続・ポケモン廃人、知らん地方に転移した。【完結】   作:タク@DMP

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第30話:ディープファング

 ※※※

 

 

 

「ッ……危なかった……」

 

 

 

 海面すれすれで浮かんだまま──キリは嘆息する。

 その近くには、いんせきポケモンのソルロック、そしてルナトーンの二匹が彼女を取り囲んでいた。

 落下の最中、咄嗟に手首に仕込んでいた緊急用のボールソケットから彼女が繰り出したのがこの二匹。

 空中から落下してもサイコパワーで止めてくれるようにしていた安全弁だ。

 とはいえ、彼女もグライオンも身体が凍ってしまっており、早急に安全な所に移動しなければ危ない。

 偵察は失敗。とはいえ、キリは、命からがら何とか逃げおおせる事に成功したのである。

 尚、戻って来た彼女を出迎えたノオトは泣いて大喜びする前に仰天。

 その身体がカチカチに凍っており、身体は震え、唇は青白く、指を動かすのもままならない状態だったためだ。

 すぐさまバスタブにお湯を張り、ノオトはその中にスーツ諸共彼女をブチ込んだ。

 

「な、なにがあったんスか、キリさん……!!」

「……ソルロックとルナトーン様々でござるな」

「グライオンも全身凍ってるし……こっちはホテルの回復マシンに入れておくッス」

「頼んだでござる」

「おっと、動いちゃダメッスよ。低体温症が出てるッス。しばらくあったかくして……この毛布にくるまっておく事!」

「……かたじけない」

 

 てきぱき、とキリの身の回りの世話と看病をするノオトは、そのまま彼女をベッドに寝かせるのだった。

 この常夏のマーニャで彼女が氷漬けになって帰ってくるとは予想外ではあったものの、彼の対応は完璧と言えるものであった。

 過酷なサイゴクの環境と、彼自身が勉強家な事もあり、野生ポケモン相手の事故への対応力がずば抜けているのである。

 しばらくして──震えが収まったキリにノオトは再度問いかけた。

 

「通信途切れてマジで焦ったッスよ……!! 指示やる側は心臓何個あっても足らねえッス……」

 

 部屋に小型レーダーを設置し、ずっとキリを後方から支援していたノオトは彼女が帰ってくるまでずっと気が気でなかった。

 彼女がそう簡単にくたばるわけがない、と思っていても──万が一の事を考えてしまう。

 

「……不覚を取った」

「キリさんが!?」

「海面から捕捉できる高さで飛んだつもりはない。だが、敵は此方を正確に撃ち落として来た」

「ッ……」

「恐らく、向こうは撃ち落としたのが拙者であるとは気づいていないでござろう。だが、侵入者を許すつもりはないようだ」

「船舶の攻撃ッスか?」

()()()()()

 

 スーツを脱ぎ捨てたキリの表情は仮面で伺い知ることはできない。 

 しかし、ボイスチェンジャー越しでも声色は険しい。

 

「……ブリザベオ以外に……あの海には魔物が居る」

「野生ポケモンッスか!?」

「それならまだマシだろうが……船舶がそのポケモンに対して攻撃している様子は無かった。また、逆も然り。あんな巨大な野生ポケモンが居るならばブリザベオ捕獲の障害となる」

「……じゃあまさか、ワームホール公団のポケモン……ッスか」

「最悪のシナリオはそれだ。クローンだの何だの作っている連中ならば、有り得る。遺伝子改造で巨大なポケモンを作り出すくらい造作もない」

「……ッ」

「恐らく、奴らがブリザベオ捕獲に自信があるのは、その巨大ポケモンを飼いならしているから。おまけに空からやってきた侵入者は問答無用で撃ち落とせるくらい調教されているようだ」

 

 現に拙者も一方的に撃ち落とされたわけだからな、とキリは付け加える。

 空からマニャカ海峡に侵入するのは──不可能、と彼女は結論付けた。

 

「不覚は取ったが、これだけ情報を持ち帰れば大戦果でござろう」

「……オレっちはキリさんが生きて帰ってきたから、それで十分ッスけど……」

「だがこれで終わりはしない。あんなバケモノが居るならば、再度出撃し、情報を集めねば──」

 

(あっ、ヤバ──ッ!! ストップ掛けねえと!!)

 

 すかさずノオトはキリの被っている仮面を引っ剥がす。

 安全地帯であること、そして相手がノオトであったこともあって気を緩めていたキリは、仮面の剥奪を許してしまった。 

 彼女の金色の前髪がはらりと落ちる。そして、綺麗な碧眼は──涙で潤んでいた。

 ノオトと目が合った彼女は、何度かパチパチ、と目を開け閉じした後──洪水でも来たかのように泣き出した。

 

 

 

「びえええええ!! なぁにするでござるかーっっっ!!」

 

(やっぱ泣いてた……)

 

 

 

 仮面を付けている時は「完璧な忍者」として振る舞い、取り繕えるキリだが──仮面が無ければ只の年相応の少女だ。

 今まで押し隠していたもの、押し殺していたものがこみあげてきて、ノオトに鋭い視線を送ったかと思えば、その胸板をぽかぽかと叩き始める。

 

「ばかばかばかーっ!! こんな顔、見せたくなかったのにぃ……!! 仮面を返せーっ!!」

「おっと、返さねえッスよ絶対に」

「返せーっ!! ふーっ!! ふーっ!!」

「キリさんは可愛いッスねえ」

「うにーっ、可愛い言うなーっ!! 早く返せ、ノオト殿ーっ!! 私は、もう怒ってるでござるよーっ!!」

 

 尚、怒っていても全く怖くない模様。さながら、両手を挙げて威嚇するオオタチの如し。

 全く圧というものが感じられない。

 

「……良いッスか、キリさん。全身に凍傷、捻挫、その他諸々……念動力で身体止めても衝撃は完全に殺せねえッスからね」

「……あう」

「そんな状態で、一回堕とされた相手の所にむざむざ行かせねえッスよ」

 

 彼女は──強い。他の誰よりも。

 そして、ノオト自身よりも──強く、速く、そして頑丈だ。

 だが、それ故に彼女という最高戦力を此処で摩耗させるわけにはいかない。

 しばらくして、ぐすぐす、と嗚咽混じりではあるものの、大人しくなった彼女に諭すようにノオトは言った。

 

「今此処でより大きな深手を負ったら、肝心の本番で十全の力を発揮できなくなる。オレっちだって、キリさんにキャリーして貰うつもりはねぇけど……それでも、あんたは切札なんスよ」

「ッ……」

「ワームホールの連中がヤバいポケモンを隠し持ってる。キリさんはそれを暴いた。十二分な戦果っしょ」

「で、でもぉ……!」

「なぁにヤベーヤツが居るなら、それを前提にした作戦を立てれば良いんス」

「うう……」

「今度は()()()──いや、メグルさん達全員とそいつをブッ倒せば良い。そうっしょ?」

 

 ノオトがキリの肩を抱き寄せた。

 彼女は顔を赤らめると──諦めたように顔を伏せる。

 

「……少し、頭に血が昇っていたでござるよ。でも、あんな巨大なポケモン野放しにしてたら大変でござる……デンジャラスでござるよ……!!」

 

 仮面を付けている時からは考えられないくらい取り乱し、頭を抱えるキリ。それが分かっているからこそ、もう一度偵察に出向こうとしたのである。

 しかし、一度侵入者が近付いたとあらば、更に守りを固める可能性は否めない。もう一度空から近付くのは愚策中の愚策。

 普段のキリならば、そんなことは分かり切っているのであるが──

 

「作戦を……考えねば」

「そのバケモノは、ブリザベオを捕獲するための対抗策なんスよね? じゃあ──潰し合わせれば良いんじゃねえッスか?」

「……あ。た、確かに。拙者はブリザベオと怪物の両方を相手取る事ばかり考えていた……」

「普段のキリさんなら、真っ先にそう考えたはずッスよ」

「うぐ……」

「オレっちも、キリさんの考え方を多少は学んでるって事ッスね~♪」

 

 その言葉に──キリは首を横に振った。

 

「……違うでござるよ。ノオト殿は、確実に以前よりも強く、そして賢く……日々成長しているのでござる。私のおかげではないでござるよ」

「そんな、まだまだッスよ、オレっちは」

「……どんどん逞しく、頼もしくなるでござるな」

「うっ……それより、そうと決まったらメグルさん達にもこの事を伝えねえと……ッスよね?」

 

 照れ隠しに彼はさっさと話題を変えてしまう。

 そんなノオトを見て、キリはふっ、と微笑むのだった。

 

「……ああ。この難局、皆の力で突破するでござるよ」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

(こっわ……)

 

 

 

 次の日の朝。

 ホテルの砂浜に投げ込まれたボールから飛び出したラプラスを見て、思わずメグルは言葉を失った。

 自分の知るそれとは明らかに違う金色の瞳。そして、トラバサミのような鋭い歯。

 リージョンフォームと分かってるとはいえ、そして子供とはいえ、凄まじい迫力である。

 

(何だこりゃ……ワンワンみてーな顔しちゃってまあ……凶暴そう……)

 

「……取り合えず戦わせてみるか……良い感じの対戦相手が居れば良いんだが」

「え、戦わせるの? 昨日の今日で? だ、大丈夫かな」

「なーに、やってみれば全部分かる事だぜ。な? ラプラス」

「ぷれしおーる」

 

 

 

 ばくり

 

 

 

 次の瞬間、メグルの頭をラプラスがばっくり、と上から噛んだ。

 つぅー、と彼の額から血がどくどくと流れ出ている。

 

「……あのー、アルカさん。大丈夫じゃないようにしか見えないんだけど? 闘争本能駄々洩れじゃないのコイツ?」

「ぷれしぃ」

「ほぎゃーっ!? めっ!! めっ、だよラプラス!! マズいから、食べちゃダメ!! ペッしなさい!!」

「おいこらマズいってどういう意味だコラ!! そこはウソでも美味いって言えや!! なんか悲しい気持ちになるだろが!! あっ、なんか意識が──」

 

 尚、マーニャのラプラスの噛み砕く力はこんなものではない。今のが只の甘噛みでしかないことを示していた。

 

「えーと、子供のラプラスは甘えたがりで、興味のあるものに何でも噛みつきます……ちゃんとしつけましょう。……めっ!! めっ、だよ、ラプラス!! 噛んだら悪い子だからね!!」

「それで本当に躾けられてんのか……?」

「ぷれしぃ……」

 

 首を垂れてしょんぼりするラプラス。一定の効果はあるらしかった。

 

「いい? 誰彼構わず噛んじゃダメ、なんだからね!! 優しくとかじゃなくて、そもそも噛んじゃダメなの!!」

「ママみたいだな……」

「誰がママだよ!!」

 

 取り合えずラプラスから解放されたメグルは、改めてボールを構えてバトルコートに立つ。

 

「ねえ、頭ァ大丈夫なのメグル」

「その聞き方は引っ掛かるモンがあるが……まあ大丈夫だろ」

「大丈夫じゃなさそう」

「オイコラどういう意味だ」

 

 頭からは血が未だに噴水のように噴き出しており、傍から見れば大事件であるが敢えて気にしないことにする。

 親子が通りがかり、

 

「ママー、あのお兄ちゃん頭が噴水みたいになってる!!」

「あれが漢の生き様よ、しかと見届けなさい」

 

 というやり取りが聞こえてきたが、気にしないことにする。

 

「……えーと、では審判は私がやりますね」

 

 一連の流れを見ていたミアは、あきれ顔でコートの真ん中に位置取った。

 

「……アルカさんと……()()()()

「誰が噴水だコラ、好きでこうなってんじゃねえんだよ」

「では噴水の人、ボールを準備してくださいね」

「……俺の今日のポケモンは──こいつだ!!」

 

 メグルが投げたボールからはサメハダーが飛び出す。

 奇しくも互いに水・悪タイプの対決だ。

 

「──サメハダーッ!!」

「──ラプラスッ!! いくよっ!!」

 

 睨み合う両者。

 咆哮するなり、砂場でも推進力を生かして高速移動ができるサメハダーが先手を打った。

 

「ジョォォォーズッ!!」

「──つっても、通る技があんまりねぇんだよな──!! ”インファイト”!!」

 

 砂をも飲み込む勢いで口を開けたサメハダーが瞳から赤い稲光を迸らせながらラプラスに喰らいつこうとする。

 しかし──真正面からラプラスはそれを受け止めたかと思えば、例のトラバサミのような歯をサメハダーの鰭に突き立て、そのまま顎の力だけで持ち上げてみせるのだった。

 

「って──効果バツグンの攻撃を喰らったはずだよな!?」

 

 これはサメハダーの攻撃力が低いのもあるが(性格:おくびょうで攻撃にマイナス補正が掛かる)、それ以上にラプラスという種族のタフネスが関係している。

 弱点を突かれても、一致バツグンでなければ一度は持ちこたえる程の体力、そして平均以上の防御と特防。

 そして何より、ラプラスという種族は海の生態系でも上位に位置する存在。相手が同程度の体格ならば、決して怯えることなく、そして臆することなく正面から受け止める。

 サメハダーを振り回すと、そのままラプラスは砂浜に叩きつける。そのまま辺りに向かって甲高く鳴き始めるのだった。

 

「頑丈すぎでしょ──!? ラプラス、”ボディプレス”だ!! 押し潰せェ!!」

「やっば──離れろッ!!」

 

 カチン、カチン、と歯を鳴らすとラプラスは思いっきり前脚を地面に叩きつけて跳びあがる。とんでもない膂力に思わず閉口するメグル。 

 辛うじてジェット噴射で離脱するサメハダーだが、辺りには砂煙が巻き上がり、ラプラスの姿は見えなくなってしまう。

 

「そこだよ! えーと──”ディープファング”で噛み砕け!!」

 

 ずるずる、と這いずるラプラスが大口を開け、サメハダーに思いっきり噛みつく。

 振り払って離脱するサメハダーだったが、噛まれた場所が痛むのが呻き始める。

 聞きなれない技を前に、すぐさまメグルは図鑑を開く。

 

【ディープファング 悪タイプ 物理 威力80 凄まじい勢いで相手に噛みつく。攻撃した相手に傷をつける事でしばらくの間ダメージを与え続ける。】

 

【主な習得ポケモン:ラプラス(マーニャのすがた)】

 

 表示された説明文を前にメグルは冷や汗を垂らす。自分が噛まれたのが本当に甘噛みであったことを思い知らされるのだった。

 

(リージョンフォーム特有の専用技か!!)

 

「傷つけって──まさか、スリップダメージってことかぁ!?」

「そうみたいだね……!! でもそれ以上に、こんなに好戦的な子は初めてだよ……!!」

 

 カチン、カチン、と歯を鳴らすラプラスを前にアルカは戦慄すら覚えた。

 結局自分がしていたのは要らぬ心配だったのだ、ということだ。

 ポケモンという生物は──何処までいっても根本の本能に”闘争”が刻まれている。

 そして種族単位で凶暴とされているポケモンはそれが顕著だ。

 勿論個体差はあるが、このラプラスは自分に懐いたのが不思議なほどに好戦的だ。

 今までのどのアルカの手持ちよりも、それが際立っている。

 

「ぷれしおおおおおおおおおおおる!!」

「っ!」

 

 振り向いたラプラスがアルカの方に向かって甲高く嘶いた。

 もっと戦わせろ、と言わんばかりに。

 知らない人が見れば、獲物を前に高揚する眼にしか見えない視線。

 だが、アルカには伝わる。その力強い咆哮も相まって──

 

「……そっか、君はもっと……強くなりたいんだ。お母さんの……分まで!!」

「ぷれしいいいいいいいいいいる!!」

 

 ──その覚悟を、受け取ったのだ。

 

「サメハダーの耐久は高くない!! 仕留めるんだ!! ”ボディプレス”!!」

「ッ……!!」

 

 再びラプラスが地面を思いっきり前脚で叩き、サメハダー目掛けて圧し掛かろうとする。

 どすん、と音を立てて砂煙が上がる。だが──手応えがない。

 

「ウソ!? もう動けないんじゃなかったの!?」

「悪いな。臆病ってことは……引き際も弁えてるって事だ!! ”かそく”は……時間が経てば経つほどに速度が上がる特性だからな!!」

「そっか……! メグルさんはずっと機会を待ってたんですね……!? ラプラスに確実に反撃を浴びせるチャンスを!!」

 

 ギリギリのところを摺り抜けたサメハダーはラプラスの背後に回り込む。

 ぐりん、と首を捻じ曲げてサメハダーに喰らいつこうとするラプラス。

 しかし、その首に思いっきりサメハダーがカウンターを浴びせた。

 

 

 

「一発でダメなら何度でも叩き込むまで!! ”インファイト”だ!!」

 

【サメハダーの インファイト!!】

 

 

 

 さっきのお返しと言わんばかりに大海のヌシは、ラプラスの首に噛みつき、思いっきり砂浜に捻じ伏せて何度も噛みつく。

 最後に反撃を浴びせようとしたラプラスだったが、サメハダーがトドメに首へ喰らいつくと完全に力尽きてしまうのだった。

 

「そこまで!! ラプラス、戦闘不能!! 勝者はメグルさんとサメハダーです!!」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「杞憂だったね。結局……」

「ああ。元ヌシのサメハダーとあれだけ打ち合えたなら十分だろ」

「負けたとはいえ、ラプラスの潜在能力はすさまじいものがあります。元々が能力が高いのはあると思いますが……」

 

 バトルが終わり、砂浜でボールを打ち合ってじゃれ合うサメハダーとラプラス。

 殴り合った後は友達だと言わんばかりだ。それを見て、すっかり安心した様子でアルカは「ボク決めたよ」と言った。

 

「ラプラスをマニャカ海峡に連れていく」

「……そっか」

「こんなに血の気の多い子は初めてだけど……多分、大丈夫だよ」

「お前の優しさはラプラスにも伝わってるだろうからな」

 

(杞憂……か)

 

 メグルはアルカの顔を見やる。

 曇りなきルビーの眼が前髪から見えた。

 自分の中にある恐れも少しずつであるが──和らいでいる気がした。

 

(……そうだよな。お前達は……俺が思ってた以上に強いんだ)

 

 きゅっ、と胸に手をやる。嫌な動悸が止まったわけではない。

 だが──自分が共に歩んできた彼らは──彼が思っていた以上に逞しかった。

 後は無事に2日後のブリザベオ捕獲作戦を終えるだけ──そう考えていたメグルのスマホロトムにメッセージが入る。

 差出人はノオトからだった。それを読み上げたメグルは二人に声をかける。

 

 

 

「……アルカ、ミア。行くぞ。()()()

「! ……ついに、だね」

「準備は出来てます」

作者の作風に期待するものは?(良ければ感想欄でも教えて下さい)

  • ラブコメ、純愛
  • 戦闘シーン
  • シリアス、曇らせ
  • ギャグ、コメディ
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