Fate/Next Stage 番外編 ホワット・イフ...?もしもヒュドラの毒が強すぎたら? 作:ShadowShop
竹内力が姿を現す。
「まずはその勇姿を称えるぜアサシン」
「どうも〜それで後はあなた達アーチャー陣営とウチらだけだけど最終決戦と行く?」
「すまないなアサシンの嬢ちゃん。この土地の管理者として”ケジメ”つけさせてもらうぜ。生憎と俺はそこイラの戦士なんかじゃなくてな」
「俺等のやり方でやらせてもらうぜ」
次の瞬間竹内力の令呪が光る。
「宝具開帳…いや、真名開放か?殺れ”ヘラクレス”!」
次の瞬間10キロ以上遠方より爆発的な魔力の高まりが発生し9頭の蛇の様に空中を自在に巡る弓矢がアサシンの五体に喰らいつく。
「なっ!?ガフッ……おいおい、この技…この気配…どういう事だよ!何でお前がいるんだっつーの!」
「流石にしぶといか……なら、令呪を持って命じるぜ空間を超えここへ来やがれ!」
遠方にいたはずのヘラクレスが令呪により、召喚される。
「えっ、どうして、竹内のおじさん!なんで?だって、ナポレオンさんだったはずじゃ!」
あまりのことに動揺を隠しきれない少女へ向けて
竹内力は語る。
「これも全部イアソンの旦那の作戦だぜ」
時はイアソンが死毒に耐えていた夜
「クソ!人がこんなに苦痛に耐えてんのにスヤスヤ眠りやがって!」
「おい!こんなとこで寝たら風邪引くぞ!」
自身が身にまとっていた黄金の羊毛をかけ夜風に当たりに行く。
「おう、セイバーお前も一杯どうだ?」
「1つ頼みがある」
「介錯の願いなら断るぜ。あの嬢ちゃんに何言われるかわかったもんじゃねぇしな」
「何いってんだ。俺が耐えきれなかったら
『俺が介錯した。恨むのなら俺を恨め』とかいうタイプだろアンタ?生前から人を見る目と交流だけは無駄にあったからなわかるぞ」
「フッ、流石はアルゴー船の船長だな。頼みってなんだ?」
「この聖杯戦争の勝者になってくれ」
「もとよりそのつもりだぜ」
「違うな。アンタはウチのマスター守る…いや市民守るためなら命かけるだろ?このまんまだとアンタは自ら犠牲になる道を選ぶ」
「‥‥‥」
竹内力は静かに酒を飲んでいる。
「アンタの願いは大方この土地と民の守護だろ?戦闘被害を少なく明日中に終わらせる作戦がある。」
「美味しい話だな?どんな裏がある?」
「お前に最強の英雄が味方する」
「アンタのいう最強とは?」
「”ヘラクレス”に決まってんだろ!」
「おいおい、もうちょっとわかりやすく説明してくれ。俺はそこまで純正の魔術師ではないんだぜ」
「単純だ、俺の霊基とお前のアーチャーの霊基を使い俺の縁からヘラクレスを召喚する。」
「アーチャー……黙って聞いてないでお前の意見も聞かせてくれ」
「いや、俺は既に話を聞いている。後はアンタの答えだけだ」
「チッ……準備がいいな。」
「イアソン……漢としてその言葉『信じるぞ』」
「ふぅ……交渉成立だな。じゃあ、アイツが起きないうちに済ませるぞ。ヘラクレスは召喚後当分はこのメディアの礼装でアーチャーの姿でいて貰え。事情を話せば協力してくれるはずだ」
「すまねぇな……ナポレオンの旦那。最後まで一緒に入れなくてよぉ」
「それを言うなら俺の方こそすまないと思っているぞ!だが、かの大英雄が俺の霊基を使い意思を紡ぐのであればそれは十分すぎる勲章だ!」
「ありがとよ、”兄弟”……また、一杯やろう」
「あぁ!その時は最上級のブランデーで呑み明かそう!」
「行くぞ」
「おうとも!」
「後は頼んだぜ」
糸がほつれる様にセイバーとアーチャーの霊基が無色の魔力とかしていき、混ざり合う。
『「我が霊基と!」「我が縁(えにし)を束ねる!」』
『『12の試練を踏破せし真の英雄よ!我等の呼びかけに応えよ!』』
魔力が収束していき2騎の反応が消滅する。
『お前が……いや違うな……イアソン…お前が俺を呼んだのか』
『状況は把握したお前の指示に従おう我が盟友の願いを叶える為に……』
「よろしくな、”ヘラクレス”……いや、『アーチャー』」
「そういうわけだ嬢ちゃん」
「”試練”を続けさせてもらうぜ」