乳首から魔貫光殺砲が出せたらロマンチックビーム   作:ミスターポポティンティン

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 数話話分の最終稿置いてあった仮想マシンのMINTがカーネルの更新でブートしなくてちょっと焦った……。

 これ書いてた時はテーマ青春で、自分を笑わす以外何も考えてなかったので、後半なぜかエヴァンゲリオンネタが始まります。読みづらいし、飛ばしてしまっても問題ありません。


涙が出るくらい怖いと思っている。本当の本当よ……。

 鶴仙流に弟子入りして数年が過ぎ、さんざんこき使われながらではあるが、まあ修行もつけてもらい、気も感じられるようになった。今では、どどん波も舞空術も出来る。チクビン波もコッソリと練習している。いい感じだ。

 

 そしてついに一人前の証の試験として仕事を与えられた。…………殺しの依頼だ。

 

 う〜ん……いざその時が来て、改めて考えると、殺しって、駄目だよね? いや、前世と比べて、この世界の治安の悪さも、法や警察の機能してなさも凄まじく、今まで、さんざん命のやり取りはしてきたのだけど……。

 

 弟子入り以前でも、旅をしていたら何回も盗賊や山賊に襲われたし、弟子入り後は、そういった悪党達相手に実践稽古を無茶苦茶やらされた結果、かなりの命を奪ってきてはいる。

 

 しかしそれらは殺し殺されの勝負に勝ったというだけだ。カタギを一方的に狙ったことなんかない。そして、今回の標的は完全にカタギだ。ヤクザの関与を拒否った会社社長と家族。これはマズい。

 

 何が特にマズいかって、ここ天国とか地獄とかある系の世界だからな……。あんま覚えてないけど、殺し屋みたいな悪人は、散々地獄で苦しんだあげく魂消滅とかそんなだった気がする。

 

「あれ、俺ヤバくね……!?」

 

 いや、それは幽白だっけか? とゆーか仏教……?

 

 まあ……、あやふやだけど死んだ悪人の存在が消滅するのは覚えている。ブウの時にベジータの魂が特別に残してもらっていて〜みたいな話があって……あれ? でもGTや超でフリーザとか出てたような……ナッパなんかも……駄目だ。覚えてないし、混乱している。

 

 そもそも、無印漫画以外を原作と考えて良いのか? というかそれ以外は前世の小さい時に一度見たきりだから、あまり覚えていないんだけどな。

 

 超なんかも話題になったダンスだけ動画サイトで見て、あとは漫喫とかでパラパラ読んだだけだ。

 

 ドラゴンボールが好きだからこそ、無印と違うものはその違いが気になったんだよな。二次創作ぐらい完全に別物なら、むしろ楽しめたんだけど。ホントちゃんと見とけばよかった。

 

 

 この世界に産まれてもう14年。昔のことどころか、前世のことなんか、うろ覚えなのは当然だ。前世の影響は確実に受けていて、普通の女にはなれないが……それでも、まったくの別人だしな。

 

 同じ人間と考えたって、成長期なら、数年前なんか別人だ。14年以上前の自分の記憶や人格なんか、まともに維持出来ていない。

 

 それでも漫画版のドラゴンボールと、初期のアニメの記憶はかなりあるってのは、それだけあれが名作で……文字通り、魂に刻みこまれたんだろう。

 

 

 でも、14歳。前世で言えば、中2か。チルドレン……エヴァンゲリオンとかあったな。あれも初期の方しか見ていないし、当時は女の子の可愛さ以外はピンとこなかったが……やはり魂に刻まれているんだろう。

 

 今の俺の心の中にさえ、まだキャラクター達が存在して、例えば自分がシンジ君になっての脳内会話とか余裕で出来る。

 

 

――逃げていい! 逃げていい! 逃げていい! 逃げていいのよ! シンジ君! あなたは子供なんだからね! 殺し殺されなんかに関わらなくていいのよ!

 

 

 ほら、全くもって、ミサトさんがかけてくれるような言葉ではないのに、完全に彼女の声で脳内再生が出来る。

 

 

――壊れそうな子供に……戦えって言うのも、戦わなくていいって言うのも、本当にすごく怖いことだわ……。それをろくに感じていなかったから偉そうに喋れていた。助言をしている気になっていた……助けようとなんてしていないのに。そもそも、私達が見ていたのはあなた達ではなくて、Children……ただ都合よく動けと……大人とは違う関心と苦しみを抱くなと……嘲りと苛立ちと、偽物の笑顔をぶつける的。便宜上番号を振っただけの、実際はひとくくりの子供達。あなたが the third child とは呼ばれなかった理由よ。個別の存在じゃないの……。

 

 

 ミ、ミサトさん……。

 

 

――そんな私が……そんな私は……今でも言えることなんて、結局、大人から子供への言葉だけ……。でも、今度は本気の助言。あなたを助けたいと心から思っている。涙が出るくらい怖いと思っている。本当の本当よ……。聞いてくれる? シンジ君。今更……私に、あなたを少しでも助けさせてくれる?

 

 

 …………ありがとう。ミサトさん。聞かせてよ……助けの言葉を。心を重ねて、お互いに……勇気を出して進もう。

 

 

――シンジくん………、……………女の子の、病室で、オナニーをするのは駄目よ…………。

 

 

 えっ…………?

 

 

――勘違いしないで! シンジ君! オナニーは健全なの! シンジ君! オナニーをするのはいいのよ。シンジ君! 恥ずかしがらないでいいのよ! シコリ君!

 

 

 シコリ!?

 

 

――シコッっていい! シコッっていい! シコッっていい! シコッっていいのよ、シンジ君! シコシコシンジ、イッキまぁっーーす! ってノリでいいのよ! イキます…………ぅ……! って感じでもOKよ! 

 

 

 セクハラじゃん!? 名前いじりも今、特に厳しいよ!? どこが助言なんだよ、ミサトさん!?

 

 

――でも、時と場合はあるのよ! 人類の大事なパイロットの病室よ! 監視カメラが付いてるの! 当たり前なの! リアルタイムで見ている人員も大勢いたのよ! たまたまマヤも見ていたわ!!

 

 

 っ!

 

 

――なんで自分の手になんかに出したの!? 顔とかにかけようとして踏みとどまったの!?

 

 

 っ!!

 

 

――踏みとどまるタイミングそこなの!? 射精直前なの!? あなたの中で『外出し』みたいな感じだったの、あれ!? アウトよ!! ただただアウトよ!!

 

 

 っ!?

 

 

――何度もいうけど、シコるのはいのよ! あなたがオナニーの時と場所に苦労しているのは知ってたの! アスカだって……ピリピリしつつも匂いのこととか言わなかったでしょ!? 換気はともかく……貴方は手をよく洗っていたし……信頼もあったのよ! ご飯だってちゃんと食べてくれてたでしょ!? 流石に変なものは入っていないって信頼して飲み込んでいたのよ! あの娘は下着一式をすり替えられた疑念をも飲み込んでいたのよ! あなたが上下新品を買って、着古してから交換したアレよ! 部屋と服と体についた匂いは本当にひどいものだったけれど……アスカもアタシもちゃんとあなたを尊ちょ

 

 

 待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て! とりあえず終わろう。終わろう。脳内会話だし、終わらせよう! 終わり終わり終わり終わり終わり終わり逃げていい逃げていい逃げていい逃げなきゃ駄目逃げなきゃ駄目逃げなきゃ駄目、逃げなきゃっ! 駄目なんだ!!

 

 

 ハァー! ハー、ハー……。

 

 

 えっ? 俺、シンジ君じゃないよね? 前世の20代後半くらいからの記憶ないけど、1回シンジ君になってるとか無いよね? クロスオーバータグはちょっと銀河パトロールジャコ関係が出るだけだよね? 

 

 

 ま、まさか生きていて、脳内会話の果てに自分の前世がシンジ君じゃないかと慌てる日がくるとは……。ドラゴンボール世界にTS転生したことに匹敵する魔訶不思議アドベンチャーだぞ……。

 

 

 

 

 

 




シンジ「笑えばいいと思うよ」
レイ 「無理」

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