英雄派(マジ) ちょっと変わったギャラハッドを添えて 作:静かなるモアイ
リアス・グレモリーとソーナ・シトリーが神話連合一押しの若手悪魔に成ったのは強いからではなく、アザゼルからの推薦で広告塔に成ったのが大きい。
アザゼルとしても神話連合の顔となる、美人orイケメンの若手は是非とも欲しかった。リアス達としても、担ぎ上げられた英雄扱いだとしても……ステレオタイプの弊害で世間一般から悪役扱いされる悪魔の名誉回復のためにも、喜んで参戦したのだ。
「で?アザゼル、ところで773達がごじろくじのジーニアスの事を旧式621と言ってたけど、あれどう言うこと?」
お台場にリアスはリムジンで向かっており、彼女の隣では神話連合のお偉いさんと成っているアドバイザーを務めるアザゼルが座っている。
「そうだな。773達は俺が産み出した人造人間だ。約30年ほど年前に、手に入った魔獣創造の宿り主 千手エンマの遺伝子と赤龍女帝エルシャの遺伝子を掛け合わせて産み出した新型の人造人間だ。こちらは産まれた時から十代後半だから直ぐに実戦投入できる。
それに対して、ごじろくじのジーニアスは旧式の人造人間さ。千手エンマの遺伝子、優秀な素質を持つ人間の女性の遺伝子を掛け合わせて産み出した。こっちは赤子からだし、確実に産まれるなんて保証はない。失敗作だけでも数百は出たさ」
773達はアザゼルがこれまでのノウハウから産み出した新型の人造人間。ほぼノーリスクでの縛りを沢山結んでおり、スペックはジーニアスより高く……術式も
対してジーニアスは旧式の人造人間。ジーニアスは千手エンマの遺伝子、伝で入手したロアの転生体の母親の遺伝子を掛け合わせて産み出した存在。呪術廻戦の両面宿儺を参考に、結合双生児を発展させたキメラ体(遺伝子レベルで結合し、痣がある以外は普通の一人っ子)として製造。とは言え、ジーニアスは幼子のときにギャーさんの手で奪還され、他の旧式人造人間は脱走されたか失敗作であった。因みにジーニアスの管理ナンバーは621であり、少なくとも621人の人間がアザゼルの手で作られたことだ。
「しかし、621が十種影法を発現してて、万華鏡が神威だとはな。あいつの目をくり貫いて、621を人工神器に加工しておくべきだった」
「それ、ジーニアスくんのファンに殺されるわよ……」
アザゼル本人としてはジーニアスの目をくり貫いて、誰かに移植、そしてジーニアスの肉体を人工神器に加工して誰でも十種影法術を使える道具にしたかったようだ。
「リアス。覚えておけ、優しさで世界が救えるかよ。俺のスタンスは人間1人より、世界だ。これは変えるつもりがない、それほどの覚悟がないと世界なんて救えないんだよ」
世界を守るため、神器保有者を何人も殺してきたアザゼル。全ては世界を救うためだ。世界を救うためなら、殺人、人体実験、そして禁忌さえ犯す。今までだって、そうして来たから。
「お前だって、悪魔の名誉回復のためにサーゼクスの制止を振り切って、此方に参加した。覚悟は有るだろ?」
アザゼルの言葉に対して、リアスは拳を握りしめる。
リアスはサーゼクスから神話連合の顔となり、英雄扱いされることに猛反対されていた。だが、今は悪魔の社会では逆風が吹きまくり……悪魔はヴィランのような扱いを受ける。それを払拭して、グレモリー家次期当主として胸を張れるように、リアスはアザゼルの手を取ったのだ。
『リアス!!君達はまだ子供だ!!アザゼルや神々からの誘いを受けると言うことは、戦いで人を殺すことになるんだぞ!!
そんな日々を送れば、夢だったホロライブに入ることは出来ないんだ!!考え直すんだ……テロリストと戦う必要はないんだよ』
サーゼクスの言葉が頭に浮かぶが、それがどうした?リアスは決意してアザゼルの手を取ったのだ。たとえ、担ぎ上げられた存在だとしても人々を導く英雄になるために。
「ひー!!忙しい!!」
お台場の館内飲食ブース。そこではホロライブ、ごじろくじなどの大御所VTuber事務所、そしてテレビの番組がクーラーの効いた涼しい空間で食事を提供していた。
そんな館内飲食ブースでは、まだVモデルが出来てないこともあり、日々レッスンで汗を流す元魔王現VTuberアイドルのセラフォルーちゃん(外見年齢16歳)がウエイトレスとして働いていた。
今は夏休み。日本各地からお台場に子供達が遊びに来るし、子供達が来るなら親御さんは勿論のこと、VTuber事務所のブースを見に来たリスナーの皆様と大きなお友達も来てくれている。
「おーい、セラフォルーちゃん。これ運んでくれる?4番テーブルね」
「はい!!ルイ先輩!!」
魔王というしがらみから開放されたお陰か、セラフォルー様現世を謳歌!!
そしてホロライブやお笑い芸人だけではない、我らがごじろくじプロダクションも館内飲食ブースでお店を出していた。
「やっほー!一誠のあんちゃん、なに食べるの?」
そこでは『神話連合の映る価値無し!!アザゼルも騙されたジーニアスチャーハン』『ベルさんオススメ!シャリピアンステーキ!!』『シスター・シエル考案!!スパイスカレー!!』『エリセ特性!!ヘルエスタ式激辛たこ焼き!!』等々の沢山の商品が有ったのだ。
「因みにチャーハンは売り切れだよ?」
「売り切れかよ!!」
そんなごじろくじプロダクションのブースに、一誠はやって来たが、残念ながらジーニアスチャーハンは売り切れであった。
ブースではジーニアス、ベルさん、そして魔虚羅が料理を作っていた。
「そしてなんで魔虚羅が料理してるの!?めちゃくちゃ手際よく、お弁当作ってるし!!唐揚げとかエビフライとか、普通に作っとるぅぅ!!」
「頼んだらしてくれたよ?」
「魔虚羅の宇宙一無駄な魔虚羅の使い方!!もっと……こう……あるだろぉぉお!!」
因みに、魔虚羅のグッズはグッズ販売ブースで発売されており、魔虚羅の抱き枕カバーが数量限定で販売されており……魔虚羅本人による監修済み。ホロライブは対抗してか、ハトタウロスの抱き枕カバーを数量限定で販売、どちらも一瞬で完売したとか。
「えっ?グッズ付きのコラボ飯、こんなにするの?」
ライザー・フェニックスこと、子安さん。館内飲食ブースに来たが、VTuber事務所の出すグッズ付きご飯が想像以上に高く軽く引く。
「グッズアリで、ホロライブのパスタが1500!?お弁当で2000円!?
グッズ無しならお手頃値段だが……悩むな」
結果、ライザーはごじろくじとホロライブの全メニューを食べたとか。
「では、夏休み特別企画として無人島ロケで。ええ、行くメンバーは一誠、曹操、剣持、トリスタンで」
ギャーさんは部下に電話をかけていた。一誠、無人島ロケ決定である!!
次回……一誠、曹操、剣持イザイヤ、トリスタン(武器没収)、無人島に飛ばされる。
戦闘と日常、どちらを多くする?
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戦闘シーンを多くして
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日常シーン必要だろ?
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甘えるな、ライバーは配信だ