転生したら禪院家の女でした   作:苦鳴

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 だいぶカッコいい術式


術式発現

 皆さん、朗報があるんですよ朗報! 

 

 なんと、

 

 

 

 

 

 

 ようやく私に術式が発現しました!!

 

 もう自分には術式はないものだと思って諦めていたところにこれですよ! 今すぐ跳びはねて喜びたいぐらいですよ! 内容は一気に増えますけど、これから更に修行に力が入りますね!

 

 

 ……え? そんなことはいいから早く術式を教えろって?

 

 もう少し喜びに浸っていたっていいじゃないですか。だって念願の術式ですよ?

 

 

 ……あ、はい。教えます。

 

 

 

 

 

 私が発現した術式。それは、

 

 

 

 

 

 焦眉之赳です!

 

 焦眉之赳と言えばあれですよあれ。作中三位の炎使いこと禪院扇さんの術式ですよ。刀に炎を纏わせていたあの見た目はめちゃくちゃカッコいい術式ですよ。ちょっとテンション上がるよね。

 

 ……いや待て。あの素面でその時にはまだ娘は生まれていなかったというのに当主になれなかったのを娘二人のせいにしてる奴と同じ術式?

 なんかやだなあ。ちょっとテンション下がる。

 

 まあだからなんだって話だけどね。別に術式自体はカッコいいし、多分応用もかなり効くと思うんだよね。あとは私がうまく扱うことができるかどうかだ。やってみせるさ。

 

 

 

 

 

 術式が発現したのは刀を振っていたときだ。何かできるという感覚があって、刀を振ったら炎が出ていた。

 

 その刀は例の大量の本があった部屋から行ける地下の武器庫にあった呪具ではない刀だ。木刀だけ振っているのもどうかと考えたので真剣を持ってみようと思い立ち、私が使いやすそうな刀を一本拝借したのだ。

 本物の刀を持った私はテンションが上に限界突破して一心不乱に修行に打ち込んだ。私はかつてないほど集中していた。そして最後の一振りで、今日で一番のものになると確信し、何かに導かれるように刀を振った。その瞬間、術式は発現した。

 

 

 

 ということでこれからは私の術式である焦眉の赳の修行も加わることになる。

 原作では術式の情報はほとんど開示されていなかった。なら自分で考えるしかない。この術式の使い方を。強さの手に入れ方を。

 

 術式の解釈を広げろ。一つのことに囚われるな。自由に想像しろ。呪術の可能性は無限大だ。

 

 

 実際、この術式ってかなりのポテンシャルがあると思うんだよね。炎なんてどこまでも温度を上げていけるわけだし、刀に纏わせる以外にも応用方法はいくらでも思いつくし。

 ある程度の優劣はあれど、どんな術式も結局は使い手の発想と使い方次第だろう。だから私はこの術式を鍛え上げ、至高の一振りにしてみせる。何者にも負けないように。

 

 

 

 

 

 ひとまずは呪術関連の本を読み漁ることから始めるかなあ。




 焦眉之赳って普通にめちゃくちゃ強いと思うんですよね。
 炎使うキャラが強いのはお決まり。

 原作で情報語られていない術式ならどれだけ能力盛っても許される。ましてや所持者一瞬で退場したんだし……。
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