Ragnarok Onlineアイテム物語   作:アイテム鑑定士

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なぜか限界突破スーパーノービスも使えるオートスペル魔法剣
マジカルブレードに関するお話。


マジカルブレード

マジカルブースター開発から3年後、フェイト・E・レンバルトはバルドルという

ある意味最高傑作を作成した後、ジュピロス遺跡の技術を解析していくうちに、

ジュピロスの技術が周りの精霊に悪影響を及ぼしていることを知ってしまった。

 

精霊の力が視えるようになってきたフェイトは精霊が苦しんでいる姿に耐えられず、

セージキャッスルでの魔導器作成研究を休止した。

そして、精霊に過度の負担をかけずに魔導器を作成する方法のヒントを求めてフィールドワークに出かけることにしたのだった。

 

 

異種族が住むという”異世界”アッシュ・バキュームにはさまざま生物・鉱物・魔物が

存在し、フェイトの好奇心を大いに刺激した。

 

中でも一番の収穫は、出会った異種族との技術交流の結果、精霊力の流れをコントロールする

方法を体得したことである。

これにより精霊の力を無理やり引き出すのではなく、協力してもらう形で使用できるように

なったフェイトはジュピロスの技術に依らない魔導器作成を開始した。

 

 

ヒントとなったのは”異世界”で見た「エレメンタルソード」という魔導器である。

 

相反する精霊の力を調和させて剣に宿し、同時に魔法を発動させることで

属性に関係なく効果を発揮するようにした魔導器である。

 

フェイトは複数の精霊の力を宿らせて効果を発揮する自らが使用する武器として

作成することにした。

 

 

材料には魔法力を浸透させやすい異世界産の合金”クロムメタル”を使用した。

これにより、魔法力を複数こめても絶対壊れない刀身が出来上がった。

 

次はどのような力を込めるか検討に入った。

 

フェイトとしては、エレメンタルソードのように複数同時に発生させるのも良いと

考えたが、折角なので属性は残して複数の魔法が<オートスペル>で発生するようにした。

自分の使えるオートスペルがすべて発動するように刀身に術式を刻んだ。

これで攻撃時の魔力の揺らぎでオートスペルが発動するはずである。

 

最後に仕上げとして精霊力を刀身に込めるため、各属性の精霊たちに力を込めてもらう。

 

「じゃあまずはベントスちゃんからお願いね?」

 

といってイエローウィッシュポイントを使い、風の精霊”ベントス”を呼び出す。

 

「わかった~フェイトちゃん~」

 

ベントスがクロムメタル製の刀身に力を込めていく。

しばらくしてフェイトから声がかかる

「ベントスちゃん、それくらいでいいよ」「は~いじゃあちょっと休むねー」

と言ってベントスの姿が消える。

 

「次はテラさんお願いします。」

次はライムグリーンポイントを使って地の精霊”テラ”を呼び出す。

 

「ほっほっほ・・やるとするかの・・ふん!」

「ああ~!!テラさんこめすぎ!こめすぎ!」

 

テラの気合が入りすぎたのか想定していた以上に精霊力が込められてしまった。

 

「ほっほっほ・・・なーに大丈夫じゃてこのくらいで壊れはせんよ。」

「(ははは・・・そうじゃないんだけどなー)ありがとうございました。テラさん」

 

「ほっほっほ・・娘っ子よ。またのぅ」

といってテラも姿を消す。

 

「ははは・・・テラさんはいつもパワフルだなあ・・次はウンディーネ様」

 

インディゴポイントを使って水の精霊”ウンディーネ”を呼び出す。

 

「妾にこんなことをさせおって・・しょうがない奴じゃなお主は?」

 

口ではいやそうに言っているがノリノリで力を刀身に込めていく。

 

「ありがとうございます。ウンディーネ様」

 

「まったく・・・仕方ないからまた協力してやらないこともないから・・・・

 どうしても妾の力が必要になったら呼ぶがよい・・・・絶対呼ぶのじゃぞ?絶対じゃからな・・?」

 

といいながらウンディーネが姿を消す。

 

「素直じゃないな~相変わらず。じゃあ最後にアグニ君!」

 

スカーレットポイントを使って火の精霊”アグニ”をよびだす。

 

「おうよ!任せろフェイト!!」

 

「もえろ!もえろ!もえろぉぉぉぉ!!うおおおおぉぉぉぉ!あっちぃぃぃぃ!」

 

「アグニ君!やりすぎだって!すとっぷすとっぷーー!!」

 

とあわててフェイトが、暴走気味のアグニを止める。

 

「へへへ・・すまねえフェイトこういう細かいのは俺にはあんまり向いてねえなやっぱし

 もしも敵をなぎ倒すようなときにはまた呼んでくれ、またな!」

 と言ってアグニの姿が消える。

 

「ははは・・アグニ君には今度薙ぎ払う系の仕事をお願いしよう・・・だいぶため込んでそうだし。」

 

ともあれこれで4大精霊の力が込められた。

 

刀身に力を固定するため、魔力を固定する結晶石のはめられた柄に刃を納める。

 

「ふう・・・これで・・・一応試作品完成だね」

 

できた試作品をフェイトが持ってこめられた魔力を確認する。

 

「うん!魔力は問題ないね・・・これなら魔法発動体としての役割もこなせる。

 じゃあ次はオートスペルの確認っと」

 

適当な的に向かって、フェイトが攻撃を繰り出す・・・・

30分ほど試したが、まったくオートスペルがでない。

 

「Oh・・・失敗か~・・ん~どこが悪かったんだろ?・・よし!ベントスちゃんに聞いてみよう!」

 

ベントスは魔力の流れを感知することができるため、よく魔導器鑑定を手伝ってもらっている。

さっそくイエローウィッシュポイントを使って再びベントスを呼び出す。

 

「な~に~?フェイトちゃん」

 

「ベントスちゃん一応試作品ができたから、試してみたんだけど・・・

 オートスペルが全然でないんだよね・・」

 

「ん~・・・ちょっと見せてねー」

 

ベントスが刀身に込められた魔力の流れをチェックする。

 

 

「む~これはみんなの力が縞模様になっちゃってる上に、オートスペル発動に

必要な力が循環してないせいで、スペルが発動しなくなってるねー」

 

「あー・・・やっぱり・・・魔力循環の術式が必要なのね・・そうするとこの刀身の

 長さじゃ足りなくなっちゃうな~・・・はぁ・・やっぱりナイフ形は無理なのね…

 私は使えないのかー・・まあでもしょうがない。せっかく作ったんだし完成させよう。」

 

フェイトは魔力循環の術式を刻むため、刀身を片手剣ほどの長さに変えた。

再び精霊たちに頼んで力を込めてもらい、試作品を完成させた。

今度こそと思い、試作品を異世界で知り合ったルーンナイトに試してもらったが、

期待した結果はでず、弱いソウルストライクしか出なかった。

またベントスに確認したところ、

 

「ん~属性系の魔法が出なかったのは私たちの力がお互いに消しあっちゃって

 属性スペルの発動魔力を無効にしちゃってるみたい・・これは精錬して刀身に

 なじませないとダメなんじゃないかなー?」

 

 とのこと・・

 

「どうしよう…大事な試作品を任せられる精錬鍛冶師の知り合いもいないし・・

 ましてやクホグレンになんか触らせたくもないし…ああ~これは”お蔵入り”かなー」

 

 

こうしてフェイトが作製した「マジカルブレード」は、ファフニールの宝物庫に保管されることとなった。

 

 

 

 

それから2年後

 

 

メルティは最近ノードルという仲間から不思議な術をかけてもらい、潜在能力を完全に

引き出せるようになっていた。

 

なんでもその結果、魔法は洗練されて回避能力、素早さが見事に母や兄と同様になり、

不安だった体力もこのころには中級冒険者並みになっていた。

 

メルティは、最近母のように魔剣使いとなって戦いたいと思うようになり、各方面に

相談していた。

 

そして15歳の誕生日の日・・・偶然にもメルティが求めていたものが、すべてそろってしまったのである。

 

 

母からは「ブラッディナイトカード」

兄からは「ミュータントドラゴンカード」

姉からは「サイドワインダーカード」

そして、フェイトからは倉庫に保管してあった「マジカルブレード」

 

 

さらにその数日後、メルティが天津へ交易品の買い付けに行ったとき偶然出会った

凄腕の鍛冶師により、マジカルブレードが見事に精錬されたのである。

 

こうして港町アルベルタに新たな伝説が追加された。

アルベルタで悪さを働くとウサミミを付けた魔王がやってくるという。

 

曰く

 

「見た目がすごくかわいいウサギだがやっぱり凶悪なウサギだった」

 

「最近は魔法だけじゃなく、素早すぎて逃げ切ることができない」

 

「あああ~~隕石が・・隕石がーあははははは・・・」

 

「なんでそんなものその速さで振れるの?なにそれ?・・え?魔法が・・8つ同時?

 無理無理ムリィーー!!!」

 

「ああ~魔王様!!私を下僕にして・・ぐほぅ! イイ!!」

 

魔王少女クライシスバニーの誕生である。

 

謎の少女「まったくあなたたちは昔からちっとも変わらないんだから・・

     そろそろ”ほんき”だしちゃうよ~?(ニヤッ)」

謎のデバイス”(まったくです)”

アルベルタにウサミミ魔王を信奉する謎の集団ができたという。

 

 

<目録>

 

・マジカルブレード

 

フェイトが作った魔法発動体として優秀な片手剣。本人曰く「精霊の協力を経て

今度こそ自分専用の武器を作りたかった」らしいが無理だったようだ。

今の状態では種類は出ないが、攻撃時に魔法がオートスペルで出るらしい。

 

管理者:フェイト・E・レンバルト

 

<感想>

 

フェイトの魔道器は優秀なものが多いから、珍しいのよねこういうのって

とりあえずフェイトが作ったものだしきちんと保管しといてあげましょう。

 

 

 

<目録2>

 

・+10ハイブリットバーニングメテオライトマジカルブレード

 

 

メルティの15歳の誕生日に贈られた物品が、天津の凄腕精錬士によって完成された逸品

魔王少女のメイン武器。曰く8種類の魔法がオートスペルで発生し、ダブルアタックができるらしい。威力はそう高くないが、8種類の魔法同時オートスペルとメテオストームが相手に絶望を与えるのに貢献しているようだ。

 

母さん曰く、若かりし頃の自分のようでうれしいらしい…

 

 

<感想>

最近うちの商館主導で噂の魔王少女のフィギュア化(本物志向、デフォルメ、ぬいぐるみ)したら、3種類とも飛ぶように売れたんだけど…あるおばあちゃんなんか、「魔除けにするんだ」って3種類全部買って行ったわ… メルティ・・・あなたはどこに行こうとしているの?

 

<感想追記>

そんな私を商売にするお姉ちゃんもたいがいだと思うよ? by謎の魔王少女

 




大好きなマジカルブレードの説明文とフェイトがソーサラーになったらやるで
あろうことと自分のキャラの愛刀から着想を得た話

今回の原文

マジカルブレード [3]

剣を扱う魔剣士を志す
ウィザードが、自分の魔力を
注ぎ込んで作った剣。
しかし、自分では
装備できなかったという。
-------------
Matk + 110
-------------
物理攻撃命中時、
一定確率で魔法攻撃が
発動する
-------------
精錬値が2上がる度に、
発動する魔法攻撃の
種類が増加する
-------------
[スケゴルトカード]、
[センチピード幼虫カード]
のいずれかと共に装備時、
魔法攻撃の発動率が上昇する
(未実装)
-------------
[スケゴルトカード]
[センチピード幼虫カード]
と共に装備時、さらに
魔法攻撃の発動率が上昇する
(未実装)
-------------
系列 : 片手剣
攻撃 : 165
重量 : 200
武器レベル : 4
要求レベル : 105
装備 : スーパーノービス ソードマン系 マーチャント系 シーフ系
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