梶尾「どうしてXIGのメカはコンテナ型なんだ?」 作:Mak
つまり、考えがまとまっておらず、むしろ考えをまとめるために書いているようなものなので内容はとっちらかっています。
正直ピースキャリー関係ないじゃん!という内容ですが、一応今回で自分なりのタイトル回収になっております。
このお話を書き終えた後に清書したい気分でいっぱいですが、そんな内容でよければ是非読んでいただき、感想を頂戴したいです。
「梶尾さんもよくご存じかと思いますが、長時間フライトは人間が想像した以上に負荷の掛かる作業とされています。ましてやファイターの皆さんはただ目的地にたどり着くだけではなく、その先で戦闘を行わなければなりません。そうなると、必然的に飛行時間は短くしなければならないんです」
地球の危機とはいえXIGは無法な組織ではない。
ある程度の超法的処置がとりなされているとはいえ、様々ルールの元運営された秩序ある組織なのである。
その一つにパイロットに対するルールも存在する。
FAA*1のルールを基に定められたパイロット規範には最大飛行時間の規定が存在する。
梶尾のようなファイターパイロットはその規約に則って1日最大8時間のフライトしか許されず、しかも作戦中の待機時間までもがその時間制限に含まれている。
戦闘の規模によっては飛行停止時間の延長が適用されるなどの様々な制約が科されることもあるほど、移動に割ける時間は意外と短いのだ。
ピースキャリーはファイターなどの機材を運ぶための航空機ではあるが同時にパイロットを最善の状態に保つように設計されているのだ。
例えば…
「僕は使ったことがないのですがピースキャリーにはパイロット用の待機ルームがあるとか」
「あるな。ま、そのせいで俺が乗るはずだったEXをお前が乗る命令無視が出来たわけだが…な!」
「か、梶尾さんまだあのことを…?」
あの事とは初めて波動生命体メザードが現れた時のことである。
この事件はまさにピースキャリーが設計通りに機能した事件といえた。
超空間に潜むメザード物理法則の世界に引きずり込むため、ピースキャリーに搭載されたファイターEXに位相調整波発生装置「パイロットウェーブ」の取り付け作業を行っていた我夢はなんとそのまま出撃してしまうことがあった。
本来は取り付け完了と共に待機ルームにいる梶尾と交代し、チームライトニングが出撃する予定だったのが慌てた梶尾は北田のSGに急遽搭乗して出撃したのだ。
ピースキャリー内での乗り換えができない仕組みであればこのようなことは起きなっただろうが、それは裏返せばパイロットに非常に配慮された設計とも言えるのだ。
そうでなければコンテナ状態で外の風景も見えない狭い操縦席に缶詰になっているのと同様であり、パイロットの負担軽減にはならない…。
どちらがより負荷が大きいのかは個人の資質によるが、少なからずストレスフリーにはならないであろう。
戦闘によるストレスは避けられない以上、戦士たちは平時でのストレスなく生活をする必要がある。
だからこそ規律を乱すものは組織運営上の問題だけでなく個人でも酷く嫌われるわけだが…。
すでに許しているとはいえ、あの出来事に対して思うところがなくなった訳ではない梶尾の嫌味に気まずさを覚えた我夢はこれ以上飛び火することを恐れて話の主導権を取り戻そうと話を続けた。
「と、とりあえず! ピースキャリーは多くの役割を担うことを前提に開発が行われました。パラサイト・ファイターの母艦としての機能、チームハーキュリーズやマーリンズのビークルを輸送するための輸送機としての役目、この二つを両立できる機体を設計するにあたって課題となったのがどうやってビークルを効率よく搭載、発進させることでした。その答えがビークルを6角柱のコンテナ型にすることだったんです」
「ちょっといいか? なんでコンテナ型が効率よく迅速なるんだ?」
「正確にはコンテナ型にすることではなく、すべてのビークルを共通した規格の入れ物…文字通りコンテナの中にファイターやその他のビークルなどを格納し発進時に外装を外すというのが初期の構想でした」
「だからコンテナビークルと呼ばれているのか」
「そこから何故ビークルそのものがコンテナ型になったのかは後で説明しますが、コンテナではなくそのまま機体を輸送機に積み込むのは多くの工程が必要になります。搬入、固定、トーレランス*2の確保。当時の試算では1機を搭載するのに1時間弱掛かる見込みだったそうです。その点コンテナであれば外装の固定だけで済むので、ピースキャリーへの搭載とほぼ同じぐらいで済むためこの方法が採用されました」
また共通規格のコンテナにすることにより省スペース化と積載量が増えるというメリットもあった。要は宅急便の段ボール箱と同じであり、中身の保護を気にせず隙間を埋めて積載することが出来るため、その分設計に余裕を持たすことも可能となるのだ。
「当初は軍用輸送機を改造し、その巨大な胴体内にコンテナを縦に2~3個コンテナを詰め込む計画があったそうです。これなら機体の後方からスムーズにメカの積み込みが可能で、飛行しながらコンテナを投下…あとは自由落下中にコンテナをパージして、ファイターならそのまま飛行、戦車などはパラシュートで減速して地面に着地させる予定だったそうです。ですが、この方法では一つ問題がありました。それがコンテナ内に収めなければならない都合上、メカニックを小型化しなければならなかったんです」
器の許容量を超えた体積を入れることはできない。
プレゼントが箱のサイズより小さくなければならないのと同様にどうしてもビークルはコンテナよりもサイズも体積も小さくなるのは物理上仕方のないことである。
だが、決められた
性能を担保しつつ輸送性を上げる…様々な制約や制限の中ある答えが導かれたのだ。
「そこで考えられたのが六角柱のコンテナと同じサイズと体積からファイターへと変形する…コンテナビークルという過去に類を見ないメカニックが誕生したんです」
何故書く前に気が付かなったんだろうと自問自答したいところです。
コンテナって形状じゃなくって入れ物だってことを。
まるで「しまった! 10000こうねんは…… …… じかんじゃない! …… ……きょりだ!」みたいな気分に陥っています。
でもウルトラシリーズってそういうところあるよね!スフィアだって固有名詞みたいに使ってるけどあれ球体って意味だし!!!
とりあえずこの作品はハーメルン内で完結させ、いつか同人誌に図付きで清書したいとひそかな野望を持ち始めている今日この頃…
今すぐリセットして書き直したいこの衝動を抑えつつ、頑張って書き上げたいと思ってます。
次回もお楽しみに