名誉美食の間食談 作:名誉美食研究会 広報担当X
植樹メア
ミレニアムの所属の生徒、
『全能』の称号を持ちミレニアムトップの技術力を持つ
なお今回のお話は植木メア最新スレの後のお話です、出来れば見てきてね。
植樹メア=テラー(仮)
植樹メアのテラー個体?、詳細は現時点では不明、メアさんの更新を待とう!
植木メア最新スレ
https://bbs.animanch.com/board/3141750/
全てが終わってから【鏡】
実験器具が乱雑におかれた部屋の片隅にパソコンのモニターの明かりに照らされ、少女が立っていた。
彼女の名前は植木メア。
つい先ほどまで、自らの野望のためにキヴォトスを滅ぼそうとしていた生徒である。
彼女はモニターに向かって話しかけ始める。
メア「なんとかなったんですねぇ……」
すると、操作していないはずのパソコンがひとりでに返事をする。
メアテラー「いやはや,まさかこうなってしまうとは.想像のはるか上ですね.」
その正体も「植木メア」。ただし、こちらは画面の前の少女と違い、別の世界からやってきた少女であった存在だ。
今は肉体をすべて失い、電子データとして活動している。
メア「でしょう?なっていったって『希望(ホープ)』なんですから。これくらいはしてもらわないと。しかし……」
言葉を遮るかのようにモニターから声がする。
メアテラー「アディアゾ,でしょう?……先に白状すると『私たち』がこういったことを体験したのは初めてですよ.
彼女が無限の力を手に入れられる機会を手放すとは……」
メア「まるで奇跡みたいなもの……――ッ!!」
モニターの前に立っていた少女はその奇跡にようやく気づく。
メア「そうか。ずっと探してたじゃないですか。」
メアテラー「――奇跡を起こす神秘.彼女にそれが干渉した結果,今があるということですか.」
メア「なんにせよ、今は無事を喜ぶとしましょうか。ところで……あなたはどうします?
必要なら肉体を再構成しますが……」
肉体のない少女が生身の少女に機械的な声を返す。
「いえ,電子データである我が身だからこそやってみたいこともあるというものですよ.
――アディアゾ,いえ祟宮ヒメリ.私たちの世界を滅ぼして来た片割れ.私は彼女の行く末を見守ってみようかと思いまして.
傘型のショットガン『エグジー』.それに電子戦のためのAIを積むのでしょう?良い人材がここにいますよ.」
メア「別に『エグジー』に積むのは構いませんが……そうするにしたって名前はどうするんですか?
まさか『植木メア』を名乗るわけじゃないですよね?」
メアテラー「そうですね……」
少しの沈黙ののちに,何かをひらめいたような音がなる。
メアテラー「折角ですし,この奇跡を祝って『ミラ』とでも名乗りましょうか.」
少女はため息をつく。別の世界とは言え、相手が自分自身だからこそ、ろくでもないことを考えていることがわかるのだろう。
メア「……まぁ、『鏡』をつけるので多少の言い訳はできますかね。
いってらっしゃい。もう2度と会わないことを祈りますよ。」
機械の音声が「ん,んん。」と咳払いをする。
すると先ほどまでとイントネーションが違う喋り方となる。
まるで生身の少女をまねたようなしゃべり方に。
ミラ「それは『お嬢様』次第ですとも。あの傘が壊れるたびにお世話になるでしょうから。」