英雄派(マジ) ちょっと変わったギャラハッドを添えて   作:静かなるモアイ

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ギャーさんが教える?レーティングゲーム

「一誠。先に謝るが、アホな神様連中(笑)のお陰でお前はレーティングゲームに強制参加となった」

「俺、強制参加なの!?」

 

ある日のこと、一誠は本社ビルの社長室でギャーさんに呼び出しをくらっていた。呼び出された一誠はギャーさんからドリンクサーバーで出されたコーヒー(砂糖入り)をもらい、手渡された資料を見ていた。

その資料は来月開催予定の世界初 神話サミットから行われるレーティングゲームのお知らせであった。オーディン(笑)やギリシャ神話のゼウス等々の神々は当代の赤龍帝を宿した一誠の戦いを見たいとテレビ等の様々なメディアで告げてしまい、神々が政治に関わる事となった他国からの要請もあり……一誠はレーティングゲームに強制参加と成ったのだ。

 

「社長、資料見て思ったんですけど……なんか殺しあいスレスレの戦いじゃありません?」

「おう。実際に、悪魔の国で行われていたレーティングゲームでは死人も出たらしいぞ。一応、戦闘不能になれば医務室に強制転移されるそうだが、万全な状態から即死級の一撃を受ければ転移が間に合わず、死ぬ可能性も充分に有るだろう」

 

そもそもレーティングゲームとはなんなのか?

レーティングゲームとはグーパン(ベルさんから)を受けて引きこもったアジュカ・元ベルゼブブと今は亡き悪魔の糞上層部が企画した、悪魔の駒を普及させるための催しでもある。

悪魔の国ではYouTubeなどの動画配信サービスはなく、テレビの放送も限られており、それどころかテレビを買うことが出来ない民草も大勢いる。そんな悪魔の国で唯一、娯楽として楽しまれていたそうだ。

 

レーティングゲームはチェスを模した上級悪魔階級以上の悪魔同士による、戦いである。王の駒を主人である上級悪魔とし、他の駒をそれぞれの悪魔の駒を割り当てた眷属達が担当して……お互いの戦力を戦わせるのだ。

今までは上級悪魔とその眷属でしか参戦出来なかったが、オーディン(笑)などのレーティングゲームのファンである神々とアザゼルの協力の元、登録制に変わり……悪魔でなくても参戦できるように成ったのである。

 

「なんか、貴族悪魔は一定の年齢になると、同世代の悪魔と共にレーティングゲームで切磋琢磨するそうだ。

今年はサーゼクス首相の妹であるリアス・グレモリー達がそうらしくてな、本来ならサイラオーグもそうらしい。

そこでオーディン(笑)の神様連中はリアス・グレモリー達とサイラオーグをリーダーとしたお前強制参加のごじろくじ若手チームでのレーティングゲームを強制的に企画してきやがった」

「神様連中めちゃくちゃだなおい!!」

 

本来ならリアス・グレモリー(希望進路タレント)を筆頭とした世代同士でレーティングゲームを行うのだ。しかし、ここでは日本国悪魔の奴隷化を停めるため、ギャーさん達が大暴れしたこともあり、悪魔の糞上層部は完全終了。

だが……オーディン(笑)達、神様連中がレーティングゲームをみたいということで、リアス・グレモリー、ソーナ・シトリーという人間界で暮らしてる未来を担う悪魔二人、そして神様連中の希望でサイラオーグをリーダーとして一誠強制参加のごじろくじ若手チームが出ることに成ったのだ。

 

「安心しろ。お前は絶対に殺させない。なので……スケジュール管理とメンバーの選抜は俺が担当した!次のページを捲るんだ」

 

ギャーさんに言われ、一誠はページを捲る。

 

そこにはギャーさんが選別したスペシャルメンバーが記されていた。

 

王 サイラオーグ(ジョーワン・ニトゥーキン) 天与呪縛

 

女王 エレイシア(シスター・シエル) 戦闘力 不死身

 

騎士 沖田さん(沖田いろは) タイマントップレベル

 

戦車 ジーニアス 特級レベル(単独で国家転覆可能)

 

僧侶 イザイヤ(剣持イザイヤ) 単独スーパーロボット大戦!!

 

兵士 兵藤一誠(社イッセー) 戦えるパンピー

兵士 曹操(舞元曹操) 戦えるパンピー

 

「あの…………俺と舞元以外、バグキャラの集まりじゃないですか?社長、情けって知ってます?」

「ベルさん、俺、アルちゃん出ないだけマシだと思ってほしいな。神話軍団が赤龍帝なら誰でもオーケーなら、ベルさん出したわ」

「神話滅んじゃう!!これで妥協案なの!?」

「ごじろくじEUの連中、受肉サーヴァント、あとチャイカ出さないだけ良心的だな」

 

ごじろくじEU。ヨーロッパをメインに展開している、ごじろくじプロダクションのグループ。

 

「ちなみに……転生悪魔の場合、その駒に応じて強さの補正が有るそうだ」

「補正ですか?」

「ああ、力が強くなったり、早くなったり、魔力が強まったりするそうだ」

 

実は悪魔の駒。使われた駒に応じて、パワーアップの補正を受けるとか。例えば騎士ならば素早く動けるようになり、戦車は耐久力とパワーがアップし、僧侶は魔力がアップする。そして女王はこれら3つの力を合わせた力を発揮でき、最強の眷属と呼ばれるとか。

 

「兵士は?」

「兵士は主人の許可が貰えれば、自分の意思で任意の駒に変身できる」

 

兵士は総合的にちょっとパワーアップであるが、主人の許可が貰えれば好きにどの駒にも変身できて、パワーアップ出来るのだ。汎用性の塊と言えるだろう。

 

「ちなみに、新しいレーティングゲームでは悪魔の駒で転生した人は、駒の恩恵を受けられる。だが、駒の恩恵を受けていない人は駒の役割は意味がない。

つまり、俺達にはパワーアップはない訳だ!!駒の役割なんて適当!!純粋なパワーでぶっ飛ばせばオーケーだ!!」

「俺達、不利じゃねぇ!?戦力的には圧倒的だけど!!」

 

だが、この新しいレーティングゲーム。システムを作ってるのはアザゼルや悪魔の技術者であり、駒がない人々は駒の恩恵を受けないので不利となる。駒のパワーアップを受けられる悪魔陣営が少し、有利と言えるだろう。

 

「ふむ……お前が不利と言うなら、1人増やすか」

 

ギャーさんはそう告げ、参加者リストに1人追加した。

 

上記のメンバーに追加し、ラウラ(妖精騎士メリュジーヌ)と追加したのだ。

 

「メリュジーヌ?もしかして登録者300万人越えの!?」

「おう、俺が円卓時代から面倒を見てるトップアイドルだ。口寄せの術!!」

 

妖精騎士メリュジーヌor妖精騎士ランスロット。銀髪ロリっ子としての容姿のためか、物凄く大人気のVTuber。ごじろくじではヒロインXの次にデビューした、言わば0世代の1人である。登録者数はなんと、300万人!!

少女らしい甲冑と配信時はマスクを被り、配信が本格的に始まるとマスクが稼働して姿が現れる。私服と鎧の2つの衣装があり、なぜか両手の甲に鞘にしまわれたアロンダイト×2があり、場合によってはガンダムエクシアのように刀身が180度回転して抜刀するのだ。

 

ギャーさんが口寄せの術と叫んで、片手を床につける。すると、床に魔方陣が展開されて……1人の銀髪ロリっ子、妖精騎士メリュジーヌが降臨した。

 

「プロデューサー、呼んだ?」

「呼んだ。レーティングゲームで神話勢に現実を教えてやれ」

「勿論だよ」

 

妖精騎士メリュジーヌ……参戦!!しかし、彼女はどうして妖精騎士ランスロットと名乗ってないのだろうか?理由はこの世界のランスロットが出てきたときに、分かるだろう。

 

 

場所は変わってシュミレータールーム。なんでも、ギャーさんが昔の伝手で、スカウトした技術者が作ってくれたのだとか。

 

「さてと、配信の準備でこれない剣持(イザイヤ)は居ないが、レーティングゲームについてのお復習をするとしよう。

レーティングゲームは悪魔が産み出した仮想空間のような場所で戦う。だからこそ、人間界が戦場になることはない」

 

レーティングゲームの戦場は悪魔の技術で産み出された仮想空間のような場所。人間界の何処かを再現した場所であり、短ければ1時間~半日、長ければ1ヶ月間単位で戦う催しである。

 

「ここはシュミレータールーム。一種の仮想空間を構築し、そこで大規模な訓練も行える。まあ、作ったのは最近なんだがな」

 

と、ギャーさんがこのシュミレータールームの説明をしてくれた。ここはギャーさんが過去にスカウトしたとある技術者が作ってくれたシュミレータールームであり、悪魔のレーティングゲームによるバトルフィールドの技術を魔改造して作られている。

 

そんなシュミレータールームの入口に、ギャーさんはレーティングゲームに参加する一誠、曹操、エレイシア、サイラオーグ、メリュジーヌ、ジーニアスと共にやって来た。彼らの他に、赤い髪でスタイル抜群の美女が立っているが……彼女がその技術者とのことだ。

 

「所で社長……その人は?」

「そういや、一誠は初めて会うな。彼女は我が社の技術顧問、ギリシャ神話の女神(マジ)のヘファイストスの姐御だ」

「君が噂の社イッセーだね?私はヘファイストスだ。本体は既に機能を停止してるから、この姿は最後のアバターだけどね」

 

その技術者は女神ヘファイストス 出典 ギャーさんINダンまち。ギリシャ神話に伝わる鍛冶の神様であり、この姿はアバターとのことだ。

 

「アバター?いや、社員に神様が出てきても驚かないぞ……」

「ギリシャ神話は私とヘスティア、あとはアルテミスを除いて死んでいる。いや、機能を停止してると言って良いかな?

ギリシャ神話の神々は遠い惑星からやって来た意思をもった機械が、神として崇められたんだ。分かりやすく言えばトランスフォーマーかな?」

「ギリシャ神話の神様、トランスフォーマーだったの!?」

 

そう、ギリシャ神話の神様は一言で言えば金属生命体だったのだ。しかし、目の前のヘファイストスの姐御は何処からみても若いお姉ちゃんである。

 

「あの……ヘファイストス様?」

「様はいらないよ」

「ヘファイストスさん、何処から見ても人間ですけど」

「この姿はアバターだね。この地球に住まう人々を参考に、私の本体が作り出した生体端末だ」

 

目の前のヘファイストスのように、ギリシャ神話の神様もとい金属生命体は地球に住まう人々を参考に、自身のアバターを産み出した。アバターとなら現地の人々……地球人との間でも子作りは可能で、それで大英雄ヘラクレスは誕生したのだろう。

 

「あれ?でも、ヘファイストスさん。生きてるのはヘファイストスさん、ヘスティアさん、アルテミスさんって言いませんでした?でも、テレビでゼウス出てましたよ?」

 

ヘファイストス姐御は確かに、生きてるのは自分とヘスティア、アルテミスだけだと言った。だが、ゼウスはテレビで出ており、生きてるのは誰が見ても明らかだ。

 

「言ったよ。私は本体が機能停止してるから、この身体が死んだから終わりだね。

テレビに出てたゼウスはゼウスではないし、アバターでもない。あれは……ゼウス神を信仰する人々の思いが産んだ存在、今の子供に分かりやすく言えば呪術廻戦の呪霊に近いかな?」

 

テレビに出ているゼウスはゼウスであって、ゼウスではない。

そもそも神話とは信仰する人々の信仰から誕生し、力を得る。テレビのゼウスは大昔から、ゼウスなどを信仰する人々の思いから誕生した『人々が思い描くゼウス』であり、今で言えば呪術廻戦の呪霊に近い感覚なのだ。

 

「さあ、授業はおしまい!!所でイッセー、なにか欲しい武器はあるかしら?」

 

アバターとは言え、ヘファイストスの権能は健在。伝説の武器さえ生み出すことが出来るだろう。

 

「言ってくれれば、サブカルの武器も作るよ?昔から、ギャラハッドの武器作ってきたし。クインケとか閻魔刀とか」

「色々作ってくれるからな?今では銃も作ってくれるぞ」

 

では折角だ。このシュミレータールームを使って、武器を見繕う。物は試しだ。

 

「さてと、兵藤。弓は使えるか?」

「やったことないです」

 

先ずはサイラオーグが弓を貸してくれた。勿論、この弓もヘファイストス姐御が作ってくれた物で、めちゃくちゃ頑丈。天与呪縛のサイラオーグのMUSCLEパワーにも耐えられ、変形させて鈍器にも使えるのだ。

 

「おも!?」

「言い忘れた。めちゃくちゃ重くしてるからな……その分、鈍器にしたらめちゃくちゃ強いぞ!」

「使えるのアンタとベルさんぐらい!!」

 

だが、弓矢には弱点がある。それは弾が有限という事だ。矢の持ち運びは必須であり、サイラオーグはアベンジャーズのホークアイがそうしたように、コンパクトに変形できる矢の束のストックを持ち運びしており……弾の数は問題ない。

 

「でも矢の限り有りますよね?アベンジャーズのホークアイみたいに、コンパクトにしても限りが……」

「そうだな。一応、ヘファイストス技術顧問が呪力や魔力皆無の四次元ポケット作ってくれてな。そこに大量の矢を入れてる。あとは、呪力皆無で神造兵器として作って貰った釈魂刀だな」

「あんた、釈魂刀もあるの!?完全にパパ黒じゃねぇぇーか!!」

 

一誠のツッコミが響くが、サイラオーグは弓を鈍器から弓に変形させて、矢を構える。そして解き放つと……矢は亜光速を突破して……弾道ミサイルのような破壊力で着弾した。

 

「へ?」

「魔力や呪力で強化して銃を射つより、鍛えぬかれた肉体に勝る武器はない!!」

「ごめんなさい!!全ての人が、それを出来るとは思わないでください!!」

 

結論、一誠。弓矢(サイラオーグ仕様)は断念!!

 

続いてエレイシアお勧めの武器。

 

「兵藤くん!!パイルバンカーがお勧めですよ!!」

「どっから見ても、初心者使えないだろうがぁぁあ!!」

 

それは当たればほぼワンパンで敵を粉砕する!!近代技術とヘファイストスの姐御が完成させた、第七聖典(ギャーさん世界仕様)MARK Ⅱ。

魔力爆発で鉄杭を発射し、相手を文字通りに粉砕する。その破壊力はHP満タンから一気に0にするロマン火力であり、他にもアサルトライフル、魔導甲冑、蛇腹剣、ブレードライフル、等々の組み合わせが沢山あるとか。

 

結果、パイルバンカーも断念!!

 

続いて沖田さんのお勧め

 

「男の子は刀が好きな人が多いですが、扱いが難しいです。振るだけでは物は切れません。引く動作が必要なんですよ」

「へー……知らなかった」

 

日本刀はかっこ良く、日本人の男の子は好きな人が多いだろう。しかし、日本刀はかっこ良くロマンの塊だが扱うのが少々難しい。振るうだけでは切れず、引く動作が必要なのだ。

 

「手裏剣ですかね?慣れれば直ぐに扱えますよ」

「手裏剣!?忍者みたい!!」

 

沖田さんは一般的な三枚刃の手裏剣を取り出した。しかし、それを投げるのではなく……掌に隠すように持ったのだ。

 

「投げないの?」

「このタイプの手裏剣はあまり投げません。投げるときも有りますが、投げるのはドラマやアニメぐらいですね。このタイプは暗器のように使います」

 

そして沖田さんは手裏剣を掌で隠した手でパンチする。

 

「こうしてパンチすることで、相手を切れます。手裏剣は手の裏と書くので、掌で隠して相手の首をパンチと共に切り裂いたりですね」

「物騒だな、おい!!投げるのは?」

「投げるのは此方です」

 

投げる手裏剣は棒状の物だった。クナイよりも細く、ダーツに近いかもしれない。

 

「これを投げるのか?」

「はい。結構、ぶっ刺さります。豆知識ですけど、この投げる手裏剣を使ってたのはお偉いさん、そして暗殺者ぐらいですね。お偉いさん以外が許可なく使えば罰則あります」

「罰則!?」

 

投げる手裏剣は限られた人しか使えず、許可なく使えば罰せられたとか。

 

 

ジーニアスの場合。

 

「技術顧問に頼めば、いろいろ作って貰えるよ!!」

 

影からリベリオン、ライオンハート(FF8……つまりガンブレード)、エボニー&アイボニー(デビルメイクライ)、ショットガン、キャバリエーレ(デビルメイクライ5)などなど沢山あったのだ。

 

「有りすぎて、覚えれないわ!!」

 

選択肢が有りすぎるのも、困り物だ。

 

 

 

 

その後、一誠はイザイヤ……剣持イザイヤとしてVTuberデビューした男に電話した。

 

「剣持……お勧めの武器ない?」

「ジェガンかな?量産型モビルスーツは良いよ、癖がない。今はギアスのナイトメアもグッジョブ!運動神経が有れば、機敏に動けるさ!!」

「一般人が操縦出来るわけないだろぉぉ!!」

 

スーパーロボットをパンピーがいきなり操縦するのは無理だ。ならば……

 

「マキシマムハイパーサイクロンって言う、特撮史上最強クラスの必殺技が有ってね……東京駅から栃木の宇都宮を更地に出来るよ」

「アウトォォオオ!!絶対に使えないわ!」

 

後日、レーティングゲームでマキシマムハイパーサイクロンの被害者が出ることを一誠は知らない。

 




ごじろくじEUには誰が居るの?オルガマリー所長とか。

格付けチェック確定したけど、ホロライブとのコラボする?

  • ホロライブ異世界組とのコラボ
  • 魔虚羅VSハトタウロス
  • セラフォルー、ホロのオーディション受ける
  • カルチャーショックを受けるごじろくじ
  • ギャーさん「ホロ、収益率高くね!?」
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