DIOは、承太郎に敗北した。
これはもう一切変えることのできない『真実』である。
しかし、彼は、邪悪の化身はまだ死んでいない。
時間軸上、承太郎たちが来る前…
ドサァァッ
DIO:「この…DIOが…、ッ!?」
バッ!
DIO:「承太郎ッ!…いない…、一体…」
一瞬、DIOの脳内に記憶が蘇った。
…氷の妖精の記憶が。
しかし、それ以上は思い出せない…。
DIO:「ここはたしか…、ッ!怪我が完治している、服すら元通りだ…」
(負傷はともかく、なぜ服が…)
ルーミア:「ねえ、おにいさん」
DIO:「ッ!」
(…女か、しかし…、何だ…この少女とは思えぬ程の殺気は…)
「…何の用だ?」
ルーミア:「おにいさんね、これから私に食べられちゃうんだよ、私、人食いだもの」
DIO:(こいつ…人ではない、何か他の、吸血鬼でもない存在…)
「ほう、それは怖いな」
……フッ!
ルーミア:「ッ!?消えッ」
DIO:「名前を何ていうのかな?」
ルーミア:「ッ!?」
(後ろにッ)
DIO:「恐れることはないんだよ、…友達になろう」
ルーミア:(いッ…今まで味わったこともないこの恐怖ッ!)
「あ…あんた一体何者ッ!?」
DIO:「フフフフ、動揺しているな?ならば今、君に安心感を与えてやろう、私の名はDIO、出会いを求めている、君の名を聞かせてもらおうか」
ルーミア:「ル…、ルーミア」
DIO:「ほう、気に入ったよ、…君は何か、特別な存在だと私は思う、もしや君も吸血鬼なのかい?」
ルーミア:「『も』?…あなたは吸血鬼なのね、…違うわ、私は妖怪、妖精にも入るのかな」
DIO:(おそらく人ではないのならば、肉の芽の効果はあるとは限らない…)
「君は、『引力』を信じるか?」
ルーミア:「引力?」
DIO:「私にを襲ったことに、なにか意味があるということだ、人や妖怪の出会いというのは、『引力』で繋がれていると私は思う」
ルーミア:「そうなのか…、最初はあなたのこと、正直『怖い』と思った、でも、あなたは怖い人じゃないって分かった、なんか…、人を引き付ける才能みたいなものが、あなたにはあると思う」
DIO:「…そういえば、ここはなんという場所なのだ?」
ルーミア:「ここ?幻想郷よ」
DIO:「幻想…、ファンタジーやメルヘンのようなものか」
(やはり私は…、一度来たことがある…のか…?)
ルーミア:「まあそうなんじゃないかな、…あなた外来人だったのねあなたのいた世界からしたら、ここは異世界にあたるんだよ」
DIO:「なるほど、ならばこれでジョースターの血統からはさらばというわけだ」
ルーミア:「ジョー…?」
DIO:「侮れん爆発力を持った奴らだ、だが、この世界へ来ればもう奴らを始末する必要なし」
ルーミア:「…来てるかもしれないよ?」
DIO:「何…?」
ルーミア:「たまに複数が迷い込むことがあるからねぇ…、そのジョースターとかも来ているかもしれないよ」
DIO:「ッ…、まあいいだろう、次にあったら油断も容赦もせん」
(もう我が能力は分かった、満足だ、これ以上我が能力で遊びはせん)
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1人目:ジョナサン・ジョースター(魔理沙)
2人目:ディオ・ブランドー(チルノ)
3人目:ジョセフ・ジョースター(射命丸)
4人目:シーザー・A・ツェペリ(射命丸)
5人目:空条承太郎(霊夢)
6人目:ジョセフ・ジョースター『老』(霊夢)
7人目:モハメド・アヴドゥル(霊夢)
8人目:ジャン・ピエール・ポルナレフ(萃香)
9人目:花京院典明(萃香)
10人目:カーズ(妹紅)
11人目:DIO(ルーミア)
承太郎:「野郎…」
紫:「彼は本来のケースで幻想郷に入ってきたわ」
承太郎:「お前が連れてこなくとも、入ってくる奴がいるってことか…」
紫:「ええ、まあ極稀なケースだけどね、仮に死んだり死にかけたりして誰でも入ってくる世界だったら、幻想郷の人口は爆発的に増えちゃうわ」
承太郎:「納得だな…」
紫:「さて…、次は誰にしましょうか…」
承太郎:「俺の叔父のことにしたらどうだ?」
紫:「そうね、つぎは承太郎の叔父の話で決定!」
To be continued.
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