今回ネームドが酷い目にあったりするのでお気を付けください。
【まだまだ】青く透き通るGTA世界に祝福を・12【アビドス】
327:囚人キング
BGM:Unwelcome School*1
[画像]
(にこやかに笑いながら迫撃砲を迎撃するフミ、しかしその背後には半透明で大写しになった白目剥いて大口開けてる*2フミの顔)
328:名無しの転生者
こいつ脳内掲示板を使いこなしてやがる……!w
329:名無しの転生者
お前この緊急事態に余裕あんなw
迫撃砲迎撃しながら脳内画像加工してるとかw
330:囚人キング
いやもう全力でふざけるしかないじゃないか、ボクが迫撃砲の迎撃で手がふさがってるって事は、ライダーちゃん野放しって事だよ?
[画像]
(燐光を放つホムラ、その顔からは表情が抜け落ちている)
331:オール・フォー・オール
あ、これ完全にキレてますね。どうすんですこれ、こうなると私でも止めるの難しいですよ?*3
マジギレした会長、神秘全開で戦うなら本気の私でも鎮圧はてこずるレベルですよ
332:墓守の狩人
良いんじゃない別に、キレてても流石に殺しはしないでしょ?
まあ、手足の2・3本ぐらいは折れるかもしれないけど、千切れてないなら何とかなると思うし*4
333:名無しの転生者
別に良くはねえよ!? どうすんだよなんかヤバげなオーラ出てんだけど!?
確か前にホシおじに匹敵する神秘持ちとか言ってたよな!? 先生ー!? 先生ライダーネキどうにかして!?
334:実力派センセイ
うーん……風紀委員の出方次第だけど、一戦交えるしかないんじゃないかな?
私個人としてもこのやり口はあんまりにもあんまりだと思うし……あ、ホシノちゃん達来た
[配信中]
(駆けつけるアヤネを除くホシノ以下対策委員会メンバー、ホシノはホムラの様子を見てドン引きしている)
ホシノ『柴関は……良かった無事かぁ。……うわ、先輩がガチギレしてる、ゲヘナの子っぽいけど成仏してよ……』
セリカ『何、フミさんはなんで刀振り回してんの!?』
ノノミ『わぁ、ホムラ先輩が綺麗に光ってますね~』*5
先生『実はかくかくしかじか……』
シロコ『ん、だいたい分かった』
335:名無しの転生者
分かっちゃうんだ……
というかノノミがちょっと遠い目で現実逃避してるの草
336:名無しの転生者
ホシノがドン引きしてる辺りホシノでもキレたライダーネキは止められんか……
337:名無しの転生者
あ、ライダーネキが突っ込んだ。っていうかなんだあの手に持ってるの、でっけえ麦わら帽子にトウモロコシ!?
[配信中]
(轟音と共に足元を踏み砕いてイオリに突っ込むホムラ、頭を抱えながらも続こうとするホシノをアオが止める)
ホシノ『えーと、アオちゃんだっけ? 何で止めるのさ、事情は聞いたけど……』
アオ『十中八九巻き込まれるわよ? とりあえず加勢はしないで、後ろの一般風紀委員の子らをどうにかしましょ』
ホシノ『それもそっかぁ……皆、あのツインテールの子は先輩に任せて他を叩くよ、先輩からは十分に距離を取って巻き込まれないようにね!』
セリカ『災害かなんかなのあの人!?』
ノノミ『災害保険が降りそうな分まだ災害の方が可愛い感じでしょうか?』
先生『あ、あっちの眼鏡の子はスルーしてあげてね! 知ってる子だから! 医療班だから戦闘力低いし!』
338:名無しの転生者
あ、よかったチナツは外してくれたか。っていうかノノミに人型の災害みたいに言われてて草なんよ
339:オール・フォー・オール
そりゃまあ全盛期オールマイトみたいなもんですからねあの人。流石にパンチで天候変えたりはできませんが
持ってるのは……砲モロコシ*6ですかね? ガチ装備でない分まだ手加減する意志はありそうですね、一命はとりとめるんじゃないでしょうか
ストーリーズには波動砲モロコシ*7とかないですし。まあ素で波動砲みたいなもの撃てますけどね。一部ネームドが撃ってるビーム的なもの*8は撃てますし
340:名無しの転生者
欠片も安心できねえ!?
341:名無しの転生者
AFAネキ早く来て!? 変態が足止めされてる都合上先生と狩人ネキだけだと止めらんねえぞ!?
342:オール・フォー・オール
いやぁ、実は今ビナー君が来てまして……戦闘中なんですよねえ
[画像]
(ビナーのビームを何らかのビームらしきもので迎撃するソニドリ)
343:名無しの転生者
こっちはこっちでビーム撃っとるー!? いや確かにAFOもビームっぽいのは撃てるらしいが
344:オール・フォー・オール
移動中に仕掛けてきたというか、回遊ルートに入っちゃったというか……
一応手は打ってますが、囚人さんの手が開かないと先輩を止めらんなさそうですね。にゃんこさん、SRTの人達はどうです?
345:にゃんこ大線路
一応FOX・RABBIT両小隊には出てもらいましたが……現在進行ルート状で砂嵐が起こってて足止め喰らってるようです!
346:名無しの転生者
なんつう間の悪さ……
347:写輪眼
あー、やっぱ駄目だったか……一応ヒナには連絡はしといたが……その……銀鏡、無事か?
348:実力派センセイ
一応……
[配信中]
(イオリの猛攻を軽々といなしながらイオリに近づいていくホムラ)
イオリ『くそ……何だこいつ……!』
ホムラ『しろみいおりさんですね。よもやこのていどであびどすをあいてどろうとは、すこしまんしんがすぎるのでは?』
349:オール・フォー・オール
あー、遊んでるというか、実力差を見せつけて叩き潰すために手抜いてますね。本気でやってたら今頃全身複雑骨折でゲヘナ学区まで場外ホームランですよ*9
350:名無しの転生者
ガンランスの盾ってあんなダクソのパリィみたいな使い方するもんじゃなくない!?*10
351:名無しの転生者
しかも顔にあたりそうな弾以外は弾きもせずに素受けしてんだけど……そりゃアルちゃん銃のヘッショをヒナは回避すらしなかったが
352:名無しの転生者
しかもあの身長の倍以上はあるガンランスを直剣みたいに振り回して銃弾弾いてるし……戦闘力においてはホシノ以上では?
353:オール・フォー・オール
そりゃヒナ委員長を1として1~1.2ぐらいはありますからね今の先輩。ちなみにマジギレしてて、ちょっと神秘出てる今だと1.5ヒナぐらいありそうですね
354:名無しの転生者
冷静に寸評してんじゃねーですよ!? どうすんのこれ……確かヒナ抜き風紀全軍でようやくヒナと互角になるかどうかってレベルだろ?
355:囚人キング
あ、迫撃砲、弾切れしたかな。飛んでこなくなっちゃった。先生、どうしようか?
個人的にはライダーちゃんを止める気はさほどないんだけど、ボク
356:墓守の狩人
早めに止めないと風紀の子達が全滅するわよ、ホシノ副会長たちには迫撃砲の方潰しに行ってもらったし
[配信中]
(剣が刺さった石の台座のようなハンマーと肉厚の大鉈のようなもので風紀委員を蹴散らすアオ)
アオ『抵抗したら殴るわよ、邪魔だったら抵抗してなくても殴るけどね』
風紀モブ『な、何でシスターフッドがこんなところに!?』
風紀モブ『じゅ、銃使いなさいよぉっ!』
357:名無しの転生者
教会の石槌と獣肉断ち*11の二刀流とかえげつないが過ぎる……! 銃撃てよ!
358:名無しの転生者
うわぁ『ゴキン』とか『グシャッ』みたいな生々しい打撃音が……骨折れてる子もいるじゃん*12
359:墓守の狩人
銃で撃つよりは鈍器で叩き潰した方が視覚的に効果があるのよ。ソースはいつも交戦してるスケバン達
まあ骨が折れても千切れなければ大体治るものよ。怪我をするぐらいは授業料と思ってもらわなきゃね
[配信中]
(奪い取ったマシンガン数丁を尻尾で握り全方位に弾をばらまくアオ)
風紀モブ『し、尻尾で銃を撃つんじゃないわよぉっ! ひぐっ!』
アオ『あら、やろうと思えばできるものよ? 別に精密射撃しようってんじゃないのだもの』
風紀モブ『反動完璧に抑えて乱射しながら言わないでーっ!?』
360:名無しの転生者
風紀ちゃん達可哀想……
361:名無しの転生者
両手に鈍器、尻尾に機関銃……ほんとにシスターかよお前……
362:実力派センセイ
うーん……一応チナツちゃん巻き込まれないように保護しつつ説得するかぁ。流石に可哀想すぎる
363:名無しの転生者
まあ控えめに言って蹂躙してるからなぁ今……
ライダーネキが遊んでるのと狩人ネキが雑魚散らししてるのと、変態がやる気ないので持ちこたえてはいるが
364:名無しの転生者
っていうかライダーネキが一切発言してないのが怖すぎるんだけど……
365:G級ライダー
この程度で風紀委員を名乗るのですか流石に弱すぎやしませんかこれではヒナさんの半分もないではないですかそれに筋は悪くないですが挙動が短絡的に過ぎますねそもそもここはアビドス学区なのに何故他校の風紀委員が連絡もなしに殴りこんでくるのかあのままでは柴関が吹き飛んでしまう所でしたしトリガーを起動していない先生が迫撃砲にあたれば即死もあり得たつまり着弾地点の観察もろくにしていないこれはヒナさんの指示ではありませんね、この方の独断かあるいはヒナさん以外の上役の意志かまあどちらにせよ叩き潰してから考えましょう動かなくなるまで叩けば大人しくなりますしああ腹立たしい
366:名無しの転生者
うわぁ急に殺気出すな!
367:名無しの転生者
ていうかこれ発言したんじゃなくて興奮のあまり思考が漏れた感じだな?*13 やべーぞ完全にキレてんじゃん……
368:名無しの転生者
せ、先生ー! チナツちゃんは無事かー!?
369:実力派センセイ
一応チナツちゃんと降伏した風紀委員の子達は保護したよ……いやでもほんとどうしようかなこれ
[配信中]
(アオはあらかた殲滅か武装解除し終えて戻ってきたが、ホムラはまだ止まらない。むしろイオリを押し始めている)
チナツ『降伏を受け入れてくださりありがとうございます……しかし、止まりますか、彼女……』
先生『いやぁ……流石にあの子の気持ちも分かるし止めづらいっていうか……』
アオ『どうせ横乳瞬間湯沸かし器と猪武者の合わせ技でしょ、あなたのせいじゃないわよ』
フミ『とりあえずイオリちゃんが嬲られてる間にアコちゃん呼んだらどうかな? 矛先は変わるかもよ』
チナツ『……矛先が行政官に代わるとどうなります?』
フミ『風紀委員の建物ごとアコちゃんが吹き飛ぶんじゃないかな、ビーム*14か爆撃*15か雷*16か怪獣大進撃*17で』
風紀モブ『碌な結果になりませんね!?』
アオ『身から出た錆でしょ、諦めなさい』
370:名無しの転生者
止めてあげなよ……まあ今回のあれこれ10割アコちゃんとイオリのせいだけど……*18
371:G級ライダー
口程にもないそろそろ終わらせますかおっと殺しては不味いですねしかしキヴォトスの人間はハンパに頑丈でばらつきもあるので手加減が難しいですねまあ死んでなければソニドリが何とかするでしょうが最低限脳と心臓は動いたままにしないとまずいですかね
372:名無しの転生者
ヤベーイ!!!(CV:小林克也)*19
373:オール・フォー・オール
千切れたぐらいならまあ何とかなりますが、吹き飛んでる場合ちょっと義手義足にするしかないので一応覚えといてくださいね
超再生入れれば何とかなるかもしれませんが、イオリさんやアコさんが個性移植に耐えられるかは怪しいですし
ああでも、先輩のような外れ値ではない一般キヴォトス人、戦闘型と頭脳型というほどよい個体差から良い数値は取れそうですかね?
脳無になったらなったでキヴォトス人ベースの脳無だし、パンちゃん系脳無よりは強いでしょうし。ああ、でも脳無になるとヘイローってどうなるんでしょうか?*20
肉体的には死んでるから消えるんですかね、うーん、謎です。確かめるいい機会ですかねえ
374:名無しの転生者
やばくない!?
375:実力派センセイ
やばいですね☆(CV:M・A・O)*21
376:名無しの転生者
先生まで現実逃避しないでー!?
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「――――――というわけでチナツちゃん、イオリちゃんが五体満足でゲヘナに帰るために早めにアコちゃん? って子を呼んでもらえると助かるかな」
「このままでは五体不満足になるように聞こえるんですけど!?」
「もっと言うならこのままだとゲヘナに逆侵攻かましてアコ行政官を血祭りにあげるわよホムラ会長。
ちなみに言うと
原型が残ると良いわね? 最低限命は保証されると思うけど……まあ、命以外は諦めてもらう事になるかも」
「ああ……これはもう、作戦失敗でしょうね……」
先生の言葉に目を見開き、アオの言葉にがっくりと肩を落とすチナツ。チナツは端末を取り出すとコールし……
数回のコールの後、端末から放たれた光が立体映像で青い髪にチナツに似た制服を着た少女を形作る。ゲヘナ風紀委員会のナンバー2、行政官の天雨アコだ。
『……チナツ? 作戦の進行は……芳しくないようですね』
「はい。迫撃砲は弾切れ、成果ゼロ。第1、第2小隊は壊滅。現在アビドス生の1人とイオリが交戦中ですが……押され気味、いえ、はっきり言えば遊ばれています」
沈痛な面持ちで言うチナツに、アコは最初理解しがたいものを見るような顔をし、怒りの形相で口を開く。
『はぁ!? たった5人の身柄を押さえるのに、どうしてそんな被害が!?』
「それについては私が話そうか。君が……ゲヘナ風紀委員会のアコちゃんだね。私は天保印羊子。シャーレの先生です」
『……!? こほん。初めまして、先生。ゲヘナ学園風紀委員、行政官の天雨アコと申します。この件についての話をしていただける、との事で?』
「うん、そうだね。私もその場に居合わせたし……じゃあ、まずはこの事態に至った経緯から話そうか」
そして、先生は状況の説明を始める。無論、便利屋による柴関爆破未遂については伏せた上で。*23
不意の迫撃砲、そこからの風紀委員の襲撃、咄嗟にホムラが突っ込み、襲撃に対する自衛としてアオ、そして合流した対策委員会による反撃。
あくまで便利屋は「偶然居合わせた第3者」として同様に防衛に加わっていたとして、シャーレやアビドスとしての戦闘行為を説明する。
「ま、そんな感じだから、風紀委員に被害は出ているけど勘弁してほしいなって。事前警告もなしに迫撃砲、そして襲撃。
多分便利屋ちゃん達が狙いなんだとは思うけど……流石に民間人もいる普通の飲食店にこれはシャーレとして看過はできないな。
少なくとも便利屋ちゃん達はアビドス学区内で問題は起こしていないし、何より民間人を守るための戦闘に加わってもくれた。
逆に、私としてはアコちゃんの意図が聞きたいな。何でこんなことしたの?」
先生は穏やかに微笑みながらも、その立ち居振る舞いからは静かな威圧感を漂わせる先生。
その様子にアコは一瞬気圧されるが、すぐに取り繕い、自信たっぷりな笑みを浮かべる。
『なるほど、状況は理解いたしました。こちらの話をする前に、アビドス生徒会の方と話がしたいのですが?』
「今ホムラちゃんもホシノちゃんも取り込み中なんだよね。とりあえず代理って事でアヤネちゃん呼ぶね」
そう言って先生が端末を弄れば、その隣にアヤネの立体映像を映し出す。
『アビドス廃校対策委員会、書記の奥空アヤネです。現在生徒会長・副会長双方が取り込み中なので、私でご容赦ください。
一応は生徒会直下、副会長が委員長を務める組織ですし、現在アビドス高校の運営を回しているのは私達なので』
『私は生徒会の方と話がしたかったのですが……致し方ありませんね』
そうアコがため息を吐いた瞬間、一同の間に何かが高速で落ちて来る。土煙を上げる中出てきたのは―――イオリ。意識はあるようだが、背中から地面に叩きつけられたからか起き上がる事も出来ていない。
そして、周囲を光が照らす。
『イオリ!? あちらの方は何なんです!?』
「アビドス高校現生徒会長、乃木平ホムラ会長だよ、アコちゃん。ホムラちゃんは今回の襲撃にたいそう怒っていてね。
このままだと多分……あの砲口からビームがイオリちゃんに飛んでくると思う」
『!?!?!?!?!?』
「あ、チナツさん、先生、逃げるわよ。イオリさんは見捨てるしかないわね、私はあのビーム喰らいたくないし」
チナツの手を引き一足先に退避するアオ。理解しがたいものを見る顔でこちらを見るアコとアヤネに向けて苦笑すると自分もまた退避し――――――
「フミちゃん、お願い!」
「――――――任された」
先生の声と同時に、ホムラの射線上にフミが入る。
「どいてください、ふみさん。まきこみますよ」
「流石にそれはやり過ぎだよ? ま、撃ってみなよ。ボクもちょっと試したい事があるんだ」
「そうですか」
短いやり取りの直後、閃光。ガンランスの砲口から白色の光が放たれ、光の奔流となってフミに―――正確に言えばその陰に横たわるイオリに―――迫る。
フミはその本流に向けて片手を向け――――――接触すると思われた瞬間、その光が電気を消すかのように一瞬で消え去った。
「…………むむみょうやくむ……いえ、そのぜんだんかいのふりょくむこうか*24ですか」
「ご名答。まあ、こっちでは神秘無効化、と言うべきかな。元々出来てはいたけれど、ホムラちゃんほどの出力の攻性神秘を無効化できるかは分からなかったんだ。出来る人間もいなかったし。
これなら、無無明亦無*25も手札に組み込んで行けそうかな……とりあえず、頭冷やしなよ。流石にこれ以上やるならボクも本気でお相手するよ」
沈黙。イオリのうめき声だけが響く市街地に気まずい沈黙が流れ――――――張り詰めた空気は、ホムラが肩を落とし大げさにため息を吐いたことで弛緩した。
「……はあ。さすがにそこまでいわれてはしかたがありませんね。せきにんはついきゅうするにせよ、このあたりにしておいてあげましょうか」
そう言ってホムラは軽くジャンプすると、フミの近く、足元にイオリがいる辺りへと降り立つ。そして片足を振り上げ……落とす。
その小さな足はイオリの鎖骨のすぐ下、胸骨を正確に捉え、ぱきんという軽い音と共に、イオリの言葉にならない絶叫を響かせた。
「ですが、むきずではきょうくんになりません。このぐらいはさせてもらいましょう」
「イオリにそこまでやる必要がありましたか!?」
「たがっくへのむだんしんこうをしたうえ、むけいこくでみんかんじんをまきこもうとしたあなたがたがいうことですか。
それに、もしせんせいがまきこまれていればしんでいましたよ。それをなおるていどのけがですませたのです。ししがぜんぶつながっているだけでもかんしゃしてもらわねば」
「それは……」
チナツの抗議に、普段の穏やかな物言いとはまるで違う、吐き捨てるような物言いで返すホムラ。
そこで、ホムラはこちらを唖然とした顔で見ているアコの立体映像に気付く。
「……おや、あなたは? ……いえ、あいてのなをとうまえにわたしがなのるべきですね。
のぎだいら・ほむら。このあびどすがっくをあずかるあびどすこうこうせいとかいちょうをつとめております」
『……ゲヘナ風紀委員所属、行政官の天雨アコです』
「なるほど、あなたがあの。――――――で、どのようなおつもりで?」
『どのようなつもりと……申されますと?』
ぶわり。風など吹いていないはずなのに、背筋をぞわりと撫で上げるような寒風が吹いた気がした。
否、これは殺気だ。先程ハルカとアルに対し見せたそれとは比にならない程の殺気が、物理的な圧に錯覚するほどの濃さで放たれているのだ。
「このじょうきょうでよびだされるというのなら、あなたが
このしんこうのいと、あらいざらいはなしてもらいましょう。ああ、いわなくてもかまいませんよ。そこでころがっている……いおりさんでしたか。
かのじょにきくことにします。なに、けいけんじょう、なんぼんかほねをおればぜんたいてきにくちのすべりもよくなるというものです。
それに、しょうしょうらんぼうなほうがげへなりゅう、そうでしょう?」
そういって、ホムラは笑う。普段と同じく、穏やかな顔で。『生きた心地がしなかったとは、ああいう事だったんでしょうね』とは、後にその当時の事を述懐したチナツの言葉であった。
そんなわけで15話でした。おかしい……ホムラはアビドス侵攻に対し迎撃しただけなのになんかホムラの方が悪党に見える。
ネームドの胸骨踏み折るようなのはウィランだろって? それはそう。
■解説
・ホムラ
今回ずっとぶちぎれ金剛してた生徒会長。辛うじて手加減しないと死ぬだろ、とは思ってたので、
ガチ装備で戦うのはやめたし殺す気では戦ってない。ただ骨折ぐらいなら別にええやろと思っている節はある。
本気の本気ならフルバーストか竜撃砲に神秘ビーム重ねて殺す気で撃ってた。(今回のはただの神秘ビーム)
・アオ
手加減はしてたけど割と躊躇なくモブ風紀ちゃん達をボコにしてた暴力シスター。
キヴォトス人は頑丈なので普通の人間なら死ぬぐらいで殴ってちょうどいいと思っている節がある。
尻尾を使えば理論上七刀流が可能。銃ぐらいの重さでないと流石に持てないけど。
・フミ
珍しく特典使ってた奴。ホムラと張り合える数少ない人材。
オーバーソウルまで使えば何とか今回のホムラを鎮圧は可能。
・クソ緑
本当にたまたまビナー君と出くわして交戦してたやつ。
個性を組み合わせる頭とその個性を鍛えるという発想があるので、神野の時のAFOぐらいになら勝てる。
・アコ&イオリ
なんとか首の皮は繋がりました。首の皮は。