続・ポケモン廃人、知らん地方に転移した。【完結】   作:タク@DMP

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第65話:極彩色のカルラ

 ”ストーンエッジ”、”パワフルエッジ”、”きょけんとつげき”。

 いずれの技も、繭に対しては全くと言って良いほど効果が無い。

 硬い。硬すぎる。遠目からは分からなかったが、アルカは近くでそれを観察することで漸く繭の正体が分かった。

 繭を構成する糸はオーラで出来ているのである。となれば、此方もオーラを用いたオオワザで繭を破壊するべきだ、と彼女は考えた。

 

 

「よっし、いくよセグレイブ!! やるならオオワザだ!!」

「コォアアアアアアアアアン!!」

 

 

 

 オーラを纏わせ、影の剣を何本も浮かび上がらせるセグレイブ。

 その全てを、繭に向かってぶつけ、斬り刻む──

 

 

 

「オオワザ、”あかつきのごけん”ッ!!」

 

 

 

 ──が、影の剣はいずれも繭に弾かれ、砕けてしまうのだった。

 すぐさまアルカは、剣がぶつかった部分を観察する。わずかながらだが、綻んだ形跡が見える。

 貫く事こそ出来なかったが、傷を付ける事は出来ている。尤も、その傷もすぐに修復されてしまったが──

 

「ッ……バラバラじゃ効果が無い……!! 五本の剣を束ねて、集中攻撃すれば……いけるかも!! セグレイブ、出来そう!?」

「コォオオオオオオオン!!」

 

 ──繭が決して無敵の物ではない事だけは分かるのだった。

 

 

 ※※※

 

 

 

「この、クソ蜘蛛共ーッッッ!!」

 

 

 

 すぐさまメグル達は部屋を出て、階段を駆け上がっていく。

 だが、鈍重な足音から、オーラギアス達が迫っていることは明らかだった。

 姿が見えた時点で、恐らくこちらに勝ち目はない。

 

「次から次へと、あまりにも数が多すぎます!!」

「相手してらんねえよ、あんなの!!」

 

 屋上に出る。

 すると──空の向こうから迫るのは黒い影。ゼノだ。火竜の姿のゼノが此方目掛けて飛んでくる。

 

「ゼノッ!! 良かった、来てくれたんですね!!」

「あー、危ねェ危ねェ、こんなところ、さっさと出ちまおうぜ」

 

 すぐに二人はゼノの背中に飛び乗った。そのままゼノは翼を大きく広げ、再び空へと飛び立とうとした。

 しかし──ずしん、とゼノは地面に倒れてしまう。飛び立とうとするが、引っ張られてしまう。

 後ろを振り向くと巨大な前脚を振り上げた大蜘蛛。その口からは粘着性のある糸が吐き出されており、それがゼノの尻尾に巻き付いていた。

 

「この野郎!! ゼノの身体を糸で……!!」

「ヲヲヲヲヲヲヲヲヲーッ!!」

 

 咆哮するオーラギアスは糸を巻き戻し、ゼノの身体を引っ張っていく。

 すぐにミアはゼノの身体にパッチを宛がい、ゲンガーの姿に変えようとしたが──肝心のパッチが手元にない。ゼノの姿を変えられない。

 一方のゼノも、踏ん張って耐えようとするが──どうやっても引き戻されてしまう。

 

「炎を浴びせれば──!!」

「ダメだ、バツグン技1発で落ちる相手じゃねえ!!」

「じゃあ、どうすれば──ッ!!」

 

 

 

 パキン

 

 

 

 その時だった。

 空が──罅割れている事にメグルは気付く。

 空間内に出来た綻び、その正体をメグルは考える。

 そして、以前ノオトが受けたオオワザの突破法を思い出した。

 

(”ハッカイ・コトリバコ”──あれは、ポケモンそのものを箱型の空間に変化させて閉じ込める技だったんスよ)

 

(……だから、箱をブチ抜く事でオレっち達は出られたんス)

 

「……って事は、空間を破壊出来れば俺達は出られるって事だけど……何で何もしてねえのに空間が割れて──まさか」

「どうしたんですか、メグルさん!?」

「アルカだ!! アルカが、部屋に辿り着いたんだ!! もしかしたらこの空間、外から見た時はバリア的な物で覆われてるのかもしれねえ!! アルカの事だ、それを発見したら何をすると思う!?」

「ブッ壊すと思います!! あの人、単純だから!!」

「だろ!? アルカのヤツ、攻撃してくれてんだ!! 外からこの空間を!!」

「……それなら、私達が攻撃するべきはオーラギアスではないですね!」

 

 ゼノとミアの目が緑色に光った。

 精神を完全に同調させるオオワザの構えだ。

 口の中に龍気を溜め込むゼノ。その周囲には青白い火球が幾つも舞い、ぶつかり合って1つになる。

 

 

 

「──この夢を終焉(おわ)らせましょう、ゼノッ!! ”ミッシングブレスデリート”!!」

 

 

 

【タイプ:ゼノの ミッシングブレスデリート!!】

 

 

 

 それは、暗闇から出でた希望の太陽の如く。

 巨大な火球が龍気ブレスによって押し込まれ、空間の綻びにぶつけられる。

 オオワザを放った瞬間、力を使い果たし、オーラギアスに引きずられるゼノ。しかし、火球が空間を叩き割ると同時に、オーラギアスの様子がおかしくなる。

 

「ヲッ!? ヲヲヲヲガギガガガガガガガ!?」

 

 空が完全に割れ、砕け散る。同時に、夢の中でしか存在できないオーラギアスもまた、ガラスのように割れて消滅したのだった。

 

「壊れたッ!!」

「っしゃぁ!!」

「オーラギアス達が消えていく……!! 空間が、消えるッ!! ゼノ!!」

「ばぎゅあああああおん!!」

 

 咆哮したゼノは、最後の力を振り絞って羽ばたき、崩壊する夢幻空間から飛び出すのだった。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──繭が崩壊する。

 メグルとミアは目を醒まし、辺りを見回した。

 起き上がるサメハダーとゼノ。

 振り向くと──オーライズしたセグレイブらしきポケモン。

 そして、その隣にはアルカが立っていた。彼女は、突然消えた繭に戸惑いながらも、恋人と妹分の姿を見るなり顔をくしゃくしゃにして駆け寄り、抱き着く。

 

「メグルッ!! ミアッ!!」

「アルカ!!」

 

 えっへへへへ、とすり寄った彼女は嬉しそうに「……良かった!」と叫ぶのだった。

 

「やっぱり繭の中に居たんだ! ボク、すっごく心配したんだよ!?」

「へへ、わりーな……いっつもこんな役回りばっか任せちまって」

「えへへー、ナメてもらっちゃ困るね! だってボク、強いもんっ!」

「セゴールがセグレイブに進化してます……!」

「そうだよ! すっごく強いんだよ、ボクのセグレイブ!」

「コォオオオン」

 

 誇らしげにセグレイブが鳴く。

 ともあれ、空間からは脱することが出来た。

 再会を喜ぶ三人は手を取るが、喜んでばかりもいられない。肝心のコチョウの姿が見当たらない。

 

「俺達、コチョウのオオワザで変な空間に閉じ込められてたんだ」

「そういえば、コチョウは何処へ──?」

「……逃げたのかな? まさか」

 

 辺りを見回す。

 そして──三人は気付く。

 部屋の奥に、結晶で固められた何かが居る事に。

 それは徐々に音を立てて罅割れていく。

 

 

 

「残念だが、オマエ達は此処までだ」

 

 

 

 コチョウの声が聞こえてきた。

 それで、三人は結晶状の物体がオオヒメミコを包んでいた物であることに気付く。

 

「”こちょうのゆめ”──これ自体は相手を私の精神世界に閉じ込める時間稼ぎ技でしかない……何故ならば、この技を発動している間、私もまた動くことはできない。お前達が私の展開した精神世界の中で死んだ場合は、二度と目覚めなかっただろうが──不幸にもそうはならなかった」

「……ハッ!! お前はバカ丸出しだ!! 足止めしてる間に自分も止まってたら意味が無ェだろが!!」

「だが、私とてただ座していたわけではない。オオワザを発動している間、私は──力を溜めていたのだよ」

 

 結晶が砕け散る。

 そこから現れたのは、虹色の羽根を携えた金翅鳥の姿だった。

 羽根の一つ一つが玉虫色に輝いており、その姿はかのホウオウをも思わせる。

 先程までとはその性質が完全に異なる事を示すように、オオヒメミコの身体からは熱が溢れ出ていた。

 

 

 

「……ギガオーライズの、更なる段階に到達するための力をな!!」

 

 

 

 

【オオヒメミコ<ギガオーライズ・フェーズ2> タイプ:エスパー/フェアリー】

 

 

 

 

 オオヒメミコの目からは稲光が迸っていた。

 フェーズ2。ギガオーライズを越えたギガオーライズだ。 

 

(まるでガルーダ……! インドネシアの神鳥……!)

 

「……四天王が死んだ。REXも全て死んだか。また作れば良いだけの話だが」

「勝手な事ばかり言いやがって……!! そうやって奥の手切ったって事は、テメェも追い詰められてるって事だろが!!」

「……否定はしない。だが、追い詰められたのはお前達の方だ」

 

 羽根が舞い、その一つ一つから光が迸る。

 すぐさまセグレイブ、ゼノ、サメハダーが再びオオヒメミコへ猛攻を開始した。

 しかし、羽根から迸った光は雨のように降りそそぎ、セグレイブを、そしてメグル達をも撃ち貫くのだった。

 

 

 

【オオヒメミコの しつらくえんのカルラ!!】

 

 

 

「ッ──!?」

 

 しかし、痛みもなく、苦痛も無い。

 光そのものには殺傷力は無い。だが、セグレイブの身体からはオーラが失われ、オーライズが強制的に解除されてしまう。

 

「オーライズを封じる技!? で、でも、それならもう一回オーライズすれば良い!」

「何かと思えばこけおどしか!! 今度は俺達もオーライズだ!!」

 

 メグルは懐からオーカードを取り出した。そして──驚愕する。

 先程までオーカードに刻まれていたはずのポケモンの刻印が消えている。カードを広げて確認したが、いずれのオーカードからも刻印が消失してしまっているのだ。

 

「どうなってやがる……!?」

「ウソでしょ!? オーラが消えた……!!」

「私のものからもです!!」

「テメェ、何しやがった──コチョウ!!」

 

 対するコチョウの身体には様々な色の光が吸収されていき、羽根が極彩色へと染まっていく。

 

【オオヒメミコは オーラを吸収し、体力を回復した!】

 

【オオヒメミコの 攻撃が上がった!】

 

【オオヒメミコの 防御が上がった!】

 

【オオヒメミコの 特攻が上がった!】

 

【オオヒメミコの 特防が上がった!】

 

【オオヒメミコの 素早さが上がった!】

 

 

 

「……お前達の持つ、オーカードのオーラは、全てこの私が吸収した……!!」

 

 

 

 それを示すかのように、オオヒメミコの身体からはサンダース、ブースター、シャワーズ、アケノヤイバ、ヨイノマガンの影が現れる。

 そしてそれらは、羽根へと吸収されていくのだった。

 

「──そして、私はオーラの持つ力を自在に振るえる」

 

 オオヒメミコから離脱した羽根が自由自在に飛び回り、それぞれが炎、冷気、稲光、闘気、そして風を纏う。

 オーラを纏った羽根がセグレイブを、サメハダーを、そしてゼノを切りつけていく。

 弱点に合わせた攻撃を的確にぶつけられたことで、流石のセグレイブの装甲もボロボロになっていく。

 更に、サメハダーは稲光を纏った羽根が貫き、ゼノ相手には砂を纏った羽根が突き刺さっていく。

 

「こいつ、ヌシポケモンの力を自由自在に……!!」

「……これでは終わらん。お前達は極彩色の生態系の礎となるが良い」

 

 宙を舞う羽根が固まり、巨大な翼を持つ神鳥の姿へと変わっていく。

 

 

 

「オオワザ”ごくさいしきのカルラ”」

 

 

 

【オオヒメミコの ごくさいしきのカルラ!!】

 

 

 

 神鳥が、一気に分身・分裂した。

 そして、次々にセグレイブ、ゼノ、サメハダーの三匹に襲い掛かる。

 全方位から極彩色の鳥による突撃を受けた事で、次々にポケモン達は倒れていく。

 加えて地面に突き刺さった鳥たちは──内包するオーラを解き放ち──爆ぜるのだった。

 爆音が轟き、爆風が吹き荒れ、メグルも吹き飛んでしまう。

 

 

 

「あっがっ!?」

 

 

 

 吹き飛ばされ、部屋の壁にぶつかり──煙が晴れる。

 

 後に残るのは倒れたセグレイブにゼノ、サメハダー。

 

 

 

 更に、アルカとミアも爆撃を受けたからか、服がボロボロになっており、立ち上がれないようだった。

 とはいえ、メグルもまた、身体はボロボロ。衝撃を受けた事で肋骨が何本か折れており、立ち上がるだけで激痛が走っている。

 

「アルカ……!! ミア……!! げほっ、がほっ……!!」

「残るは、お前だッ!! サイゴクの英雄ッ!!」

 

 甲高い鳴き声を上げる神鳥の群れが、再びオオヒメミコの傍に並び立つ。

 ポケモンのオーラを簒奪する敵の前で、オーライズは封じられたも同然だ。

 

「……安心しろ。お前達は仲良く纏めてクローンにしてやる」

「真っ平御免被るぜ……!!」

 

 残る手持ちはニンフィア一匹だけ。仲間達は倒れ、ポケモン達も動けない。

 メグルは相棒の入ったボールを握り締める。カプセルの中でニンフィアが出してほしそうに「に”-ッ!!」と鳴いたのが聞こえた。

 

(……あるじゃねえか。まだ、手立ては!! 俺には、相棒が残っている!!)

 

「……そうだ。残ってるのは俺と、ニンフィアだッ!!」

「に”-ッッッ!!」

 

 メグルはボールを投げる。

 飛び出したニンフィアは、目の前の強大な敵を相手にしても毛を逆立てて威嚇してみせるのだった。

 

「ゼノも、セグレイブも、ヌシのサメハダーも、私には勝てぬ……!! 諦めて、私の管理生態系の礎となるが良い」

「……お前、やっぱり怖いんだろ」

「……ッ」

「俺達がオーライズして反撃するのが怖いから、先んじて封じたんだ」

 

 メグルはポケモンのオーラを失ったオーカードを振り上げる。

 

「何をするつもりだ……ッ!! その空っぽのオーカードで!!」

「確か、無記名のオーカードは……オシアス磁気の力で、ポケモンのオーラを吸い上げる事が出来たんだっけか……!!」

 

 メグルはニンフィアに目配せした。

 そして、振り向いた彼女の額にオーカードを翳す。

 確か、やり方はこうだったはず──と回想する暇もない。今は、思いついた事をやるしかない。

 

「あいつらが出来たなら、俺にだって、出来るはずだ……!!」

「ッ!? ……今更何をしても無駄だッ!!」

 

 オオヒメミコの羽根が再び空へと舞いあがり、大量の神鳥を生み出そうとする。

 だが──オオヒメミコの身体は突如、岩の塊に固められ、動けなくなってしまうのだった。

 

「──これは──ッ!!」

「今だよ、メグル!! 思いついた事を……やるんだッ!!」

 

 ”がんせきふうじ”。

 満身創痍のセグレイブが放った最後の技だ。

 威力こそ低いが、岩の塊で相手を拘束する技である。

 当然、オオヒメミコを倒すには至らないが──数秒時間を稼ぐには十二分だった。

 

「サンキュー、アルカ!!」

 

 無記名のオーカードに、ニンフィアのオーラが吸着し、そこに刻まれたのは──ニンフィアの刻印だった。

 そして、一か八か、メグルはオーカードを自らのジュエルに翳す。

 

 

 

「──あいつらに出来たんだ。俺達にだって、出来るはずだ──ッ!!」

「ふぃるふぃーっ!!」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──ギガオーライズ。

 それは、ポケモンが自らの潜在能力を解放し、超強力なオオワザを扱えるようになる状態の事を指す。

 その経路は主に二つだが、いずれも「オーラを纏うポケモンと、オーラの源となるポケモンの力が同質」であることが求められる。

 

 一つは、アケノヤイバとアブソルのように、同種の特殊個体の力を纏う事でそのポケモンの力を得るというもの。

 この場合、オーラを纏ったポケモンは一種の先祖返り、そして神降ろしをしたような状態となり、特殊個体ポケモンの力を再現できるようになる。

 これが、ヒャッキ地方で”ギガオーライズ”と呼ばれている現象だ。

 

 もう一つは、自らのオーラを纏う事で潜在能力を解放して限界突破するというもの。

 だが通常、ポケモンは自らの種族と同じポケモンのオーラを纏う事は出来ない。

 それを、純化したオージュエルを通す事で、無理矢理ポケモンにオーラを突き刺し、体内からポケモンの力を目覚めさせる。

 これが──別世界で”ギガオーライズ”と呼ばれている現象である。

 

 

 

 メグルが取ったのは後者の道。

 ニンフィアのオーラを土壇場でオーカードに記録させ、他でもないニンフィア自身に突き刺し──ギガオーライズを狙ったのである。

 

 

 

 しかし、それは簡単に上手くいくものではなかった。

 

 

 

「にっ、にぃいいいいいいいいいッ!!」

 

 

 

 耐え忍ぶような、苦痛混じりの鳴き声が辺りに響き渡る。

 そして、オーラを解き放ったメグルもまた、ニンフィアの苦しみを精神同調で受けた事により蹲るのだった。

 本来想定していない無茶な挙動。オージュエルは負荷に耐え兼ね、罅が入ってしまっている。

 

「ニ、ニンフィア……ッ!! 耐えろ……ッぐぅっ……!!」

「ふぃるふぃぃぃぃ……ッ!!」

「此処で俺達がやらなきゃ、誰がやるんだァァァーッ!!」

 

 

 

 パキン。

 

 

 

 負荷に耐え兼ねたオージュエルが砕け散る音が聞こえた。

 

 

 

「馬鹿め!! お前の持つ只のオージュエルでは……ギガオーライズなど出来はしない!! 純度の高いオージュエルでなければ、同じポケモンのオーラは重ねられんッ!!」

 

 

 

 そして。

 

 

 

 

 ──黒い稲光が、メグルの右腕のブレスレットから迸った。

 

 

 

 

 

 砕けたはずのオージュエル。しかし、割れたのは表面だけだ。

 

 

 

「オージュエルが……黒くなってる……!!」

 

 

 

 

 

「……ありがとな、アルカ。お前が昔くれたオージュエルのおかげで……俺達は、勝てるッ!!」

 

 

 

 

 中からは──漆黒に染まったジュエルが神々しく”O”の刻印を光らせていた。

 

 

 

 

「ニンフィア、ギガオーライズッ!!」

作者の作風に期待するものは?(良ければ感想欄でも教えて下さい)

  • ラブコメ、純愛
  • 戦闘シーン
  • シリアス、曇らせ
  • ギャグ、コメディ
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