「さ、サトウ…リョウマ…!?」
「おい、もういっぺん聞く、うちの弟に何の用だ?」
この野郎…新人いびりとはふてぇ野郎だ。
思わず肩を掴む力が制御できなくなる…。
グググと力が強くなると次第にメキメキと嫌な音を出す。
「うぐっ!?嘘だろ!?この鎧は特別性だぞ!?こんな簡単に壊れるなんて!?って待って!待ってくれ!何か君は勘違いしてる!!まさかサトウカズマが弟さんだとは思わなかったが一先ず待ってくれないか!?」
あん?勘違い?ふむ…まあ少し待ってやってもいいだろう。
それにさっきからこいつの取り巻きの女どもが怖がってこっちに来やしない、怖がらせるだけってのは趣味じゃないからな…。
「わかった、なんだ?話してみろ」
「ほっ、わかってもらえて何よりだ、それでなんだが!」
そこで、このガキが話した内容はアクアがかわいそうだとか、勇者候補としての自覚がないだとか逃げるのはおかしいだとかアクアは今は絶対に幸せじゃない、だから自分が幸せにしてみせるとか…まあなんだ…
「それはお前の中の主観じゃねぇのか?坊主」
「え、は?」
「お前は片側の物の見方しかしてない、確かに無理やりアクアをこの世界に連れてきた弟のやった事はやべぇかもしれねぇ」
「そうだろう!?だったら!「しかしだ…」えっ」
「アクアの幸せをお前が決めるのは間違っている、それにカズマはアクアを連れてきた責任をちゃんと果たしてると思うぜ?本当の悪党ならアクアを見捨てるなり、言いくるめて娼婦にでもしてる、だがあいつは共に戦う仲間としてそばにいる…そこにはお前が入る余地も、ましてや引っこ抜くなんてのはお門違いだ。」
「サトウ…リョウマ…」
「それでも、まだ納得できねぇってんなら…モード、猫!」
俺はブレスレットを鉤爪の形態に変えてガキの目を真っ直ぐ見る。
「俺が相手になってやる…本気で叩きのめしてやる」
「…参ったな、前々から思ってたけど…君カッコつけすぎやしないかい?」
「男ってのそんなもんだ、どうする?」
「いや、辞めておくよ…悪かった。」
「そうかよ…」
言葉を交わして俺はメンバーの所へと向かうのだった。
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「兄ちゃん!おかえりっ!無事に出れたんだな!!」
「あぁ、シャバの空気はうめえな」
「ふふっ、リョウマそれは使い所は合ってるのか?」
「口の悪いリョウマが言うと洒落になりませんよ!」
ミツルギは思った、職業なんて関係ない、彼らのパーティーは強い絆で結ばれてるんだと、そこにずけずけと入り込むなんて、自分はなんて恥ずかしい事をしたのだろうと…。
だが少しアクアは欲しかったと思った。
回復支援魔法があれば魔王の首にまた一歩近づく事ができるし、何より、アクアに恩返しをしたかったから…そう、青年の淡い恋心はまだ消えてはいなかった。
のだが。
「さっすが私の旦那様ね!!ますます惚れ直すわ!」
「えっ?」
この時、ミツルギは膝から崩れ落ち、心の中で何かが壊れる音がしたそうだ。
「おい、誰が旦那だ誰が」
「まあ照れちゃって!妻としてあなたの帰りを待っていたのよ?」
「妻って…てめぇ」
「それに、貴方が言ってたじゃない?」
「あん?」
「今の私の幸せ、それを教えてあげる…みんなといるのも、シュワシュワを飲むのも幸せ…だけどそれ以上に貴方と入れる事が何よりも幸せなの…」
リョウマの目を見つめて優しく微笑むアクア。
まさしく女神と言うに相応しい表情だった。
「だーかーらー!えいっ!」
アクアはリョウマの腕に抱きつき上目遣いで彼をまた見つめる。
「チューはダメでもぉ、これくらいのご褒美…いいでしょ?いい子に待ってたんだし!」
「はぁ…しゃーねぇーなぁ…おら行くぞアクア」
「はーい!」
仲睦まじく腕を組みながらギルドへと向かう2人、それに続いてカズマ達も続く。
その後ろ姿をミツルギはただ黙って、死んだ目で見ているだけだった。
「「きょ、キョウヤーーーー!!」」
取り巻きの2人の声がこだました…。
ー翌日ー
「サトウリョウマ!!いいえ!!先生っ!!僕を!!弟子にしてくださいっ!!!」
「はっ?」
まさかの!?な展開で今回は終了です!次回をお楽しみに!
ヒロインどうしましょう?(申し訳ない!めぐみんはカズマのヒロインとさせてもらいます!)
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アクア
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ウィズ
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ダクネス
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ルナ
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ゆんゆん
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サキュバス
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エリス(クリス)
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もういっそのことハーレム