英雄派(マジ) ちょっと変わったギャラハッドを添えて   作:静かなるモアイ

1 / 28
ギャーさんINしました。


赤龍帝、芸能界に入る!!
そのギャラハッド、普通じゃない


西暦✕✕年!!世界……ではなくブリテンは炎に包まれた!!

 

「しねぇぇぇぇえ!!赤いの!!」

「くたばれぇぇぇ!!白いの!!」

 

アーサー王伝説から少したったある日のこと、ブリテンの守護龍である赤いドラゴン、そして赤いドラゴンのライバルである白いドラゴンが周囲の事を一切気にせず大喧嘩を繰り広げていた。辺りは2匹の大喧嘩で吹き飛び、炎で燃やされ、毒で消えていく。

 

「ちっ!!これじゃあ戦争どころじゃねぇ!!」

 

だが、そこは2匹のドラゴンだけではなく、堕天使や天使+神様だったり悪魔も居たのだった。堕天使、天使+神様の天界勢力、そして悪魔は三大勢力と呼ばれており……絶大な権力と影響力を持っている。

このご時世、ヨーロッパではローマ帝国を筆頭にキリスト教が大きな影響力を持っており、世界に広まろうとしていた。必然的にキリスト教の神話である三大勢力の影響力も高いのだ。

 

そんな三大勢力であるが、世界規模の大戦争を行っており、天界、冥界、そして何故かブリテンで戦っていた。

 

「あーあ、もしもし?ここブリテンよ?キリスト教の国じゃねーよ?やるなら外でやってくれない?」

 

そんな戦場に1人の白髪の青年がやって来た。三大勢力と赤いドラゴンはその青年を知っている。

青年はギャラハッド。寿命などの理由で死んでいった円卓の騎士の生き残りであり、元々の存在は神様が最強の騎士ランスロットの遺伝子とキリシタンの魔女の遺伝子を掛け合わせて産み出したデザインベイビーであり、作られた訳は聖遺物である特級呪物と化した聖槍ロンギヌス、万物の願いを叶える願望の器 聖杯を回収するための装置としてだ。

本来ならギャラハッドはその2つの聖遺物を回収し、天に召されて死ぬ。それが物語であった。だが、神様に想定外の事が起きたのだ。それはなんの手違いか、並行世界で勉強しすぎて過労死した医大生の魂がギャラハッドに乗り移ったのだ。そのため、物語のレールがぶっ壊れた。

 

『ケイ先生!!農業革命起こすわ!!石灰もってこーい!!』

『やめんか!!』

 

『衣類革命じゃ!!食文化革命じゃ!!ヒモのカボチャパンツより、ゴム紐のパンツに決まってるだろ!!』

 

『なぜ風呂がない!?不衛生は敵じゃ!!』

 

ブリテンの文明がアップするわ、キリスト教の布教が停められるわ、何故かランスロットがおパンティーを被った変態になるわ、散々だった。

 

そして神様的に最も赦せないのが……

 

『ドラゴンボールよ!!俺の寿命伸ばして!!やりたい事がめちゃくちゃ有るんだよ!!』

 

昇天する筈なのにギャラハッドはそれを拒否し、聖杯で寿命を伸ばしたのだ。とは言え、ここでギャラハッドにとっても想定外が起きた。ギャラハッドとしては寿命が令和の平均寿命まで伸びれば良いと思ってたが、聖杯は三大勢力の物であり……なんと天使や堕天使、悪魔の平均年齢……つまり不老不死にしてしまったのだ。

聖杯と特級呪物ロンギヌスを回収できず、神様は三大勢力の秘密兵器 神器としての聖杯とロンギヌスを1から作る羽目になるしついていない。

 

「ギャラハッド!!貴様……まだ生きていたか!!」

「おう。アルちゃんと一緒に隠居生活だ……此処は人間界だ。それと、ドライグ……今は人間の時代だ」

 

ギャラハッドは腰に提げた聖剣アロンダイトを抜刀する。

聖剣アロンダイト、本来ならランスロットの物であり……やがて三大勢力に渡る神造兵器。しかし、此処ではおパンティーを被ったランスロットに嫌気がさして、ギャラハッドが拾った。そのご、アルコール消毒+石灰消毒+塩揉み消毒?を得たことは内緒だ。

 

アロンダイトを右手に持ち、一歩踏み出すギャラハッド。その瞬間、数多の天使、堕天使、悪魔がギャラハッドに砲撃を行う。

 

「それじゃ、不法入国者にもお仕置きしないとな」

 

バチン……ギャラハッドの左手に赤い電撃が一瞬走り、彼の左手に紅い十文字槍が握られた。特級呪物ロンギヌスであり、ロンギヌスがどろっと血のように溶けると瞬時にロンギヌスは剣に形を変えた。

 

迫り来る数多の飽和砲撃。天界、堕天使、悪魔はギャラハッドが危険な存在だと理解しており、ここで消すつもりなのだ。

しかし、ギャラハッドはその場から瞬時に消えた。

 

「へ?」

 

その瞬間……大地に血の雨が降り注ぎ、それと共に堕天使や天使、悪魔だった肉片が遅れて降り注ぐ。

 

「よっ、人間嘗めんな魔王様」

「ルシファー様!!」

 

ルシファーと呼ばれた悪魔の王の眼前に、ギャラハッドが現れてはアロンダイトで真っ二つに切り裂いた。ルシファーは何が起きたのか理解できず、次々と人外達はギャラハッドの手で殺されていく。

 

「アザゼル!!」

「分かってるさミカエル……休戦だ!!殿は俺とミカエル!!他は総員撤退だ!!天使ども!!神を連れて逃げろ!!」

 

「自称神様!!お前は殴る!!」

「ぐぁぁぁ!?てか、それ蹴り!!」

 

「「神様!?」」

 

ギャラハッドに蹴られ、神様は地面に激突する。

 

「神が魔王ごときが俺達の邪魔をするな!!」

「じゃあ、人間は邪魔しまーす。そらよ、アルちゃんから処分しろと言われた10年物のシュールストレミング!!百人前だ!!」

「くさ!!」

 

シュールストレミング。それはニシンを発酵させた生物兵器の異名を持つ缶詰であり、ギャラハッドはそれを何処から取り出して、赤いドラゴンの鼻に詰め込んでいく。余りの激臭が鼻の中に充満し、赤いドラゴンは倒れた。

 

「次はお前の番だ白トカゲ。足の関節からして、ドラゴンは獣脚類と見た。つまり、爬虫類だな」

「なっ……なにをするきだ!?」

「貴様には同じく発酵食品、西のシュールストレミングのライバル……東のホンオフェやろう」

「ぐぅぅぁぁぁぁあ!!」

 

ホンオフェ。それはシュールストレミングと双璧をなす発酵食品であり、食材兵器。エイのお肉をとある方法で発酵させ、栄養価と引き換えに激臭と刺激的な味を手にしたのだ。そのホンオフェ数十人分を白いドラゴンの口の中に放り込み、激臭と刺激的な味のWパンチで白いドラゴンは意識を手放した。

 

「そして自称神様に問題だ。パンチとキック、どっちが強いと思う?」

「なっ……なにをするきだ!?」

「ヒント……消費カロリーではキックの方が多い。大ヒントは太ももの筋肉は上腕の筋肉より多いぞ」

 

「神様!!」

 

ミカエルと呼ばれた天使がブリテンから取った聖剣エクスカリバーでギャラハッドに斬りかかる。だが、エクスカリバーの刀身はギャラハッドの肩に当たり、停まる。

 

「なっ!?」

「なにって?しっかりとした食事と催眠で鍛えぬかれた筋繊維+魔力放出を用いた強化が負けるわけ無いだろ?なに言ってるんだ」

「しかし、エクスカリバーは神様が造り出した聖剣……」

「いや、それ星が作った物だから。お前のじゃないから」

 

ギャラハッドは拳を握り、ミカエルの顔面を殴り飛ばし……エクスカリバーを回収する。

 

「全知全能の神様なら何とかしてみろよ……なぁ?国家元首なら不法入国がダメなことも分かるよね?」

「此処は私が作った世界だぞ」

「キリスト教の教えでわね。でも物理学じゃそんな訳はない。人間作ったなら分かるだろ?人間の染色体の数は?男子なら何染色体?女子なら何染色体?さあ、答えて」

「染色体!?なんだそれは!?」

 

人間の染色体の数は46本だよ!!男の子はXY染色体、女の子はXX染色体だよ。Yが有れば男さ!!

 

「なーんだ、染色体さえ知らないのか……人体作るなら知ってると思ったが。取り敢えず、キンタマを蹴る!!」

「ギャァァァァァア!!」

 

蒼天に全知全能の悲鳴が響いた。その後、風の噂で月のアルテミット・ワンの手で神様が死んだことが広まったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千年+α後。

 

ギャラハッドは騎士王ことアーサー王ことアルトリア・ペンドラゴンと共に各地を転々としながら生きていた。

アルトリアはドライグの遺伝子を持っており、言うならば人の形をしたドラゴン。なのでギャラハッドと同じく寿命はない。

 

三咲とかいう地方都市で、魔獣創造とかいう神器を宿した少年と意気投合したり。

 

『ポケモン行ける?』

『もちろん行ける』

『未来視できる魔獣出したら、未来のポケモンや未来のジャンプ読めるぞ』

『マジで!?やってみるわ!!おっ!!この無為転変使えるな!!写輪眼出来んじゃん!!術式も無為転変使えば行ける!!』

 

まあ、その少年は平成初期に抑止力(人外側)のお陰で原因不明の病死してしまうが。

 

神様が生前に無限にばら蒔いた神器のお陰で、堕天使や天使、悪魔が色々やっていたが……現場を抑えては半殺しにしたりして過ごしていた。

 

 

 

「アルちゃん。暇だな」

「なんで社長に成ってるんですか、貴方は……」

「1から採用されるより、起業した方が楽だからな」

 

東京都某所 とあるビルの一室でスーツ姿のギャラハッド、私服姿の騎士王が居た。

 

そのときだった。ギャラハッドのオフィスの電話が鳴り響く。

 

「はい。ごじろくじプロダクションです」

『俺は英雄曹操の末裔だ!!ギャラハッドだな?貴様も俺と同じく、英雄の生まれ変わりで子孫だろ?同士に成れ!!』

「採用に関してはホームページを参考に。履歴書のPDFを送ってください」

 

そう告げてギャラハッドは電話を切った。

 

「迷惑電話だったわ」

「最近多いですね」

 

英雄(笑)と英雄(マジ)の邂逅が迫る。




次回はギャーさんの会社に、英雄(笑)がやって来る。

曹操「英雄(マジ)に俺はなる!!」
ギャーさん「そのまえに、採用試験な?」

やってみたいネタ

  • ごじろくじ、ローションカーリング
  • 曹操、無人島を開拓する
  • 三大勢力、格付けチェック
  • 円卓、マリカー対決
  • 曹操、ヤーナム体験
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。