続・ポケモン廃人、知らん地方に転移した。【完結】   作:タク@DMP

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第14話:イレギュライズ・オーバー

 ※※※

 

 

 

 ゼノがサザンドラに組み伏せられ、ユリがミアの喉を足で押さえつける中──凄まじい熱気と共に光が辺りを包み込む。

 思わずユリは足を離して退き、その隙にミアも危機を脱するのだった。

 サザンドラもすさまじい力を前に竦み上がり、その場から離れる。

 ゼノは自由の身となるのだった。

 

「ゼノ、大丈夫でしたか……!?」

「ぴぽぽぽぽぽ」

「ッ……」

 

 間もなく──遠くから地を揺らす勢いで咆哮が響く。

 

 

 

「ガタララララララッ!! ガタララララララッ!!」

 

 

 

 ミアは──心胆が冷え切るかと思った。

 何かの生き物の声には違いない。だが──あまりの野太さにそれを生き物が発したものである、と認めたくない。

 

「ああ……しくじりましたか。喜ばしくないですね」

 

 それを聞いてか、何かを悟ったかのようにユリは呟く。

 

『──ユリ様、他の四天王の生命反応がLOSTしました……!!』

「ああ、死にましたか、彼ら。耐熱仕様に調整されていたはずなんですがね?」

「死ッ……!?」

 

 あまりにもあっさりと言ってのけるユリ。

 死を何とも思っていないかのような振る舞い。

 あの中には双子の妹もいたのではないか、と彼女の中で疑問が過る。

 

「待って下さい……!? 死んだんですか、さっきの人たち──」

「ええ、死んだんでしょうね? 恐らく、ヴォルカニドを止められなかったのでしょう。熱源反応から考えるに彼の攻撃で消し飛ばされた。ダメですね。任務は失敗です」

「何で──何でヘラヘラ笑ってられるんですか!?」

「私たちの代わりは幾らでも居るからですよ。もちろん、私や妹の代わりも」

「ッ……!?」

 

 ゼノの肩を半分貸して立っているミアに対し──「だからそうやって庇い合う必要も無いんです」と続ける。

 

「意味が分からない……!! 人が死んでるんですよ!?」

「さぁてと。そうなると──私たちもいよいよ危ないですね。クローンの事を知る貴女に生きて貰っていても困りますし……いっそのこと、ヴォルカニドには私諸共、貴女を処分してもらいましょうか?」

 

 貴女が居た痕跡を跡形もなく、ね──とユリは続ける。

 

「……貴女、死ぬのが怖くないんですか……!?」

「私は任務を失敗しましたし……責任を取るとしましょう。後は、()()()が上手くやってくれるでしょう──ほうら──」

 

 ミアは振り返る。

 極光と熱風。

 大きく翅を広げた巨大なクワガタムシが、背後に迫っていた。

 

「あ、ああ、ああ……!?」

 

 羽ばたくだけで辺りの木々が揺れ動く。

 全長は凡そ10メートルほど。

 人間が、ましてや普通のポケモンが勝てる相手ではない。

 更に腹部に溜め込まれた膨大な量の熱が、上で何が起こったかを物語らせてくれる。

 ヴォルカニドがそこに居るだけで、辺りの木々には炎が燃え移っていく。

 

「ガタララララララッ!!」

「ヴォルカニド……ッ!? これが……ッ!?」

「ううん、これはいけません。喜ばしくないですね。流石にお手上げです。上層部にはクローンポケモンの更なる増強を依頼しましょう」

「使い捨てですか……!! 自分の命も、ポケモンの命も、全部消耗品ですか!? 本当に──それで良いんですか!?」

「それが私たちの在り方ですので」

 

 悪びれもせずに言ってのけるユリに対してもミアは恐怖を覚えた。

 だが、背後からも熱と共に死の気配を感じ取り、リザードンのパッチをゼノに当てる。

 その姿は再び火竜のそれへと戻るのだった。熱に対して最も強い形態だからだ。

 

「き、気を付けてゼノ……!!」

「しかし、抗うだけ抗ってみましょうか? データは必要になりますし? サザンドラ──」

「ガタララララララッ!!」

 

 ユリがサザンドラに戦闘態勢を取らせる中、ミアは既に距離を取り、ゼノの懐に隠れていた。

 生物学を心得ている者として直感的に嫌な予感がしたからである。

 ヴォルカニドの腹部が蠢き、そこから放出される熱が更に強くなった。

 どんな生物だってそうだ。熱を溜め込んだら、次は放出しようとする。

 当然の摂理である。

 

 

 

「──サザンドラ、”あくのはどう”!!」

「ゼノ、”まもる”!!」

 

 

 

 サザンドラが漆黒のオーラをヴォルカニド目掛けて放つ。

 だが──次の瞬間、ヴォルカニドは白い光を放ち──熱を広範囲に解き放つ。

 

 

 

 

【ヴォルカニドの プロミネンスフレア!!】

 

 

 

「ぎえっ──」

 

 

 

 ジュッ、と音を立てて──サザンドラも、そして、後ろに居たユリも光に飲み込まれ、跡形もなく消し飛んだ。

 辺りの木々も纏めて焼き切れる。

 唯一残ったのは──ゼノと、その羽根と背中に守られたミアだけだった。

 

「ぷはっ……!! はぁっ……!?」

 

 しばらくして、蒸し殺されそうな熱に耐え兼ね、ミアはゼノの身体から這いずり出る。

 

「大丈夫ですか、ゼノ……!」

「ばぎゅお……ッ!!」

 

 幸い”まもる”によってゼノも無事だ。

 しかし──辺りの木々は全て焼け焦げて、幹どころか切り株のように上が消し飛んでいる有様だ。

 その中央に盛夏の神は鎮座していた。

 辺りにはサザンドラやユリの姿は見当たらない。

 だが、肉が焦げた嫌な匂いだけは漂っており、何があったのかは察せられた。

 

(蒸発した……今の爆発で……!! ”まもる”で正解だった……!! しかも、炎技が殆ど効かないゼノに守られていたから……私も助かっただけ……!!)

 

 状況的にそう判断するしかなかった。

 効果がいまひとつのサザンドラですら、”まもる”無しでは消し飛ばされている。恐ろしい威力と言わざるを得ない。

 そして、災禍を起こした主であるヴォルカニドの腹部からは湯沸かし器のような音を立てて水蒸気が噴き出していく。

 同時に硬い外翅は更に黒ずんでいき、溶岩のようにより硬く冷え固まっていく。

 

「ガタララララララララララ!!」

 

 腹部も焦げ茶色に染まっており、もう先程のような鳴動は見られない。体内温度も急激に低下しているが、同時に安定もしている。

 この状態がヴォルカニドにとっては正常なのだろう。

 あのような()()()()()()()()()()()はもう起こせない、とミアは推測する。

 覚醒直後のヴォルカニドの体内温度は、ほぼ臨界にまで至っており、あのように放出しなければ体組織がメルトダウンしかねない状態だった。

 だが、二度の全力全開の”プロミネンスフレア”により、ヴォルカニドは余分な熱を放出しきったのである。

 此処までが彼女の推測だ。そして、それは概ね当たっている。

 しかし──同時に、今までのヴォルカニドの行動は攻撃でも反撃でも何でもなく、ただの生理現象の一部でしかないことを意味する事になる。

 つまり、ヴォルカニドからすればミアや四天王たちは脅威でも何でもない。

 ()()()()()()()()()()()()でしかない、ということを指していた。

 絶対強者であるヴォルカニドが、周囲の小さき生き物に配慮する理由など全くなく、消し飛ぼうが焼き切れようがさしたることではない。

 

(マーニャの守護神……!? 違う!! この怪物は……昔から、()()()()()()()()()()()()()()……!!)

 

 聡いミアにはそれが嫌でも理解出来てしまっていた。

 生命が蒸発した場面に加え、圧倒的格上と言える目の前の巨大なクワガタムシを前に、戦意が完全に削がれてしまっていた。

 

「ガタララララララ……ッ!!」

 

 タイプ:ゼノが小さく見える程の巨体を誇るヴォルカニドは、自らの放った熱波から生き残った小さき命たちを興味深そうに眺めると──吼える。

 

 

 

 ──赤い稲光が落ちた。

 

 

 

 咄嗟にミアを守るべく抱き寄せるゼノだったが、もう遅い。

 悲鳴を上げたミアとゼノはその場に倒れ伏す。

 そして、それを見たヴォルカニドは、カタカタと笑うように鳴くと──大きな四枚の翅を羽ばたかせ、後ろ脚のスラスターから炎を噴出させ──飛び去って行く。

 

「あ、ぐッ……!? ゼノ……!?」

「ばぎゅあ……!!」

 

 全身を痺れるような痛みが襲う。

 頭が、働かない。

 そして間もなく──浸食は始まった。

 ミアの身体を、溶岩のようなものが包み込んでいく。

 その肌も赤黒い溶岩がしみ込んでいく。 

 同時に、黒かった瞳は赤く染まっていく。

 

 

 

「メグル……さん、アルカさん……」

 

 

 

 

「……終わらせなきゃ……終わらせ、なきゃ……」

 

 

 

 

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「なぁ、大丈夫か……!?」

「な、なんとか……」

「偉い目に遭ったもじゃ……カイリューが不時着するなんて初めてもじゃ……」

「墜落しなかっただけ偉いぜ……伝説のそらとぶタクシーは伊達じゃなかったってわけだ」

 

 

 

 火口付近に溶岩の球が出てきたかと思えば──爆ぜた。

 その勢いと熱の旋風は上空におよび、カイリューを吹き飛ばしていた。

 辛うじてタクシーの籠は落ちずに済んだものの、予想外の風を受けてカイリューは不時着せざるを得なくなってしまったのである。

 

「二回だ……二回爆発が起きた……!!」

「カイリューが必死に籠を守ってたのはそういうこと?」

「ううむ、正直今外に出るのは危険だと思うもじゃ」

「それでも助けに行かないといけないヤツが居るんだ」

「しかしあの爆発に巻き込まれていれば──」

「……いいや、俺は信じる。あいつは生きてる。だって、ゼノが居るんだからな」

「ッ……メグル」

「此処までありがとうございました、タゴさん。無茶させてすみません」

 

 メグルはタゴに向かって深々と礼をする。

 そんな彼に対し「やれやれ、久々に若返った気分だったもじゃ」と返す。

 

「此処までして助けてくれる仲間を持って、きっとその子は幸せ者もじゃ。……ケツ引っ叩いてでも、連れて帰るもじゃよ!!」

「はいッ!」

 

 籠から出たメグル達は、焦げ臭い炎の臭いが残る木々を掻き分けていく。

 周囲の様子は分からない。だが──進んでいくうちに、どんどん焦げたような煙混じりの臭いが強くなっていく。

 

「ねえ、これって山火事……!?」

「いや……にしちゃあおかしい……!!」

「ふぃっ……フィッキュルルルルル!!」

「ニンフィア!?」

「……もしかして、ミアちゃんの匂いが分かったんじゃないかな!?」

「流石お手柄だぜ!!」

 

 走っていくニンフィアを追い、メグル達は森林を抜ける。

 その先は──辺り一面、草木も焼き切られた荒れ地が広がっていた。

 このように開けた場所は先程上空を確認する限りは火口付近しか無かった。

 つまり、この焦土はさっき出来たということを意味していた。

 ニンフィアが威嚇する。

 荒れ地の中央に、ただならぬ空気を放つ人影と黒竜の姿があった。

 

「ミア……?」

「タイプ:ゼノも一緒だけど……?」

「……」

「ミア!! 心配したんだぞ!? 帰ろう!!」

 

 ぐりん、と名前を呼ばれた彼女は首をこちらに向ける。

 メグル達は一目で異常を確認する事が出来た。

 肌には浸食するようにして溶岩が纏わりついている。

 そして手足、胴にも溶岩が染み付くようにして纏わりついている。

 その様は、これまで見てきたヌシポケモンのイレギュライズに酷似していた。

 

「ウソ……ミアちゃん……!?」

「……終わらせなきゃ……私が終わらせなきゃ……!!」

 

 タイプ:ゼノの咆哮が響き渡る。

 そして、ゼノの身体にも溶岩の鎧が現れた。

 トレーナー、ポケモン、その両者の目から赤黒い稲光が迸る。

 

 

 

「……本当に……不愉快で、気持ち悪い……ッ!!」

 

 

 

【イレギュライズトレーナーの ミアが勝負を仕掛けてきた!!】

 

 

 

 タイプ:ゼノは此方を敵と認識したのか、すぐさま青白い熱線を放つ。

 メグルはアルカを抱きかかえたままその場を脱した。

 間もなく辺りは火の海に包まれていく。

 

「ッ……やめてよミアちゃん!! 聞こえないの!?」

「イレギュライズしてるのか!? ポケモンだけじゃなく、トレーナーまで……!!」

「……終わらせるんだ……私が終わらせるんだ……!! バカげたクローン計画、セレクト団の残滓、私が全部、焼き尽くすんだ……ッ!!」

「おい!! 聞こえねえのか、ミア!! 俺だ、メグルだ!! 近くにセレクト団も、ワームホール公団も居ない!! 帰ろう、一緒に……ッ!!」

 

 すかさずサニーゴが”ひかりのかべ”を展開し、熱線を防いでみせる。

 しかし、これが破壊されるのも時間の問題であった。

 

「帰る場所? そんなもの私には無い。私の傍にはゼノだけ居れば良い……ッ!! 悪魔の科学者に作られたクローンの私には……ゼノしか、縋るものが無い……!!」

「そんなことないっ!! メグルは君の事、すっごく心配してたでしょ!?」

「ッ……!」

 

 タイプ:ゼノは咆哮するとサニーゴを右腕で掴み、熱線を浴びせかける。

 幸い”しんかのきせき”で耐久力は向上していたが──全力のそれを受け続ければサニーゴでもただでは済まない。

 すぐさまニンフィアが接近し、”ハイパーボイス”を放ってタイプ:ゼノを剥がしに掛かる。

 

「バギュオオオオオオオオオオオオンッ!」

「ふぃるふぃーッ!!」

 

 頭突きでぶつかり合う二匹。

 しかし、膂力は流石にゼノの方が上で、そのまま叩き落とされてしまう。

 

「メグルさんだって見たでしょう? あの島で何があったか……!!」

「ああ、見てきたさ……!!」

「じゃあ何故私を止めようとするの!?」

「今のミアじゃあ、ワームホール公団を止めるどころじゃねえからだよ!!」

 

 明らかに正気を保てていない。

 叫びながら、錯乱しながら、そして内に秘めた思いを吐き出しながらも、彼女はメグル達を攻撃しているからだ。

 

「元に優しいミアに戻ってくれ……!! お前は俺達を巻き込みたくないから、俺達を突き放して一人で飛んでったんだろ……!!」

「優しい? 違う──ッ!! 私は、ずっと気持ち悪くて仕方が無かった……!!」

 

 涙を流しながら彼女は叫び続ける。

 

「自分の出生も、父も、ミッシングアイランドも!! 全部気持ち悪い!! あんな研究で生み出されたって思うと、今でも吐き気がする!!」

「ミアは人間だ!! あの研究所の連中に比べれば──ッ!!」

「私は──普通に、父を尊敬して……普通の女の子で居たかったのに……知りたくなかった……!! 研究の事も、自分が”調整”されたクローンである事も!!」

 

 タイプ:ゼノの尻尾がニンフィアとサニーゴを弾き飛ばす。辺りに青白い火炎が舞い上がった。

 

 

 

「……私は……私に科学の事を教えてくれた、父が大好きだったのに……もう今じゃあ、あの日々も全部、気持ちが悪くて……ッ!!」

 

 

 

「ただの女の子で居たかった……クローンじゃない、只の”カルミア”として生まれたかった……!!」

 

 

 

「私は……やっぱりクローンで……”カルミア”の代用品でしかなくって──ッ!!」

 

 

 

「だから終わらせるの……!! 私を作ったもの全部……この手で終わらせるの……ッ! それで初めて、私は……!!」

 

 

 

 血涙のようにミアの頬には溶岩のラインが伝う。

 戦況は劣勢そのもの。ニンフィアの技だけでは火力が明らかに足りていない。

 かと言って、タイプ:ゼノの攻撃は苛烈そのものだ。”のろい”を使わせる猶予すらない。 

 メグルも策を練るが、ゼノの前ではあまりにも手数も手持ちも足りなさ過ぎる。当然、アゴジムシでは戦力外も良い所だ。

 

「……アルカさんだって、気持ち悪いって思うでしょう……? 私の事……!」

「知らない。知らないよ、そんな事ッ……!!」

 

 それでも、アルカは真っ直ぐにカルミアを見据える。

 彼女の過去を全部知っても尚、向き合い続ける。

 

「──ッ」

「ミアちゃんがどんなに悩んできたかなんて、ボクには分からない。ボクには尊敬できる家族なんて居なかったから、裏切られた気持ちなんて分からない。だから、君の過去を知ったって変わらないよ! ボクにとって、君は……友達なんだ!! 助けたいって思ってるよ!!」

「分からないんだったら、これ以上私に、踏み入って来ないで!!」

 

 青白い炎が限界まで溜めこまれる。超高圧縮されたそれがゼノの口から洩れていく。

 辺りの気温が跳ね上がる。火の粉が舞い散る。

 

 

 

「ゼノ──焼き尽くして……”かえんほうしゃ”ッ!!」

 

 

 

【タイプ:ゼノの かえんほうしゃ!!】

 

 

 

 巨大な爆炎の塊がアルカ目掛けて放たれる。

 当然、サニーゴが立ちはだかろうとするが──あまりにも小さすぎる。守れるはずがない。

 

「アルカッ……!?」

「ふぃるふぃ──!!」

 

 メグルが突き飛ばそうとするが、間に合わない。二人共巻き込まれるのがオチだ。

 それほどまでに大きな炎の塊だった。

 しかし。

 

 

 

「ぷきゅぅうううううううううッ!!」

 

 

 

 

 サニーゴの周囲から一際大きな黒い影が漏れ出でる。

 そして、それが爆炎の塊を抑えつける。

 ピキ、ピキピキと罅の入る音が鳴り響き、その外殻は壊れていくが、同時に悍ましい霊障も噴き出していく。

 

「サニーゴ……!?」

「あの炎を受け止めてるのか……まさか──」

 

 炎が掻き消えた。

 メグルとアルカを守っていたのは──サニーゴではなかった。

 

 

 

 

「キュゥオオオオオオオオオオンッ!!」

 

【サニゴーン さんごポケモン タイプ:ゴースト】

 

 

 

 

 砕けた殻の中から噴き出した霊体は、かつての生前を模すかのように見事な枝を作り出していた。巨大な珊瑚の幽霊とでも呼ぶべき姿へと、サニーゴは進化したのである。




【DETA】
プロミネンスフレア 炎 特殊 威力120 命中100
相手を30%の確率で火傷状態にすることがある。ダブルバトルでは全体攻撃となる。

ヴォルカニドの生態レポート

・普段は溶岩の中に潜んでおり、球体の姿で移動している。この間、熱が放出出来ないために溜め込んでしまう。球体の状態で何百年過ごしていたか定かではない。

・球体からの覚醒直後は体内温度が臨界状態に達しており、技を使って放出しなければ自己崩壊を起こす。この状態では技の威力が極限まで跳ね上がっており、近付く事自体が自殺行為となる。

・熱を放出しきった現在は”プロミネンスフレア”を撃っても、人やポケモンを蒸発させる程の威力は出せない。むしろこれが平常運転である。

作者の作風に期待するものは?(良ければ感想欄でも教えて下さい)

  • ラブコメ、純愛
  • 戦闘シーン
  • シリアス、曇らせ
  • ギャグ、コメディ
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