黒狼   作:雨宮朱雀

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「怠惰、暑い、今日」
「やばいよ、主が壊れた」
「はぁ、これ渡して」
「こ、これは!」
ブルアカの薄い本
「シロコ、可愛い、テラーの、増えて欲しい」
バン!
「キショい」
「それはそう」


強く成り行く

シュイが居なくなって約一週間後

「シュイが居なくなった!?」

「うん、探してもいないし、連絡も取れない」

「捜索届けは?」

「もう出した」

「でも、見つからないか…」

…彼は何が目的なんだ?

「もしかしたら、次の目的は、デカグラマトン達?」

「…なら、奴等を倒せば」

 

「それは無理でしょう、先生」

「誰⁉」

「私ですか、そうですね~」

 

「あなた方が、神や邪神と呼ぶ者ですかね?」

 

「…彼の味方かな?」

「はい、我々は彼の味方ですよ」

「で、無理と言うのは?」

「彼もデータや、複製の為戦っているからですよ」

 

「既に預言者達の殆どが彼に滅ぼされてますよ」

「あちこちで異常な反応があるのは…」

「彼が…」

「力を使っているから?」

「その通りです」

 

 

「彼を止めたいなら、貴方は船を探した方が良いですよ」

「…船?」

「はい、これからの戦いに必須になりますよ」

「一体、それは何なんだ?」

 

「古代遺物、彼の身体にある契約の門より弱いが」

「ま、次元の干渉が可能のブツですね」

「古代遺物、いや、ウトナピシュティムの本船」

 

「ウトナピシュティムの本船?」

「アビドス砂漠の何処かにありますよ」

「アビドス砂漠ってどんだけ広い所を…」

「はいはい、ヒントが欲しいんでしょ?」

 

「ん~、そうだな~、カイザーがいた後を探したら?」

「カイザー?でも確か今はエヴォルが…」

「エヴォルは手を引いているから大丈夫ですよ」

「何でそれを?」

「なんでって、そりゃ〜」

 

 

「エヴォルの社長こそ、天狼シュイ、いや主なのだから」

 

 

「え?そんな事は彼から聞いていないが…」

「当たり前だろうね、彼が…」

 

 

 

「先生とシロコの責任を引き受けるつもりなのだから」

 

 

 

「彼の目的は…」

「お察しの通りですよ、先生」

 

「もし、あなたが彼等を助けたいなら」

「…ウトナピシュティムの本船の起動」

「そして、カードの使用」

「私自身の」

 

「わかったいるなら大丈夫ですかね」

「ですが…可能性も有りますよ」

 

「可能性?」

 

「先生、あなたが向かう選択次第では彼を…」

 

「引き止める事ができますよ」

 

 

「さっき言ってた次元の干渉って?」

「うーん、それはネタバレになるから言えないな」

「ま、一言、言うなら」

 

 

「今回の相手はあなた達の常識は、ほぼ通じない」

 

 

「そんな相手にシュイはどうやって戦おうと…」

「教えてくれないか」

「…仕方無いな~」

 

「彼は契約の門、いや、あの魔王に魅入られた化け物」

「どんな手を使っても、彼には皆勝てない」

「彼もまた、常識が通じない奴だよ」

 

「契約の門って?」

 

「我々、神や邪神、怪物と契約ができる兵器」

 

「しかし代償が貴方のカード以上な代物だよ」

 

「代償…」

 

「彼の代償は」

 

 

 

 

 

 

「家族、友人、恩人の死が代償」

 

 

 

 

「死!?」

「大切な者が奇跡的に全員死んだんだよ、彼は」

「残っている者の為に」

「彼が戦う理由と、その強さの理由は…」

 

「これで良いですか?」

「あぁ、ありがとう」

 

 

「では、あまねく奇跡の始発点でまた」

 

 

 

 




次回 天狼シュイを捕獲せよ!

天狼達とテラー達、その後は…?

  • 天狼かテラーが先生を継ぐ
  • 誰かと結婚して、普通の暮らしをする
  • 旅に出る
  • 結婚した上で先生をどちらかが継ぐ
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