受肉体、緑谷出久   作:助5103

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またまた久しぶりの投稿です!!プロットは少し書き続けているので頻度を上がれるように頑張ります…!!


第十四話「霹靂-弐-」

14話「霹靂-弍-」

 

 

 

「そちらから仕掛けてみろ」

 

 

「数分の間、遊んでやる」

 

 

 

 

やるしかない

 

轟はその違和感を伝える前にこの男と戦わなくてはならない…畏怖や恐怖を思う以上に、彼はこの戦いで勝たなくてはならない理由がある

 

 

 

『スタァトォ!!!』

 

 

遂にマイクからの合図がスピーカーから繰り出される。その瞬間、間髪入れず緑谷の周辺に発生した巨大な氷結達が波のように押し込んできた。

 

 

これは、前戦によって圧倒的な一撃として瀬呂を封じた“最大規模”である

 

“解”!!

 

緑谷から数メートルまで及んだ所で、小手調べの斬撃によってモーセの如く真っ二つに割れる。

 

 

「うぉわぁッ!!」

 

「は、派手同士の個性がぶつかるととんでもねぇなァ!!?」

 

「氷の破片が飛んで来てる!!危ねぇぞぉ!」

 

 

その迫力に叫ぶ切島、両者の戦いに感嘆する瀬呂と、飛び散る氷片にビビる峰田

そんな驚きを見せる中で、一際冷静で観戦する爆豪は轟と同様にその違和感を感じ取っていた

 

「(…まただ)」

 

 

「あの野郎…」

 

 

 

 

最大規模を難なく凌がれた轟を嘲笑う宿儺は彼の限界を試すべく発破をかける

 

 

「終わりか?」

 

 

 

「ッ!」

 

 

「舐めてんじゃねぇぞ…!!」

 

 

次に繰り出したのは両サイドで挟み込む攻撃で、猛スピードの氷結が緑谷を襲う。

 

“解”!!

 

 

「ククッ」

 

 

しかし、それも解による斬撃でバラバラに砕かれる。

 

「貴様のソレを見ていると思い出すな」

 

「“アイツ”の顔を」

 

 

轟の氷を眺め、顔を浮かべたのは千年前に横にいた一人の側近

   

 

 

「意味わかんねぇ事を…!」

 

 

「言ってんじゃねぇよ…!!」

 

そんな彼の態度に激昂する轟は再び最大規模の氷結を発生させる。 

 

【穿天氷壁!!】

 

しかし一度目の攻撃とは違い継続的に流れ込む氷結は彼を完全に凍結させるまで攻めかかるのをやめない。容赦なき攻撃により、遂に緑谷を覆うように会場の半分は氷山と化してしまう

 

『さ、流石の緑谷もこれには…』

 

 

『いや』

 

『まだ続くぞ』

 

 

相澤の台詞通り、彼は未だに飄々とした表情で氷山を内側から切り刻みその姿を見せた

 

 

「…ッ!」

 

「ククッ…派手にやってくれたな」

 

「今の所、それが最大限といった所か?」

 

依然として余力を見せる一方、轟は最大限を既に二発打った事により身体への消耗が身体に現れ始めている。

 

「こいつ…!」

 

 

宿儺にはそれがない事から圧倒的アドバンテージを轟に見せつける。呪力の消費という条件があるものの、他の術師よりも引けを取らない呪力効率を誇る。術式発動のキレ、呪力強化の切り替え…全てが神懸かっている彼に対し轟は攻める一方で限界を迎えようとしていた

 

 

「やはりか」

 

 

 

 

観客席でその激戦を見る爆豪が一つの推測が確信に変わる。それに対し「え?」と彼に顔を向ける上鳴

 

 

「(あの状態になったデクは、物体を切り裂く個性に切り替わる…その理由はわからねぇが)」

 

 

「(そして、その発動条件は俺や半分野郎とは違い何かを消耗するような動きはねぇ…)」

 

 

「(今みてぇなノーモーションで発動したり、指で斬撃をぶっ放すやり方は状況によっちゃ初見殺しだ)」

 

 

 

「まだ出せるんじゃないのか?」

 

 

 

「貴様の個性は!!」

 

宿儺は“半冷半燃”の潜在能力がこれだけではないと睨んでいた。

 

“轟焦凍は限界をまだ知らない”

 

前戦の瀬呂のように、単調な操作だけで勝ってきたからこそ轟自身はその力の真意を未だに引き出していない…そんな彼を宿儺は追い込ませる為にそう発破をかけた

 

 

 

 

 

「オールマイトォッ!」

 

一般が見れる観客席とは離れた場所に位置するその場所は雄英職員やヒーロー事務所関係者、ヒーロー公安委員会上層部の人間達のみが立ち入れる観客席であれ名だたる著名人がそこで有望な生徒達の活躍を閲覧していた。そんな中ドカドカと入ってきたのは、万年No.2と称されるエンデヴァー。緑谷と轟の戦闘を観戦し鬼の形相でオールマイトに詰め寄った。

 

 

「む」

「…エンデヴァー」

 

燃え盛る威厳ある髭から発せられる熱気に汗をかきながらも彼に挨拶をする。

 

「あれは貴様が受け持っている生徒だろ…どういう躾をしたらあのような凶悪な奴になるのだ!」

 

 

「下手をすれば客に被害が及ぶぞ」

 

 

宿儺の邪智暴虐なその姿を危惧するエンデヴァーはよりいっそう炎の強さが増していた。彼からすれば息子の轟焦凍は“最高傑作”であり、彼が野望である妥当オールマイトを果たす為の人材として彼を完璧に仕上げようとしていた。しかし宿儺という“異分子”によってその策略は破綻。轟焦凍の敗北という可能性を示唆した彼だが、対する冷静なオールマイトに一層苛立ちを増していた

 

 

「まぁ待てやい、その事について私達のようで既に熟知している」

 

「それに、今の彼は彼ではない」

 

 

「君も知っているだろ?」

 

 

オールマイトがその一言を放つとエンデヴァーは放熱をやめる。

 

緑谷が受肉体である事を知っているのはオールマイトや他の職員とは別にエンデヴァーともその情報を共有していた。緑谷はその特殊な能力から公安で“特殊個性保持者”の対象に加えられていた。

 

「…緑谷出久と言えば、例の“特殊個性保持者”か」

 

「ああ…彼には二つの人格が存在し、それを切り替える事でその個性は変化する」

 

「所詮噂程度だと思っていたが、まさか本当だとはな」

 

「君の子については心配はいらない」

 

「命の危機に及べば、私らが対処するさ…」

 

「ふん!」

 

「舐めるなよ、焦凍はあれぐらいの攻撃で日和るような餓鬼ではない」

 

それでも尚、焦凍なら勝てるとエンデヴァーは彼を見放す事はなかった。

 

「それに、まだ奴は下らんプライドで“左の炎”は使わんでいる」

 

「いや、エンデヴァー…否定するようで悪いが」

 

 

「だとしても轟少年が彼に敵うかどうか」

 

エンデヴァーは宿儺の本領を未だに目にしていない。それは、USJで見せたあの“領域”…あの圧倒的な神業を持っている限り活路を見出すにはほぼ不可能である。それでも尚、それを愚問かのように思うエンデヴァー。オールマイトを越える逸材である事を固く信じている。

 

「抜かせ!」

 

「あれは、“俺の息子”だ…。俺が育て上げた貴様をも超える逸材なのだ…!!」

 

「…君って奴は」

 

「ククク…むしろ、氷だけでよくあそこまで善戦出来ているじゃないか」

 

「貴様、命の危機がどうとかといったな…」

 

「もしかすれば、それは逆かもしれんぞ?」

 

何?とオールマイトは眉を八の字にし彼に見向く

 

「焦凍が追い詰められる程、いずれ左を使わざるをおえない状況が来るだろう」

 

「その時は……」

 

 

「“炎”で奴を仕留める瞬間だ」

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

「ッ!!」

 

 

「(クソ…このままじゃ俺の方が先にへばっちまう…!!)」

 

「(その間にアイツの動きを“氷”で封じ込めねぇと…!!)」

 

「今みてぇな事が出来るんだったら、拘束したとしても数秒でバラされてしまう…」

 

轟の中で、最大出力の氷結を破られた以上、強行手段で彼に勝てる確率はほぼ0に近い、加えて今出せる氷結の数は限られている。あとニ、三発…それを変えればキャパオーバーとなり行動不能になってしまう。

 

「(数秒の間で拘束しつつも場外へ吹っ飛ばさなねぇと勝ち目はねぇ…!)」

 

「!」

 

「急に攻撃の範囲規模が縮小してきたか…!」

 

 

 

 

「(半身の硬直が始まっているからするに、力を行使し過ぎてしまえば心肺機能に支障をきたしてしまう様だな)」

 

宿儺はフィジカルと高度な呪術センスの他に、高い洞察能力を持ち合わせている。轟が限界を迎えつつあるのは彼から見ても顕著に現れていた。

 

「ククッ…個性というのはいささか不便な物だな」

 

「だが」

 

「貴様の個性とやらは、“氷”だけではないのだろう…?」

 

 

だからといって、彼の興が無くなる事はない

 

その理由は轟の“左手”にある

 

 

 

『!!な、なんだありゃあッ!!』

 

『アイツ、空中を蹴って飛んでるぞぉッ!?』

 

『お前の生徒マジでなんなのよォッ!!?』

 

『…こればっかりは俺も知らねぇよ…アイツがどれだけ出来るのかは…』

 

トンッ、トンッ、と軽く蹴るように宿儺は空中へと上昇する。空間の面を捉える事が出来る宿儺は単純の呪力操作のみでその業を実現する事が出来る。上を見上げる観客は宿儺のその妙技に目を離せないでいた。しかし、蹴り上げる宿儺の更に上には観客が驚愕する“何が”が降下していた

 

 

『ああッ!オイオイオイオイィッ!!』

 

『耳元で叫ぶな…』

 

『轟のでっけぇ氷塊が空中に落下して来るぞォ!!?』

 

マイクが興奮の余り実況を捨て去る一方で、その言葉の言うように轟の作り出した巨大な氷塊が宿儺の真下に降下している

 

「ほぉ!」

 

「まだやるか…!」

 

宿儺の見解では今までが轟の許容限界であると見定めた。しかし、彼の期待以上の能力に思わず感嘆の表情を浮かべる。

 

“解”!!!

 

 

「想定内!」

 

当然、宿儺は斬撃によって対処…だが、彼に襲いかかるのは“上”だけではなかった

 

「下にも氷結を…!」

 

「いや…!」

 

「ま、また上にも降ってきてるぞ…!?」

 

「左右にも氷が来るわ…!」

 

 

『轟、ここで…360度の氷結攻撃で緑谷を完全網羅ァ!!こりゃさ・す・がの緑谷も大ピンチだぞォォ!!?』

 

観客達がそう言うように、宿儺を囲うように轟の氷結が襲う。“半冷”によって冷やされた空間が轟のテリトリーは拡大、氷結は伝播するように広がり宿儺の逃げ道を遮断する。

 

「成る程な」

 

「(今の俺ではこの出力では迎撃にしろ限度がある…)」

 

轟は勝ちを確信した。全範囲を凌がなければ、一瞬の内に宿儺の身体は凍り動きを封じる事が出来る。その内に場外へと吹っ飛ばせば______

 

「いいだろう」

 

「再び見せてやる」

 

しかし、轟の打算は打ち砕かれる

 

「だが、今度は…」

 

「一瞬だけだ」

 

宿儺が一度見せた、USJでのあの“領域”を轟は完全に忘失していた。そして、その神業は目を閉じると同時に出現する

 

【領域展開 “伏魔御厨子”】…!

 

 

 

「な______」

 

 

0.2秒

 

それは現実世界では体験しない秒速であり、それは人間が瞼を閉じてから再び開くまでの時間…その時間だけ、宿儺は“伏魔御厨子”を展開。付与される斬撃は宿儺の周りを切り刻み、氷は瞬く間に分解され雹のように降り注いだ。

 

「(俺は全ての角度から氷結攻撃を仕掛けた筈だ…)

 

「化け物かよ、お前は」

 

轟は宿儺の神業に恐れをなした。その姿は紛うことなき呪いの王…。

 

 

「何なんだよあれ…」

 

「もうプロ越えてるだろアレは…」

 

「緑谷に関しては、もう何かなんだか…」

 

人外じみたその戦いは人々に大きな衝撃を与えた。サイドキックを目的として足を運んだヒーロー事務所関係者も、両者の強さに騒然とした。

人間としての規格が違うと叩きつけられた事でヒーロー志望の生徒達はその姿を見て意思が打ち砕かれそうになっていた。

 

そして、轟焦凍の力がついに尽きてしまった。今の彼に氷を出す力は…もう残っていない

 

「轟焦凍」

 

「貴様、何故…」

 

「“炎”を使わない…?」

 

 

宿儺は、そんな轟にそう問いかけた。彼には一つの疑問が残る…ここまでして炎を使わない事に理由があるのか…宿儺は轟の心情が理解できなかった

 

「(こいつの個性は数週間の内に把握仕切っている)」

 

「(半冷半燃…右に氷、左に炎の放出を可能としている…それが奴の個性)」

 

「(しかし、轟焦凍には先程から右の力でしか運用していない…)」

 

「表情から察するに…」

 

「取るに足らん私情という奴か」

 

全てを悟ったような宿儺の薄ら笑いに轟は眉をひそめる

 

「テメェも随分と余裕そうじゃねぇか…あん時(USJ)もそうだったのか?」

 

「アレはな…。だがお前は違う」

 

「(実際にあれ程までの技量と練度があるとは思ってもいなかった)」

 

「今の本数でどうにかなっただけで三、四本であれば……“負けていた”かもしれぬな)」

 

「あのクソ親父が見てんだ」

 

「ここでお前を、母さんだけの力でねじ伏せて…」

 

「アイツそのものを“完全否定”してやる…!」

 

 

彼の父は轟炎司…エンデヴァーであり、その過去はコミックのヒーローのように惨劇であり16歳の高校生が背負うようなバックボーンではなかった。その力は父の強い野心によって生み、最強へと育て上げる為に幼少期から厳しい訓練を強制されてきた。青春など無縁に生きてきた彼はやがて父親に強い憎しみを抱くようになった。

 

彼を突き動かすのはそんな強大な“復讐心”であり、燃えたぎる瞳は宿儺を強く睨みつけていた。

 

 

「…」

 

「クハッ」

 

「さっきまで何故貴様が炎を使わないか少し考えていたのだがな」

 

「だが、実際に聞けば何だ…随分と下らん理由ではないか」

 

轟の言葉を一蹴する宿儺はその薄ら笑いを彼に向ける。

 

「…テメェには何も分からねぇだろうな」

 

 

「違うな…理解出来る、できないの問題ではない」

 

「何が言いたい」

 

「…そんな事は貴様にとってもどうでも良い事だと言っているのだ」

 

「貴様が理想を求める上でな」

 

「理想だと…?」

 

轟はその言葉を聞いた瞬間目を見開く

 

「ここの連中は身の丈に合わん理想を抱きこの戦いに身を投じている。おおよそ理解出来る事ではないが、そうなのだろう?」

 

「…俺は」

 

 

 

 

焦凍、貴方は立派なヒーローになれるわ______

 

 

 

脳裏に浮かぶ、その言葉______

 

永らく会っていない母から受けた、その一言

 

 

「図星か」

 

ククッ、と轟の表情を見てそう呟く

 

 

「今の貴様はただ、父を否定したいが為に今を生きている…その行いが無駄で意味のない物だと知らずにな」

 

「使ってみせろ」

 

「嫉妬、恐怖、怒り…全てを捨て去り貴様の全てを俺に出し切るのだ…それでなければ、理想を勝ち取る事は出来ん」

 

彼は己以外を思う事はなく、それ以外の人間の思考や理想などどうでも良く思うがままにその力を刻んできた。そこにいる男の力がどれ程まであるか、そんなたった一つの興味があるからこそ宿儺は轟にそう問いかけた。

 

 

「なに…案ずるな。貴様は強い…この俺に興を沸かす程の何かを提示させてみろ」

 

 

「…!」

 

「(一体何なんだよ…お前は)」

 

「(何を言ってるのかさっぱり分からねぇ)」

 

「(俺に一体何をさせたい…?)」

 

胸中にふつふつ湧き上がる、不思議な感覚…轟は宿儺が単純な戦いだけに自分が求められていると投げかけられた言葉の中でそう理解した。

勲章、名誉、成績…生徒にとって欲する物よりもただそれだけの理由の為に宿儺は轟が左を使わせる事に執着していたのだ

 

 

 

 

「俺がとっくに捨て去っていた“理想”」

 

 

 

そして、彼の言葉から思い出した轟の本当の“想い”

 

燃えたぎる復讐心にてとっく忘れ去られたその憧れともいえる理想が今この場で、再現したのだった

 

「ちくしょう」

 

 

「…アイツのせいで」

 

「思い出しちまったじゃねぇか…!!」

 

 

試してみたい

 

「どこまで行けるか」

 

「(アイツが何者か、そんな事は今どうだっていい)」

 

そんな思いが強くなり、それと同時に左半身から出る轟の“炎”

 

「(どこまで通用するか、試してぇ…!)」

 

今一瞬だけ、エンデヴァーに対しての思いは消え去っていた。あるのは理想を勝ち取ろうとする褐求のみ

 

『轟、ここで炎を使う気だぁぁぁ!!』

 

静まりかえった観客達がマイクの言葉と共に再び声を上げる

 

「そうだ…それでよい」

 

「構えろ」

 

雑念が払拭された轟を前に、宿儺が“それ”を出す

 

『こりゃ…一体何度目の“どういう事だ”だろうな…』

 

その姿を見た相澤は驚きを通り越した表情をしながらそう口に放った

 

『ここまで来りゃ逆に驚けねぇ…』

 

『緑谷の掌に、炎が…!!』

 

 

 

 

 

         「⬛︎」

 

         

______________________________________

 

         「開」

 

 

 

轟と同様に纏わりつく宿儺の炎______

 

宿儺のもう一つの“術式”が開き始める______!!!

 

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