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その翌日、ついにアイリス・ミドガルとの試合になるわけだがこれまでの試合を見てジミナがただの運のいいやつではなく多少は実力があるとみられている。しかし多少実力はあってもアイリスには勝てない。それが世論の意見だ。そのおかげかオッズは今まで通り上がっている。
今不安なのは果たして掛け金がしっかり支払われるかというものだ。毎度毎度全財産賭けているわけで金額はかなりのものになっている。バックレようとしようものなら死の制裁を与えるだけだがな。
そんなことを考えていると、どうも入口の方が騒がしい。
「ん?あれは」
その人物をアイリス王女が迎えに行き連れてきた。
「昨日ぶり、トッキー」
「そ、そうだね、ベアトリクスさん」
「ん?昨日みたいにベアちゃんでいい」
その瞬間周りがざわつく、武神と呼ばれているものに対してベアちゃんなどと無礼なだったり、あの子とブシンベアトリクスはどのような関係なんだとか。
急に昨日のことを後悔してきた。ベアトリクスってそんなに話すタイプじゃないからいけるかなーって思って冗談で言ってみただけなのにまさかこんなことになるなんて。今日ここに来るならベアちゃんなんて呼ばなかったよ!
「あのトキ君とベアトリクス様はどのような関係なんですか?」
「親しい友達。トッキー、ベアちゃんって呼び合う仲」
さらにざわつく。頼むもう黙ってくれ。俺が悪かったから。
「そ、そうなのですね」
武神ベアトリクスが来たと聞きつけいろいろな人があいさつに来ている。その中で武神がいま誰に注目しているかと聞かれた。
「トッキーは強い。私を超えているかも。あとはシド、これから強くなる」
あーシドにもあってたんだ。なんかシドが強くなるって聞いてから回りの空気がどうも悪くなったな。周りから見てシドはただの雑魚だからこいつが強くなるなんて武神の目が節穴じゃないかって思われてるな。
ローズ王女の動向が気になり昨日観察(言っておくがストーカーではない)していたらどうにも今日行動するつもりらしい。ジミナとアイリス王女の試合も気になるところだが結果は既に決まっているので少しばかりローズを手伝ってやるか。
というのは建前でこの空気感から抜け出したかったってのが理由だ。シドはいいがベアちゃんの悪口とまではいかないが疑うような発言が聞こえてきてあまり気持ちの良いものではない。本人は気にしていないようだが俺が聞きたくないのだ。
気配を殺し廊下を見て回っているとどうやら教団の連中がいたので教団の連中もローズが今日来るとみているのだろう。
「始めるか、切リ離シタ宇宙」
時の止まった世界。動けるのは俺だけ。今の俺の時を止めていられる時間は30分。急ぐ必要はないので確実に一人一人切っていく。
しばらく切って歩いていると、黒いスーツに身を包んだ集団もいた。
「こいつらも来ていたのか。いったん時を動かすか」
時は動き出す。
「!?何者だ!」
彼女たち目線からだと俺はいきなり出てきたことになるから驚かずにはいられないようだ。
「あなたたち剣をおさめなさい。クロノス様何かありましたか」
クロノス、その名前を聞いたシャドウガーデンの人たちは一斉に跪いた。
「ここに来るローズ・オリアナの援助か」
「左様でございます」
「ここにはまだ一般人が多く人の出入りもある。その人数で行動していては嫌でも目立つ。すでにここにいる教団の連中は我が片づけた。ベータ、お前らは下がり外の警戒をしておけ」
「流石です。クロノス様、仰せのままに」
外の方をベータたちに任せ、この場にいても怪しまれるので特別席に戻った。
♢♢♢♢
席に戻るとアイリス・ミドガルとジミナの戦いが始まろうとしていた。
そして試合が始まるとアイリスが急に転がりだした。
なるほど、視線とわずかな動きでの錯覚か。この技はいわば中途半端に実力があるやつにしか通用しない。素人はこの錯覚にそもそも気づくことはできないし、強者はその錯覚を分かったうえで対処を行う。アイリスがこの錯覚に陥った時点で負けは確定している。
その後もアイリスは錯覚に翻弄され続けるも一撃を叩き込もうとジミナに挑むがあっさりと制圧され、ジミナの勝利となった。
ローズが特別席に現れたことで、こちらも始まろうとしている。
ローズは謝罪をした後、実の父親であるオリアナ王国の王を殺した。そしてその後レイピアを自分の首に近づけ自害しようとしている。
「止めろー!」
ドエムもこの展開は予想外だったようで、止めに入ろうとしている。
「それが貴様の選択か」
先ほどまで闘技場にいたジミナが窓を突き破り入ってくる。
「偽りの時はしまいだ。我が名はシャ・・「スタイリッシュ盗賊スレイヤーさん」え?」
「あっはっはっはっはっはっwwww!」
静かな空間に俺の笑い声が響く。駄目だ。今回ばかりはこらえきれない。一番の見せ場でその糞ダサい名前、ダメ無理。お腹痛いwwwww。
「あなただったのですね。あの美しい剣の持ち主は。あの剣を見たその時から私は剣の道を進むと決めてました」
あー思い出した。ローズどっかで見たことあるなーって思ってたらかつてまだスタイリッシュ盗賊スレイヤー時代の時いつもどうり盗賊を襲っていたら誘拐されてて助けた覚えがある。その後は知っての通り俺が責任をもってオリアナ王国に連れて行ってあげたんだったな。
「シャドウ、あなたがスタイリッシュ盗賊スレイヤーだったのですね。あなたがここにいるということはあのお方もいるのですか?誘拐された私の面倒を最後まで見てくださったあのお方、何度聞いてもお名前を教えてはもらえなかったので」
「クロノスよ、笑っていないで貴様も呼ばれているぞ」
ふぅスッキリ、それに呼ばれたし行くか。
今、ここにいるやつらはシャドウとローズに視線が向かってるので堂々と現れることができる。
「久しぶりだなローズ」
スライムスーツに身を包みながら歩み寄っていく。
「ああ、ようやくお会いすることができました。あなた方は孤独を恐れずに戦ってきたのに私はこの苦痛から逃れるために死を選ぼうとした。まだ戦えるはずなのに辛くて、怖くて」
ローズの頭に手を置く。
「辛かっただろ、よく頑張った。だがまだ泣くな、絶望するなそんなことをしている暇はない。お前にはまだやることがあるはずだ」
「そうだ貴様の戦いはまだ終わっていないはずだ。行くがいい」
そしてローズは決心しこの場から離れた。
「待て!」
ドエムが追いかけようとするがシャドウがそれを止める。
「増援を待っているのなら無意味だぞ。すでに我が始末した」
「なんだと!」
「なら私がやる」
そう言ってベアトリクスが剣を抜き迫ってくる。俺は避けシャドウに受けさせる。
「俺は今、武神と戦う気はない。お前に譲ってやろう。シャドウ」
「丁度、武神とやらの力を見たかったのだ。任せるがいい」
シャドウにこの場を任せ俺はこの場を去った。
♢♢♢♢
ベアトリクスとシャドウの戦い、途中からアイリスも参戦し1対2の状況となったがシャドウの有利には変わらなかった。
そして戦いの終盤だと思われる時、シャドウの魔力が町中に広がった。
「まさかあいつ・・・・アトミックを使うつもりか」
多分、やりたかったことができてハイになってるんだろうな。
「さすがにこの町を壊されるわけにはいかないんでな。The・World 時よ止まれい!」
全力で走りシャドウの背後まで行く。
「お前は正面からなら時間停止に対抗できるだろうが、不意打ちによる時間停止には対応できない。今の貴様は何も抵抗することができずに攻撃を食らうのだ。こんな風にな!」
そういいながら俺はシャドウを地面に叩きつけた。
「時は動き出す」
その瞬間、衝撃音が響き渡る中、俺は地面に降りる。シャドウは急な衝撃で魔力を維持できず街を覆っていた魔力は消え去った。
「貴様は、クロノス!」
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