Ragnarok Onlineアイテム物語   作:アイテム鑑定士

13 / 17
衣装装備・・・待望のマフラー!!
あまりにもうれしかったので即興で作った超短編。



大きいリボンのマフラー

異世界・アッシュバキューム。

かつてそう呼ばれていた異種族が住まう土地は異種族との交流が進み、現在では

正確な地名で呼ばれている。

 

 

所謂、妖精の姿をしている種族が住まうイグドラシルの恩恵に恵まれた

アールブヘイム。

 

木のような容姿をした巨人族が住まう深い雪と厚い氷に閉ざされた

ヨトゥンヘイム。

 

かつてこの二つの種族は魔王モロクのたくらみにより互いに争いあっていたが、

人間の手により力と使命を取り戻したイグドラシルの守護者の介入により、互いに手を

取り合い魔王モロク討伐隊が結成された。

 

3種族と人間側には3か国

 

それぞれの思惑が交錯する中、戦いは佳境に入る。

アサシンギルドはこの種族間と各国間の思惑による暴走を防ぐため

信頼できるものをそれぞれの地に配置することを決めた。

 

 

自宅警備の任務から帰還したレイナードを待っていたのは

ヨトゥンヘイムにあるサファ族の首都”エルディカスティス”にある酒場、

”バールブルーメ”の配達員だった。

すなわち・・・・ヨトゥンヘイム側の斥候・諜報・要人警護任務である。

 

任務に出発する日の朝

 

「ねえ・・レイ今度の任務はエルディカスティスなんでしょう?」

 

 

「ああ・・・そこでバーの配達員をやることになっている。」

 

「そっかぁ・・・・じゃあ寒そうだからこれ役に立ちそうね」

 

カレンはそういっておそらく手編みと思われるマフラーをレイナードに巻く。

 

しかしながら、マフラーの長さが長すぎたのか

 

足まで届いてしまった。

 

「むぅ・・・・これじゃあ戦闘になったとき時に絡まるなぁ・・・」

 

「そうねぇ・・・・あ!・・・じゃあこうしましょうか」

 

といってカレンがレイナードの後ろに回りマフラーを結んだ。

ついでに背中に温かさを感じてレイナードがお礼を言う。

 

「ありがとうカレン。これなら絡まらないし、それに暖かい。」

 

「ふふふ・・・よかったぁ・・・お守り代わりなんだからはずしちゃだめよ?」

 

「おう!わかった。じゃあ行ってくる」

 

こうして、レイナードはエルディカスティスへと旅立っていった。

 

 

 

 

エルディカスティスの住人の憩いの場となっている”バールブルーメ”

そこには異世界アッシュバキューム調査の最初期からそこに滞在する名物店長がいる。

 

各方面から毒物のエキスパートとして恐れられており、特製カクテルは名前を聞くだけで

獣人族も裸足で逃げ出すほどの威力を誇っているらしい。

 

「シャイせんぱ~い!レイナード配達員として本日より着任しました~」

 

「あらあらぁ?新しいこってレンちゃんだったのねぇ?いらっしゃ~い」

 

長くバーでマスターをやりすぎて何やら怪しい口調と性格になっているようだが・・・

彼ほどお玉とエプロンがにあうアサシンはいないだろう。

 

「シャ・・シャイ先輩!?。しばらく見ないうちにキャラ変わりすぎてません?」

 

「もう!レンちゃんまでそんなこと言ってぇ・・・」

 

「キドさんはショック受けすぎてリーンさんに3日間くらい慰めてもらってましたよ!?」

 

「(っちだらしねえな)「え?」なんでもないわよ~」

 

シャイが満面の笑みで答える。

 

「そういえば、レンちゃんいいのしてるわね?それ。」

 

レイナードがしているマフラーを指さしながらいう。

 

「ああ~嫁がくれたんですよ。お守り代わりに。それにあったかい。」

 

「そうねぇ・・・お嫁さんよくわかってるわぁ。こんな可愛らしくしてくれるなんて。」

 

「へ・・?可愛らしい?」

 

そういってレイナードが姿見で確認すると・・結び目がきれいなリボンの形をしていた。

 

「ほんとによくわかってるわね~?(ニヤッ)」

 

シャイがレイナードの耳元でささやく。

 

 

「か~れ~ん~!!」

 

 

 

・・・・・一方大聖堂では

 

 

やけにご機嫌なカレンの様子をみて後輩が声をかけてきた。

 

「お姉さまどうされたんですか?そんなに嬉しそうな顔をされて」

 

悪戯が成功した時のような顔を浮かべてカレンが答える。

 

「うふふふふ~ちょっといいことがあったのよ~?」

 

この日は終始ご機嫌なカレンの様子に後輩たちは怪訝そうな顔していたが

翌日元に戻っていたので何かいいことがあったのだろうと

気にすることを辞めた。

 

 

 

その日以来バールブルーメに新しい制服が追加された。

配達員には大きなリボンのついたマフラーが支給されるようになったという。

 

配属された女性陣にはかねがね好評だったが、男性陣からは大いに文句が出た。

 

だがしかし特製カクテルを片手にシャイがウインクしながら

 

「諦めが肝心よ~?」

 

というとみんな悟ったように件のマフラーをつけて任務を遂行したという。

 

 

 

 

<目録>

 

・大きいリボンのマフラー

 

カレンねえさまが、お兄ちゃんのために作ったマフラー

頑張りすぎて長くなりすぎてしまったようだ。

カレンねえさまがマフラーをするときにリボンに結んだのはちょっとした

悪戯心だったが、兄さんはお守りだからと気にせずしているよう。

 

 

<感想>

・・・・・アサシンギルドのキドっていう人から商館に苦情が来たんだけど・・

うちにいわれても?ねえ?




前から見たときは男ギロチンクロスでもマフラーしててかっこいい容姿なのに
後ろを向くとリボンが・・・・・

まあ女性キャラクターには合うけど・・・男キャラだとちょっと残念・・かな?
と思った気持ちを短編にしてみました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。