乳首から魔貫光殺砲が出せたらロマンチックビーム 作:ミスターポポティンティン
無印漫画以外の設定とは矛盾している可能性があります。
ドラゴンボールの世界に産まれて10年も過ぎたある日ふと思いつく。
乳首から魔貫光殺砲が出せたら強くないかな? 不意打ちで出されたら、たまったもんじゃないぞ。フリーザの指が一瞬光ったらどころの話じゃない。
指から出せるもんなら乳首からだって出せるでしょ。むしろ乳首からのほうが出てしかるべきでしょ。出す奴は、目とか口からも光線出す世界だし……イケるイケル。
実際にちょっと試してみるか。
ちょい離れた場所に都合よく熊が見える。食料確保も兼ねてあいつを狙おう。
山の中で誰もいないし、上半身は全部脱いでしまう。すでに少しだが胸が膨らんでいるからな……。不意打ちで出したビームの結果なら仕方ないけれど、乳首部分だけ布が破れているファッションは絵面がひどすぎる。
亀仙流と、旅人と、野生児を混ぜたような生活をしているが、見なりには意外と気を使っている。このブルゾンも気に入ってるし。
オレンジの髪は、この前バッサリいきすぎて、ちょっとひどいことになってるけど……まあ、姫カットの範囲内だ。もう少し伸びた後ならね。更に整えればね。今は明らかに
そもそも、今はまだ子供で、性別の要素が薄い。
基本的な顔は、性格が悪い方のランチさんに、東洋の血が混じったような感じなので、数年もすれば美人になりそうではある。
美人になっても、多分前世のせいだが、男と付き合うのは生理的に無理だし、女ともまず有り得ない。でも普通に女ではあるので、いわゆる『
ギャルって年代によって定義が変わる感じだけど、男だった感覚からすれば、若くて見かけが良くて、ちょっと調子に乗ってたらギャルなんだよね。化粧や服はそのための文字通りファッションで……容姿を盛るってのもあるけど、その種類はあんまポイントじゃない。
そして、若くなくなった時に、『若くて容姿が良い女』から、『良い女』になれるかが、培ってきたものだ。この乳首から魔貫光殺砲も自分磨き。亀仙流の修行みたいなもんだ。いずれ世界を救ってやらないこともない。絶対無理だろうけど。
上半身の服を全て、そばの岩に掛けて準備が終わる。胸を張って、手は腰に、足はガニ股で……なんか胸が微妙にプルって狙いが安定しないな。
それに、意識したことなかったけど、乳首の向きって、それこそ胸がまったくなくて、一切ブランってしてなくても体の真ん前じゃない感じかな?
こうなるとちょっと膨らんでいるのが逆にありがたいのかもしれない。両手を腰にあてる代わりに、胸を横から寄せて絞るようにして狙いを定めてみる。
「よしっ‼」
む〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
……出ないな?
あとこのポーズは俺のプライド的にアウトだと気づいた。
この歳でちょっとエロいのは、まあ乳を絞ってるんだし、しょうがない。でも、そのちょっとのエロさ以上に、ものすごく馬鹿な子供だ。
髪が短いせいもあって、少し肉がついてる男子とほぼ同じ絵面だし……オッパイよりも馬鹿さが丸出しだ。
なんか、ガニ股が悪い気がする。じゃあ内股でやるか……? それなら一応、女の色っぽさが馬鹿っぽさを少しだけ上回る気もする。
もっと馬鹿っぽくなってる説と、それが俺のプライド的にセーフなのかは…………保留で。
前世の影響から、普段俺は内股にならないようにしてしまっている。女の骨格のせいで、自然にある程度はなるんだが、なんとなくちょっと意識して抑制してしまう。
今は意識的に膝と膝を合わせるようにして……
「よしっ‼」
む〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
む〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
……出ないな?
その代わりに熊がなんかもう目の前に出てきている。
やってる最中に、ガニ股で出ないものが、内股で出るはずもないということには気づいてはいた。それでも、諦めきれずに、出ろ〜〜って感じで乳をグルングルンと回していたのだが、これでトンボみたいに目を回してくれないかな?
いや魔貫光殺砲が出てくれたら一撃なんだが、何で出ないんだろう?
乳をグルングルン回しつつ、足をカパカパ開閉し、ガニ股と内股を交互にしてみるが、まったく出ない。ケツを高く上げながら何度もジャンプしてみるも出ない。手を乳から離し、その高く上げたケツをバチバチ叩いてみるも……まったく出る気がしない。
なぜだか『びっくりするほどユートピア』という単語が頭に浮かんできた。覚えてないけど前世で大切な場所があったのかもしれない。
「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユ」
熊がその腕を振った。
鮮血が舞う。しかし俺は無傷だ。熊の腕はまったく俺に届いていない。
無駄に生き物を苦しませる趣味はない。
森のクマーさんは、自分の腕が半ばから切断されているというショックな事実に、最後まで気づくことなく、平和にその首を切断された。
「……うん。さっさと処理をしよう。何が乳首から魔貫光殺砲だ。この15分間ぐらいの俺の人生は最初から存在しなかった。普通に熊を狩っていただけだ」
良い女ってのは沢山の経験をしていて……それだけ失敗も秘密も多いってことだ。
……まてよ? あらためて考えてみたら、魔貫光殺砲ってポイントはタメだよな? あの指を額に付けるアレ。
良い女は一度の失敗ぐらいで諦めない。
「つまり……乳首をデコに付ければいいんだな?」
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アホな下ネタばっかで、そんなこと言われても困るとは思うけどさ……。