お兄ちゃんに祝福を   作:パピオン大王

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アンケート取ってわかったのは、みんなハーレムがお好きなんですな…がんばります…。


爆発だっ!爆発だっ!爆発だっ!芸術だっ!!

 

「兄ちゃん!助けてくれよぉ!」

 

夜戦ソロクエストから戻りギルドに入った途端涙目のカズマが擦り寄ってきた…

 

「あん?んだよ…」

 

「求人をかけたんだよ!パーティーメンバー募集って!だけどちっとも集まりもしない!!」

 

 

「ん?そいつは変だな…ここは駆け出し冒険者の街…一時的なパーティーを組みたがる奴もいる…だから全く集まらないってのは変な話だ…」

 

 

 

よっぽどの高条件出ない限り…ってアホ子だな?

 

 

「ったく…その様子だと飯もまだだろ?朝飯にすんぞ…アホ子も連れてきていいから」

 

 

 

「まじで!?本っっっっ当にっ!!毎度すみませんっ!!お兄様?いつかこのご恩は必ずお返ししますぅ!!」

 

 

 

「よせよ気持ち悪い」

 

 

 

「ひでぇ!!!?」

 

 

 

〜こ!の!す!ば!〜

 

 

 

「いやぁ…毎度のことだけど…兄ちゃんよく食うよなぁ…」

 

 

 

「アム…ゴクン…前にも言ったろ?俺は人より食わないと死んじまうんだよ」

 

 

 

「まあ、そうなんだけどさぁ…で、だ!さっき募集欄のとこ見に行ったらあの駄女神が原因だった…これ見てみてくれよ…」

 

「私が原因って何よっ!!」

 

カズマが手渡してきたのはパーティー募集のチラシの一枚…書いてあったのは…。

 

 

求む上級職っ! 偉大なる最上級職アークプリースト、アクア様と、そのオマケの下っ端冒険者1名のパーティが新規メンバーを募集! 千載一遇のチャンス! 初級・中級はお断り。上級職のみ限定募集!!

 下っ端冒険者Kさんのコメント。

 アクア様のパーティに入ってからというもの、幸運が続いて持病だった腰痛が無くなりました! 気分も毎日良くて最高です!

 

下っ端冒険者Kさんのコメント。

 それからアクア様のパーティに入ってから、お金が驚くほど手に入るようになって、まるでモテなかった僕にもとうとう恋人が出来ました! といっても、恋人よりもアクア様の方が美人なんですけどね(笑)このパーティに入れて最高です。アクア様最高!

 

 

……いやぁ…えぇ…?

 

「これは…うん…」

 

「おい、何か言い分はあるかクソ駄女神」

 

「う、うぅぅぅっ…だって!!私だって早く帰りたいんだもんっ!!強いパーティーメンバーを集めてとっとと魔王討伐したいのよぉ!!」

 

 

 

そう言ってアクアはまた泣き出してしまった…。

 

これが神様だもんな…嘘ならそうであってくれ…ったく…

 

「おい、アホ子…テメェ…泣いたってしゃーねーだろうが…それに上級職ってのは案外簡単に死ぬぜ?」

 

 

「うぅ…」

 

 

「え?でも兄ちゃん…言っても上級職だぜ?流石に簡単にくたばるってのは…」

 

 

「あ?慢心すんだよ人間は…自分は上級職だから大丈夫だとかレベルがこれくらいまで上がったから大丈夫だとか…そういった奴からこの世界は淘汰されていく…それが現実だ…あと臆病者ほど生き残るが…そう言う奴ほどすぐ逃げる…逃げるやつは二度と前に立つことは出来ねぇ…」

 

 

「世知辛いなぁ…この世界も…」

 

 

「うぅっ!じゃあどうすればいいのよぉ!!このままじゃ帰れないじゃないっ!!」

 

 

「おいおい、泣くなって…ったく…ルナ!シュワシュワを一杯頼む」

 

 

「はーい!」

 

 

 

「何よっ…1人の泣いてる女神を横目にお酒飲むとか…」グス

 

 

「ちげーよ馬鹿…おっ、届いたな…おら…まあこれ飲んで落ちつきな…魔王ははっきり言ってここ数年で勢力を爆発的に増加させている…幹部の数も段違いに増えた…まあ…質より量を優先した節があるが…だけどアホ子…テメェがうちに帰れるようにしてやる…でもそれには時間がかかる…だから少し心にゆとりを持ってくれ…」

 

 

 

「…シュワシュワいただきます…。」

 

 

よし、落ち着いたみたいだな…ってかこれじゃまるで娘か妹の面倒を見てるみたいだ…

 

 

「よし、いい子だ…」

 

 

「…フン」

 

 

子供扱いが気に入らないのかそっぽを向かれたしまった…

 

 

「す、すげぇ…あのアクアがヒロインに一瞬見えたぜ…」

 

 

「そこ!カズマうっさいっ!!」

 

〜こーーのすばぁぁっ!〜

 

そうこうしているうちに時間は過ぎて、さてどう勧誘するものかと考えていたその時だった。

 

 

「あのー、チラシみたんですけどまだパーティメンバー募集してますか?」

 

 

魔女っ子のような姿をした少女が声をかけてきた。

 

 

「え?あ、ああ!絶賛募集中だ!俺はカズマ!こっちの青いやつはアクアでデカいのが俺の兄貴のリョウマだ!君は?」

 

 

やっと来た人材に多少興奮しつつメンバー紹介をするカズマ、すると少女は怪しげに笑い出す…。

 

 

「くっくっくっ… この邂逅は世界が選択せし運命(さだめ)私は、あなた方のような者達の出現を待ち望んでいた… 我が名はめぐみんっ!アークウィザードをなりわいとし、最強の攻撃魔法”爆裂魔法”を操る者!」

 

 

「ほう…テメェ紅魔族か…」

 

 

「確かに条件も満たしてるし最高の人材よ!ね?カズマ?」

 

 

「なぁんで2人とも平常に喋れるんだよ!え!?今の俺がおかしいの!?」

 

 

 

めぐみんの奇抜な挨拶に度肝を抜かれたカズマが訴える。

 

2人の反応があまりにも自分とかけ離れているからだ。

 

 

「カズマはしらねぇのか…紅魔族ってのはみんなこんな挨拶をするんだよ…さらに生まれた時から大体のやつか高い魔力を持ってることでも有名なんだよ。」

 

 

 

「あと名前も少し聞き馴染みのない独特のセンスも持ってるしねぇ」

 

 

「なるほど…これも異世界ならではってやつだな…え?じゃあ…めぐみ…ん…だっけ?ご両親の名前は?」

 

 

「母はゆいゆい!父はひょいざぶろー!!」

 

一切ふざけていないと知っていてもなんともいえない空気がその場に流れる。

 

「おい、私と私の両親の名前に文句があるなら聞こうじゃないか!」

 

このままではまずい、せっかくの上級職であるアークウィザードが逃げてしまう!それだけは避けないとれ!っとカズマは頭をフル回転させて考える。

 

 

するとめぐみんが着けている眼帯に話題を振ることに。

 

 

「そ、そういえば魔眼とかなのか?ほらそれ!眼帯とか封印してますって雰囲気してるし」

 

 

「あ、特にそんなのは無いですね、単にお洒落でつけてるだけでして」

 

 

「(カズマさんったら鳩が豆鉄砲を食ったような表情してる…)」

 

 

「(カズマが初めて会った女の子とあんなにお喋りして…成長したんだな…!)」

 

 

 

 

〜こ⭐︎の⭐︎す⭐︎ば⭐︎〜

 

 

ギルドで話してるだけでは仕方ないのでジャイアントトードの討伐クエストを受けよった。

 

アクセルの門を出てからしばらく歩いていると奥から三匹のカエルが迫ってくる。

 

「うっお!早速出たな!よし!めぐみん!お前の力…見せてもらうぜ?」

 

 

「はい!お任せを!!」

 

 

叫ぶめぐみんが持ってた杖を突き出し魔法詠唱を唱える…。

 

「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。 覚醒のとき来たれり。 無謬の境界に落ちし理。 無行の歪みとなりて現出せよ! 踊れ踊れ踊れ、 我が力の奔流に望むは崩壊なり。 並ぶ者なき崩壊なり。 万象等しく灰塵に帰し、 深淵より来たれ! これが人類最大の威力の攻撃手段、 これこそが究極の攻撃魔法、 エクスプロージョン!」

 

 

魔法名と共に放たれたのはとてつも無い威力の爆発である。

 

 

こちらに向かってきていたジャイアントトードは一瞬で肉体が蒸発し、跡形もなく吹き飛ばされ、爆風がこちらまでくるほどの威力だった。

 

その威力を目の当たりにしたカズマは一気に興奮したようだった。

 

 

「うおおおおっ!すげぇぇっ!!出しどころは限られるかもだけどこの威力さえあれば魔王討伐も…ってあれ?」

 

カズマは魔法を放った直後倒れているめぐみんに気がつく…。

 

「ふふふ!どうですか!?我が爆裂魔法の威力!!爆破こそ芸術なのですっ!!」

 

 

倒れているとは思えない威勢で喋り出すめぐみん…ここでカズマは一つ確認を取る。

 

 

「め、めぐみん?なんでぶっ倒れてるんだ?」

 

 

「あ、伝え忘れてましたが爆裂魔法を打つと魔力がすっからかんになって動けなくなるのです…1日1発の最強の魔法なのですっ!」

 

 

「アクア、兄ちゃん…集合」

 

「おう、」

 

「なになに?」

 

 

「これはダメだろ?」

 

 

「えー?ロマンを感じたしいいと思うのだけど」

 

「うるせぇ!こんなんピーキー過ぎて使い物にならねぇって!」

 

 

「だがあの威力だ…使いようによってはテメェのチームの秘密兵器になるんじゃねぇのか?」

 

 

「そうよそうよ!カズマを司令塔にして動かしていけば大丈夫よっ!」

 

 

「いやふざけんな?アクアなに全部俺に押し付けようとしてんだ!」

 

 

 

「あん?ちっ…おいカズマ…どうやらまだ終わっちゃいないみてぇだぞ?」

 

 

 

リョウマが何やら見つけたようにカズマに話しかける。

 

カズマはリョウマが指さす方向を見てみると他のジャイアントトードとは比べ物にならないほどの大きさの個体が迫っていた。

 

 

「ってうおおおい!?何だあれは!!?」

 

 

「あら?キングオブトードじゃない!ジャイアントトードの特殊変異体よ!まさか近くで寝てたのかしら…すっごくご機嫌斜めに見えるわ…」

 

 

 

「冷静に分析してる場合か!アホ女神!!やべぇよ!めぐみん抱えたまんま逃げれる気がしないっ!!あの図体の割になんであんな速いんだよ!!デタラメもいいとこだっ!!」

 

 

「えっ?今全く周りの様子が分かりませんがやばい状況ですか?置いて行ったりしませんよね?ね?ねぇ!??」

 

 

 

「おいおい、ただデケェだけのカエルだ特別慌てる事もねぇだろ?ったく…今回はおチビちゃんの実力を見るだけでその他のトラブルは成長のためカズマに一任するつもりだったが気が変わった…俺が行く」

 

 

 

そう言うとリョウマは戦闘体制に入り構えを取る。

 

「おっ!リョウマ〜!頼んだわよ〜!特別報酬とかもあるみたいだし!今回は大儲けね!」

 

 

「…くそ…また兄ちゃん頼りかよ…情けねぇ…でも兄ちゃんの戦いは初めてみるな…何か参考になれば…ってすまん、

めぐみん!今起こすから待ってろ」

 

 

「あ、どうも…ってキングオブトードじゃないですか!!?駆け出し冒険者だと相手になりませんって!ちょ、ちょっとカズマ!あの方お兄さんなんでしょう?止めなくていいのですか!?」

 

 

「おいてめえら…いいから黙って見てろ…おいカズマ!一つお勉強だ…モンスター、人間、悪魔…いろんな種族がこの世界には存在する…だが共通してる物とはなんだと思う…?」

 

 

「え?そんなの…ってやばいやばい!めっちゃ近い近い!」

 

 

カエルがこっちに着くまでおよそ100メートル

 

 

「…わからねぇか?…それは訳のわからない存在に対する恐怖だ…!モード…蜂…っ!」

 

ブレスレットが青白く光出すと、形を巨大な針の形に変形した。

 

それと同時にリョウマから発せられる圧倒的なオーラ…キングオブトードに向けられる殺意…奴もそれに気づく…

 

 

[げこぉっ!!?]

 

 

あれ程までに一直線に向かってきていたはずのカエルが緊急停止した。

 

「魔力発動…インフェルノ…マキシマムライトニング…ライトオブセイバー…スキル発動…能力向上…破裂…よし…見てろカズマ…擬似的ではあるが…組み合わせによっては爆裂魔法は再現できる…本来、こんなやつに使う技ではないが…弟の前でかっこくらいつけさせろ…だって俺は…お兄ちゃん…だからな…」

 

 

地面を蹴り上げると一瞬でキングオブトードの顔の真下まで移動しており、アッパーカットの要領で左手の針を突き刺す。

 

「すぅ…マキシマムッ!!エクスプロージョンッ!!!」

 

 

カチンと音がしたその瞬間突き刺された顔の部分だけが吹き飛んだ。

 

ただそれだけでは終わらない…吹き飛んで露出した針から光の柱がでておりそれを振り下ろし胴体を真っ二つにした。

 

「オラァァッ!!」

 

 

吹き飛んだ肉片や切断面は少し焦げておりその威力の高さがわかる。

 

 

「ふぅ…よし、この中運ぶぞ…カズマもいずれこれくらいできるようになる…明日から特訓付き合ってやるよ…」

 

 

「できるかぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

 

 

〜このすばぁぁぁっ!!〜

 

 

場所は変わりアクセルの中へ。

 

モード揺籠で肉を運びギルドへ向かう4人…。

 

カズマの背中に背負われながら、めぐみんは先ほどのリョウマの戦いが頭から離れなかった…。

 

魔法の合成で擬似的に生み出される爆裂魔法モドキ…ロマンはないが実用性はかなりある…せっかく組めるかもしれないメンバーだったが、またお払い箱を喰らうのではないかと…。

 

 

「あ、めぐみん?腹空いてるか?」

 

考え事をしてるとカズマから声をかけられる。

 

「え?いやぁ空いてますが…」

 

「これからお前の歓迎会やろうと思うんだがどうだ?」

 

「は?え、い、いいのですか?」

 

 

 

めぐみんも思いもしてなかった事を言われた。

 

「わ、私ははっきりと言いますが爆裂魔法意外の魔法を習得するつもりは一切ないですよ?それでもいいと言うのですか!?」

 

 

「んー、なんだかなぁ…さっきの戦いを見て…兄ちゃんは確かにめっちゃ強いと思った…だけど頼りっぱなしってのは嫌なんだ…俺はもう兄ちゃんが俺を心配しなくても良いようになりたい…爆裂魔法のリスクも理解したけど…それ以上に使い方次第ではめぐみんは俺達の最強の仲間になると思ったんだよ…まだまだ始めたばっかの冒険者生活だけど…こんな…兄貴に甘えてる俺のパーティーで良かったら…入ってくれないか?」

 

 

 

 

嬉しかった…初めて自分を受け入れてくれたこの言葉がすごく嬉しかった…。

 

 

もちろん返事は決まってる…

 

 

「ええ…では入ってあげますよ…カズマのパーティーに!さあ!カズマ急ぐのです!!ご飯が私たちを待っていますよ!」

 

 

「おいおい!背中で暴れるなっ!!」

 

 

 

そんな2人の様子をみるアクアとリョウマはと言うと…

 

 

「あらあら、カズマったら一丁前に〜」

 

 

「俺に心配を…か…」

 

 

「あら?弟が兄離れしようとしてるのが寂しいの?ぷーくすくす!リョウマも可愛いとこあるじゃない〜!」

 

 

「あ?悪ぃかよ…でも…嬉しいんだよ…」

 

 

どこか優しい目をするリョウマを見てアクアは少し見惚れてしまう。

 

「んだよアホ子…」

 

 

「んーん…なんでもないわよ…」

 

 

「おら、俺らもとっとと行くぞ…腹が減った…」

 

 

そしてリョウマはアクアの手を引っ張ってギルドへと進む。

 

「(ほえ!?ってないないない!!女神である私が人間にドキッとなんてありえないんだから!!で、でも確かに男性と手を握ったことなんてないからこれは一つの経験…そう!経験としてだから!!他に今なんて全っっっっく無いんだからっ!!)」

 

 

そう自分に言い聞かせ握られる手を握り返すのであった…。

 

 

   

 

 

 

 

 




モード蜂!

ブレスレットを腕ごと巨大な針に変化させる形態。

魔法を組み合わせることで相手の体内に直接魔法を流し込む方が可能。

オリジナル魔法【マキシマムエクスプロージョン】

それぞれ異なる魔法、スキルの組み合わせによって生み出される擬似爆裂魔法。

威力自体は指定した箇所の破壊が主であり、本来の爆裂魔法ほどの派手さはないがスキル破裂を能力向上で底上げしインフェルノの爆発力で擬似的な爆裂を再現している…。

相手を確実に殺すに特化した魔法である。


オリジナルモンスター【キングオブトード】


ジャイアントトードの変異種、体長も倍大きいくせに素早く、丸呑みではなく口の中に生えているむすうの牙で獲物をすり潰しながら捕食する。

ヒロインどうしましょう?(申し訳ない!めぐみんはカズマのヒロインとさせてもらいます!)

  • アクア
  • ウィズ
  • ダクネス
  • ルナ
  • ゆんゆん
  • サキュバス
  • エリス(クリス)
  • もういっそのことハーレム
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