最近なんか気温の上下がすごいですね
:( ; ´꒳` ;):ガタガタガタガタ
お身体にはお気をつけてお過ごしください!
では、どうぞ!
冒険者達からの情報をまとめるとこうだ。
・南北それぞれから魔物が侵攻中
・北からの魔物は数こそ少なめなものの、平均的な危険度が高い
・南からの魔物は比較的低級の個体が多いが、数がとにかく多い
・進行のスピードから逆算して1,2日しか余裕がない
ギルド内に動揺が広がる。
「どうすんだよ....!」「もう終わりだ....」「うわぁぁぁん!」
「オイ、てめぇら!!!!」「「!?」」
憤る者、絶望する者。沈みきった室内に突如、大音量の声が響き渡る。
「今から絶望してどうする!ただ素直に蹂躙され、この街を!故郷をくれてやるつもりか!?」
冒険者達に激を飛ばすのは、コカラ冒険者ギルドのギルドマスター、ヴェルゴ。引退したとはいえ元は金等級冒険者であり、今でもその戦闘力は並の冒険者とは一線を画す。
ちなみに冒険者の階級は低い方から
鉄、銅、銀、金、白金、金剛、オリハルコンとなっている。
俺はこれでも現在白金級だ。お兄さん頑張ってるのよ()
マスターに叱咤され、冒険者達が行動を始める。
その後の会議で、2日後に南北に別れて魔物を迎撃することが決まった。
俺は北を担当する。
『とはいえ、保険はかけておきたいな。南には確か、、、』
ギルド内を見渡す。.....お、いたいた。
『エリン!』「あ、ラクさん!凄いことになりましたね、、。」『大変なことになったものだな、ホントに。ところで、お前南側担当だよな?』「?はい、そうですけど。」『お前に渡しときたいものがある。』
バッグから取り出したボールをエリンに手渡す。上が赤で下が白の、あのボールだ。
「これは?」『強いて言うなら、切り札、かな。』「切り札?」『マジでどうしようも無くなったら投げろ。ただし、だ。』「?」
『一気にたくさん使わないこと、それと、投げる前に周りにいる味方全員城の中まで撤退させろ。絶対に、だ。』
「わ、わかりました。ありがとうございます!」
よし、コレで南側は多分、大丈夫だろう。使い方をミスらなければ、だが。
〜当日〜
圧巻、だな。
目の前には魔物の軍勢。奥にはギガンテス。
『昂るね、こりゃあ!』
戦闘、開始だ!
〜エリン視点〜
戦闘が始まった。ヴェルゴさんが号令を飛ばす。
「テメェら!絶対死ぬんじゃねぇぞぉー!!」
「「「オオオォォォォ!!!!」」」
人と魔物の群れがぶつかる。
南の魔物はやはり、湿地帯ゆえに爬虫類の見た目をしているものが多い。
一体一体の戦闘力こそ低いものの、徒党を組んでかかってくるためバカにはできない。
「ハァ!」ザシュ!「ギィィイ!」
襲いかかってきた1匹を斬る。ラクさんとの約束以降、僕だって鍛えて来たんだ!
ラクさんとの約束のためにも、乗り切ってみせる!
数刻後....
「ハァ...!ハァ....!」
一体何体いるというのだ。この魔物たちは!
もう何十分も戦い続けていると言うのに、一向にその数を減らす気配がない。
冒険者の面々にも明らかに疲れが見えてきた。
これ以上は犠牲者が出てしまうかもしれない、、!
「ヴェルゴさん!」「どうした!」
「切り札を1つ使います!」「おう、例のか!全員城壁の中に撤退!!!足止めは俺がやる!!」
どうやらラクさんが話を通してくれていた様で、スムーズに冒険者達が撤退してくれた。しかしヴェルゴさん、何十分も戦ったあとで殿まで悠々と務めるとは、恐ろしいほどの体力だ。
「っと、そんな事考えてるときじゃないな、、ヴェルゴさん!投げます!!えいっ!」
ヒューンと飛んで行ったボールは、突然空中で止まると、何かを吐き出した。
なんだ、あれは、、、
「?!」
体が震えている。目の前にいるだけなのに。怖い、怖い、と全力で体が逃げろと警鐘を鳴らしている。
黒い塊のような'それ'は、ゆっくりと蠢くと、
ヴァァァァァァァァ!!!!
この世のものとは思えない叫び声をあげ、モンスターの群れに突っ込んでいった。
投げられたボールの外側には識別のためだろうか、
笑う死体の山
ただ、そう書かれていた。
分からない方も多くいらっしゃると思うので、ネタバレにならない程度の説明を!
笑う死体の山
ロボトミーコーポレーションというゲームに出てくるキャラクター
こいつを制圧するに当たって、「絶対に死者を出しては行けない」という暗黙のルールがあります!
その理由は次回で詳しく分かることでしょう!
ではまた!