『幻想幽波紋』   作:ディオ・フランドー(ル)

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『幻想幽波紋』 9話 野良犬の帝王と犬っぽい天狗

イギーは、人間同然の誇り高き精神と覚悟を持っていた。

イギーは最期、一人の人間を、ポルナレフを救い、息絶えた。

イギーは今、山の中だった。

そう、ジョセフとシーザーの来た、『あの山』だ。

 

イギー:(ぐ…、痛みが、…ない…?)

 

ググ…

 

イギー:(ここはエジプトじゃねぇ、…俺は死んだのか、だとすればここは…)

 

ガサッ

 

イギー:「ッ!」

?:「いッ、犬ッ!?」

イギー:(なんだこの人間、いや…、なんだ…この『獣』のような気配は?)

?:「とりあえず新聞社に連れていくか…」

 

ガシッ

 

イギー:「!?」

    (おいおい、何掴んで……)

 

ギュ…

 

イギー:(こ、こいつは慣れている、生き物の扱いに、ダメだ…こいつに逆らえない…、動けない…!)

?:「格好いい…いや可愛くもあるかな」

 

・・・・・・・・・・

 

ガチャッ

 

シーザー:「まあお疲れ様、文さん」

射命丸:「まあ何故かあのおじいさんの能力が通った後のカメラはすごく調子がいいんですけどね…、あッ、椛さんじゃないですか」

ジョセフ:「あれ、この山って犬もいたの?」

射命丸:「椛が来るなんて珍しいですね、あ、彼女も天狗ですよ」

シーザー:(どう見ても犬のようにしか…)

椛:「山の中でこの子を見つけたんですけども…」

ジョセフ:「あぁん?犬か?ほっときゃいいじゃねぇかよ」

椛:「ダメですよ、放っておけるわけがありません!」

射命丸:「まあこっちの世界じゃシンプルな動物は非常に少ないですからねぇ…」

ジョセフ:「へぇん、そうなのねぇ」

射命丸:「ちょっと抱きたいですッ!」

 

ソソ〜…

 

イギー:(…チッ)

 

ズァァッ!

 

射命丸:「いッ!?」

ジョセフ:「こ、これはッ!?」

イギー:(『ザ・フール』、近づくんじゃねぇぜ鳥公、おれが認めたのは『二人だけ』だ)

射命丸:「あのおじいさんと一緒だ、この感じ…似ているッ!」

イギー:「ガルルルルルルルル…!」

射命丸:「す、すみませんッ!しません、しませんからッ!」

イギー:「…」

    (やれやれだぜ…、ッ!)

 

シュゥッ

 

シーザー:「き、消えた…」

 

テテテテ…

 

イギー:(この匂い…、あった)

 

カプッ

 

シーザー:「コーヒーガム…?」

ジョセフ:「ドッグフードとかじゃねぇの?」

射命丸:「一体…」

イギー:(ああ…なんか懐かしい味だな)

椛:「好物、なんでしょうか」

射命丸:「それよりッ!なんで犬がこんな能力を、スペルカードですらないものをッ!?」

ジョセフ:「この世の知らないことはまだまだ沢山あるかもな…」

シーザー:「同感だ、波紋のエネルギーにスペルカード、ましてやこの守護神のようなもの…」

射命丸:「そうだッ!あなた達二人とこのワンちゃんを記事にしましょう!それなら最高の記事になりますッ!」

イギー:(俺は多分死んだ、ならこいつらはなんだ?俺と同じように死んだ奴らなのか?)

椛:「あの…この子、ここで飼いませんか?」

射命丸:「ここで?」

椛:「多分どこに行っても安全に食事を摂ることというのは保証できません、だからここで一緒に過ごさせてあげたらどうですか?」

射命丸:「…まあ食べ物の問題ならありませんが、懐いてくれるかまでは…」

シーザー:「なら、しつけは僕に任せてくれませんか?」

射命丸:「シーザーさんがですか?」

シーザー:「ええ、昔犬を扱ったことがありまして、ある程度なら分かると思います」

ジョセフ:「ケッ、できる男感出しやがってよォ…、やっぱり気に食わんぜッ!」

シーザー:「聞こえているぞ田舎もん」

ジョセフ:「にゃぁあんだとこの野郎ッ!」

射命丸:(二人とも、言葉は喧嘩ですけど口が笑っていますよ)

    「本当に仲がいいんですね」

ジョセフ・シーザー:「「なんでッ!?」」

 

ーーーーー

 

現在

1人目:ジョナサン・ジョースター(魔理沙)

2人目:ディオ・ブランドー(チルノ)

3人目:ジョセフ・ジョースター(射命丸)

4人目:シーザー・A・ツェペリ(射命丸)

5人目:空条承太郎(霊夢)

6人目:ジョセフ・ジョースター『老』(霊夢)

7人目:モハメド・アヴドゥル(霊夢)

8人目:ジャン・ピエール・ポルナレフ(萃香)

9人目:花京院典明(萃香)

10人目:カーズ(妹紅)

11人目:DIO(ルーミア)

12人目:東方仗助(鈴仙)

13人目:広瀬康一(鈴仙)

14人目:虹村億泰(てゐ)

15人目:空条承太郎『白』(輝夜)

16人目(?):イギー(椛)

 

承太郎:「イギー…、あいつは全く意地クソ悪いやつだった」

紫:「でも強さは確かなのよね」

承太郎:「あいつは人同然の精神と覚悟を持っていた、10割悪い奴なんかじゃなかったぜ」

紫:「…」

承太郎:「どうした?」

紫:「あなたには、心強い仲間がたくさんいるのね、って思っただけよ、…次はDIOの息子の話にしましょう」

承太郎:「ああ、汐華初流乃のことか」

 

To Be Continued.




呉字・脱字などありましたら、コメント欄で教えてください。
あと、キャラが崩壊していたら教えてください。
随時修正します。(できる限り頑張って直します。)
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