英雄派(マジ) ちょっと変わったギャラハッドを添えて 作:静かなるモアイ
「はい。当日はその流れでお願いします……はい、では宜しくお願いします」
ギャーさんは『ごじろくじプロダクション』のYouTubeの番組には時々出ており、司会もこなすときはある。だが、ギャーさんは個人チャンネルは持っていない。と言うのも、ギャーさんはごじろくじプロダクションの社長として忙しいためだ。
今のご時世、インターネットやYouTubeが世界に浸透してきて、YouTuberやプロゲーマー、インスタグラマーが職業として成り立つ現代社会……YouTuberやVTuberと言ったクリエイターの需要が急激に高まっている。それを受けて、今の世の中は何百何千のVTuberが存在しており、インディーズを含めれば世は正に大VTuber時代なのだ。多くのタレントや社員に仕事を提供するため、ギャーさんは超絶目立ちたい衝動を抑えながら……営業も行う。
「仕事で大人気声優の子安さんと会うことになったが、子安さんも予定が詰まってるそうで……駒王学園か。あれ?一誠の学校じゃね?」
夏休みは大きなイベント、いや夏休みだけではない。今では地上波やラジオでもVTuberが活躍する時代であり、そのお仕事の話し合いのためにもギャーさんは様々な著名人と会うことがある。
今回は有名な声優、子安に会いに行くのだ。子安の代表作はガンダムシリーズのミリアルド、ムウさん、ギンガナム、他にもボーボボやDIOなどなどである。そんな超人気声優と会うのだ。
「という訳で案内してくれ。お前の学校だろ?場所は旧校舎とのことだ」
「急すぎじゃね!?ギャーさん、いつ来たの!?」
その日の夕方。ギャーさんはスーツ姿の営業装備で、駒王学園にやって来ていた。
「ジーニアスの万華鏡写輪眼 神威で送ってもらった」
「ジーニアスの写輪眼、神威なの!?」
「オビトと違ってスタミナ消費激しいけどな。まあ、だんだん解消されるだろう」
ルーン魔術応用した飛雷神のマーキング有れば、自力で転移できるけどっとギャーさんが付け加える。
ギャーさんが言うには魔術の適正有れば、ジーニアスやその異母兄のようにサブカル体質でなくてもNARUTOの忍術の再現は出来るとのこと。
「少し余裕が有るな……学食も体験したかったが、案内してくれ。子安さんを待たせる訳にはいかんからな」
「子安さんって、俺の知っている子安さん?ボーボボやDIOの?」
「その子安さんだ。話し合いが終われば、サインくれるかも知れないぞ?」
「マジっすか!?」
一誠はギャーさんを旧校舎に案内した。
「人払いの結界?子安さんの顔に免じて、壊さずにしてやるか」
「なんで人払いの結界?」
「言ってなかったな、子安さん……人種は悪魔だよ」
「はぃぃぃぃい!?大人気声優、悪魔なの!?」
そう、子安さんは悪魔なのだ。一誠は知らないことだが、悪魔は日本社会に紛れ込んでおり、日本の守護者(自称)を名乗る五大宗家との繋がりも強いんだとか。
悪魔は貴族社会であり、奴隷制度もある。そして娯楽がレーティングゲーム位しかないそうで、娯楽に植えた若い悪魔はこぞって人間社会に来るそうだ。
ではその子安さん、……本名ライザー・フェニックスを見てみよう。
(時間がない。このあと、ごじろくじプロダクションのギャラハッド社長との話し合いが有るのに!!)
ライザー・フェニックスは貴族の三男であり、家を継ぐことは出来ない。いずれ、望まぬ結婚で男系が産まれなかった貴族に婿入りすることが定められた男であった。
親に決められたレールが嫌で、子安と名乗り声優デビュー。人間界にも居場所が出来たが、純血貴族の血筋を残すためにもグレモリー家の次期当主と婚約する事となった。だが、貴族の婚約や結婚は式を挙げるまでに、段取りが沢山有り……その打ち合わせで駒王学園にやって来たのだが。
「いやよ、ライザー。私は結婚しないわ!!」
「そうだ!!部長のおっぱいは渡さないぞ!!」
「そうだ!!そうだ!!」
(いや、知らんがな!!俺だって、声優業務に専念したいわ!!)
恋愛結婚がしたい、婚約者リアス・グレモリー、そしてリアスがお情けで眷属に加えた松田と元浜という変態コンビである。因みに、ここのリアスはギャーさんとアルちゃんコンビの原作知識がない善意な行動で……眷属が変態コンビとギャスパー、そしてお情けで拾ったレイナーレしかいない……すっくな!!
「大変ね、姉さん」
「ミオ!!なんなら代わってよ!!」
「いや、私……体質で継げないから。これはグレモリー家とフェニックス家の繋がりを強める目的も有るんですよね?」
「おっおう……君はそう言う貴族事情に詳しいな……」
ここではモアイ式超越者が全員出てくる。そのため、原作キャラが最初から魔改造(特に木場くん)されてたり、原作には存在しないオリキャラもいる。
それが彼女、ツーサイドアップの美少女 ミオ・グレモリーもその1人であり、彼女はリアス・グレモリーの妹だが……彼女は先祖帰り、悪魔にされる前の天空神バアルゼブル(悪魔になる前のバアル、グレモリーはバアルの血を引いてる)の体質が出てきたので、悪魔ではなく神に近い。なので、次期当主に成れないのだ。特技は天候操作。
「あの……声優の子安さんですよね!?僕、イザイヤは貴方の大ファンです!!場違いなのは分かってます、握手してください!!」
「おう。良いよ、好きな作品は?」
「ガンダムシリーズです!!勿論、他のアニメも大好きです!!」
「そうか!!一緒にジョジョ立ちしようぜ!!」
「はい!!」
そしてモアイ作品あるある、魔改造されたオタクにそまりし木場ことイザイヤくん。彼は悪魔ではなく、ミオの眷属(仮)である。オタクブーストのお陰か、ガンダムやマクロスさえも神器で産み出せる。単独で地球文明滅ぼせる強さを持つ。
トントン。ガチャ。
「こんにちわ。ごじろくじプロダクションのギャラハッドです」
「ギャラハッド社長!こっこんにちわ!!」
「「一誠!!なんで此処に!?」」
こうして、ギャーさんと子安さん=ライザーは出会った。
そして、その帰り……
「バーチャルに行けば、合法的にロリと仲良く成れますか?イエスロリノータッチ!!」
「良いぞ。先ずはオーディションを受けてくれ」
「マキオンの実況動画あります!!」
「でしたら、履歴書を送ってから一次面接で」
「すいません……個人勢なんですが、OKでしょうか?シノギの稼ぎでポケモン実況者してました」
「先ずは動画を拝見して、履歴書を確認します。その後、面接ですね。しかし、女性でアイドル的な事をしたいなら、ホロライブも選択肢では?」
「いえ、ごじろくじで!!」
イザイヤくん、ミオちゃん、逆オファーを執行。
「それではこのまま本社に向かいましょう。最低限の実力があると判断されれば、コンプラマナー講座を受けて、Vモデルが完成してからデビューだ」
「「やったー!!」」
「一誠、忘れ物はないな?飛雷神で飛ぶ。子安さんもどうでしょうか?」
「はい、ご一緒します」
そして、ギャーさんは一誠、ライザー、イザイヤ、ミオを連れてルーン魔術で再現した飛雷神で、本社に飛んだ。
「いや、なんで私のことスルーなの!?無反応!?なんで無反応!?」
リアス様、ギャーさんから1ミリも触れられず。
「あの……ギャーさん……いや社長。グレモリー先輩のこと、放置ですか?」
「あー、すっかり忘れてたわ。でもあの子、無視して良い評価も気にしそうで、ごじろくじのタレント向いてないわ。ごじろくじは無茶振りで、無人島探索、バンジージャンプ、ローションカーリング、ローション相撲も半分強引にやるからな。多分、うちに来たら3日持たずに泣く」
「この人、原作メインヒロインを無かったことにしやがった!!」
因みに、イザイヤくんは剣持ポジに成ってもらいます(笑)ローションカーリングへようこそ……
リアスさん、VTuberの世界に入るとしたら……何処に入ると思う?
ギャーさん「ホロライブ落ちて、あおぎり行きそう」
ベルさん「ASMRしそうだな。そしてチュパチュパがマイクに入る」
ジーニアスきゅん「そして収益化停止のフルコンボだどん!」
リアス「なっわけないでしょ!!しなくても、我が家は大金持ちだわ!!」
ベルさん「金目当てなら、リスナーは離れて行くぞ!!俺達はリスナーに支えられて飯を食べさせてもらっているんだ!!」
ギャーさん「コンプラ講座にようこそ」
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