【完結】とある水神の半身の神話創造 作:ネシエル
フリーナが水神に就任して早100年が過ぎた。
百年とは人間にとっては長い時間だ。
親から子へ、子から孫へ。
何とも代替わりするほどの長い年月。
もちろん、この百年で様々な事件や事故が起こった。
水仙十字結社の暗躍を筆頭にマフィアの暴走、
貴族たちの権力争い、魔物の大量発生など歴史に大きく残る事故・事件が発生した。
フォンテーヌ廷の建物も変化し、
百年前とは似ても似つかないほどの変貌を遂げている。
この長い年月、
人々は常に変化をし、神の想像を遥かに超えるほどの変貌を見せている。
だというのに
なんで
『返事の1つも返さないのか。
どんだけ!時間感覚が麻痺しているのだ。』
「まあまあ、落ち着け。
ポセイドン」
激昂するスライムに似た元素生命を落ち着かせ、
お茶を注ぐ執事。
白に近い髪と髭を生やして、
執事服を着こなすイケおじ。
荒ぶる神にも動じない胆力の持ち主。
ポセイドンとフリーナの正体を知るもの。
『ふざけんな!落ち着いてられるか。
大体なんだよ。
手紙を返すくらいで百年単位掛かるとか阿呆か!』
「おねえちゃん落ち着いて。スキュラが言っていることも正しいよ。
こういうときこそ、冷静さを失わずやるべき。」
スキュラ。
かつて、悪龍と呼ばれる彼がここにいるのはわけがあった。
深海でヴィシャップたちがのびのびと暮らしているため、
特に管理することもなく暇をしているため遊びに来たのもあるが、
ポセイドンが心配でついて何かできることはないかと言ったら、
仕事として執事兼ボディーガードになった。
昼間はフリーナ専属の執事になり
夜は海に戻る生活をやってもらって早百年が過ぎた。
そう、百年が過ぎた。
『どうして、来ないのよ。
龍王で全員こうなのか』
水の龍王。
フォカロルスの計画の根幹。
天理と並ぶ土台に並ぶための必要不可欠な存在。
フォカロルス曰く、手紙を出したが
また、返答をもらっていない。
いずれ、返答をすると聞いたが
まさか、百年も待つなんて考えていなかった。
あまりにも長くキレた。
ポセイドンが直接スカウトしにいくも所在不明。
そもそも、どうやってフォカロルスは
ヌヴィレットの居場所を知ったのかポセイドンにもわからないらしい。
出したのは間違っていないが、
そのとき、ドアにノック音が聞こえた。
「フリーナ様。お客様がいらっしゃいました。」
「客人?あれ、この後の予定は巡回じゃなかったのか?
客人なんで呼んでないぞ」
「いいえ、招待状をもっているので多分お客様でございます。」
「名は?」
「ヌヴィレットとおっしゃいました。」
ヌヴィレット。
現、水の龍王であり、
その力は七神にも匹敵すると言われている。
龍王とはかつて、旧世界においては七神にとって代わり存在であり、
世界支配していた七つの恐怖の王。
天理と争い、力を失うもその力はいずれにしても巨大なもの。
それが、目の前の存在。
ポセイドンにしても、戦えば無事ではすまない。
「こんにちは、ヌヴィレット。
僕の名は水神フリーナ。またの名は魔神フォカロルス。
気軽にフリーナで呼んでいいよ。」
「では、喜んでその名を使おう。
私の名はヌヴィレット。現、水の龍王にして正統なる後継者。
気軽にヌヴィレットと呼んでも構わない。
どころで質問なんだか。」
「なんだね。」
「そちらの方はもしやと思いましたが。同胞の方でしょうか。」
スキュラを見つめるヌヴィレット。
先代の眷属であるスキュラは潔く答えた。
「はい、王よ。
ワシの名はスキュラ。
先代、水の龍王に仕えたもので今はフリーナ様の執事をやっております。
どうぞ、お見知りおきを。
こちらは同族の」
「アルカイルです。
よろしくお願いいたします。」
「よろしく。スキュラ。
アルカイル。しかし、なぜヴィシャップがここに」
「恩返しです。
まあ、フリーナ様にご恩があるのも事実ですか、
人間社会に興味を持ちまして。」
「以下同文。」
「なるほど、深海にヴィシャップの楽園があると聞いたことがあるか、
君たちもそこの出身かね。」
「左様でございます。」
「それでは、ヌヴィレット。
100年前の返答を聞かせてくれるかしら。」
「ああ、最大の劇場で、
最高に見晴らしの良い席。
それを、頂こう。」
「ありがとう。ヌヴィレット。感謝する。
どころで少し聞いていいかな。」
「いいだろう。私の質問を通ったし君たちの質問に答えないのは不公平だ。」
「なぜ、百年越しに返事をしに来たのかね。」
「それを、説明するのには結構、複雑でね。
直接彼女たちを見てもらったほうがいい。」
彼女たち?と聞くとアルカイルは扉を開き、
もう一人の客人が姿を表した。
人間の子供くらいの背丈で、頭の触角とミトン状の手、
そして背の小さな翼が特徴的を持った愛くるしい姿。
だか、ポセイドンにとってその力は馴染み深かった。
久しぶりの強敵。
魔神には遠く及ばないが、
それでも、楽しんだのは間違いない。
「紹介しよう。彼女の名はカロレ。
巨獣エリナスから生まれた子。
私は彼女たちのことをメリュジーヌと呼んだ。」
名前 スキュラ
別名・あだ名 悪龍
役職 フリーナの執事
性別 男
年齢 ポセイドンより年上
誕生日 不明
血液型 不明
身長 人型180センチ
体重 クジラより重い
性格
ワシといい、豪快の性格をしており、
年長者らしくおとなしい性格。
人間にも友好的でやさしいおじいちゃんだか、
ポセイドンと絡むときは悪ノリをする。
個性
一人称、ワシ
いたずら好き
特技 泳ぎ
能力・スキル
海流を操る力を持ち、
魔神でも互角に渡りあたることができる力をもつ。
ヴィシャップの頂点に立つ存在。
見た目
白髪と髭を生やして、
執事服を着こなすやさしいおじいちゃん。
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皆さん、投票ありがとうございました。
これからも頑張っていきたいと思います。
いつも、遅くなり申し訳ございません。
レポート課題などをやっているうちに
いつもこんな深夜に完成させてしまうのです。
あと、三里さんコメントありがとうございます。
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