【次は】青く透き通るGTA世界に祝福を・25【何章?】
564:墓守の狩人
どうしたものかしらこれ
[画像]
(ホムラが水色と紫のツートンカラーの生徒にパロスペシャル*1をかけている画像。画面端では猫耳の生徒がホムラを止めようとしている)
565:名無しの転生者
ライダーネキ何してんの!? パロスペシャル喰らってんのはこれレイサで止めようとしてるのはカズサだよな、ってことは『放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦』の流れか……
566:G級ライダー
この方が友人のカズサさんに突っかかってきたので止めたのですが、それでも止まらずに騒ぎ出しまして。その上でカズサさんを悪党などと宣ったのでお仕置きをしているところですが
[配信中]
レイサ『あだだだだだだだ!? あの、何か誤解がぎゃーっ!?』
ホムラ『ごかいしているのはあなたでしょう。かずささんはわたしのたいせつなゆうじんです。それをあくとうよばわりしてただですむと?』
カズサ『あの、ホムラさん、その辺にしといてやって……』
アオ『これでも手加減してるわよこの人。本気でやってたら今頃全身複雑骨折だし。よかったわねカズサ、あなたこの人に大事なお友達認識されてるわよ』
カズサ『いやそれは嬉しいけど……アオ先輩、このままじゃ宇沢が実際に全身複雑骨折しそうなんだけど』
アオ『骨折程度なら余裕余裕。私もこの人も骨折や内臓破裂、外傷程度なら治せるわよ?』
カズサ『そう言う問題じゃない!? 相変わらずこの人も怪我に対する認識が軽すぎる……』*2
567:名無しの転生者
いやほんとそう言う問題じゃないよ!?
568:名無しの転生者
まあライダーネキならこのまま折るまではやるよな、以前イオリの胸骨踏み折ってるぐらいだし……
569:にゃんこ大線路
あの、これ止めなくていいんです……?
570:写輪眼
すまねえ、俺今仕事してんだ……というか百花繚乱と少し後のゲヘナの修学旅行の話しに来てて、ヒナのやつも百花繚乱と話に来てるから変態も多分動けねえぞ
571:囚人キング
うん、だから無理なんだよね……今動けそうなので止められそうなの、先生ぐらいじゃない?
572:名無しの転生者
狩人ネキは止めねえの?
573:墓守の狩人
え? 嫌よ? 実力的にも心情的にも止める気ないわよ? 可愛い後輩を悪党呼ばわりされて黙ってるのもねえ……*3
ま、死にはしない以上ちょっと後悔するぐらい痛い目見てもらうべきだと私は思うんだけど
574:実力派センセイ
墓守ちゃんライダーちゃん、確か今トリニティにいるんだよね? 暇だったら合流しない?
……って、何してるの!? ああもう今行くからそこ動かないでね! AFAちゃん2人の座標お願い!
575:オール・フォー・オール
了解ですー。会長もほどほどにしてくださいね? レイサさん、イオリさんとは段違いに弱いんですから*4
流石に私も千切れた四肢を繋ぐのはできても元通りに動かせるかは賭けですよ? 自分の手足が千切れたんならともかく
576:G級ライダー
しかたありませんね、もう少し力を入れて苦しめて終いとしましょうか……あっ
577:名無しの転生者
あっ……?
578:名無しの転生者
ねえライダーネキ今「あっ」って言った?
579:墓守の狩人
先程の動画がこちらになるわよ
[動画]
(ホムラがレイサにかけた技を強めた瞬間、嫌な音と共にレイサの両肩が外れ、声にならない悲鳴が響く)
レイサ『~~~~~~~~~~~~っ!?』(悶絶
ホムラ『あっ』
カズサ『あ』
アオ『あ』
……まあ、脱臼なら治せるから大丈夫ね、ヨシ!
580:名無しの転生者
何見てヨシって言ったんです????????????
581:G級ライダー
怒りのあまり若干力が入りすぎましたね、悪い事をしました
先生が来られるまでに治療しておきましょうか
582:名無しの転生者
治せばいい問題でもなくない!?
583:G級ライダー
友人を罵倒されて治る程度の怪我で済ませるほうが慈悲だと思いますが?
584:名無しの転生者
それは……そうなんですが……
585:実力派センセイ
開き直らない! レイサちゃん?と一緒にお説教だからね!
[配信中]
先生『レイサちゃん?だったかな。私は天保印羊子、シャーレの先生です。まだ痛むかもしれないけれど、事情を話してもらえるかな?』
レイサ『は、はいぃ……』
先生『ホムラちゃんの事も、やりすぎたとは思うけどあんまり恨まないであげてね。大事なお友達を悪党呼ばわりされたら、私でもちょっとカッっとなっちゃうことはあると思う』
カズサ『先生、そいつが相談しようとしてた事の原因ではあるんだけど、あんまり絞んないでやってね……』
586:名無しの転生者
そうか、先生カズサに呼ばれてたのか。ってことはやっぱ甘い秘密と銃撃戦の流れだったようね
あれ時系列的にはエデン条約後とかじゃなかったっけ?
587:名無しの転生者
イベントの時系列は分からんけど、確かエデン条約編がリアルの2021年末から年明けにかけて、その後に1周年イベントだからなぁ
甘い秘密と銃撃戦は2022の8月頃だし、まあ基本的にあの辺の後と考えて良いとは思う
588:名無しの転生者
やっぱ時系列カオスなことになってんね……
589:墓守の狩人
ほんと妙な事になってるわね……まあ、トリニティやサクラコ様に害が及ばないならいいわ。私個人としては彼女自身嫌いというよりは無関心寄りだし
先生からのお説教があればレイサも理解はするでしょ
590:名無しの転生者
しなかったら?
591:墓守の狩人
モツ抜き
592:名無しの転生者
やめよう???????
593:G級ライダー
まあ、大抵叩けば治るものですよ、治るまで叩けば
594:にゃんこ大線路
……治る前に壊れますよね?
595:G級ライダー
そこは壊れないように叩くのです。幸い回復薬はたんまりとありますし……アビドスにはあまり材料はありませんが、百鬼夜行山間部・ゲヘナの火山帯・レッドウィンターの雪原などには調合に仕えそうな材料も自生しておりましたしね。いずれ話に聞く山海經に行きたいものです
596:実力派センセイ
ライダーちゃん、反省してる? 確かにレイサちゃんはちょっと思い込みは激しい所あるけど、本質的にはコミュ障みたいな所あるようだから、勘違いさえ正せばいい子のようだよ
だからライダーちゃんも、カズサちゃんを悪党呼ばわりされて腹が立ったのは分かるけど、もっと手加減して上げる事。いい?
[配信中]
先生『レイサちゃん、カズサちゃんは今はもう足を洗ってスケバンはやめてるんだよ。*5だから、レイサちゃんが追い回してるのは普通にストーキングになるからね?』
レイサ『はい……本当にすいません。昔の知り合いにあったのでつい舞い上がっちゃったみたいで……』
カズサ『まあ、分かってくれたんならいいけどさ』
597:G級ライダー
少々やりすぎたと反省はしております。ただ、友人を罵倒されて怒る事そのものは謝罪も反省も致しません
知らぬこととはいえ、過去の自分を恥じ言行を改めたカズサさんを昔の素行だけを判断材料に追い回し、あまつさえ罵倒するなど、けして許される事ではありませんので
598:実力派センセイ
うーん……まあ反省してるならいいか。気持ちはわかるし
[配信中]
先生『ホムラちゃんももう19歳でしょ?、この中じゃ私を除いて一番お姉さんなんだから、少しは手加減して上げる事。いい?』
ホムラ『たしかにうっかりとはいえかたをはずすのはやりすぎました。れいささん、たいへんもうしわけありません』
レイサ『い、いえ! 先生のおっしゃる通りですし! 確かに、お友達を悪し様に言われたら、怒るのなんて当然で……って19歳!? 私より年上なんですか!? えぇ!?』
アオ『まあ驚くわよね普通。でも多分この中で一番強いのこの人よ? 良かったわねレイサ、五体満足で』
レイサ『状況によっては五体不満足になってたんですか私!?』
599:名無しの転生者
いやまあ驚くよね普通。小学校低学年でも通じるもんよライダーネキ
600:G級ライダー
ユメほどとはいいませんが、せめてにゃんこさんぐらいの身長は欲しかったのですけどねえ、どうにも成長期は過ぎてしまったようで
アビドス以前もあまり栄養状態が良かったとも言えませんし、そのせいでしょうかね
601:名無しの転生者
そっかぁ。なんか色々ありそうだけど、今はもうカイザーもいないし生徒も増えたし、ゆっくり休んでな
お菓子もごはんもお腹いっぱい食べて幸せにならんといかんよ、ほんと
602:G級ライダー
はい。頼りになる後輩も居りますし、ゆるりと過ごすことにしますよ
趣味を探すのも良いですね……調合は得意ですし、料理などやってみても良いでしょうか
[配信中]
ホムラ『れいささん、あなたはとてもせいぎかんがつよいようにかんじます。ですが、なにごともどがすぎればそれはあくとなります。あなたがかずささんのかこのおこないをもっていまのかずささんをきゅうだんしたように』
レイサ『……そう、ですね』
ホムラ『やってしまったことはきえません。が、しんにおこないをくいているなら……それは、ゆるされてもよいと、そうおもうのです。……わたしにひとのことがいえたぎりはないのですが、ね』
カズサ『ホムラさん……』
ホムラ『れいささんのこんかいのこうどうも、かずささんがにくくておいまわしていたのではないはず。であるなら……れいささん。あなたがすべきは、じゅうをむけることではない。てをのばし、あくしゅをすることこそが、あなたのすべきことかと』
603:名無しの転生者
おお、流石は年の功……という程じゃねえんだけどな実際。確かに年長ではあるけど、まだ先生の半分もねえんだ
ライダーネキこそあんまり思いつめんようにな。キヴォトスの優しい奴って大概思いつめてとんでもないことやらかすし
604:写輪眼
ナギ姉とかミカ姉とかな……
605:オール・フォー・オール
リオ会長もまあ優しいけど不器用だからこそパヴァーヌ編みたいなことやったんでしょうしねえ
ま、人生気楽に行くのが一番ですよ会長! 思いつめたって煮詰まってドン詰まるだけですしね!
606:名無しの転生者
おめーはこのキヴォトスで誰よりも自由な馬鹿だろうがよw
607:オール・フォー・オール
否定はしませんよ、事実ですし
608:G級ライダー
……ふふ、皆さんありがとうございます
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「杏山カズサ! 本当にすいませんでした! ホムラさんのおっしゃることももっともです……昔の知り合いに会って、舞い上がってしまってたみたいです、実際、杏山カズサを勝手な理由で追い回してしまっていましたし」
「いやまあ、今後やらないなら別に良いけど……どうしよ先生、相談事、こいつの事だったんだけど」
「まあ、解決したなら良いんじゃないかな? それじゃ、後は私のおごりで解決祝いのお茶会とでも行こうか、スイーツ部の皆も誘ってさ。アオちゃんにホムラちゃんもどう?」
「それじゃ、ご相伴に預かろうかしら」
少し後。カズサの問題が早期に解決し、さあどうするか、となっていた所、ホムラのモモトークに着信。その相手にホムラの表情が僅かに動く。
「せんせい、わたしはひとにあうようじがあるので、それがおわってからゆきますね。かずささん、れいささん、きょうはいろいろごめいわくをおかけしました」
「いえいえ! 元はと言えば私が杏山カズサに突っかかったせいですし!」
「そっか、ホムラさん、生徒会長さんだもんね。うちらと違って忙しいのは当然か」「生徒会長さんだったんですか!?」*6
ホムラはそういって一同に笑いかけると、一礼してその場を離れる。一同の見えない所で、僅かに表情を硬くしながら。
そこからまた少しして。ホムラはトリニティ学区郊外、以降にほど近い廃墟の片隅で瓦礫に腰かけていた。
鼻歌を歌いながら待つことしばし。そこに現れたのは、グレーのトリニティ系制服を着た銀髪の少女。トリニティ自警団の守月スズミ。かつて先生と共にシャーレ奪還戦を戦った生徒の一人だった。
「……会長、お待たせしました。予定はなかったのですが、道中で少し立て込みまして」
「かまいませんよ。あなたがとりにてぃになじんでいるようでなによりです。ほかのみなもしんぱいしておりましたが、これならひとあんしんですね」
頭を掻くスズミに微笑むホムラ。この2人はホムラが転生者チームに加わる前からの縁であり、古い馴染みであった。
今回、ホムラはスズミからの呼び出しに応じてこの廃墟で待ち合わせをしていたのだ。
「会長も、暫くお噂を聞かなかったので心配していましたが……アビドスの方、派手にやったようですね? 行方不明だったアビドスの会長も見つかったとか」
「ええ。かいちょうはわたしなのでゆめはしょむにこうかくですがね。わたしもおんじんかつしんゆうがもどってきて、うれしいかぎりですよ」
「それは何より……さて、本題に入っても?」
瞬間、鋭さを増す空気。ホムラも幾分か硬さを増した表情で頷くと、スズミは手帳を取り出し、その内容を口に出す。
「最近、トリニティ学区を中心に少数ですが不審な生徒の目撃情報が。一部はブラックマーケットやゲヘナ学区でも目撃情報があるようです。
スケバンやヘルメット団とも違う第三勢力……練度はともかく、白いジャケットにガスマスク、統一された装備という情報から見るに、やはり本格的に動き出したものかと」
「……そうですか。ぶらっくまーけっとのほうはわたしもみみにしております。もくげきじょうほうがすくないだけで、じったいはもっとたすうがせんぷくしているのでしょう」
「仕掛けますか? あるいは、ティーパーティーに……」
スズミのその言葉にホムラは首を横に振る。白いジャケットを着たガスマスクの不審な生徒、恐らくはアリウス分校の生徒であろう。
旧アリウス生徒会の残党を擁するホムラや、原作知識のあるシャーレメンバーはそれがアリウスであることを知っているが、エデン条約を控えた今、かつてトリニティが追放したアリウスの情報は、非常にデリケートな問題だ。
その情報を明かすタイミングはよく考えねばならないし、何より、アリウスの存在が露見することによりトリニティ側がどう動くのかが予測できない。
「いまは、ふせておくのがよいでしょう。それに、かのじょらもまた、わたしたちがたすけなければならないものたち。たいみんぐには、さいしんのちゅういをはらわねば。
さいわい、かのじょらのあんやくをしゃーれははあくしております。このじょうほうはわたしからつたえておきますので、あなたはひきつづきちょうさを。それと……」
そう言ってホムラが取り出したのは、ハガキ大の4枚の紙片。
そこには帽子を被った黒髪の少女、仮面を被った紫髪の少女、マスクをしたボブカットの少女、帽子を被り、マフラーで口元を隠した緑髪のポニーテールの少女がホムラのものらしい筆致で描かれている。
「……これは?」
「わたしのほうのちょうさで、ありうすのないじょうもあるていどわかっております。このよにんはありうすすくわっど、かずはすくないですが、いまのありうすのせいえいぶたいです。
かのじょらのうごきにはきをつけてください。おそらく、
「了解しました。私からは以上ですが……会長からは、何か?」
スズミの言葉にホムラは少し考え込むと、追加で、もう1枚の紙片を取り出し、スズミに預ける。そこに描かれていたのは、白髪で、意志の強そうな眼差しをした少女。
「かのじょ……しらすあずささん。かのじょは
「しらす……白洲。そう言えば、近頃暴力沙汰を起こして正実と派手にやり合った二年生がいたと……」
「かのじょのことも、きにかけてあげてください。ですが、ふかいりはしないよう。かのじょはみそのみかさんのてびきでのてんこうだそうです。
なにあかれば、わたしだけでなく、しすたーふっどのたつみやあおさんをたよってください。かのじょもしゃーれのかんぶ、じじょうをしっている、わたしのしんゆうですので」
「了解しました。しかし、シスターフッドの龍宮先輩ですか。本当に、お友達が増えたようで」
そう言って微笑むスズミに、微笑みで返すホムラ。しかし次の瞬間、ホムラは表情を引き締め、厳かに口を開く。
「すずみ、これはじじょうをしり、とりにてぃにせんぷくしているあなたにしかまかせられないにんむです。
それまで、だれにもけどられぬようにうごきなさい。あなたのこうどうに、ありうすのめいうんがかかっている」
「……はい。それが、
「では、あらためてめいじます。きたるひまでとりにてぃにせんぷくし、じょうほうしゅうしゅうをおもとしてうごきなさい。
なにかあれば、ちくじわたしかあおさんにほうこくを。それはわたしの……のぎだいら、いえ――――――」
ホムラはそこで言葉を切り、少し瞑目した後、何かを決意した眼差しで、厳然と言い放つ。
「
あなたもまた、わたしのかわいいこうはいであるのですから。わたしが、まもらねばならぬせいとなのですから」
そう言い放つホムラだったが、最後の一言の時、その顔はとても穏やかな、慈愛に溢れたものだったのだという。
そんなわけでイベント編でした。
次はイワンクパーラか……龍武同舟か……
■解説
・ホムラ
実は偽名だった奴(名字だけ)。
一応レイサに手加減する意志はあったけど手加減の度合いがちょっと足りなかった。
基本的に年下でも敬うべき相手は敬うし大切な友達だと思っている。
・スズミ
本作では元アリウスだった奴。(初期の銃にばにたす刻印があったあれを採用)。
現在はトリニティへの潜入調査員みたいな立ち位置にあるが、実際の所スズミだけ逃がされたみたいな立ち位置。
・レイサ
悪い子じゃないんだけどちょっと口を滑らせた結果パロスペシャル喰らった奴。
本作では「放課後スイーツ団」が存在しないので、実質的に名誉スイーツ部みたいな立ち位置。
・アオ
ホムラが隠し事多いのは知ってるけどあえて掘り返すほどでもねえか……みたいになってるやつ。
ホムラが行動を起こさなければレイサにモツ抜きしてたのでレイサは実は大分命拾いした。