「……そうか、それなら行くぞ」

 

 先程の一撃を受けた2人は、お互いにボロボロの身体を動かして、その場から移動しようとしていた怪物の前に立ちはだかる

 

『……?』

 

「行くぞ、ユウスケ」

「あぁ!」

 

 士はディケイドライバーのバックルを回転させると、取り出したカードを装填する

 

KAMEN RIDE

 

 ユウスケは再び腰に手をかざしてアークルを出現させると、中心に埋め込まれていた霊石が赤く輝いた

 

「──変身!」

変身ッ!

 

DECADE

 

 士はバックルをもう一度回転させ、ユウスケは構えを取りアークルの側面に手を置く

 瞬間、士の周囲に現れた鏡像が重なり、隣にいたユウスケの身体も徐々に人間の姿から赤い戦士の姿へと変化が始まる。そして2人がディケイドとクウガ マイティフォームへの変身が終わると同時に複眼が輝く

 

「──ッ!」

 

 目の前に現れた2人の戦士に対して、怪人は手をかざすと放出された炎が2人へと襲い掛かった。その一撃を避けた2人は左右から同時に接敵し拳を放つ

 

────

「馬鹿力は顕在か!」

「むしろさっきより強くなってんぞ、どうする?」

「なら、さっきと同じ攻撃で────避けろッ!」

 

 ディケイドがそう言いクウガが回避行動をとると地面から炎の柱が噴き出した

 

「何でもありかよ……」

「言ってる場合か──だが、近接がダメなら遠距離でどうだ!」

 

ATTACK RIDE

BLAST

 

 ライドブッカーをガンモードへと変形させたディケイドが光弾を放つが、怪人を守るように炎の障壁が展開され全てかき消されてしまった

 

「……ん?」

「どうした」

「いや、さっきその銃を撃った時、炎の壁が出てきたのアイツの前だけだなって」

「────!」

 

 警戒をしながらクウガがそう言うと、ディケイドは今までの事を思い返す。アイツが炎の攻撃をする際は必ず手をかざしていた。それが前提条件だとして、先ほどの炎の柱や炎の障壁はあの怪人の視界内にしか発生しなかった

 

「……見つけたかも知れない、攻略法を」

「! ホントか」

「あぁ、今からそれを確かめるから、ユウスケは俺が呼ぶまでジッとしててくれ」

「それじゃあ──」

「邪険にしてるんじゃなくて、重要な役割って事だ。俺がお前を呼んだら全力の一撃をアイツに叩き込んでくれ……頼んだぞ」

「……わかった」

 

 クウガにそう言ったディケイドは、ライドブッカーから一枚のカードを取り出してバックルに装填し、回転させる

 

ATTACK RIDE

ILLUSION

 

 カードの力を解放した瞬間、ディケイドは5人に分身する。それぞれがライドブッカーを構えると目の前の怪人に攻撃を仕掛ける。先行した2人がソードモードのライドブッカーを振るうがその一撃は炎の障壁に防がれ通らなかったが、背後から現れ障壁の裏に入り込んだ1人が至近距離で銃撃を浴びせる

 

「通った!」

 

 至近距離で放った銃撃は怪人の腹部に当たり火花を散す。その後、入り込んだ分身体はもろに一撃を受けて消滅し、残った分身のうち衝撃に阻まれていた2人もそのまま焼き尽くされ消滅する

 

────?』

 

「「こっちだ!」」

 

 背後を取った本物と最後の分身体はライドブッカーを振るうが、刀身は怪人に掴まれ、その掴まれた箇所を通り炎がディケイドの身体を焼き始める

 

「ッ!! ────いまだ! ユウスケ!」

「あぁ!」

 

 ディケイドの言葉に応答したクウガは自身の出せる最大限のエネルギーを右足に溜めて、走り出す。そして怪人が振り向くよりも早くクウガがマイティキックを怪人に叩き込むと、ディケイドの脇を通り怪人は吹き飛ばされる

 

『ゥ、ゥウッ!?』

 

 その一撃を受け、苦しみ始める怪人を見たディケイドはなんとか立ち上がると分身は消滅し、代わりにクウガが横に並び立つ

 

「決めるぞ」

「あぁ、もう一撃って事だろ?」

「今度は2人でな」

 

 そう言ったディケイドが見せたの何も書かれていない黄色いバーコードのブランクカード、そのカードをクウガに見せた瞬間、徐々に変化していき中央にクウガのライダーズクレストが浮かび上がる

 バックルを回転させたディケイドはそのカードを装填し、元に戻す

 

FINAL ATTACK RIDE

KU・KU・KU・KUUGA

 

 クウガとディケイド、二人で同じ構えを取るとクウガは右足に、ディケイドは左足にエネルギーが集まっていく。それが最大まで溜まった瞬間、2人で苦しむ怪人の元まで駆け出し、ダブルキック──ディメンションマイティキックを放った。

 苦しみながらも炎の壁を出現させ、攻撃を妨害しようとした怪人だったがその障壁を物ともせず2人の一撃は怪人へとあたり、封印の紋章とディケイドのライダーズクレストが身体に刻まれる

 

『ゥ、ァ、ッ────

 

 最初の一撃、そして2人による最後の蹴りを受けた怪人の身体は徐々に崩壊を始め──溢れ出る闇を霧散させた後、青白い炎を身体から吹き出しながら灰になり崩れ落ちた

 

「はぁ……はぁ……やったな」

「あぁ、そうだな」

 

その光景を最後まで見た2人の変身は解かれ、士とユウスケの姿に戻る。そうして元の姿に戻った後互いに顔を見合わせると、2人は拳を突き合わせ地面に倒れこんだ

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