が、途中まで書いてた内容の全部消えました。(T^T)(タブひらきっぱで保存しない私が悪いんですが。)
修学旅行の関係で投稿が一週間遅れました、すみません。
作者は先生レベル88の新参者です。
ストーリーは最終編までしか読んでおりません。
キャラの解像度もまちまちです。
それでもいい方は読んでくれると嬉しいです。
イロハから逃げるようにして電車を飛び出た先生はゲヘナへと足を進めた。
トリニティの方を片付けたのだから、わざわざゲヘナに行く必要はなだろうとは思ったが、まあ行くにこしたことはないだろうということで行くことにした。
そして、結果はトリニティのケースとほとんど同じだった。
想定より数時間早く片付いた、昼食はエナドリで済ますとして、空いた時間を何に使うか。書類作業は夜にすると決めているし、適当に何かのBDでも作ろうということで脳内会議は終了した。
執務室に戻り一息つく。昼食を取ろうとも思ったが時間がもったいない。
「エナドリエナドリ〜...。あれ?」
エナドリで済まそうと、冷蔵庫を開けるが中身は
「空じゃん。」
朝は寝ぼけ過ぎて、脳死で取ったからだろうか気づけなかったんだろう。
早急にエンジェル24まで駆け込みエナドリを10本入りを4つ購入しシャーレに戻る。
接客中のソラの様子を見るに私は『先生』に戻れていたのだろう。
エナドリ一本と目に入ったビタミン錠剤を胃に流し込みBD作りにとりかかる。
四時間ほど経ちカフェの時間になった。
カフェとは言うものの飲食店ではない。そもそも生徒しか使えない。
何をしているかというと面談のようなものだ。
午前と午後にそれぞれ希望生徒が抽選で五人入れる+私が個人的にできる感じだ。
面談というのだから、相談が多い感じだと思っていたが、大体雑談をして終わる感じだ。
私がわざわざ招待をしたのはエデン条約の一件のあとに、精神的ダメージが大きかった生徒たちのケアの時ぐらいだ。今日も何気ない会話をしてカフェは終了。本当は二号店もあって運営しなければならないのだ、私が無能すぎてそこまでは手が回せない。
カフェの後片付けをして執務室に戻ると時計は夜の8時を回っていた。
錠剤とエナドリを胃に流し込み、執務室の机に対峙する。
そこにはいつも通り、膨大な書類の面々がまってましたよと言わんばかりに私を出迎える。
いつも通り、本当にただいつも通りに仕事をする。
ペラペラと紙をめくる音、ボールペンで署名をする音、カタカタとキーボードを打つ音、執務室でたった一人、無機質な音に包まれ作業をする。
気が狂いそうなほど何もない。淡々と粛々と黙々と無機質に機械的に作業をするのみ。
今まで通りなら、何も感じることなく作業ができた。でも。今の先生は違った。
「私は今、何をしている?」
「ナンノタメニ?ダレノタメニ?」
「ツカレタ、ネムイ、ヤメタイ、ワスレタイ、ニゲタイ?」
ダメだ、疲れで頭がおかしくなってるんだ。
「私がしてることは全部無駄、私の存在自体が無駄。私がいなくたってみんなならきっと今までやってこられた。私が来たことによって問題が増えたに決まってる。対立があれば私がどちらの立場につくかで結果はきまり、私の体が貧弱すぎるが故に生徒に迷惑をかけて、任された仕事すらろくにこなせない。」
ブツブツと自己否定の言葉を連ねる。かぶっていた仮面はとうに崩れ去り、『先生』は執務室で独り泣きじゃくる哀れな大人と化していた。
とめどなくあふれる涙、不規則に漏れ出る嗚咽。
「生徒が私のことをよく思ってくれてる?とんだ思い違いだ!そんなことあるはずがない。イロハが私を心配してくれた?違う!彼女は最初に言っていたではないか、マコトからの任で私を懐柔するためにコンタクトを取っていると。生徒たちの今までの思わせぶりな態度もそうだ。『シャーレの先生』が味方に付けば有利につく、そのために私と仲良くしようとしていただけだ!結局すべては空しい、どこまで行こうと全ては空しいんだ。」
思ってもいないことが、言ってはいけないことが口からあふれる。
結局なにもできない自分を否定したい、大嫌いな自分を否定したい、そしてそんな自分に好意を向けてくれる生徒を否定したいだけなんだろう。
「死ねば、逃げてしまえばすべては終わるのかな。この重圧から解放されるのかな。みんななら私がいなくてもやっていけるよね。」
自身への過小評価、他人への過大評価、自己犠牲の安売り。
誰だ?こんな思考回路を作ったのは?
今さら恨んだってしょうがないか。
執務室の机から拳銃を取り出す。
セーフティを解除し頭に突きつける。引き金を引いてしまえはこの脳は思考を止める。解放される。
まさか最初で最後の射撃相手が自分になるとは思いもしなかったな。
フルフルと震える指、カチカチと音を立てる歯、苦しくなる息、今さら死への恐怖か?
「もうやってしまえ!!」
そう声を上げギュッと目を閉じた瞬間だった。
ポケットから聞きなれた通知音が。
皮肉にも先生は先生だ。引き金を引くよりも先にモモトークに反応してしまった。
「こんな時間に誰だ?」
イロハからの通知。
「たすけてください。」という一言とイロハの居場所であろう位置情報のみ。
思考は『無様な大人』から『先生』へと瞬時に切り替わる。
緊急事態でもこんな一言だけのモモトークを送ってくる子ではない。命が危ない!
拳銃を白衣の内ポケットにしまい、執務室から飛び出る。
こんな時間帯だ、電車はない。
なら目指す場所は一つ。我が家だ。
走ること5分、家に到着して車庫に飛び込む。
「久しぶりの愛車。ガソリンは...足りるな。腐ってなきゃいいが。」
フルフェイスのヘルメットを被り、バイクに跨る。本当はプロテクターとか着なきゃいけないけど今は緊急事態、仕方ない。
幸いにもエンジンはかかったのでそのまま発進。
最初の赤信号で止まるか迷ったが、超法規的組織を言い訳に無視して突き進む。
道中、頭の中に色々浮かんだが全部無視した。なんだかんだ言って自分なんかより生徒の方が大事だ。
そうして走らせること数十分、いかにもって雰囲気の建物についた。声を聴く限り数人いる様子。
でもなりふりかまってはいられない。拳銃を胸ポケットから取り出し勢いよくドアを開ける。
「イロh...棗さん!!助けにきたよ!」
あれ?誰もいない。どうなって
?!
「誰だ?!」
突然背後から腕を縛られる。頭に何かかぶせようとしているがヘルメットのお陰でなんとか助かっている。
と、思ったのもつかの間、ヘルメットを脱がされ、そのまま布で顔を抑えられ意識が遠のいていく。
助けに行ったのにやらてしまった。最後の最後まで無能だったな、私は。最後の最後まで自分への悪口。
そうして意識を手放した。ごめんよ、イロハ。
目を開けると何故だが知らないがベッドで寝ていた。昨日のは夢?
辺りを見回すが、見覚えのない景色ばかり、それに今気づいたがこれは拘束されてる。
耳をすますと、横に部屋から声が聞こえた。
「そろそ.....ので、...しょう。」
「ん、...だよ。」
「でも先生....っすよね。」
「やっ...かな。」
これは生徒の声。
イロハ、シロコ、イチカ、カズサ。
というか、イロハは無事だったんだ。よかった。
でも、なんで私は拘束されてるの?口も塞がれてて喋れないし。
もぞもぞと芋虫のように歩いていると、ついにドアがガチャッと音を立てて空いた。
「おはようございます、先生。」
そのイロハの一言の後だった、
「「「「先生救済委員会です。」」」」
皆が口をそろえていった。
「いざ言ってみると恥ずかしい///」
そう言って照れるカズサ。
ウ―ウーウーとしか喋れない私の拘束をすべて問いてくれたシロコ、その目は少し怒っている。
息を整え、やまない疑問を解消すべきく質問を始める。
「まず、なんで私は拘束されていたのかな?」
「それは私たちの計画ですよ。」
計画?なんのことだ?
「いつもいつも、手伝うっすよ?って声かけてたんすけど『私は大丈夫だから』の一点張り。」
「そう。いつも気が付いたらなにかしらしてて、」
「私たちのためっていうのは分かってるんだけど、」
「いよいよ限界を感じてるのではないかということで、無理やり休ませようとなったわけです。」
ほえ?っと思わず間抜けな声が漏れる。
「それと拘束になんの関係が?」
やれやれと言った様子の面々。
「それは、先生が何度言ったって休まないからでしょ!」
カズサの一言にうんうんと頷くみんな。
「これは、嵌められたってことでいいのかな?」
分かり切ったことを聞く。というか聞かないと落ち着かない。
「ん、そういうことになるね。」
「それで、先生救済委員会というのはなんなの?」
「電車での一件のあとで私が適当に集めた方々です。私含め先生のことを極度に心配している人ってかんじですかね。人数も続々と増えると思います。」
「で、先生を捕まえるなら早いにこしたことはないってことでこの四人で先生を捕まえたってわけ。」
「なるほど。(全然なるほどじゃないけど。)」
「そういうことなので、黙って私たちに甘えることっす。」
「本当に、私は大丈夫からさ、シャーレに戻してくれると嬉しんだけどな~。」
瞬間皆の眼光が鋭くなる。
「次シャーレとか仕事なんて言ったら打つから。」
怖い怖い。
「シロコ、私とサイクリングでも行かない?」
サイクリング中に脱走作戦。
「うれしいけど、今はダメ。多分先生は逃げるから。」
だよね。心が痛むし、言いたくはないけど、職務放棄はしたくないし、言うか。
「みんな、私を懐柔してなにがしたいのかな?」
トリニティ組が私に襲い掛かろうとするのを残った二人が止める。
「先生、この期に及んでまだそんなこと言うんだ?」
「本当に私たちが心配してるってわかってるっすか?」
シロコ、イロハの表情も決していいものではない。
本当に私を心配してるのか?
蓋をした考えが再び緩み始める。
この子たちは好意で私を?ここでなら仮面をとってもいいの?
「いい加減のその汚い『仮面』を外してください、先生。」
「ここでは大人だからどうだとか関係ない。」
ダメだ、やっぱり無理だ。本当の自分なんて自分だけが知っていれば十分。他人に見せていいものじゃない。エゴと憎悪にまみれた本当の私なんて知らなくていい。
でも、彼女たちは納得しないだろう。ここは「仮面」をとったふりでもするしかない。それで彼女らが満足するなら。
「わかったよ、そうする。」
結局救われたいのか、救われたくないのか、愛されたいのか、愛されたくないのか、自分でも分からなくなってしまった。でも、それを生徒に求めるのは間違えている。わたしはあくまで『先生』だ。
次回 「結局、どこまで行こうと先生は...」
曇らせ注意報発令しとします。
修学旅行、足が痛くて死ぬかと思いました。
委員会メンバー誰追加する?
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ホシノ
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ミカ
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ワカモ
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ユウカ
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黒服(ネタやぞ)