地上を取り戻すため頑張る新人類イヴ。彼女は、アダムというラスボスの助けもありザイオンに辿り着く。そこで、地上に残っていた新人類達と交流し様々な依頼を完遂する。当然、彼女も最終目的は忘れていない。
この地上にいる巨悪の根源であるエルダーネイティブを倒して地上を取り戻す。それを第一にしていた。だが、ここで問題が生じる。エルダーネイティブを対峙するためにはアルファネイティブが持つコアが複数個必要になる。集めたコアがエルダーネイティブが居る地に導く。
ザイオントップのオルカルは、特異な能力を持っており地上に居るアルファネイティブの位置を特定できる。但し、出力にも限界がある為、アルファネイティブのコアを集めつつ、ザイオンの電力事情を回復させる事が最優先課題となった。
そう、なるはずだった。
「ねぇ、アダム。エルダーネイティブっていえば、エイドス7であの村を統括していると噂のネイティブよね。あそこに住んでいた彼が何度もエルダーネイティブがって言っていたから」
『違う!! あんな変態的な服装をさせたネイティブ達を統括しているような変態の言う事を信じるなイヴ。そう、あれは精神異常者だ。考えても見ろ。何処の世に中に、ネイティブ達に扇情的な服装を好んでさせる奴がいる。アイツは頭がイかれているんだ』
必死にエルダーネイティブがマトモであると説明するアダム。彼の必死さに、イヴも一定の理解を示す。彼の地にいるネイティブ達は独創的だ。それは否定できない。なぜか、空挺部隊の生き残り達もその地で悠々自適に暮らしている。
謎が多すぎる場所だなとイヴは改めて思った。
「まぁ、良いわ。どうせ、オルカルの話ではエイドス7にアルファネイティブの反応があるらしいから、行く必要があるわ。ついでに、こなせる依頼でも受けましょう」
『エイドス7か~。まぁ、そうだよな。行く必要あるよな。俺は、本当に近寄りたくないんだよ。アイツ等、協力的だが根本的に頭可笑しいからな~』
悩めるアダム。ダンナとは唯一の人類仲間だというのに酷い言い方だ。ちゃんと、イヴとアダムが良い関係に慣れるように手助けまでしているのに、そこまでいうかとダンナがいたら言うだろう。
ため息を吐くアダムを横に、イヴは依頼を物色していた。
『ザイオンから追放されたスーが心配だ。無事なら手紙の一つでも寄越すように伝えて欲しい。死んでたら、弔ってくれ。大事な事だがエンヤという女性は、私が面倒を見る予定なので必ず回収して欲しい。彼女に似合う太ももを準備して待っている』
『ザイオンから追放されたお姉ちゃんが心配です。お姉ちゃんとネイティブが触手プレイしていたなんて偽動画を流した犯人に復讐がしたい。あ姉ちゃんは私の物です。先日は、触手+機械姦の動画が送りつけられてきました。どうか、姉の元に私を連れてってください。正気に戻してみせます』
最近のザイオンでは、エイドス7で行方不明になった人を探す依頼が多い。その中でも、極めて異彩を放っていた二つの依頼。
「ねぇ、アダム。地上にいる人類って未来に生きているのかしら。正直、コロニー出身の私にはとてもついていけない」
『安心しろ、地上生まれの俺もついていけない』
イヴは、護衛も兼ねてザイオンで道具屋を営んでいるカヤを連れてエイドス7に向かう事になった。姉を思う妹の気持ちは理解出来るが、何か漆黒の意思を彼女は察した。
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見違えるような街となったエイドス7を目撃したイヴ達。飛び交うドローン達が圧倒的な速度で復興を始めている。近代装備を身につけたネイティブ達もいる程だ。そのどれもが、空挺部隊達の遺品を再整備した物であり、彼女としても少し思うところがある。
何時にもまして、ドスケベ衣装がパワーアップしている。
ここまで性に開放的な場所は世界でも無いと言えるレベル。殆どがネイティブ達だが・・・・・・一部違う連中もいる。
「ねぇ、スー。貴方はザイオンの上級衛兵でしょ。なんで、エイドス7で衛兵をやっているのよ」
「あぁ、ザイオンでの職は失ったからな。俺は、ここで第二の人生をエンヤと送る事にした。正直悪くないぜ、ここでの生活は。エンヤが運営する酒場もネイティブ達が来てくれて大繁盛。更には、歌も好評だ」
一番イキイキしているのは寝室だとは、口が裂けてもスーは言わない。
スーは、ザイオンにいるはずのカヤが居る事で大体の事情を察した。姉の惨状をみて心配しない妹はいない。例え、彼女が思っている事実と真逆であったとしてもだ。
そんなやり取りもあり、スーは来客者をダンナの元に案内することにした。そして、目的地でイヴは己の目を疑う事になる。黒髪ロングで性格がきつそうな巨乳美女が一人増えていたからだ。
しかも、イヴにとってクソほど見覚えがある女性。その彼女が、真剣な顔をして卓を囲んでいた。
ダンナ、レイヴン、タキ、D1G-g2r。この面子が目の前で麻雀をしていた。それもタダの麻雀ではない。脱衣麻雀だった。
O月T日
力で新人類に勝てる要素が無かったから、運要素もある麻雀でなぜか勝負する事になった。何の勝負かと言えば、夜戦の順番らしい。ちなみに、私が勝てばお休みを頂ける事になっている。流石に赤玉が出るレベルで搾り取られているので、休みたいのが本音だ。
だから運要素に賭けたのだが、こいつ等の頭脳レベルは甘くは無かった。最悪な事態を回避するためにD1G-g2rという自己進化を遂げたAIドローンにまで支援要請をしたのに、敗戦が濃厚であったが・・・・・・イヴというイレギュラーが来たお陰で九死に一生を得る。
D1G-g2rと私が、イカサマを成功させる。コレにより、私は本日お休みを得る事に成功した。代わりに、タキが無茶苦茶機嫌が悪くなる。イヴへの当たりが強かった事は申し訳無いと思う次第だ。
何で無事なのと質問されたが、助けておいたと回答をしたら感謝されてしまう。元々、襲ったのもコッチなんだけどね。マッチポンプみたいで申し訳ない。コレも全部、エルダーネイティブが悪いんです。
Y月Y日
なんか、カヤさんとかいう美少女新人類に親の敵を見るような目で見られて泣きそうです。コレって気を抜いた瞬間殺されるんじゃ無いかという気配すら感じる。よって、ここは何時もの方法で和解させる事にした。
カラさんが自主的にここに留まってネイティブとズッコンバッコンの関係で有ることを理解して貰えれば全てが解決する。むかし、偉い人はいった。寝技は全てを解決すると。カラさんが自主的に作成した動画を妹に送りつけている事実を知れば、カヤさんも納得してくれるだろう。
そう、その壮絶な寝技の戦いは三日三晩続いた。幾人ものヒドラさん達が導入され、最終的にベリアルさんまで導入する事になった。無限の体力を持つベリアルさんなら、カヤさんを倒す事もできる!!
その際の動画はリアルタイムでザイオンに流れている事など、彼女は帰るまで知らないだろう。そして、帰る場所を失った彼女は、姉の元に来る結果になる。姉妹が離れて暮らす事がなくなるという大成功を将来的に収める。