「なんで嘘をついたの…」
「もう全て本当の事を話して」
「わかった」
「俺の本当の名前は、砂狼シュイだな」
「まあ正確には、天狼が正しいけどね」
「なんで、砂狼である事を隠したの?」
「それを言うには、過去の事を話さないといけないね」
俺とシロコは一応家族だった
シロコの親が捨て子だった俺を養子にしてくれたからな
…俺達が3〜4 の時、親が俺達を庇うため殺された
理由?親と俺達には、ヘイローがあったからだと
何故って?
外の世界の人間は自分達と見た目が違うだけで非難するからな
それでヘイロー持ちだったから殺しをしたらしい
で、親が逃がしてくれた後、親とシロコだけで生きていた
…記憶が無い?当たり前だろ
俺が薬でそうしたからだよ
なんでって?
あのクソッタレな世界を忘れさせてやりたかったからだよ
俺はキヴォトス行きの電車のチケットをお前に渡し、薬を刺した
だからキヴォトスに来た時記憶喪失になったんだろうな
それだったら何でペンダントを持って行かせたのって?
…あれは亡き親の唯一残った遺品だから
親が俺達に託した物だからだよ
「つまり私の家族は…」
「俺だね」
「最後に質問していい?」
「ああ、大丈夫だよ」
「何でシュイはいや兄さんは、キヴォトスに来たの?」
「…妹が無事か確認したかったから」
「これで満足かシロコ…」
「うん、色々知れたよ兄さん」
「そうか」
「なあシロコ」
「なに?」
「お前は、これからどうしたい?」
「私は…」
私は…
私は…もう
「また、兄さんと、家族で、在りたい」
「…駄目、かな?」
「君が、いや妹が、そう言うなら、俺も家族で在りたい」
「兄さん!」
シロコを優しく抱擁するシュイ
「ごめんな、今まで苦労かけて本当にごめんな」
「いいよ、兄さんが私を守る為にやったのだから…」
「今度こそはもう一人にしないよ、」
「ん、もう私も兄さんに辛い決断はさせない」
屋上にやってくる先生たち
「せ、先生あれって!」
「彼らはそういう関係だった!?」
「誰か声かけに行きなさいよ!」
一同「無理無理無理無理」
「そうだ、電話を使えば」
「ナイス、アイデア先生!」
電話の音
「ん?なんだろう?」
「準備が終わったみたい」
「じゃ、行こうか?」
「うん!」
部室の中
「ごめん、ごめんって皆どうしたの?」
一同「な、何でもないよ…」
シュイ、シロコ「?」
「いや〜無事借金も土地も返ってきて、良かったね~」
「これもそれもシュイと先生のおかだよ〜」
「そんな事無いよって、ちょ俺のケーキ〜」
「ん、奪われる方が悪い」
「だったら、こうだ!」
「それは、私が狙っていたピザ」
「まぁまぁ仲良く仲良く〜」
「先生はこれからどうするんですか?」
「私は、シャーレに戻ろうかなって」
「そうですか、何かあったら私に連絡下さいよ?」
「そうさせてもらうよ」
その日の夜
「いやだからさ〜」
「シロコ流石にシャワーから出たらタオル一枚でも良いから羽織って⁉」
「ん?何かおかしい?」
「アウトだよ〜」
「あ、伝え忘れたけど」
「今度は何〜?」
「明日から私もここで暮らすから」
「え〜⁉」
「あ、まあ部屋余ってるから良いけどさ」
「じゃこれからよろしく、兄さん?」
「ちょ、俺のベッド〜」
次回 時計じかけの花のパヴァーヌ編
天狼達とテラー達、その後は…?
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天狼かテラーが先生を継ぐ
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誰かと結婚して、普通の暮らしをする
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旅に出る
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結婚した上で先生をどちらかが継ぐ