『幻想幽波紋』   作:ディオ・フランドー(ル)

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『幻想幽波紋』 7話 邪悪の化身と人食い妖怪

DIOは、承太郎に敗北した。

これはもう一切変えることのできない『真実』である。

しかし、彼は、邪悪の化身はまだ死んでいない。

時間軸上、承太郎たちが来る前…

 

ドサァァッ

 

DIO:「この…DIOが…、ッ!?」

 

バッ!

 

DIO:「承太郎ッ!…いない…、一体…」

 

一瞬、DIOの脳内に記憶が蘇った。

…氷の妖精の記憶が。

しかし、それ以上は思い出せない…。

 

DIO:「ここはたしか…、ッ!怪我が完治している、服すら元通りだ…」

    (負傷はともかく、なぜ服が…)

ルーミア:「ねえ、おにいさん」

DIO:「ッ!」

    (…女か、しかし…、何だ…この少女とは思えぬ程の殺気は…)

    「…何の用だ?」

ルーミア:「おにいさんね、これから私に食べられちゃうんだよ、私、人食いだもの」

DIO:(こいつ…人ではない、何か他の、吸血鬼でもない存在…)

    「ほう、それは怖いな」

 

……フッ!

 

ルーミア:「ッ!?消えッ」

DIO:「名前を何ていうのかな?」

ルーミア:「ッ!?」

  (後ろにッ)

DIO:「恐れることはないんだよ、…友達になろう」

ルーミア:(いッ…今まで味わったこともないこの恐怖ッ!)

     「あ…あんた一体何者ッ!?」

DIO:「フフフフ、動揺しているな?ならば今、君に安心感を与えてやろう、私の名はDIO、出会いを求めている、君の名を聞かせてもらおうか」

ルーミア:「ル…、ルーミア」

DIO:「ほう、気に入ったよ、…君は何か、特別な存在だと私は思う、もしや君も吸血鬼なのかい?」

ルーミア:「『も』?…あなたは吸血鬼なのね、…違うわ、私は妖怪、妖精にも入るのかな」

DIO:(おそらく人ではないのならば、肉の芽の効果はあるとは限らない…)

    「君は、『引力』を信じるか?」

ルーミア:「引力?」

DIO:「私にを襲ったことに、なにか意味があるということだ、人や妖怪の出会いというのは、『引力』で繋がれていると私は思う」

ルーミア:「そうなのか…、最初はあなたのこと、正直『怖い』と思った、でも、あなたは怖い人じゃないって分かった、なんか…、人を引き付ける才能みたいなものが、あなたにはあると思う」

DIO:「…そういえば、ここはなんという場所なのだ?」

ルーミア:「ここ?幻想郷よ」

DIO:「幻想…、ファンタジーやメルヘンのようなものか」

    (やはり私は…、一度来たことがある…のか…?)

ルーミア:「まあそうなんじゃないかな、…あなた外来人だったのねあなたのいた世界からしたら、ここは異世界にあたるんだよ」

DIO:「なるほど、ならばこれでジョースターの血統からはさらばというわけだ」

ルーミア:「ジョー…?」

DIO:「侮れん爆発力を持った奴らだ、だが、この世界へ来ればもう奴らを始末する必要なし」

ルーミア:「…来てるかもしれないよ?」

DIO:「何…?」

ルーミア:「たまに複数が迷い込むことがあるからねぇ…、そのジョースターとかも来ているかもしれないよ」

DIO:「ッ…、まあいいだろう、次にあったら油断も容赦もせん」

    (もう我が能力は分かった、満足だ、これ以上我が能力で遊びはせん)

 

ーーーーー

 

1人目:ジョナサン・ジョースター(魔理沙)

2人目:ディオ・ブランドー(チルノ)

3人目:ジョセフ・ジョースター(射命丸)

4人目:シーザー・A・ツェペリ(射命丸)

5人目:空条承太郎(霊夢)

6人目:ジョセフ・ジョースター『老』(霊夢)

7人目:モハメド・アヴドゥル(霊夢)

8人目:ジャン・ピエール・ポルナレフ(萃香)

9人目:花京院典明(萃香)

10人目:カーズ(妹紅)

11人目:DIO(ルーミア)

 

承太郎:「野郎…」

紫:「彼は本来のケースで幻想郷に入ってきたわ」

承太郎:「お前が連れてこなくとも、入ってくる奴がいるってことか…」

紫:「ええ、まあ極稀なケースだけどね、仮に死んだり死にかけたりして誰でも入ってくる世界だったら、幻想郷の人口は爆発的に増えちゃうわ」

承太郎:「納得だな…」

紫:「さて…、次は誰にしましょうか…」

承太郎:「俺の叔父のことにしたらどうだ?」

紫:「そうね、つぎは承太郎の叔父の話で決定!」

 

To be continued.




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