英雄派(マジ) ちょっと変わったギャラハッドを添えて 作:静かなるモアイ
格付けチェックがいよいよ始まった!!
今回の格付けチェックのお題は全部で5つ。先ず最初のお題は芸術、2つ目は音楽、3つは魚介、4つ目は肉、そして最後のお題は中華料理である。この5つのお題で『高い物』を選べば良いのだ。なんで酒が無いのかって?イッセーとラプ様は法律的に呑めないから
「つまり!美味しいのを選べば良いのだな!」
大人気アイドルグループ horox のリーダー兼末っ子のラプラス様が言う。確かに美味しい物を選べば大体は高いだろう、これに関してはイッセーや舞元(曹操)、ガウェインやチャイカもうんうんと頷いている。
ぶっちゃけ、ごじろくじのメンバーは高いお店に行ったことがなく、ギャーさんに飯を奢ってもらっても近所の居酒屋、少し高いがお得なステーキ屋さん等々……味の価値を考えればお得なお店にしか連れていってもらった記憶しかない。だからこそ、美味しい物=高級で判断するしかない。
「いや、そうとは限らないぞ。人によって美味しい、微妙は分かれる。
5000円で非常に飲みやすくて美味しいワインもあるし、反対に100万のワインでも値段の価値が有るのか疑問が出てくるワインだって有るんだ」
しかし、サーゼクスが助言を行う。三大勢力の三大良心(苦労人シェムハザ、プニキことウリエル、そしてサーゼクス)の1人である唯一マトモな魔王様だったサーゼクスが言うには、5000円でも非常に美味しく……お手頃なワインも有るのだ。反対に100万のワインでも、5000円(旨いやつ)と比べて……本当に値段の価値があるのか?と疑問に思う高いワインもある。
「それじゃあ……味は参考にならない場合も有るって事ですか?」
「そうだと思う……なぜ高いのか、そう言う知識を持って判断するのが良いだろうが……私もそこまで詳しくない」
イッセーの疑問に対してサーゼクスが教えてくれた。サーゼクスの良そうだが、この格付けチェックは『なぜ、高いものはこうなのか?』という知識や知恵も必要になってくるのだ。なので、美味しいから、綺麗だからとかは場合によっては参考にならない。
偽物の選択肢でも、間違えやすいように……安いお肉を調理の工夫で最高級に迫る美味しさに上げている場合もあるだろう。
「ふっ……勝ったな、ミカエル」
「ええ、そうですね」
チャイカやガウェインは配信や筋トレをしていて、高級のお店に入っていない。それに元はエルフと中世の円卓の騎士、高級店に入る機会は少ないだろう。
イッセーと舞元は経験不足。イッセーはデビュー前は完全な民間人であり、舞元なんて戸籍すら作って貰えなかったド田舎出身!!
サーゼクスは他の元魔王(セラフォルーはクビ、アジュカ?グーパンされたよ)と違って働き続けてきた。人間界のお店にはろくに行っていないだろう。
エルド・クロニクルとラプラス・ダークネスは分からないが、少なくともアザゼルとミカエルと比べて人生経験は短いこと間違いなし。エルドPは行ってても90前後であり、経験はアザゼルと比べて少ないのだから。
それに比べて、アザゼルとミカエルは仕事をサボり…………げふんげふん!!様々な高級店に入った。旨いものは知り尽くしている!!
だが…………アザゼルとミカエルは早速降格する事となる。
「それでは最初のお題は芸術!!日本の芸術と言えば盆栽が有名!!そこで、最高級の盆栽を見極めていただきます!!」
司会のギャーさんが宣言した。すると、2つの盆栽が現れた。どちらも素人が見れば立派な盆栽であり、どちらが正解でどちらかが不正解だ。
「正解の方はお値段一億円。この日のために、お借りしました」
「「「一億円!?」」」
なんと、正解の盆栽はお値段一億円!!対して、不正解は?
「不正解の盆栽は魔虚羅がノリノリで作った盆栽です」
「「「魔虚羅、なにやってんの!?」」」
不正解はジーニアスが持つハジケリスト式神 魔虚羅がノリノリで作った盆栽。一億円の盆栽と比べて、素人目ではどう違うのか分からないが……超一流をキープする人々は、間違えるわけない無いだろう。
「最初から無理ゲー!!違いが分からないんだけど!!」
イッセーが盆栽を指差して、ツッコミを響かせる。盆栽なんて、普通のタレントが分かるわけない。もはや、趣味の世界の芸術を格付けチェックしろとは無茶振りだろう。
「盆栽の他に、ブルーアイズ・アルティメットの書き下ろし限定モデルの本物とか有ったけどな。現物、ジーニアス持ってるし」
「あの子、なんで持ってるの!?」
盆栽、生け花、ブルーアイズ・アルティメット、等々の案があったが……幹部職+ヒロインXの投票で盆栽が選ばれたのだ。
そんな、無理ゲーの盆栽を見て、どちらかに決めなければならない。格付けチェックは基本的にAorBの二択、たまにCも入れた三択となるのだ。選んだ後は、選んだ選択肢の部屋で待機して、正解か不正解を待つのだ。
悩んだイッセーと舞元曹操は、Bを選び、Bの部屋に向かう。
「やあ、君達もこっちか」
Bの部屋に辿り着くと、そこにはエルドPとラプラスちゃまが待っていたのだ。
「ホロライブのプロデューサーさん!」
「正解だよ、安心して。あの剪定の切り口、見たことがあるから」
笑みを浮かべてそう告げたエルドP。すると……
「おめでとう!!君達は正解だ!!」
ギャーさんが部屋にやって来た。つまり、Bが一億円盆栽、Aが魔虚羅の盆栽と成るのだ。
「ミカエル!!どうなってる!?俺達が超一流から落とされたぞ!!」
「アザゼル……まだ挽回できますよ!!」
2つ目のお題は音楽。
「音楽はバイオリンの演奏です。正解のバイオリンは六千万の高級モデル、不正解は町の楽器屋で売られている入門モデルです。演奏してくれるのはこちら!!」
次は音楽の問題であり、バイオリンを音だけで当てるのだ。
正解のバイオリンは六千万の高級モデル。不正解は楽器屋で売られている入門モデルのお手頃な値段のバイオリン。そして、このバイオリンを演奏するのは……
「トリスタンです。宜しくお願いします」
トリスタンである。
「「どっちも一緒じゃねぇぇぇか!!」」
アザゼルとミカエルは違いが分からず、勘でAの部屋に入る。だが、Aの部屋には誰も居らず、モニターを見ると他のチームは全員、Bの部屋に居たのだ。
「アザゼル。我々の勝ちですね」
「ああ、これでサーゼクスとチャイカは二流、他は俺達と同じ一流だな」
ニヤリと笑みを浮かべて、勝ちを確信するアザゼルとミカエル。すると、部屋にギャーさんがやって来た。
「よっしゃ!!」
「間違えたわ」
ギャーさんは出ていった。アザゼル、二流に落ちる。
ここからは食べ物の格付け。お題の食べ物を食べるとき、見た目で判断しないように、目隠しをして食べるのだ。
「3つ目のお題は魚介!!折角なので、日本限定で……物でいきましょう!!
3品目はコイの洗いで行きます」
「「コイの洗い?」」
コイの洗い。それは日本で馴染みのコイの刺身であり、養殖で寄生虫の居ないコイの刺身と言えば分かりやすい。だが、洗いとついており、ただの刺身ではない。死後硬直が始まってないコイを捌き、薄く切ってお湯で余分な油を落として冷水で冷して引き締める。こうすることで、美味しくいただけるのだ。
「古来より、コイはタイに並ぶ高級食材!!正解は高級料亭のコイの洗い、不正解は」
ギャーさんがそう告げると、モニターに映像が映る。そこには、奥多摩の川でコイを捕獲するベディヴィエールの姿であった。
「不正解はベディが捕まえた野生のコイを使った洗い。寄生虫は魔虚羅が消してくれたから、安心してくれ!」
「「正解と不正解が違いすぎだろぉぉお!!」」
イッセーと舞元の場合。
「俺は……Aかな?」
「そうか?Bの方が歯応え有ったぞ」
イッセーはA、舞元はBを選ぶ。
「社長だって、洗いはコリしてるって言ってたな。イッセー、Bにしろ」
「そうだな……そうするよ」
イッセーと舞元の新人ライバーチームはBを選んだ。
だが、Bに行くと……
「よっ!」
疫病神……ここまで2連敗、現在二流人外のアザゼルが待っていたのだ。
「「チェンジで」」
チャイカとガウェインの場合。
「コイなんて、初めて食うわ」
「私も。あんまり、刺身なんて食べませんからね」
人生初のコイの洗いを食べる。醤油で食べるのも良いが、本場のコイの洗いはカラシ酢味噌で食べるのだ。
「ガウェインや。どうすんの?チャイちゃんは……Aかな?勘だけど」
「そうですね。ここは貴方に任せます」
チャイカとガウェイン、Aを選択。
ラプ様とエルドPの場合。
「Aだね。Bは確かにエサ抜きを頑張った……だけど、お店で本来出されるコイは基本的に養殖だ。
Bは固すぎる……うん、これは自然界で引き締められた天然物だな」
「なんでそんな知識あるの!?プロデューサーが恐くなってきた!!」
エルドPの判断でAに決定。
グレモリー兄妹の場合。
「リアス、君が決めろ」
「お兄様!?」
「私……生魚初めて食べたから」
サーゼクス首相、人生で初めて生魚食べる。Twitterでごじろくじの皆様から「人生損しすぎ!!」「美味しいのに……」とかコメントが寄せられたとか。悩んだ挙げ句、Bを選ぶ。
A2組、B3組と分かれたが……結果は……
「Aの皆さん!!おめでとう!!」
Aであった。その結果、アザゼルとミカエルは三流まで降格、グレモリー兄妹は二流に降格、イッセーと舞元は一流に落ちたのだった。
4つ目のお題はお肉。皆、大好きなハンバーグである。
「正解のハンバーグは神戸牛と金華豚の合挽きハンバーグ。不正解のハンバーグは、黒毛和牛と食用豚の合挽きハンバーグだ」
正解のハンバーグは世界最高峰のお肉であり、和牛の頂点 神戸牛と最高級の豚 金華豚の合挽きハンバーグである。間違いなく旨い。
不正解のハンバーグは神戸牛などのブランドを名乗ることを許されなかったが、それでも美味しい一般的な黒毛和牛と豚肉の合挽きハンバーグ。
「余裕じゃねーか。俺は神戸牛をよく食べるぜ」
疫病神アザゼルが自慢げに告げる。
「だまれ、疫病神。なんと、不正解の黒毛和牛のハンバーグには、ごじろくじが誇る料理上手……ベルさんが裏技を用いて美味しく仕上げてます!!」
だが、不正解の黒毛和牛ハンバーグには……ベルさんが裏技を用いて、物凄く美味しく仕上げているのだ。
神戸牛ハンバーグは間違いなく美味しいだろう、しかし……こちらは裏技なし。普通にハンバーグを作っただけ。対して、不正解の黒毛和牛ハンバーグはベルさんが明日から主婦の皆様も使える裏技をふんだんに使ったハンバーグなのだ。
では、ここでベルさんの裏技を見てみよう。
「良いか?肉の油は手の温度で溶けてしまう。だから、肉を混ぜるボールはキンキンに冷しておくことだ」
キンキンに冷されたボール、そこに牛肉、豚肉のミンチを入れて合挽きミンチを合成して、ハンバーグの材料をぶちこんで混ぜていく。
「ここからが時間の勝負だ。一気に混ぜて、タネを作る」
タネが完成すれば、それを冷蔵庫に入れたベルさん。
「直ぐに焼いても良いが、直ぐに焼けば肉のやけ縮みが起きやすい。それが起きると、ハンバーグに亀裂が入って肉汁が流れ出してしまう」
30分~3時間後。
「冷す前に形を作っても良いし、それはお任せだ。俺は冷して休ませてから作るけどね」
焼く前に取り出し、ベルさんは……なんとハンバーグの中にスーパーに置いてある牛脂を入れたのだ。
「これが決めて。ハンバーグの肉汁って言うなら油なんだ。この牛脂を入れると、肉汁たっぷりの美味しいハンバーグになる!!」
そして裏技ジューシーハンバーグが完成した。
「さあ、召し上がれ?因みに俺が作ったのはBな?」
その結果。
「「「「アザゼルと一緒だ!!終わったぁぁあ!!」」」」
余りの美味しさに、イッセーと舞元、チャイカとガウェインはBを選んでしまった。そして、そこにはアザゼルが居たのだ……そう言うことである。
「Bはめちゃくちゃ美味しかったけど。肉と油の種類が違うように感じた。でもAはそれがない……美味しさだけならBを選んでた」
エルドP、普通の牛脂と黒毛和牛の油の違和感を感じとり、めちゃくちゃ美味しかったBではやくAを選ぶ。そこには二流で後がない、このままでは三流に落ちてしまうグレモリー兄妹が居たのだ。
「Aの皆!!おめでとう!!どっちの方が旨かった?」
「「「どう考えてもB!!」」」
ベルさんの料理は好評である。
「えー、最終問題は3択です。正解、不正解、絶対アカンの3つ。絶対アカンを選べば、3段階で落ちるから宜しく!!」
なお、アザゼルとミカエルは既にそっくりさん。ここで正解しなければ、映る価値無しに成ってしまうのだ!!
「正解はミシュラン三ツ星 中華料理高級店のチャーハン。不正解はごじろくじプロ馴染みの大衆中華食堂のチャーハン……マジで安くて旨い。そして絶対アカンは……」
モニターになにかが映る。それは白いワンちゃんの絵柄が書かれたエプロンを着たジーニアスが、中華鍋とお玉を構えていた。
「レシピはベルさんグレイフィア夫妻考案!!ジーニアスがイオンで材料を揃えて作った!!ジーニアスチャーハン!!」
レシピ考案、ベルさんグレイフィアさんご夫妻。調理担当、ジーニアスによるイオンやスーパーで材料が揃う、ジーニアスチャーハンである。
疫病神アザゼル「間違えるわけ無いだろ!!絶対に、絶対アカンを選ぶアホは居ない!!」
そして人はそれをフラグと呼ぶ。
次回、ジーニアスチャーハン。簡単に言えば、浜田チャーハンの具材を小学生~中学生向けにしたやつ。
ギャーさん「なんと、正解者は1組だけ!!」
エルドP「全部のチャーハンの米が同じなら、間違えてたよ」
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